〜我が人生悔いなし〜

月樹《つき》

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一話完結

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美麗みれいちゃん、お疲れ様~」
「お疲れ様です。お先に失礼します」

 スタッフの皆さんに挨拶をして、撮影現場を後にする。
 この業界は、挨拶が大切だ。
 家を出るためには、まだまだこの仕事モデルで独立資金を稼がないといけないし…印象良くして次に繋げないと…。

 今回は現場から駅までマネージャーのれいさんが車で送ってくれるというので、遠慮なく送ってもらった。
 残念ながら私一人に単独でマネージャーがつくほどは売れていないので、礼さんは私を含め何人かのモデルを掛け持ちしている。
 今日はまたこれから他の子の送りもあるけれど、そこまでなら良いよと送ってくれた。
 32歳とうちの母とそんなに変わらない年なのに、とてもしっかりした人だ。

「美麗ちゃん、この先もこの世界で生きていくつもりなら、せっかくだからモデル以外にも見聞を広めてみるのも良いと思うの…」
 そう言って、礼さんは1枚のチケットをくれた。
 それはテレビなどにはあまり出演しないけれど、実力派として有名な人達が集まる劇団のチケットだった。
 もともとこの業界に足を突っ込んだのは、手っ取り早く自分の自由にできるお金が欲しかっただけなので、ずっとこの世界で生きていくつもりはないのだけれど…
「ありがとうございます。この劇団のお芝居一度見てみたいと思っていたので、是非行かせていただきます」
 勧めてくれたものを断るのも印象が悪くなると思ったので、素直に受け取っておいた。

 ~・~・~・~・~

 家に帰ると、珍しく早い時間に父が帰宅していた。
 いつもは日付が変わるくらいにならないと帰ってこないのに…

「美麗、いま帰りか?女の子がこんな遅くまで、どこに行っていたんだ?
 遅くなる時は、うちの車を使う約束だろう?」
「お父様、お帰りなさい。
 撮影のお仕事が入って…。すぐ近くまでマネージャーの鈴木さんが送ってくれたので大丈夫です」
「仕事か…。学生の本分は学業だ。そちらが疎かになるようなことがないよう、気をつけなさい」
「はい」

 美麗は父との会話を早く切り上げたかったので、逆らうことなく素直に頷いた。

「…うららは…?」
 普段、母はお付き合いだ何だと言って、ほぼほぼ毎日外出している。
 それでも流石に父よりは早く帰宅するので、父はそのことを知らない。
「さあ…?お母様なら、婦人会の皆様との会合にお出掛けではないですか?」
 母は様々な婦人会に所属している。
 地域であったり、ボランティア活動であったり、政治団体や宗教団体であったり…。
 まあ政治家の妻である母にとって、それが普通なのかもしれないけれど…母にとってはそこが居場所で、自分の存在意義を示せる場所なのかもしれない…。
「こんな時間までか…?」
 父は少し釈然としない表情をしたけれど、深くは聞いてこなかった。
 いつもこんな感じで、父は母に対する不満をグッと飲み込む。

 もともと大物政治家といわれる祖父の秘書をしていた父は、その実直な性格を見込まれ、母の婿として有村家に入った。
 私はその有村家の一人娘で…父とは血が繋がっていない…。

 今だにそうだけれど…昔から母は夢見がちな少女のような人だ。
 家族から蝶よ花よと大切に育てられた深窓の姫である母は、留学先のアメリカという国に夢を抱いた。
 有村家という籠の中からアメリカという自由の国に飛び立った彼女は、たまたま友達と行ったカフェで働いていた、空色の瞳をした彼に一目惚れした。
 それが私の生物学上の父だ。

 俳優の卵だという彼は、うまい具合に母を転がし貢がせた後、子供が出来たことを知るやいなや、さっさと姿をくらませたそうだ…。
 いつも周りの人達にお膳立てしてもらっていた母は、こんな時にどうすれば良いのか分からず…人に頼ることも出来ず…ギリギリまで1人で悩み、最終的に追いつめられて祖母に相談した時には、もう手術することも出来ない妊娠週数になっていた。
 そこで選ばれたのが、祖父の忠実な部下だった父だ。
 父と母は結婚式も挙げず、婚姻届だけ出し、母はアメリカでこっそり私を産んだ後に帰国した。
 一応、父と母の子として届けは出されたが…当然のこと、父には少しも似ていない。
 幸いなのは、瞳が空色でなく、明るい茶色だったことくらいだろう…もともと色素の薄い母に似たということで誤魔化した。

