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差出と検地
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「差出と検地か……また厄介な仕事だな、兄者」
小一郎さんが藤吉郎に心配そうに言う。
藤吉郎は「まあそうだな」と応じた。
「しかも雨竜村は名主が力を持っているしな。それをわしたち三人でなんとかせねばならん。しかし裏を返せば上手くいけば大殿からの褒美がたんまりもらえる」
「そういうものか……雲之介くん、馬は慣れたかい?」
「……なんとか、乗れています」
僕たちは馬に乗って雨竜村に向かっていた。
馬に乗れたのは最近だったりする。武士だったら馬を乗りこなせないといけないと前田さまに指導されたのだ。いや別にお市さまに「馬に乗っている侍さんって格好いいですよね」と言われたことが馬術を学ぼうと思い立った原因じゃないけど。
早駆けはなんとかできるようになったけど、まだ慣れない。
「しっかりせんか。せっかく足軽組頭に出世したのだから」
「……それは藤吉郎の口添えがあったからだろう?」
僕と小一郎さんは藤吉郎が足軽大将に出世した後に揃って足軽組頭になった。本来なら周りからとやかく言われるはずだったけど、意外とやっかみが少なかった。小一郎さんは目端の利く優秀な人だったし、僕は僕で行雲さまの命を救ったことで家中では認められていたのだった。
まあ林秀貞さまや足軽大将の佐々成政さまなど、反対した人は居たけど。
「これからお前たち二人の活躍に期待しているのだ。せめて馬くらい人並みに乗れてないとな」
笑顔で言う藤吉郎。僕は黙って頷いたけど、少しだけ今回の仕事は憂鬱だった。
何故なら、雨竜村には、あの人――志乃さんが居るから。
雨竜村に着くと真っ先に名主の家に向かう。そして志乃さんの父親、弥平さんに人を集めるように藤吉郎は指示した。
弥平さんは僕のことを覚えているようで、しばらく睨んできたけど「……分かりました」と従ってくれた。
「なんだか弥平という人、雲之介くんを睨んでいた気がしたけど」
小一郎さんが不思議そうに僕に言った。藤吉郎は「まさか、例の娘の関係者か?」と鋭いことを言う。やっぱり二人とも兄弟だ。細かいところに目が向く。
「うん。志乃さん――僕を恨んでいる人の父親だよ」
「恨んでいる?」
小一郎さんの怪訝な顔に藤吉郎が簡単に説明する。
「稲生の戦のとき、雲之介を庇って死んだ男が居てな。その婚約者か許婚か知らんが、とにかくその男を好いていた女が志乃よ」
「うん? どうして恨むんだ? むしろ当時は子供だった雲之介くんを庇って死んだんだろう? 誇らしいじゃないか」
「……僕を恨むようにしなければ、志乃さんは後を追っていた」
静かに僕が言うと小一郎さんは「ああ、そういう……」と哀れみの視線を向けた。
「だから今でも志乃さんとその家族は僕を恨んでいる」
「……大殿はこのことを知らないだろうなあ」
小一郎さんの言葉に続いて、藤吉郎は「何故、早く言わなかった?」と疑問を向けた。
「……ごめん。言えなかった」
本当は仕事から外されることが怖かった。
もっと言えば、藤吉郎の役に立たないのが、嫌だった。
「まあ仕方がない。どうにでもなるだろう」
明るく藤吉郎が言ったので、少しだけホッとした。
「ともかく、百姓たちに話をしてみよう。まずはそれからだ」
名主の家に集まった百姓たちに藤吉郎は得意の弁舌を振るう。
「今日この場に集まってもらったのは他でもない。差出と検地を行なうためである。今更説明することでもないが、差出は今まで納めていた年貢米の確認。そして検地とは田からどれほど米が収穫できるかの調査だ」
「へえ。それは分かっています。しかしどうしてわざわざ……」
百姓の一人がおずおずと発言すると藤吉郎は「わしも元は百姓だった」と自身の話をする。
