私の恋人はイケメン妖なので、あなた達とは次元が違います!

つきの

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出会い

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キーンコーン、



「終わったぁ!あー、お腹空いたぁ。
香奈、中庭で食べよ!」

ウンと背伸びをして後ろの席を振り返る。


「うん。今日はね、私もお弁当作って来たんだぁ。」

「そうなの?えー、偉いじゃん!」
香奈はいつもはお母さん手作りのお弁当だからね。
ちなみに香奈は寮じゃない。私とは違って地元から電車通いだ。凄くない?


「何言ってるの、姫ちゃんなんて毎日自分で作ってくるじゃない。」


「私は好きでやってるからいいの。」

いつか素敵な人と出会えた時のために、私は中学の頃から家事を一通り熟せるよう頑張り、今では趣味になりつつある料理に励んでいる。
料理に掃除洗濯、裁縫何でもござれよ!



「え、桃原って自分で弁当作ってんの?」

そんな私達の会話に割り込んできたのは柳瀬だ。


「マジかよ、お前料理なんて出来んのか。」
驚いたように目を丸くしている。


まぁ、あんたら男子は碌に家事もしないでしょうからね。
ふん!少しは見直したか!


「そうだよ!姫ちゃんは家事もひと通りこなせるし、とっても料理上手なんだから。料理なんてもう趣味だもんね!」


「え、ちょ、やめてよ香奈…っ!」

そんな、家事も熟せて料理が趣味だなんて、できすぎる女じゃん!照れるー!

褒められて自分の顔がほんのり赤くなったのを感じたけど、


「ふーん…まぁ、それくらい出来ねぇと嫁の貰い手がねぇだろうしな。危うく感心する所だったぜ。」

こいつの一言で一気にその熱は冷めた。


「ちょっと、そこは素直に感心してよね!どうせあんたは料理なんて出来ないんでしょうが!」


「ふん、誰がお前になんか。それに、俺は料理出来なくても彼女が作ってくれるしー?」


「は?あんた彼女いたの?」

何、そのドヤ顔!ムカつくわ~!
ってか彼女なんてそんな素振りなかったけど。もし居たらこいつの事だから自慢しまくってくるはずなのに…。


「未来の彼女は料理上手ってもう決まってんだよ!」


「はー⁈きもっ、妄想かよ!」

何言ってんの⁈それは流石にダメだろ柳瀬…。
憎いあんたが可哀想に見えてくるじゃん…!


「もう2人ともやめてよ。
ほら、姫ちゃんもう行こう?私お腹空いたよ~。」

香奈が私の袖をクイと引いた。
っ…こんな可愛いこと、私には出来ない…!
でもしてみたい!


「あぁ、ごめん香奈。こいつの事なんて無視すりゃ良かったね。」

貴重な休み時間なのに!バカ柳瀬のせいで。


「は?なんだって⁈」


「何って、今言った通りですけど?」


「もう、2人ともいい加減にして!」


「「…ごめんなさい。」」



❇︎❇︎❇︎



「はぁ、お腹空いたぁ。」

やっとご飯にありつける。

「やっぱり中庭は人多いね。あ、あそこのベンチ空いてる。あそこで食べよう?」

香奈の後をついていき、私達はベンチに並んで座る。

「やっぱお弁当って良いよねぇ。温かみを感じるよ。自分で作っといてなんだけど。」

今日のメインはグリルチキンだ。そしてのり巻き卵に可愛く飾り切りした野菜や焼き魚。栄養バランスもバッチリ。

そして相も変わらず美味い!


「わぁ、彩りも綺麗だね!おいしそー!」


「香奈もおいしそうなオムライスじゃん。」

よくそんな風に包めたね。


「へへー、頑張ってハート型作ってみたの。」

私達はしばらく話をしながらお弁当をつついていたけど、昼休みがもう少しで終わるからか、中庭の人がまばらになってきた。


「あー、もう昼休み終わり?…この後なんだっけ?」

午後の授業を思うとホント憂鬱だよ。こんないい天気なんだからさ、このまま寝てしまいたい。


「もう、数学だよ。木原先生必ず当てるから予習してないと危ないよ?ちゃんとやった?」

木原先生は次の授業で当てる生徒をあらかじめ指定してくる。

そして今日は、


「あ!ヤバ。私今日、当てられる日じゃん!」

「そうだよ。私も当たるもん。」


いつも席列順だ。香奈の前の席である私も、もちろん当てられる。


「最悪!木原先生怒ると怖いし…!」


「もぅ、仕方ないなぁ。姫ちゃんだから特別なんだからね?後でノート写させたげる。」


「ほんと⁈っありがとう、香奈~!」

助かったぁ…。これで今日の数学の授業も安心!