 こんな経緯で結婚した両親なので、完全な仮面夫婦だ。人前では仲の良い夫婦を演じるけれど、家の中では会話らしい会話をしているのを見たこともない。
 事務的に必要な話をしているだけ…。

 父は血の繋がらない娘だからと、私を虐げることは無かった。
 むしろ…美しい顔をした私を、お気に入りの人形のように扱う母よりは、よっぽど父親らしかった。
 私がモデルとして働きたいと言った時、母は何も言わなかった。自慢のお人形をみんなに見せびらかしたいぐらいの気持ちだったのだろう…。
 それに対して父は、ちゃんと事務所が問題のないところなのかを調べ、問題ないと分かると、学業に問題ない範囲で働けるよう契約をさせた。

 私に対しても、いくつか条件をつけた。
 高校は政治家の娘として相応しい、母の母校でもあるお嬢様女子校に通うこと。
 あくまでも学業優先で、成績を落とさないこと。大学まで卒業すること。
 遅くなる時は必ず家の車に送迎をさせること…

 一見、娘を心配してのようにも聞こえるけれど…政治家の父の名を汚すようなことがないよう、体裁を保つためだろう…。

 私はこんな形だけ理想的な家族にうんざりしていた。
 幸い私はアメリカで産まれたため、アメリカ国籍も持っている。
 だから…将来的にはアメリカ国籍を選び、日本から有村家から抜け出して、一人で生きていこうと思っていた。
 モデルの仕事は、その費用を稼ぐための手段だ。
 母が大好きなこの顔を利用して、有村家からの脱出費用を稼ぐのは、私なりの当てつけのようなものでもあった…。

 ~・~・~・~・~

 付き合いでもらったチケットで見に行ったお芝居は、はっきり言って素晴らしかった…。
 初めて見た本格的な舞台…私はその世界に一気に引きずり込まれた。
 終わった後も、その余韻で席を立つことも出来ず、周りの人達が一人一人と帰って行く中、ずっと幕の下りた舞台を見つめ続けていた…。
 特に目が離せなくなったのは、主人公でなく助演女優さんの迫真の演技で…息をするのも忘れ見入ってしまった。
 そのお芝居との出会いが、自分の人生を左右することになるとは…その時の私が知る由もなかった。

 ~・~・~・~・~

 父の勧めで入った桜雲おううん学園では、政治家の娘だからと遠巻きにされることは無かったけれど…このどう見ても日本人離れした顔は人目を引いた。

「有村さん、お願い。学園祭では、是非ともあなたにメインキャストとして出て欲しいの!!」
 演劇部に所属する田中さんは、どうしても学園祭で劇がやりたいらしい…。
 通常、この学園では1年は展示、2年は合唱、3年は劇をするのが定番で、そんな中、1年が劇に挑戦するには、何かしら注目を集めるような話題が必要だそうだ。
 その点、モデルをしている私がヒロイン役をすれば、良い話題になるらしい…。
 今までの私なら絶対に断っていたけれど…

「演じる役を選ばせてもらえるのなら…出てもいいですよ」

 そして、私は希望通り『奇跡の人』のサリバン先生役を獲得した。それは私が初めて見た舞台で感動した演目、役と同じものだ。
 私が出演すると聞いて見に来た人達は、初めプリンセス役か何かだろうと想像していたため、老け役のメイクをした私に驚いたけれど、意外とその演技を称賛してくれた。
 初めて以外の自分を認められたようで、照れくさく…素直に嬉しかった。