「百姓の何が辛いといえば、多くの者から税として年貢を納めないといけないところだ。寺社や国人、そして領主と。だから百姓はいつまで経っても貧乏のままよ。だからこそ、大殿、織田信長公は決断した! これからは一元的に年貢米を受け取ることを! すなわち、寺社や国人に納めなくても良いということだ!」
これには百姓たち全員、息を飲んだ。隣に居る者に話したりしている。藤吉郎はその声が止むまで何も話さなかった。
やがて静まり返る百姓たち。藤吉郎は再び口を開いた。
「しかも大殿は、三公七民を約束してくれた。これは破格なことだぞ」
「三公七民? どういうことですか?」
「そうだな。収穫の七割をおぬしたちの取り分にしていい。具体的言えば、百石の収穫があるのなら、七十石は百姓の分だ」
これもまた百姓たちは騒然とした。それだけあれば十分な暮らしができるからだ。
「そのためにも差出と検地はしっかりとやらねばならん。協力してくれるか?」
百姓たちは目を爛々と輝かせていた。これはやるという雰囲気だ。
流石藤吉郎。弁舌にかけては織田家でも随一かもしれない――
「ちょっと待った! ……随分と都合の良い話を言うじゃないか」
場が収まろうとしていたときだった。
会いたくない人が、やってきた。
「し、志乃さん……」
「……あんたの顔は見たくもなかったよ」
酒瓶を持ちながら現れたのは、志乃さんだった。昔見たときよりも大人になっていた。でも不健康そうだった。酒の臭いが身体から発せられているような。目が座っていて、今にも暴れ出しそうな雰囲気がする。
「ほう。おぬしが志乃だな。雲之介を恨んでいるらしいな」
「当たり前だよ。でもねえ、あんたの話はうさんくさいんだよ」
どかっと藤吉郎の前に座る志乃さん。百姓たちは目を伏せている。庄屋の娘だからだろうか。
小一郎さんはおろおろしている。
僕は何も言えなかった。
僕のせいで――こんなに荒れているのだから。
「大事なことは言っていないじゃないか。臨時で年貢米を徴収しない保証は? 寺社や国人には話がついているのかい? それに三公七民で本当に織田家は大丈夫なのかい?」
「ふむ。そうだな。それでは答えようか」
藤吉郎はあくまでにこやかに言う。
「臨時に徴収は絶対にしない。寺社や国人には年貢米の代わりに銭や米を渡すことになっている。それに三公七民でもやっていけるのは、尾張が豊かな国であり、伊勢湾の水運で莫大な利益を生み出しているからだ。現に朝廷に五千貫も上納している」
「……こっちが朝廷の名に臆すると思わないで欲しいね」
ぐびっと酒を呑み、志乃さんは「どれも証明できるものがないじゃないか」と反論をする。
「誓文もない。そんな状態でどう信じろと?」
「逆に言えば誓文などという紙切れがあれば信用できるのか?」
藤吉郎は不思議そうに訊ねた。
「百姓にとって良い話を持ち出したのにも関わらず、どうして信用できぬのだ?」
「だから、うさんくさいって言っているんだよ」
「それは雲之介に許婚を殺されたからか?」
前後の言葉を無視して、藤吉郎は志乃さんの心の弱い部分をくすぐった。
志乃さんは思わず黙ってしまった。
「殺したという言い方は駄目だな。彼の者は雲之介を庇って死んだ」
「…………」
「雲之介がわざとおぬしに告げたのは、どうしてか分かるか?」
「……黙れ」
「おぬしを恨みで生かすためよ。悲しみのあまり死んでしまうかもしれないという、雲之介の配慮に気づかないおぬしではあるまい」
「……うるさい」
「雲之介の優しさに甘えて、堕落した日々を暮らすのは、いかがなものか? いい加減、前を向いて――」
そこまで言った瞬間、緩慢な動きで藤吉郎の頬を叩こうとする。
小一郎や百姓たちは息を飲んだ。
バシンという音が、部屋中に響いた。
「雲之介、おぬしは本当に、優しいな」
藤吉郎の呆れた声が遠くに聞こえた。
割って入って、代わりに受けたのは、僕だった。
「――っ! この人殺し!」
なおも叩こうとする志乃さんを小一郎さんが羽交い絞めした。
「放せ! 放してよ!」
それはいつかの光景を思い出すようで――
「小一郎さん、放してあげてください」
「えっ? 正気かい? 雲之介くん?」