ホッと息をついた、その時だった。



キュピッーー


「…ん?」

「何?姫ちゃん。」


「今何か聞こえなかった?動物の鳴き声みたいな、ネズミ?」

「…?聞こえなかったよ?どんな鳴き声?」


キュッ、キュッピーー!
それはどこか苦しんでいるような声。


「ほら、あっちから!」

苦しそうな、助けを求めるようなその声に、
自分が行かなきゃならない気がした。
例え行かなかったとしても、気になって授業に集中できないし!


「ちょ、姫ちゃん!もうすぐ授業始まるよ⁈」


「ごめーん、先行ってて!ちょっと見てきたらすぐ戻るから!」

だって気になって仕方ないもん!
怪我なんてしてたら可哀想だし。


「もう、姫ちゃんたら…。遅れたらノートいつ写すのよっ。」


そんな香奈の呟きにも気づかず走り去るのであった。


ーー


キューッ、キュピッ!


「んー、どこ?ここら辺の筈なのに…。」

なんか独特な鳴き声ね。
校舎周りにはいなかったし、後はこの茂みの奥。
そこは校舎裏の草木が生い茂った所だ。
人が立ち寄ることはほとんど無いであろうその場所。

茂みを掻き分けて進むと、少し開けた所に出た。
?学校ってこんなに広かったっけ?

そんな事を思っていると、


ピキュッ!


真上から鳴き声が聞こえた。

「上?」


突然、上から聞こえた鳴き声に見上げると、しめ縄が巻かれた、存在感を放つ大木に一羽の小鳥がとまっていた。
しかし、よく見ると小鳥の足にはどこで引っ掛けてきたのか、紐が絡まっていてそれが枝に引っかかって動けないようだった。


「え、鳥?てっきりイタチかなんかかと思ったのに。」

キュウって鳴く鳥もいるんだ。知らなかった。

「とにかく外してあげなきゃね。ちょっと待ってて。」

私は木登りだって出来る。
小さい頃から何にでも挑戦してきた賜物だ。


「っしょ、あとちょい。」

比較的太い枝にまたがり、その枝の先にいる小鳥へと手を伸ばす。


「っやった!」

良かった。暴れない子だから簡単に捕まえられた!
そして慎重に枝から紐を外して…と。

後は小鳥の足に絡まっている紐を外すだけだけど、これは危ないから降りてからの方がいいかも。

それにしても、

「野生の鳥がこんなに大人しいなんて…。」

両手に収まる程のその小鳥は、青に所々白の混じった綺麗な色だ。
私を首を傾げて見上げてくる。

「ふふ、あなたとても綺麗な色をしてるね。」

その可愛いくて綺麗な小鳥に見惚れていたら、



「おい。」


「っ⁈」

突然下から聞こえた声に驚いて、ついバランスを崩してしまった。


「(やば、っ落ちる…っ!)」


小鳥を両腕に庇ったけど、これから来るだろう痛みと恐怖にギュッと目を瞑る。

「…っ!」


しかし、痛みとは裏腹にドサッと音を立てて誰かに受け止められたのが分かった。


「…っ!?(痛くない…。もしかしてさっきの声の人⁈ ごめんなさーい!! )」

心臓が色んな意味でバクバクいっている。
受け止めさせた上に姫抱きなんてさせて!

