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最後の、さようならを
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晴子「それじゃあ、行きましょうか」
彼女が、そう呟く。今日は、デートの日。彼女は、桜木晴子。私の名前は暁秋。普通の高校生。
晴子「まずは、どこ行こうかな~」
いつも以上にお洒落してきて、ホントに気合いが入ってるんだな。可愛い。
晴子「やっぱ、ここよね」
といい、私達は大きなデパートに入る。
晴子「この服いいと思わない?可愛いよね~」
彼女が色んな服を手にとっては試着して、手にとっては試着してを繰り返しているどれもこれも似合ってる。特に、水色のワンピースがよく似合ってる。いろんな物を試着していたが、結局買ったのは水色のワンピースだった。
次に行ったのは、アクセサリー店。ネックレス、指輪、髪どめ、髪ゴムなど。いろんな小物が売っている。
晴子「可愛い~」
そういいながら、晴子は様々な小物を手に取る。
晴子「う~ん…これ欲しいな…でも…高い…」
どうやらキラキラ光る、金色の装飾の髪ゴムが欲しいらしい。
晴子「奮発して買っちゃお!」
そうして、金色の装飾の髪ゴムを買った。
そろそろ時間帯的に、昼御飯の時間だ。
晴子「そういえば、二駅先に美味しいパン屋さんがあるんだよね。そこに行こう!」
行き先が決まった。
駅に向かい、電車に乗る。休日の昼頃だが、思ったより人は居なかった。
晴子「おっとっと」
ただでさえ背が低i…じゃなくて小柄なんだから注意してほしい。
目的の駅に着いた。
さて、パン屋に向かおう。
晴子「さて、着いたけど…」
晴子「やっぱ混んでるよね…」
かなりの行列が出来ていた。こりゃ残ってるかな?パン。
やっとの思いで店に入った。もうあんまり残ってないかな…と思ったら店員の回しが早いのか、出来立てのパンがいっぱい並んでいた。
晴子「やった!好きなの選ぼ~♪」
嬉しそうで、なによりだな。幸せだ。
で、食べる場所もしっかり彼女が決めていた。
ちょっと離れたところに自然公園があるらしい。
そこで食べることにした。自然公園に着き、とても大きな木があった。そこにいって、パンを食べた。
晴子「美味しい~」
~20分後~
晴子「なんか食べたら眠くなっちゃった。」
晴子「うーん…おやすみ」
おやすみ。
~暫くして~
晴子「もうそろそろ夕方か…帰らなきゃね」
再び電車に揺られ、私達の住む町へ帰る。
町に着いた。
晴子「じゃあ最後に、いつものところへ」
そう言い、私達は山へ登る。とはいいつつ、そんなに高くない。気軽に登れる、小さな山だ。
晴子「着いた…」
辺り一面、夕焼けに包まれる町が見える。こんな場所、しってる人は一握りしかいないだろう。私と彼女が、出会った場所。大切な場所。かけがえのない場所。
ふと、彼女が言葉を溢す。
晴子「なんでさ…」
晴子「なんで…死んじゃったの…?」
そう。私は死んでいる。病気だった。もう、治らないとこまで来てしまっていた。晴子には言いたくなかった。絶望させたくなかったから。いつも通りに、過ごして欲しかったから。死んだら、許されないこともわかっていた。
晴子「そんなに、私は頼りなかった?」
違う。
晴子「私のことが、嫌いだったの?」
涙を流しながら、言う。
違う。
秋「違う。違うよ。私は君のことを愛していた。大好きだった。だから、言えなかったんだ。」
届かない。私の声は届かない。わかってる。
秋「君の絶望した顔を見たくなかった。身勝手で、エゴだってこともわかってる。」
やはり届かない。それでも…言う。
秋「私は、君に出会えてよかった。」
晴子「え…?」
秋「君だけが、唯一の光だった。たった一人の、大事な人。」
秋「でも…私はもう居ない。この世にいない。だから、私のことは忘れて欲しい。死んでしまった私からの最後の言葉。君には、新たな幸せを掴んで欲しい。私は、決して君のことを忘れない。これまでも、これからも。」
晴子「秋、居るの?どこ!?生きてるの!?」
秋「だから、さようなら。愛してる。」
晴子「…私も。絶対に忘れないよ…秋。愛してる。」
君に、最後の、さようならを。
私の言葉が、届いた。運命の悪戯かな。
意識が薄れてきた。よく聞く。幽霊は未練をなくすとこの世からほんとの意味でいなくなってしまう、と。体が、光に包まれる。瞬間、私の意識は途絶えた。
さよなら─
終
あとがき
ども!暁と申します。今回は初の、短編を考えて見ました。私自身初心者なためミス、または変なこと書いてたりしてることもあるかもしれませんが、多目に見てくださると助かります。もしかしたらありふれた話な気もするし他にもにたような物があったらごめんなさい!別れの物語として考えていたものなのですが…満足できたでしょうか?よければ、高評価や、コメントしてくださると嬉しいです!(まあこんなの見る人なんているのだろうか…)
