9 / 182
前田家の兄弟
しおりを挟む
「犬千代! お前、何度言えば――」
「うるっせえな! いいだろうが別によお!」
小豆坂の戦いの後、犬千代は実家に呼び戻されていた。理由は兄、前田利久が病に伏せっているからだったが、それは建前で父親の前田利春が犬千代を説教するためであった。
説教の内容は信長の奇行からだった。利春曰く、若君とはいえ、仕えている主を諌めるのも家臣の役割である。いくら小姓でもそれを怠るとは何事かという論だった。
しかし犬千代は信長がうつけのふりをしていると知っていた。だが彼はそのことを父親には言えなかった。利春は口が軽いわけではないが、いくら親でも主君がひた隠しにしていることをべらべら喋るのは、それこそ家臣のするべきことではないと断じていた。
「聞いたぞ! お前、若様の奇行を助長しているそうではないか!」
「ああん? 主君の命令に従うのが、武士だろうが!」
ということで真実が言えない犬千代は、文句を言う父親の逆らうしかなかったのだ。初めは適当に聞き流そうとしていたが、短気な犬千代と頑固な利春は相性が悪く、いつしか口論になっていた。
「馬鹿みたいな格好していたときから――」
「馬鹿って言うんじゃねえ――」
いつしか犬千代の昔の素行まで話が及んでしまう。前田家の屋敷は怒声に包まれていた。別室でどうしたものかとおろおろしている犬千代の母のたつ。それを見かねて、前田家の次男、前田利玄が部屋に入って「もういいじゃねえか、親父殿」と仲裁に入った。
「なんだと!? お前は犬千代の味方か!?」
「味方っつーか。俺はどっちの味方でもねえよ。だけどさ、二人が言い争っても若様が改めるわけねえじゃんよ」
利玄は面倒くさそうに言う。だが、一応もっともなことだった。利春と犬千代がここで口論しても、諫言を信長が聞く保証はないのだ。
利春はぐっと言葉を飲み込んでしまった。その隙に「兄上の見舞い、行くだろ?」と利玄は言った。
「ああ、そうだな」
「それじゃ父上。これにて」
利玄は犬千代を連れて部屋から出る。その背中をじっと見る利春。その顔は怒りと落胆、そして失望に彩られていた。
「あのさ。もう少し歩み寄れないの?」
利玄は利家を見上げながら言う。別段、利玄は小柄というわけではない。犬千代が大きいだけだ。のらりくらりとした性格だが顔は男前。しかし犬千代は兄弟の中で利玄が苦手だった。一番苦手のは利春だが、なんというか、読めないところが彼の兄にはあった。
「親父が頑固なだけだ」
「それ、お前にも言えることだぜ? 適当に返事して『承知しました』って言えば収まるのによ」
「……嘘は言いたくねえ」
「嘘っていうか、虚報も兵法のうちだけどな。三十六計逃げるに如かずとも言うし。ま、お前はそれでいいと思うぜ」
犬千代は「どういうことだ?」と怪訝な表情で訊ねた。利玄は「言葉どおりだよ」と立ち止まって答えた。
「お前は真っ直ぐ生きればいいんだよ」
「…………」
「親父が何を言おうとな。お前だってそっちのほうが気持ちいいだろ?」
そして利玄は「ほれ。あそこいるから」と前方の部屋を指差す。犬千代は「……利玄兄、その、なんだ」とさっきの言葉のお礼を言おうとする。
「別に礼なんていらねえよ。適当に言っただけだ。じゃあな」
言葉にする前に利玄は早足でそのまま去ってしまった。犬千代は「読めねえのに読まれるって、案外嫌だな……」と呟いた。だから利玄は苦手なのだと彼は思った。
「入るぜ、利久兄」
一言かけると中から「ああ、いいぞ」と許可が出た。がらりと障子を開けると寝巻き姿の兄、前田利久が横になっていた。ごほんと咳をして「悪かったな犬千代」と詫びた。
「なんだ。本当に病気だったのか」
「ああ。そのせいで説教食らうことになったなお前」