 その思いは、珍しく私に仲間意識のようなものを感じさせた。

 うちと一緒で、2年なのに演劇に参戦した2―3は、初めそのヒーロー役を演じた峯岸先輩の人気だけで人を呼ぶのだろうと思われていた。
 峯岸先輩は女子校ならではの慣習なのだろうけれど、『男装の麗人』と言われ、ファンクラブまである人気者だ。
 けれど、実際にその劇を観てみたら、峯岸先輩よりも、ヒロイン役の鷹司先輩の演技の素晴らしさに惹きつけられた。自然な感情表現も予想外に綺麗な歌声も、観ている人達の心を捉えた。
 本番の昂った気持ちのまま、後夜祭で浮かれた私は、鷹司先輩にフォークダンスを申し込んだけれど、見事断られた。
『今日だけは夫とだけ踊るのでごめんなさい…でも、有村さんのサリバン先生本当に素晴らしかったよ』
 と恥ずかしそうに、隣に立つ峯岸先輩に目配せしながら答えてくれた鷹司先輩は、本当に可愛かった…。

 ~・~・~・~・~

 3年になった時、私は両親にアメリカに留学したい意志を伝えた。
 アメリカに、苦い思い出がある母は反対した。
 父は、「どの大学に入るつもりなのか?」と尋ねた。

 もともとアメリカに行ったら早いうちにアメリカ国籍を取得し、そのまま向こうで暮らし日本には帰ってこないつもりでいた。アメリカ国籍は親の承諾が無くても取れる。
 留学はあくまでも渡米するための手段で、アメリカ国籍を取得した後は、すぐに大学を辞めて働くつもりだった。
 そのために英語に特化した勉強をしてきたので、留学するにも十分なスコアは取れている。
 辞める予定の学校に、なるべくお金を掛けなくても良いようにと、私が選んだのは物価の安い田舎にある、コミュニティカレッジという二年制の教育機関だったけれど…

「せっかくアメリカに留学するのなら、しっかりと学んできなさい…」

 そう言って父が提示したのは、演劇科があることで有名な名門大学だった。
 実はこっそりと学園祭を見に来ていた父は、私の演技を見て、この子は将来その道に進むのだろうと思ったそうだ…。
 父のいつにない頑なな主張に押し切られ、結局私はニューヨークの名門大学に入学した。
 もちろん費用は全額父が出してくれた…。
 アメリカでは二重国籍が認められるけれど、日本では認められず、22歳までにどちらを選ぶのか決めなければならない…。
 大学で本格的な演劇を学び、それにのめり込んだ私は、結局アメリカ国籍ではなく日本国籍を選び、日本で女優として生きる道を選んだ。

 初めは、大物政治家の父の七光りのように言われたけれど、次第にその演技力が認められるようになり、今では日本を代表する大女優と評されるまでになった。
 再来年にはその演技力と英語力を買われ、ハリウッド進出も決まっていた。
 そんな矢先に…父が倒れた。
 すでに施しようのない末期の胃がんだった…。

 ~・~・~・~・~

「何も完全に芸能活動を休止しなくても良かったのに…」
 父のベッドの横に椅子を置いて、新聞に載った気になるニュースを読む私に、父は呆れたように呟いた。

 父の知らせを聞いてからの私の行動は早かった。すぐに以降の活動を全て止め、今入っている予定もキャンセル出来るものは全てキャンセルして完全休業に入った。

「お父様の病気の原因でもある私が看病せずに誰がするのですか?自分のことも1人では出来ないお母様には無理でしょ?」
 胃がんの主な要因は、生活習慣によるものが大きいけれど、ストレスもリスクを高めるという。
 父に多大なストレスを与え続けてきた、母や私が責任をとって看病するのは当然のことだ。

「麗も毎日見舞いに来てくれている…」
 それは知っている。母は毎日花を持って見舞いに来るので、最初に私が来た時は、病室内が花畑かというくらいお花で溢れかえっていた。お蔭で、様々な花の匂いが混じり、明らかに病人に優しくない部屋になっていた。
 他所様にご迷惑お掛けせずにすんだので、本当個室で良かったと思う…。
 今では、私が母が新しい花を持ってくるたびに入れ替えているので、花畑問題は解消された。

