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ホワイトアリッサムは敵の攻撃を避けると同時に脚へ妖力を込めた。
「はぁぁぁっ! 秘技っ! 妖狐蹴っ!!」
ビシューンッ!!
閃光を放つ蹴撃が淫怪の腕を削ぎ落し夜空を照らす。
「ムッギョォェェェェェッ!!」
「ふっ、所詮は淫怪。私の敵ではないわ!」
必殺技を放った後に振り向く姿は美しく凛々しい。
豊満な身体を持ちながらも、素早く華麗に動く姿はまるで白狐を彷彿とさせていた。
「ギギョォォォ……」
「これで、とどめよっ」
手刀を構えると一気に相手の懐へと飛び込むと右手に光の剣が現れた。
「秘技、空狐斬っ!」
「ギョギョッ」
華麗な斬撃で敵を一刀両断にしようとしたのだが……
「えっ!? きゃぁ!!」
ドサッ
何かに足を取られ転んでしまった。
「痛たたぁ、何よもう。って……」
違和感のある足首を見ると、本体から削ぎ落した腕に捕まれていた。
「まだ動くのこれ…… いい加減にしてほしいわ」
「ウギョギョー」
咄嗟に振り解こうとするが敵も容赦は無い。
起き上がろうとした所へ強烈な蹴りが脇腹を抉った!
ドゴォッ!
「がはぁっ!!」
地面を転げ純白のコスチュームが泥で汚れると激痛が走り再び倒れてしまった。
そこへ、追い打ち攻撃とばかりに残った腕の先をハンマー状に変化させた打ち下ろしが腹部を叩いた。
「ごふぅ!」
生物の手とは思えない硬さの一撃は一瞬気が遠のきそうになる程の衝撃であった。
「がっ、がはっ…… う、うげぇ……」
しかし、怯んでいる分けにもゆかず苦しさに耐えながらも次の攻撃に備えなければならない。
(くっ、これ以上ダメージを受けたらまずいわね)
「ニギョー」
「このぉっ!」
更なる追撃が襲って来るが、今度は寸前で回避することができた。
そのまま、跳ねるように飛び起きると流れるような動きで攻撃に移る。
「いい加減にしなさいっ! はぁっ!」
「ギュェ!」
仕返しとばかりに胴体を蹴り上げると、怯んだ敵に再び手刀を振り上げた。
「これで終わりよ! 空狐斬っ!!」
光の剣が淫怪の体をすり抜ける様に断ち切った!
「ギョギョギョーッ!」
縦真っ二つになるとそのまま崩れ落ち、ドロドロと溶け出して跡にはスライム状の粘体が残った。
ホワイトアリッサムは敵を倒したことを確信すると、その場に膝を付き苦しそうに肩で息をする。
「はぁ、はぁ、はぁ…… あぐぅぅぅ」
思ったよりダメージが大きかったのだ。
「くっ、油断したわ…… まさか胴体から離れても動くなんて…… しかも、攻撃力上がってる?」
一抹の不安を覚えるが、いつまでもこの場に居る分けにもゆない。
少し落ち着くと痛みを堪えながらも立ち上がる。
そして、跳躍すると闇夜の中へ姿を消して行くのだった。
「はぁぁぁっ! 秘技っ! 妖狐蹴っ!!」
ビシューンッ!!
閃光を放つ蹴撃が淫怪の腕を削ぎ落し夜空を照らす。
「ムッギョォェェェェェッ!!」
「ふっ、所詮は淫怪。私の敵ではないわ!」
必殺技を放った後に振り向く姿は美しく凛々しい。
豊満な身体を持ちながらも、素早く華麗に動く姿はまるで白狐を彷彿とさせていた。
「ギギョォォォ……」
「これで、とどめよっ」
手刀を構えると一気に相手の懐へと飛び込むと右手に光の剣が現れた。
「秘技、空狐斬っ!」
「ギョギョッ」
華麗な斬撃で敵を一刀両断にしようとしたのだが……
「えっ!? きゃぁ!!」
ドサッ
何かに足を取られ転んでしまった。
「痛たたぁ、何よもう。って……」
違和感のある足首を見ると、本体から削ぎ落した腕に捕まれていた。
「まだ動くのこれ…… いい加減にしてほしいわ」
「ウギョギョー」
咄嗟に振り解こうとするが敵も容赦は無い。
起き上がろうとした所へ強烈な蹴りが脇腹を抉った!
ドゴォッ!
「がはぁっ!!」
地面を転げ純白のコスチュームが泥で汚れると激痛が走り再び倒れてしまった。
そこへ、追い打ち攻撃とばかりに残った腕の先をハンマー状に変化させた打ち下ろしが腹部を叩いた。
「ごふぅ!」
生物の手とは思えない硬さの一撃は一瞬気が遠のきそうになる程の衝撃であった。
「がっ、がはっ…… う、うげぇ……」
しかし、怯んでいる分けにもゆかず苦しさに耐えながらも次の攻撃に備えなければならない。
(くっ、これ以上ダメージを受けたらまずいわね)
「ニギョー」
「このぉっ!」
更なる追撃が襲って来るが、今度は寸前で回避することができた。
そのまま、跳ねるように飛び起きると流れるような動きで攻撃に移る。
「いい加減にしなさいっ! はぁっ!」
「ギュェ!」
仕返しとばかりに胴体を蹴り上げると、怯んだ敵に再び手刀を振り上げた。
「これで終わりよ! 空狐斬っ!!」
光の剣が淫怪の体をすり抜ける様に断ち切った!
「ギョギョギョーッ!」
縦真っ二つになるとそのまま崩れ落ち、ドロドロと溶け出して跡にはスライム状の粘体が残った。
ホワイトアリッサムは敵を倒したことを確信すると、その場に膝を付き苦しそうに肩で息をする。
「はぁ、はぁ、はぁ…… あぐぅぅぅ」
思ったよりダメージが大きかったのだ。
「くっ、油断したわ…… まさか胴体から離れても動くなんて…… しかも、攻撃力上がってる?」
一抹の不安を覚えるが、いつまでもこの場に居る分けにもゆない。
少し落ち着くと痛みを堪えながらも立ち上がる。
そして、跳躍すると闇夜の中へ姿を消して行くのだった。
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