僕は志乃さんに告げた。
「二人だけで話しましょう。弥助さんのことを。僕はまだ、あなたに弥助さんの最期をきちんと話していなかったから」
小一郎さんが藤吉郎に心配そうに言う。
藤吉郎は「まあそうだな」と応じた。
「しかも雨竜村は名主が力を持っているしな。それをわしたち三人でなんとかせねばならん。しかし裏を返せば上手くいけば大殿からの褒美がたんまりもらえる」
「そういうものか……雲之介くん、馬は慣れたかい?」
「……なんとか、乗れています」
僕たちは馬に乗って雨竜村に向かっていた。
馬に乗れたのは最近だったりする。武士だったら馬を乗りこなせないといけないと前田さまに指導されたのだ。いや別にお市さまに「馬に乗っている侍さんって格好いいですよね」と言われたことが馬術を学ぼうと思い立った原因じゃないけど。
早駆けはなんとかできるようになったけど、まだ慣れない。
「しっかりせんか。せっかく足軽組頭に出世したのだから」
「……それは藤吉郎の口添えがあったからだろう?」
僕と小一郎さんは藤吉郎が足軽大将に出世した後に揃って足軽組頭になった。本来なら周りからとやかく言われるはずだったけど、意外とやっかみが少なかった。小一郎さんは目端の利く優秀な人だったし、僕は僕で行雲さまの命を救ったことで家中では認められていたのだった。
まあ林秀貞さまや足軽大将の佐々成政さまなど、反対した人は居たけど。
「これからお前たち二人の活躍に期待しているのだ。せめて馬くらい人並みに乗れてないとな」
笑顔で言う藤吉郎。僕は黙って頷いたけど、少しだけ今回の仕事は憂鬱だった。
何故なら、雨竜村には、あの人――志乃さんが居るから。
雨竜村に着くと真っ先に名主の家に向かう。そして志乃さんの父親、弥平さんに人を集めるように藤吉郎は指示した。
弥平さんは僕のことを覚えているようで、しばらく睨んできたけど「……分かりました」と従ってくれた。
「なんだか弥平という人、雲之介くんを睨んでいた気がしたけど」
小一郎さんが不思議そうに僕に言った。藤吉郎は「まさか、例の娘の関係者か?」と鋭いことを言う。やっぱり二人とも兄弟だ。細かいところに目が向く。
「うん。志乃さん――僕を恨んでいる人の父親だよ」
「恨んでいる?」
小一郎さんの怪訝な顔に藤吉郎が簡単に説明する。
「稲生の戦のとき、雲之介を庇って死んだ男が居てな。その婚約者か許婚か知らんが、とにかくその男を好いていた女が志乃よ」
「うん? どうして恨むんだ? むしろ当時は子供だった雲之介くんを庇って死んだんだろう? 誇らしいじゃないか」
「……僕を恨むようにしなければ、志乃さんは後を追っていた」
静かに僕が言うと小一郎さんは「ああ、そういう……」と哀れみの視線を向けた。
「だから今でも志乃さんとその家族は僕を恨んでいる」
「……大殿はこのことを知らないだろうなあ」
小一郎さんの言葉に続いて、藤吉郎は「何故、早く言わなかった?」と疑問を向けた。
「……ごめん。言えなかった」
本当は仕事から外されることが怖かった。
もっと言えば、藤吉郎の役に立たないのが、嫌だった。
「まあ仕方がない。どうにでもなるだろう」
明るく藤吉郎が言ったので、少しだけホッとした。
「ともかく、百姓たちに話をしてみよう。まずはそれからだ」
名主の家に集まった百姓たちに藤吉郎は得意の弁舌を振るう。
「今日この場に集まってもらったのは他でもない。差出と検地を行なうためである。今更説明することでもないが、差出は今まで納めていた年貢米の確認。そして検地とは田からどれほど米が収穫できるかの調査だ」
「へえ。それは分かっています。しかしどうしてわざわざ……」
百姓の一人がおずおずと発言すると藤吉郎は「わしも元は百姓だった」と自身の話をする。
「百姓の何が辛いといえば、多くの者から税として年貢を納めないといけないところだ。寺社や国人、そして領主と。だから百姓はいつまで経っても貧乏のままよ。だからこそ、大殿、織田信長公は決断した! これからは一元的に年貢米を受け取ることを! すなわち、寺社や国人に納めなくても良いということだ!」
