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えっ、貴族になるの?!

15話:俺の家族構成が何か凄いんだが...

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先程
俺には神の力が眠っていると知った
何だって言うんだよ~~

と言う感じ
分かんないって?
ごめん俺も分からん

神の力って可笑しいだろよ
まぁ難しい事考えるより寝るか
と言うことで
お休み~

「って寝れねーよ!」
俺は至って普通の高校生だ!
気にしない何て無理がある!
ま、まぁ普通の高校生は引きこもったり、異世界に巻き込まれたりしないけど
前々から思っていた・・・
「俺はどこにでもいる高校生の○○だ!」
とか言っている小説とかってさ、大体その高校生普通じゃないだろ!と
てことはどうでもいいんだよ!
いやさ、若干嬉しいよ!だって神様になれるんだよ?
俺はラノベとか参考にして自分の出身異世界です!みたいなことを言わずに
ある程度隠そうと思ってるけどさ
やっぱ俺さ、前の世界で人に知られてすらいなかった事もあってさ
大いに目立ちたい!とは一度ぐらい思った事あるよ?
主人公さん厄介な事に関わっちゃうけど本当は関わりたくないって小説
結構あるよね?
ぶっちゃけ巻き込まれる事に憧れてる心が俺にはあるのよ
まぁ、それはちょっとめんどくさそうだけど...
て言うか結構関係無いけどさ
本音魔王様とかその神パワーで倒して「相手が悪かったな」とか言ってみたいんだよ!
いいだろ、まだ現実と夢が混ざり合った難しい年頃何だからさ
ちょっとぐらい夢見たってさ
てかこんな事考えていたら結構時間がたつのって早いな
とりあえずベッドに寝転ぶだけどもしておこう


・・・
気がつけば朝だった...
いや寝れないと思ったけど疲れですぐ寝れたわ
まぁいいだろう
変な夢を見た
まさか中学校の登校中にカラスに襲われる夢だった
どんな夢だよ!
しかも割と怖かった...
段差を下っていたら三匹のカラスに囲まれて
すげっー「カー、カー」
って威嚇されて真ん中突っ切ったら後ろから頭目掛けて滑降してきやがった
間一髪しゃがんで回避出来たけど
リアルで怖かった
小さな瞳に殺意を感じたぜ!
この世界に来てからモンスターに殺意を感じた事があったから
そんな夢を見たのかな?まぁいいや

