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第3話 妹は兄を女装させてバスケの試合に出したいそうです
妹は兄を女装させてバスケの試合に出したいそうです
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妹は兄を女装させてバスケの試合に出したいそうです
校外学習も終わり、5月下旬にある中間テストも終わり、6月1日。テストの結果が帰ってきた日の放課後。
「「「せーの!」」」
かけ声と同時に文芸部メンバー、翔流、竹田、咲はテスト用紙を表向きに裏返す。
中間テスト5教科合計点
翔流 494点 (学年4位)
竹田 191点
咲 343点 (学年28位)
「竹田よくこの点数で挑んだな!」
「494点は論外だろ!」
「竹田、お前の方が論外」
中間テスト前日、部室にて。
「……部費余ったな」
「そうだな……どうする竹田?」
部費の計算をやり終わった翔流と咲は、偶然余ってしまった部費をどうするのか一応部長である竹田に聞いてみたのだが、
「翔流、何円余ってるんだ?」
「1,510円」
「じゃあこうしよう」
竹田が手を叩き、2人に提案する。
「なんかで勝負をして、勝ったやつがこの1,510円もらうでどうよ?」
「「よっしゃその勝負のった!!」」
1,510円はラノベがだいたい2冊買えるので、3人ともやる気に満ちあふれていた。
そしてテストが帰ってきたのだが、翔琉はラノベの事になると、すっごい結果を残すので、1日勉強しただけで、学年4位を取ってしまう。え? 竹田と咲の順位は? このN学園高等学校は、学年30位内は張り出されるので、竹田のような悪い点数の生徒が晒されない親切システムなのだ。
「この1,510円は俺のもの~~♪」
「クソ! こいつなんでこんなに頭が良いんだ!」
「お兄は昔からラノベのことになると凄い所まで行くもんね」
「……翔流がツッコまないからツッコムけどなんで竹内妹がここにいんの?」
翔流が浮かれていて、竹田は地面に這いつくばってる中、なぜか美春が部室でポ○チを食いながらくつろいでいた。
「ほんとだ、なんで美春ここにいるんだよ。練習どうした?」
「サボり」
「よくそれでレギュラーなれたな」
最近、練習が無い日にはこの部室によく成美を連れて遊びに来ては、トランプをやったり人生ゲームをして遊んでいたが、とうとう練習をサボって遊びに来てしまった。成美は真面目に練習をしている。
「まあまあ、小学校の頃からサボってたじゃん」
「お前の才能ちょっともらいたい」
美春は小学校の頃、運動不足解消のため、翔流と一緒にバスケのクラブチームに入ったが、一週間に1回はサボっていた。それでもなぜかレギュラーになるし、選抜にも行く。翔流はこの時「本当に俺の妹か?」と思っていた。
翔流はその頃、何よりもラノベだったので全くバスケに熱中しなかった。練習も適当にしていた。
「どうして妹は天才で兄である俺はダメダメなんでよ~~」
弱音を吐く翔流に竹田と咲は言う。
「「お前も大概だぞ」」
「へ?」
翔流が、素すっ頓狂とんきょうな顔をして数秒間その場が沈黙したが、美春が口を開いた。
「お兄、今日はただサボりに来たわけじゃ無いからね?」
「……確かにお前サボる時は家帰ってるもんな」
「そうそう、学校にいたら見つかっちゃうからね。てっちがうちがう」
美春は一泊置き、
「今日はお兄にお願いがあってきたんだよね」
「お願い?」
「そう、お願い」
美春が深刻な顔をしたため、その場にいる3人も、少し真面目な顔をし、その場が緊張感ある空気になる。
「……お兄」
「「「ゴクリ」」」
「女装してバスケの試合に出てくれない?」
「「「……はい?」」」
校外学習も終わり、5月下旬にある中間テストも終わり、6月1日。テストの結果が帰ってきた日の放課後。
「「「せーの!」」」
かけ声と同時に文芸部メンバー、翔流、竹田、咲はテスト用紙を表向きに裏返す。
中間テスト5教科合計点
翔流 494点 (学年4位)
竹田 191点
咲 343点 (学年28位)
「竹田よくこの点数で挑んだな!」
「494点は論外だろ!」
「竹田、お前の方が論外」
中間テスト前日、部室にて。
「……部費余ったな」
「そうだな……どうする竹田?」
部費の計算をやり終わった翔流と咲は、偶然余ってしまった部費をどうするのか一応部長である竹田に聞いてみたのだが、
「翔流、何円余ってるんだ?」
「1,510円」
「じゃあこうしよう」
竹田が手を叩き、2人に提案する。
「なんかで勝負をして、勝ったやつがこの1,510円もらうでどうよ?」
「「よっしゃその勝負のった!!」」
1,510円はラノベがだいたい2冊買えるので、3人ともやる気に満ちあふれていた。
そしてテストが帰ってきたのだが、翔琉はラノベの事になると、すっごい結果を残すので、1日勉強しただけで、学年4位を取ってしまう。え? 竹田と咲の順位は? このN学園高等学校は、学年30位内は張り出されるので、竹田のような悪い点数の生徒が晒されない親切システムなのだ。
「この1,510円は俺のもの~~♪」
「クソ! こいつなんでこんなに頭が良いんだ!」
「お兄は昔からラノベのことになると凄い所まで行くもんね」
「……翔流がツッコまないからツッコムけどなんで竹内妹がここにいんの?」
翔流が浮かれていて、竹田は地面に這いつくばってる中、なぜか美春が部室でポ○チを食いながらくつろいでいた。
「ほんとだ、なんで美春ここにいるんだよ。練習どうした?」
「サボり」
「よくそれでレギュラーなれたな」
最近、練習が無い日にはこの部室によく成美を連れて遊びに来ては、トランプをやったり人生ゲームをして遊んでいたが、とうとう練習をサボって遊びに来てしまった。成美は真面目に練習をしている。
「まあまあ、小学校の頃からサボってたじゃん」
「お前の才能ちょっともらいたい」
美春は小学校の頃、運動不足解消のため、翔流と一緒にバスケのクラブチームに入ったが、一週間に1回はサボっていた。それでもなぜかレギュラーになるし、選抜にも行く。翔流はこの時「本当に俺の妹か?」と思っていた。
翔流はその頃、何よりもラノベだったので全くバスケに熱中しなかった。練習も適当にしていた。
「どうして妹は天才で兄である俺はダメダメなんでよ~~」
弱音を吐く翔流に竹田と咲は言う。
「「お前も大概だぞ」」
「へ?」
翔流が、素すっ頓狂とんきょうな顔をして数秒間その場が沈黙したが、美春が口を開いた。
「お兄、今日はただサボりに来たわけじゃ無いからね?」
「……確かにお前サボる時は家帰ってるもんな」
「そうそう、学校にいたら見つかっちゃうからね。てっちがうちがう」
美春は一泊置き、
「今日はお兄にお願いがあってきたんだよね」
「お願い?」
「そう、お願い」
美春が深刻な顔をしたため、その場にいる3人も、少し真面目な顔をし、その場が緊張感ある空気になる。
「……お兄」
「「「ゴクリ」」」
「女装してバスケの試合に出てくれない?」
「「「……はい?」」」
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