犬千代はまた利久兄は痩せたなと思いつつ「別にいいよ」と面倒くさそうに手を振った。利久は生来、穏やかな性格をしていて、いつも犬千代を気遣っていた。
「親父殿とお前は、水と油みたいなもんだからな」
「はあん? どっちが水でどっちが油なんだ?」
「親父が水でお前が油だな」
「……その心は?」
「親父はすぐに熱しやすい。お前ははねかえり者だ」
正直上手いと思ったので「なるほどな」と唸ってしまった犬千代。利久はそんな彼の様子を見て「お前は素直だな」と苦笑した。
「きっと利玄辺りも同じこと言っただろう?」
「よく分かるな」
「当たり前だ。何年お前たちの兄をやっていると思う?」
犬千代はやっぱりこの人には勝てねえなあと感心していた。手のひらで転がされているのが居心地悪く思わない。むしろ爽快感がある。
「……だから、お前が若様の何かを隠しているのも分かる」
どきりとする言葉だった。ほとんど反射的に「どうして分かった?」と犬千代は訊ねる。
「あははは。その言葉で確信に変わったよ」
「……あ! やったな利久兄!」
「まあ、親父殿とお前の会話を聞いていたら、何となく分かるよ」
「兄、だからか?」
利久はごほんと咳払いしてから頷いた。
「それに顔つきも変わった。もしかして、初陣でもしたのか? それとも黙って戦に出たのか?」
犬千代の脳裏に小豆坂の戦いが浮かんだ。犬千代は「いいや。戦見物しただけだ」と答えた。
利久は「どう思った?」と短く曖昧に訊ねた。
「身体が震えたよ。人同士が殺し合いしているの、初めて見た」
「…………」
「怖いと思ったし、すげえって思った。いつか戦場に行くとき来たらと思うと、どうしていいのか、分からなくなった」
「そうか……」
「でもよ。俺は決めたよ。必ず、戦場で戦うって」
利久は少し黙ったまま、己の弟の顔を眺めた。それから「どうしてそう決めた?」と表情一つ変えずに問う。
犬千代は背筋を正して「戦わなくちゃ、駄目だって思ったんだ」と答えた。
「上手く言葉にできねえけどよ。戦場から逃げるのって簡単なことなんだ。利玄兄も『三十六計逃げるに如かず』って言った。逃げることも大切だって分かる。でも、そこで逃げたら――自分を許せなくなると思うんだ」
恥をかくのを嫌がるのではなく、汚名を着るのを厭う気持ちでもなく、自分を曲げることを許せないと犬千代は感じている。戦国乱世、人が人を裏切るのが当たり前の時代で、真っ直ぐ生きたいと彼は心から願っていた。
そんな弟の気持ちが武士である利久はよく理解できた。さらに最近までかぶき者だった弟が、武士らしくなったのも認められた。そんな弟の成長を素直に喜べた。
「犬千代。それは大切なことだと思う。その信念こそ、武士としての心構えだ」
「……利久兄」
「大事にしろ。お前の思う正しい道を進んでいけ」
◆◇◆◇
小豆坂の戦いは信長や犬千代、内蔵助たちに大きな影響を与えたが、それ以上に尾張国に多大な衝撃をもたらしていた。織田信秀の敗北で彼に敵対する勢力が牙を剥き始めたのだ。
尾張国の反信秀勢力。尾張国の守護、斯波義統、守護代で尾張上四郡の領主、伊勢守家の織田信安、同じく守護代で弾正忠家の上役、大和守家の織田信友。
北の斎藤家や東の今川家と松平家も虎視眈々と尾張国を狙っている。まさに信秀にしてみれば四面楚歌の状態である。これから信秀は心身を減らしながらそれらの強大な勢力と対峙していくことなる。
その状況の中、まず動いたのは――
「……信秀も案外たいしたことがない」
そう考えた彼は美濃国の信秀の勢力を削りにいく。
目標は西美濃の大垣城。
「さて。また城を『盗り』に行くか」
邪悪な笑みを浮かべたのは美濃国の守護代、斉藤利政――別名、美濃のまむし。
城どころか一国を盗った、当世一流の武将である。