申し訳なさと、早くお礼を言わなきゃという思いで、恐怖に瞑っていた目を開く。

そしてたった今自分を助けてくれたのであろうその人物を見上げると、



ーーそれは短めの銀髪に猫の様な耳を生やしたイケメンだった。


「(っイケメンコスプレ男!!?)」

整った顔立ちに、銀髪がサラサラと風になびいている。

私は思わず目を見開いた。
なんで学校の中にコスプレした男がいるの。
でもかっこいい。


「…お前、人間か?そいつは俺の連れなんだが。」
男は私を見もせずにそう言う。


「え?(人間?あぁ、これもそういう設定か。
…私まで変な世界に巻き込まないで欲しいんだけど…。)」


「…そいつ。俺の使役獣なんだよ。」


「あぁ、この鳥さんですか。(使役獣て…。)」

私はやや呆れたように小鳥と男を見た。

すると手の中にいた小鳥がパタパタと羽をばたつかせる。

「え、何?」


「どうした?…あぁ、紐が絡まったのか。
全くお前は一体何処で…。ちょっと待て。」

そう言うと男は私を膝に抱いて地面に座り、木の幹にもたれかかった。
そしてそのまま私の手の上で小鳥に絡まった紐をほどき始めたのだ。


「えぇっ!?(私なんでこのまま⁈下ろしてよ!)」
すぐ目の前にある整った顔立ちの男を思わずガン見してしまう。


「…じっとしてろ。動くと取りづらい。」


「あの、助けてくれてありがとうございました。私退きますからその、」


「だから動くなと言ってるだろう。」


「いえ、ですから…。」
私を下ろしてからしなさいよ!


「チッ、動くなっつってんだろ!サスケ!」
男は小鳥に向かって怒鳴った。


「さ、サスケ?
…ってさっきからこの鳥に話しかけてたの⁈」


「…なんだ、お前まだいたのか。
いつまで俺の膝にいる気だ。」

その時、男と初めてまともに目が合った。

その眼は赤く透き通っており、そんなにジッと見つめられると心臓が高鳴ってしまう。


「っなんでよ!あなたが離してくれなかったからでしょ!」
思わず見惚れてしまったが、胸の高鳴りは無視することにした。


「ふん。」


「いたっ!
ちょっとっ、女の子には優しくしなさいよね!いくらイケメンだからって!」

普通女の子を地面に放り投げる⁈


だけど、男を前にして気づいた。ご丁寧に尻尾までつけている。髪と同じ綺麗な銀色。


「あんたどこまで…。」

呆れた…。どんな設定のコスプレ?猫男?の割には尻尾フッサフサね。


「…うるさい女だな。お前人間だろ?何でここにいる。」


「また人間人間って、あなたいい加減に…。
学校だからに決まって…、え?」

ブツブツ言いながらふと周りを見渡すと、
いつの間にか私は何処かの神社の本殿の前にいた。


「え?何これ…?」

その神社は古びていたが、どこか神秘的な雰囲気が漂っている。

全く状況が理解できない。さっきまで自分は学校の校舎裏にいたはず。


「お前あの入り口を通ったな?」


「え、え?ここどこ?」

男が何か言ってるけど、それどころじゃない。何これ、一体どうなってるの…⁈

意味が分からない。なんなの…っ!


「…ここは俺の住処すみかだ。」


「え?住処…?」


「あの学校の校舎裏にここへの入り口を繋いでんだよ。こいつが良くあの周辺にも遊びに行くから、すぐ迎えに行けるようにってな。」
そう言って男は青い鳥、サスケを指差した。


「…そんな設定まで考えてるんだ、もうすごいね。」

呆れ通り越して感心するよ。


「あ?設定?何言ってんだお前。」


「ねぇ、あなたは誰なの?」


「お前が先に名乗れ。それが礼儀だろう。」

男は社の前の階段に座ると、私を見下ろした。


名前…

「私は、桃原…姫。」
俯かなくていいのに、堂々としていいのに、やっぱり名前言うの躊躇ってしまう。


「…あ?姫?」


「…何よ。」
あんたも?

「いや。…おい、ちょっとこっちに来い。」

眉を顰めながらも近づく。
そしたら突然私の顎を掴んで顔を覗き込んできた。

「っ!なに、」
そんな近くで見られると流石に恥ずかしいんだけど!


男はしばらくジッと私を見つめると、ニヤリと笑った。

「ふーん、まぁそこそこだな。」


「そっ⁈失礼な奴ね!!」
これでも見た目は可愛いって言われる事多いんだから!