「こんな状態になってまで、お父様はどうしてお母様に甘いの?」
 本当に理解できなくて父に尋ねた。
 父は背が高く、恰幅も良い、体の大きな人だった。
 自分の好きなことに時間を割くことも出来ないハードな毎日の中、唯一の楽しみは美味しいものを食べることで…でも健康に気を使い、バランスの良い食事や運動にも心掛け、お酒は付き合い程度に抑え、タバコは健康に良くないからと一切吸わないようにしていた…。
 そんな父が…今では好きなものを食べることも出来ず、大きかった体も半分くらいに痩せ細ってしまった…。
 祖父が生きていた頃は、祖父にも母にも娘の私にも気を使っていた…そんなストレスが父の病気のもととなったに違いない。
「美麗は、私が義父に言われて仕方なく麗と結婚したと思っているようだが…決してそんなことはない」
 父は困ったように笑いながらそう言った。
 それは昔、私が父に『どうして母と結婚したのか?』と尋ねた時に言われた答えと一緒だった。
 でもその時の私は、父は娘の手前、嘘を言っているのだと思っていた。

「これは恥ずかしくて…本当は誰にも言いたくなかったのだけれど…そう言っても君は信じてくれないだろうから告白するのだが…」
 そう前置きをして、父は珍しく照れながら、昔の話をしてくれた。

「私が初めて麗に会ったのは、麗がまだ桜雲学園の中等部に上がった頃だった…。
 その頃の私は、大学を卒業して先生の事務所に秘書見習いとして入ったばかりで…その時はただ可愛らしい娘さんだなと思っただけだった…。彼女はまだ12歳で、私は23歳になったところだったからね…。
 次に会ったのは、桜雲学園の学園祭でだった…。
 麗は、『ロミオとジュリエット』のジュリエット役をするので是非見に来てほしいと先生に言ったけれど、どうしても都合がつかなくて…代わりに私が見に行くことになった。
 その時、美しく成長した彼女を見て、初めて意識したのを覚えている。美麗と違って、決して上手い演技では無かったけれど…スポットライトの下で輝く彼女から目を離すことが出来なくて…結局、話の内容なんてちっとも頭に入ってこなかったから、先生に感想を述べる時は本当に困ったよ…」
 父は本当に恥ずかしそうに頬を赤らめながら、話ししてくれた。
 今更こんな話をしてくれたのは、たぶん私に誤解させたまま、この世を去ってはいけないと思ったからだろう…。

「…だから、先生に『麗と結婚してくれないか?』と言われた時、内心とても喜んでいたんだ。
 彼女には、もっと家柄の良い、別の結婚相手が予定されていたから…あんなことでも無ければ、私が彼女の夫になることは無かった…。 
 それに…美麗は私と麗が形だけの夫婦だと思っていたかもしれないけれど、私達はちゃんと、確かに夫婦になった…。つまり…僕は、生殖機能に問題があるんだ…。
 そんな私が、こんな素晴らしい娘の父親になれたんだ。誰よりも優しくて、賢くて、美しい…自慢の娘だ。
 おまけで義父の地盤を引き継いで、政治家としてもやりたいことも出来たしね…私の人生は本当に幸せに満ちた、満足できるものだった…」

 ~・~・~・~・~

 それから父と過ごせた時間は、半年にも満たなかったけれど、今までの中で一番ちゃんと父と向き合えたと思う…。
 あんなに華やかだった母も、一気に年老いたように感じた。
 仮面夫婦だと思っていたけれど、私には分からない…夫婦としての繋がりがあったのだろう…。 

 父の事務所の人達の協力のもと、多くの支持者を集めた父に相応しい盛大な葬式を無事終え、私は芸能活動を再開した。
 活躍の場を世界にも広げ、芸能活動以外の慈善活動にも熱心に取り組んだ。
 これは政治家として父が目指した『本当に救いが必要な人に手を差し伸べる』ということを、実践したかったためでもある。
 私は結局結婚しなかったし、後継者も作れなかったけれど、父の意志は継ぎたかった…。
 政治家としての後継は、長年父の右手として支えてくれた長沼さんが後を継いでくれた。

 様々な功績が認められ、春には褒賞されることも決まった。

「美麗さん、この度の受章の知らせを受けたご感想をお聞かせください」
 よく見知ったテレビリポーターの質問に、私は父が最期に告げた言葉を思い出していた。

 お父様、私も尊敬できるあなたの娘となれたことを心より誇りに思い、あなたがもたらしてくれたこの人生に満足しています。


「『我が人生悔いなし』でしょうか?」



■□■□■□■□■

お読みいただきありがとうございます。

桜雲学園を舞台にしたお話はこれで完結です。
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