彼女が、そう呟く。今日は、デートの日。彼女は、桜木晴子。私の名前は暁秋。普通の高校生。
晴子「まずは、どこ行こうかな~」
いつも以上にお洒落してきて、ホントに気合いが入ってるんだな。可愛い。
晴子「やっぱ、ここよね」
といい、私達は大きなデパートに入る。
晴子「この服いいと思わない?可愛いよね~」
彼女が色んな服を手にとっては試着して、手にとっては試着してを繰り返しているどれもこれも似合ってる。特に、水色のワンピースがよく似合ってる。いろんな物を試着していたが、結局買ったのは水色のワンピースだった。
次に行ったのは、アクセサリー店。ネックレス、指輪、髪どめ、髪ゴムなど。いろんな小物が売っている。
晴子「可愛い~」
そういいながら、晴子は様々な小物を手に取る。
晴子「う~ん…これ欲しいな…でも…高い…」
どうやらキラキラ光る、金色の装飾の髪ゴムが欲しいらしい。
晴子「奮発して買っちゃお!」
そうして、金色の装飾の髪ゴムを買った。
そろそろ時間帯的に、昼御飯の時間だ。
晴子「そういえば、二駅先に美味しいパン屋さんがあるんだよね。そこに行こう!」
行き先が決まった。
駅に向かい、電車に乗る。休日の昼頃だが、思ったより人は居なかった。
晴子「おっとっと」
ただでさえ背が低i…じゃなくて小柄なんだから注意してほしい。
目的の駅に着いた。
さて、パン屋に向かおう。
晴子「さて、着いたけど…」
晴子「やっぱ混んでるよね…」
かなりの行列が出来ていた。こりゃ残ってるかな?パン。
やっとの思いで店に入った。もうあんまり残ってないかな…と思ったら店員の回しが早いのか、出来立てのパンがいっぱい並んでいた。
晴子「やった!好きなの選ぼ~♪」
嬉しそうで、なによりだな。幸せだ。
で、食べる場所もしっかり彼女が決めていた。
ちょっと離れたところに自然公園があるらしい。
そこで食べることにした。自然公園に着き、とても大きな木があった。そこにいって、パンを食べた。
晴子「美味しい~」
~20分後~
晴子「なんか食べたら眠くなっちゃった。」
晴子「うーん…おやすみ」
おやすみ。
~暫くして~
晴子「もうそろそろ夕方か…帰らなきゃね」
再び電車に揺られ、私達の住む町へ帰る。
町に着いた。
晴子「じゃあ最後に、いつものところへ」
そう言い、私達は山へ登る。とはいいつつ、そんなに高くない。気軽に登れる、小さな山だ。
晴子「着いた…」
辺り一面、夕焼けに包まれる町が見える。こんな場所、しってる人は一握りしかいないだろう。私と彼女が、出会った場所。大切な場所。かけがえのない場所。
ふと、彼女が言葉を溢す。
晴子「なんでさ…」
晴子「なんで…死んじゃったの…?」
そう。私は死んでいる。病気だった。もう、治らないとこまで来てしまっていた。晴子には言いたくなかった。絶望させたくなかったから。いつも通りに、過ごして欲しかったから。死んだら、許されないこともわかっていた。
晴子「そんなに、私は頼りなかった?」
違う。
晴子「私のことが、嫌いだったの?」
涙を流しながら、言う。
違う。
秋「違う。違うよ。私は君のことを愛していた。大好きだった。だから、言えなかったんだ。」
届かない。私の声は届かない。わかってる。
秋「君の絶望した顔を見たくなかった。身勝手で、エゴだってこともわかってる。」
やはり届かない。それでも…言う。
秋「私は、君に出会えてよかった。」
晴子「え…?」
秋「君だけが、唯一の光だった。たった一人の、大事な人。」
秋「でも…私はもう居ない。この世にいない。だから、私のことは忘れて欲しい。死んでしまった私からの最後の言葉。君には、新たな幸せを掴んで欲しい。私は、決して君のことを忘れない。これまでも、これからも。」
晴子「秋、居るの?どこ!?生きてるの!?」
秋「だから、さようなら。愛してる。」
晴子「…私も。絶対に忘れないよ…秋。愛してる。」
君に、最後の、さようならを。
私の言葉が、届いた。運命の悪戯かな。
意識が薄れてきた。よく聞く。幽霊は未練をなくすとこの世からほんとの意味でいなくなってしまう、と。体が、光に包まれる。瞬間、私の意識は途絶えた。
さよなら─
終
あとがき
ども!暁と申します。今回は初の、短編を考えて見ました。私自身初心者なためミス、または変なこと書いてたりしてることもあるかもしれませんが、多目に見てくださると助かります。もしかしたらありふれた話な気もするし他にもにたような物があったらごめんなさい!別れの物語として考えていたものなのですが…満足できたでしょうか?よければ、高評価や、コメントしてくださると嬉しいです!(まあこんなの見る人なんているのだろうか…)
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