「怒るなよ。この俺がそこそこだって言ってんだ。お前は人間にしては可愛いと思うぜ?」


「んなっ⁈」
失礼な奴なのに、イケメンに可愛いと言われる破壊力は凄い。
真っ赤に染まった顔を間近で見られてしまった。


「…なんだ、このくらいで照れてるのか?ガキか。」


「が…っ!私は子供じゃない!というか、あなたは誰なのよ⁈」


「俺は仙狐だ。どうだ?すげぇだろ人間。」


「せんこ?何それ名前?変なの。何処が凄いのよ。」


「おい、変とは失礼な奴だな。お前だって名前で色々思う所があるんじゃないのか?」


「っあ、ごめんなさい。変だなんて。」


「…別に。それに仙狐ってのは種族の名前みたいなもんだ。俺の名前は  りつ  。」


「律…。良い名前ね。
…ねぇ、何で私が名前で悩んでるってこと分かったの?」


「ただ名前言うだけであんなに萎縮してたらな。お前姫らしくねぇし、人間は心無い事も平気で言うだろ?」


「…っ。」


姫らしくない…。その言葉は今まで嫌という程聞いてきた。
そんな事もう十分、自分が一番分かっているのに。

そんなに姫らしくしないといけないの?
この男もそう思うの?


ーーもうこの場にこれ以上いたくなかった。
此処が何処だか分からないけど、とにかくこの場から離れたい。

私は黙ってその場を立ち去ろうとしたけど、男がそれを許さなかった。

「どこに行く?」

腕を掴まれたらここから離れられないじゃない。

「離して。帰る。」


「勘違いすんなよ、俺は別にお前にその名が似合ってないとは言ってない。」


「…姫らしくないのに?」


「お前は『お淑やかでつまらん姫』らしくありたいのか?俺は明るくて陽気な姫の方が好きだがな。」

律はそう言うと笑った。


「す、すき…っ⁈」


「おい、お前の事じゃねぇぞ。俺はただ好みを言ってるだけだ。」


「そ、そんなの分かってる!」

分かってるけど、顔が熱い!

いつも明るいだけが取り柄だったし、そんな姫もいていいなんて、初めて言われた。
少し自分を認められたような気がして、嬉しかった。


「…こいつも戻ってきたし、お前も早くあっちに戻れ。」

律はサスケを自分の肩へと乗せた。


「うん、ありがとう。なんか嬉しかった。」


「嬉しい?何が。」


「ふふ、いいの。ねぇ、その鳥サスケって言うの?使役獣とか、仙狐とかよく分からないこと言ってたけど…。結局なんなの?」


「だから仙狐だって言ったろ。俺は狐の妖だ。
俺はもう900年は生きてるからな。お前より断然大人だし、偉い。力も強いぜ?」

ふふん、と誇らしげに胸を張っているが、900年も生きてきたような貫禄は感じられない。


「あやかし…?」
思わず疑わしげに見つめた。

「おい、なんだその目は。」


「だって妖なんて、そんなの…嘘。」


「じゃあ、お前の学校を燃やし尽くしてやろうか?俺の狐火はよく燃えるぞ。」

そうニヤリと笑うと、その手に青い火を宿した。

「なっ⁈だ、だめ!」
手から火が出てる⁈本物…?でも手品だったり?

「まぁ、俺は善狐だしな。冗談だ。」


「ぜんこ?またよく分からないことを…。
じゃあさ、その耳触らせてよ!本物なんでしょ?」


「耳…まぁ少しなら触ってみてもいい。」


「え、いいの?じゃあ触ってみたい!尻尾は?」


「…女が尻尾を触りたいなんて恐ろしいな、お前。
耳だけだ。痛ぇんだから子供みたいに無遠慮に触るなよ。」

そう言うとその場に屈み、頭を垂れると私を見上げた。


「…!(イケメンの上目遣い…っ!)


「おい、早くしろ。」


「う、うん。」
微かに動いているように見えたその耳に、
そっと触れてみた。


フニフニーー

「っ柔らかーい!何これ気持ちぃ!!」

引っ張ったら取れるでしょ。


フニフニフニーー


え…取れない。


「おい、少しだっつっただろ。」

あぁ、払われちゃった。

「ごめんごめん。…本当に妖なんだね。」

耳取れなかった…。


「だからそう言ってんだろ?」


「ねぇ、律!またここに来てもいい?」


「…別に、俺には関係ないし。お前の好きにしろ。」


「やったぁ!」




こうして人間と妖の物語が始まったのである。
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