「うるっせえな! いいだろうが別によお!」
小豆坂の戦いの後、犬千代は実家に呼び戻されていた。理由は兄、前田利久が病に伏せっているからだったが、それは建前で父親の前田利春が犬千代を説教するためであった。
説教の内容は信長の奇行からだった。利春曰く、若君とはいえ、仕えている主を諌めるのも家臣の役割である。いくら小姓でもそれを怠るとは何事かという論だった。
しかし犬千代は信長がうつけのふりをしていると知っていた。だが彼はそのことを父親には言えなかった。利春は口が軽いわけではないが、いくら親でも主君がひた隠しにしていることをべらべら喋るのは、それこそ家臣のするべきことではないと断じていた。
「聞いたぞ! お前、若様の奇行を助長しているそうではないか!」
「ああん? 主君の命令に従うのが、武士だろうが!」
ということで真実が言えない犬千代は、文句を言う父親の逆らうしかなかったのだ。初めは適当に聞き流そうとしていたが、短気な犬千代と頑固な利春は相性が悪く、いつしか口論になっていた。
「馬鹿みたいな格好していたときから――」
「馬鹿って言うんじゃねえ――」
いつしか犬千代の昔の素行まで話が及んでしまう。前田家の屋敷は怒声に包まれていた。別室でどうしたものかとおろおろしている犬千代の母のたつ。それを見かねて、前田家の次男、前田利玄が部屋に入って「もういいじゃねえか、親父殿」と仲裁に入った。
「なんだと!? お前は犬千代の味方か!?」
「味方っつーか。俺はどっちの味方でもねえよ。だけどさ、二人が言い争っても若様が改めるわけねえじゃんよ」
利玄は面倒くさそうに言う。だが、一応もっともなことだった。利春と犬千代がここで口論しても、諫言を信長が聞く保証はないのだ。
利春はぐっと言葉を飲み込んでしまった。その隙に「兄上の見舞い、行くだろ?」と利玄は言った。
「ああ、そうだな」
「それじゃ父上。これにて」
利玄は犬千代を連れて部屋から出る。その背中をじっと見る利春。その顔は怒りと落胆、そして失望に彩られていた。
「あのさ。もう少し歩み寄れないの?」
利玄は利家を見上げながら言う。別段、利玄は小柄というわけではない。犬千代が大きいだけだ。のらりくらりとした性格だが顔は男前。しかし犬千代は兄弟の中で利玄が苦手だった。一番苦手のは利春だが、なんというか、読めないところが彼の兄にはあった。
「親父が頑固なだけだ」
「それ、お前にも言えることだぜ? 適当に返事して『承知しました』って言えば収まるのによ」
「……嘘は言いたくねえ」
「嘘っていうか、虚報も兵法のうちだけどな。三十六計逃げるに如かずとも言うし。ま、お前はそれでいいと思うぜ」
犬千代は「どういうことだ?」と怪訝な表情で訊ねた。利玄は「言葉どおりだよ」と立ち止まって答えた。
「お前は真っ直ぐ生きればいいんだよ」
「…………」
「親父が何を言おうとな。お前だってそっちのほうが気持ちいいだろ?」
そして利玄は「ほれ。あそこいるから」と前方の部屋を指差す。犬千代は「……利玄兄、その、なんだ」とさっきの言葉のお礼を言おうとする。
「別に礼なんていらねえよ。適当に言っただけだ。じゃあな」
言葉にする前に利玄は早足でそのまま去ってしまった。犬千代は「読めねえのに読まれるって、案外嫌だな……」と呟いた。だから利玄は苦手なのだと彼は思った。
「入るぜ、利久兄」
一言かけると中から「ああ、いいぞ」と許可が出た。がらりと障子を開けると寝巻き姿の兄、前田利久が横になっていた。ごほんと咳をして「悪かったな犬千代」と詫びた。
「なんだ。本当に病気だったのか」
「ああ。そのせいで説教食らうことになったなお前」
犬千代はまた利久兄は痩せたなと思いつつ「別にいいよ」と面倒くさそうに手を振った。利久は生来、穏やかな性格をしていて、いつも犬千代を気遣っていた。