っと
じいさんからの着信だ

ガチャ

「もしもしー」
「もしもしー、神様だぞい、はわぁー...おはよう」
「あ、おはよう御座います」
「よく眠れたかの?」
「まぁ、疲れていたので割と直ぐに」
「それは良かった
でじゃ、昨日言うか言わんか迷ったがの~、言う時が早くなるか遅くなるかの差
じゃからの~、亮太に真実を言う事にしたわい」
「真実、ですか?」
「そうじゃの、手っ取り早く説明するとな
亮太はわしのじゃ」
「・・・」
「・・・」
「えっ?」
「うむ」
「えっ?ちょ、えっ?」
「何か難しい事でもあったかの亮太」
「爺ちゃんなの...?」
「そうじゃ、亮太よ悪かったの~一人辛い思いをさせてしまって」
「爺ちゃん...あ、ちょっと嬉しくては涙が...こんな所で話せる何て...」
「取り合えず、亮太をこっちに呼ぶからしっかりスマホを持っておくれよ」
足下に魔法陣が浮かびそして視界が変わると
そこは懐かしい爺ちゃんと懐かしい家があった
「ここは、日本?」
「いや、違うさ亮太には悪いが日本に戻ることはまだ出来ないのじゃ
ここは、神界にあるわしの家じゃ」
「爺ちゃん...」
俺はこの歳で恥ずかしながらも久しぶりの爺ちゃんの胸を借りて
子供みたいに泣いた
流石に恥ずかしいから声は殺してだけど
「辛い思いをさせたのー、亮太の父と母と別れから二人で過ごしたが
中学二年の時じゃったか
あまりにも神界で忙しくて此処に戻ってそれから今までずっと亮太を一人
にさせてしまったからの~」
「スンッ...じゃ、母ざんだちはうッ、どうなっだの...」
「まぁ、まずはお茶でも一杯飲みなさい」
「うん、ズズズ...」
「亮太の母さん達は生きておるぞい、亮太の母さんと父さんはの、どうしても
達成しなくちゃいけない事があっての、神界に戻っておるのじゃ」
「ふぅー
ちょっと取り乱しちゃった」
「無理も無いわい」
俺はまだ目元が赤いが少しづつ落ち着きを取り戻した
「そんなにヤバいことでもあったの?」
「実はの~、罪を犯し堕天した天使や悪神となった者達がいての~
その者達が今亮太が住む世界第三世界の各地に逃げていての~
その者達が戦争を企てているのじゃ
それを阻止する為に神々が手を尽くしたのじゃが
直接的な世界えの干渉を制限しないと世界のバランスが崩れるからの
あまり上手く行かなかったのじゃ
それでの、阻止するのが失敗に終わっての
最後の手段として勇者を召喚したのじゃが
まさか亮太が巻き込まれるとは想像すらして居なかったがの」
「ほえ~、何かヤバそうだな」
「かなりヤバいの」
「そんな事があったのか...
って事は神が直接的な干渉が駄目なら神力をあの世界で使うのは良くないの?」
「いや、亮太は大丈夫じゃ正直の二三人位の神じゃったら世界に干渉しても
余り大きな問題にはならんのじゃ、だからの干渉出来る神をわしと、亮太の父と亮太
にしてあるのじゃ、もしもを考えての」
「そうなんだ、ありがとう
ってか爺ちゃんってさそんな凄く大事な事を決められるって事は
神様として割と偉い神様だったりするの?」
「もちろんじゃとも、わしは人で例えるなら王様じゃからの
しかも絶対王政のな」
「絶対王政って、反感買わないの?」
「基本神は皆中が良いしの、何も神は、わしらが創ったからの忠誠心も凄く高いんじゃ
まぁごく希に人などの悪しき心に触れて悪い事を考えるようになる者達もいるが
その者達のお陰で今回の騒動があるのじゃが、これに関してはどうしようも出来ぬからの」
「神様の世界も難しいんだな」
「ちなみに亮太はこの神界では王子の子供じゃから王の息子の子は...王子じゃ
呼び方は変わらんの」
「俺が王子?、実感何て一切無い」
「仕方の無いことじゃ、そもそも亮太が神と共に住んでいなかったのは
神界が当時物騒だったからの、亮太の父と母が管理する第二世界の中の日本に住まわしていた訳
じゃからの、何故日本かと言うと亮太の父と母が日本に信仰されており
容姿も日本人に一番近いからの
日本人に一番近いのはわしの血が濃いからじゃの」
「父さんと母さんは何て言う神様なんだ?」
「父が伊弉諾尊イザナギで母が伊弉冉尊イザナミじゃの」
「ま、まじですか...
でも人の解釈によるけど父さんや母さんより偉い神様がいるって
ネットとかで見たけど結局のところどうなの?」
「そらまぁ創造神のわしの子供じゃからの
イザナギとイザナミがわしの次に偉いの、でも亮太が神力を
使いこなせればわしより偉いがの」
「えっ!」
「え?」
「何で?」
「難しい事になるがのわしの妻がガイアじゃよ
わしとガイアがそれぞれ力を与えて生み出したのがイザナギとイザナミでの
ガイアとわしの二人の力を持っている訳ではないのじゃよ
この生み出しかたは少々特殊での、しかしそれだから兄妹であるイザナギとイザナミ
が結ばれる事が出来るのじゃ、実質血が繋がって無いからの
その点亮太は生み出されたのではなく産み出したからの
つまりわしとガイアの力にイザナギとイザナミの力も亮太に加わっているのじゃよ
つまり簡単にするとわしとガイアの力が二倍で亮太に眠っていると言う事じゃよ
力の成長が早いのもそのお陰じゃよ
普通は経験値倍化スキルがあってもあそこまで上がらんのじゃ」
「へぇ~、まぁ何か凄いって事か」
「そうじゃ、亮太よ神力をマスターしたとしても神化はハイヒューマンの種族レベルが
MAXになって進化して亜神になってそのレベルをMAXにして
人神になってから神化をしたほうがいいぞい」
「それはどうしなの?」
「その方が強くなれるからからじゃ」
「ほ~」
「まぁ、どうしてもヤバい事があったときは遠慮なく神化を使うといいんじゃ
まぁ手だけとかに一時的に神力を乗せたり魔法に神力を上乗せすれば物凄い威力に
なるぞい」
「そうなんだ、早く試してみたいな」
「試すのはいいのじゃがしっかりスキル神力操作のレベルをあげなさい
そうしなければ威力が抑えられず世界が吹っ飛ぶからの」
「ま、まじかぁ...」
「そうなってしまえば例えわしの息子じゃとしても
大罪になるからの罰しなきゃいけなくなるのじゃ」
爺ちゃんは少し悲しそうな顔で言った
「しっかり気をつけます」
「まぁ、しっかりとした理由が有れば無罪に なるがの
例えば破壊神であったりだとか
そもそも破壊神は破壊するのが仕事であるからの
機能しなくなったり滅びた世界を破壊するのじゃよ
そう言えば言っておくのじゃが神化を使って自分がどんな神のなるかは
例え神であっても分からぬが恐らく創造神だと思うぞい」
「まじっすか...」
「いや、それ以上かもしれんがそんな神は見たことも聞いたことも無がの
可能性は無限じゃ」
そろそろ時間的に帰ろっかな、随分話ちゃったし
「今日は色々ありがとう爺ちゃん」
「うむ、また何時でも来たければこれるからの
遠慮はいらないぞい」
「うん」
俺はそう言ってまた気がつけば宿だった
お腹すいたな~
今日はご飯食べて冒険しよっかな?
俺は軽く今日する事を決めながら朝食に行く準備をするのだった
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お久しぶりです!作者です
明後日辺りから当分旅行があるので更新がお盆の中間位まで出来ないです
ここに来てようやく亮太と創造神様の関係が明らかになりました!
自分で書いていてこの先の展開どうしようか迷っちゃいます
誤字、脱字は凄く多いので教えてくれると嬉しいです
また言葉の使い方なども所々間違っている事がありますので教えてくれると嬉しいです
※この物語はフィクションですので神話とか神の名前は所々オリジナルです
例えば破壊神ガースさんとか
調べても出ないと思います...多分ですけど...
ちなみにカラスに襲われたのはノーフィクションです
亮太の夢で中学になっているのは一応少しだけ学校に行った事はある
と言う事を主張したかったからです。
段落も無く見にくいと思いますが
これからも応援宜しくお願いします。
この小説をもっと多くの人に読んで頂けたら幸いです
ファンタジーで100位以内をキープ出来るぐらいの作品にできたらなと思います
これからも頑張ります!
感想などもどしどし待っています!!
それでは次回もお楽しみに!
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