これには百姓たち全員、息を飲んだ。隣に居る者に話したりしている。藤吉郎はその声が止むまで何も話さなかった。
やがて静まり返る百姓たち。藤吉郎は再び口を開いた。
「しかも大殿は、三公七民を約束してくれた。これは破格なことだぞ」
「三公七民? どういうことですか?」
「そうだな。収穫の七割をおぬしたちの取り分にしていい。具体的言えば、百石の収穫があるのなら、七十石は百姓の分だ」
これもまた百姓たちは騒然とした。それだけあれば十分な暮らしができるからだ。
「そのためにも差出と検地はしっかりとやらねばならん。協力してくれるか?」
百姓たちは目を爛々と輝かせていた。これはやるという雰囲気だ。
流石藤吉郎。弁舌にかけては織田家でも随一かもしれない――
「ちょっと待った! ……随分と都合の良い話を言うじゃないか」
場が収まろうとしていたときだった。
会いたくない人が、やってきた。
「し、志乃さん……」
「……あんたの顔は見たくもなかったよ」
酒瓶を持ちながら現れたのは、志乃さんだった。昔見たときよりも大人になっていた。でも不健康そうだった。酒の臭いが身体から発せられているような。目が座っていて、今にも暴れ出しそうな雰囲気がする。
「ほう。おぬしが志乃だな。雲之介を恨んでいるらしいな」
「当たり前だよ。でもねえ、あんたの話はうさんくさいんだよ」
どかっと藤吉郎の前に座る志乃さん。百姓たちは目を伏せている。庄屋の娘だからだろうか。
小一郎さんはおろおろしている。
僕は何も言えなかった。
僕のせいで――こんなに荒れているのだから。
「大事なことは言っていないじゃないか。臨時で年貢米を徴収しない保証は? 寺社や国人には話がついているのかい? それに三公七民で本当に織田家は大丈夫なのかい?」
「ふむ。そうだな。それでは答えようか」
藤吉郎はあくまでにこやかに言う。
「臨時に徴収は絶対にしない。寺社や国人には年貢米の代わりに銭や米を渡すことになっている。それに三公七民でもやっていけるのは、尾張が豊かな国であり、伊勢湾の水運で莫大な利益を生み出しているからだ。現に朝廷に五千貫も上納している」
「……こっちが朝廷の名に臆すると思わないで欲しいね」
ぐびっと酒を呑み、志乃さんは「どれも証明できるものがないじゃないか」と反論をする。
「誓文もない。そんな状態でどう信じろと?」
「逆に言えば誓文などという紙切れがあれば信用できるのか?」
藤吉郎は不思議そうに訊ねた。
「百姓にとって良い話を持ち出したのにも関わらず、どうして信用できぬのだ?」
「だから、うさんくさいって言っているんだよ」
「それは雲之介に許婚を殺されたからか?」
前後の言葉を無視して、藤吉郎は志乃さんの心の弱い部分をくすぐった。
志乃さんは思わず黙ってしまった。
「殺したという言い方は駄目だな。彼の者は雲之介を庇って死んだ」
「…………」
「雲之介がわざとおぬしに告げたのは、どうしてか分かるか?」
「……黙れ」
「おぬしを恨みで生かすためよ。悲しみのあまり死んでしまうかもしれないという、雲之介の配慮に気づかないおぬしではあるまい」
「……うるさい」
「雲之介の優しさに甘えて、堕落した日々を暮らすのは、いかがなものか? いい加減、前を向いて――」
そこまで言った瞬間、緩慢な動きで藤吉郎の頬を叩こうとする。
小一郎や百姓たちは息を飲んだ。
バシンという音が、部屋中に響いた。
「雲之介、おぬしは本当に、優しいな」
藤吉郎の呆れた声が遠くに聞こえた。
割って入って、代わりに受けたのは、僕だった。
「――っ! この人殺し!」
なおも叩こうとする志乃さんを小一郎さんが羽交い絞めした。
「放せ! 放してよ!」
それはいつかの光景を思い出すようで――
「小一郎さん、放してあげてください」
「えっ? 正気かい? 雲之介くん?」
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