「親父殿とお前は、水と油みたいなもんだからな」
「はあん? どっちが水でどっちが油なんだ?」
「親父が水でお前が油だな」
「……その心は?」
「親父はすぐに熱しやすい。お前ははねかえり者だ」
正直上手いと思ったので「なるほどな」と唸ってしまった犬千代。利久はそんな彼の様子を見て「お前は素直だな」と苦笑した。
「きっと利玄辺りも同じこと言っただろう?」
「よく分かるな」
「当たり前だ。何年お前たちの兄をやっていると思う?」
犬千代はやっぱりこの人には勝てねえなあと感心していた。手のひらで転がされているのが居心地悪く思わない。むしろ爽快感がある。
「……だから、お前が若様の何かを隠しているのも分かる」
どきりとする言葉だった。ほとんど反射的に「どうして分かった?」と犬千代は訊ねる。
「あははは。その言葉で確信に変わったよ」
「……あ! やったな利久兄!」
「まあ、親父殿とお前の会話を聞いていたら、何となく分かるよ」
「兄、だからか?」
利久はごほんと咳払いしてから頷いた。
「それに顔つきも変わった。もしかして、初陣でもしたのか? それとも黙って戦に出たのか?」
犬千代の脳裏に小豆坂の戦いが浮かんだ。犬千代は「いいや。戦見物しただけだ」と答えた。
利久は「どう思った?」と短く曖昧に訊ねた。
「身体が震えたよ。人同士が殺し合いしているの、初めて見た」
「…………」
「怖いと思ったし、すげえって思った。いつか戦場に行くとき来たらと思うと、どうしていいのか、分からなくなった」
「そうか……」
「でもよ。俺は決めたよ。必ず、戦場で戦うって」
利久は少し黙ったまま、己の弟の顔を眺めた。それから「どうしてそう決めた?」と表情一つ変えずに問う。
犬千代は背筋を正して「戦わなくちゃ、駄目だって思ったんだ」と答えた。
「上手く言葉にできねえけどよ。戦場から逃げるのって簡単なことなんだ。利玄兄も『三十六計逃げるに如かず』って言った。逃げることも大切だって分かる。でも、そこで逃げたら――自分を許せなくなると思うんだ」
恥をかくのを嫌がるのではなく、汚名を着るのを厭う気持ちでもなく、自分を曲げることを許せないと犬千代は感じている。戦国乱世、人が人を裏切るのが当たり前の時代で、真っ直ぐ生きたいと彼は心から願っていた。
そんな弟の気持ちが武士である利久はよく理解できた。さらに最近までかぶき者だった弟が、武士らしくなったのも認められた。そんな弟の成長を素直に喜べた。
「犬千代。それは大切なことだと思う。その信念こそ、武士としての心構えだ」
「……利久兄」
「大事にしろ。お前の思う正しい道を進んでいけ」
◆◇◆◇
小豆坂の戦いは信長や犬千代、内蔵助たちに大きな影響を与えたが、それ以上に尾張国に多大な衝撃をもたらしていた。織田信秀の敗北で彼に敵対する勢力が牙を剥き始めたのだ。
尾張国の反信秀勢力。尾張国の守護、斯波義統、守護代で尾張上四郡の領主、伊勢守家の織田信安、同じく守護代で弾正忠家の上役、大和守家の織田信友。
北の斎藤家や東の今川家と松平家も虎視眈々と尾張国を狙っている。まさに信秀にしてみれば四面楚歌の状態である。これから信秀は心身を減らしながらそれらの強大な勢力と対峙していくことなる。
その状況の中、まず動いたのは――
「……信秀も案外たいしたことがない」
そう考えた彼は美濃国の信秀の勢力を削りにいく。
目標は西美濃の大垣城。
「さて。また城を『盗り』に行くか」
邪悪な笑みを浮かべたのは美濃国の守護代、斉藤利政――別名、美濃のまむし。
城どころか一国を盗った、当世一流の武将である。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる