獅子の末裔
未だ戦乱続く近江の国に生まれた蒲生氏郷。主家・六角氏を揺るがした六角家騒動がようやく落ち着いてきたころ、目の前に現れたのは天下を狙う織田信長だった。
和歌をこよなく愛する温厚で無力な少年は、信長にその非凡な才を見いだされ、戦国武将として成長し、開花していく。
前作「滝川家の人びと」の続編です。途中、エピソードの被りがありますが、蒲生氏郷視点で描かれます。
和歌をこよなく愛する温厚で無力な少年は、信長にその非凡な才を見いだされ、戦国武将として成長し、開花していく。
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1.日野谷
2.天香桂花
3.江州騒乱
4.伊勢長島
5.桃源郷
6.傀儡(くぐつ)
7.手足之愛
8.謀略の谷
9.伊勢の残滓
10.越前の白き想い
11.旭日昇天の勢い
12.紀州の烏
13.播磨の月
14.謀反の末
15.摂津の夕闇
16.伊勢の黒雲
17.あだし野の露
18.月満つれば則ち欠く
19.天下騒乱
20.戦乱再び
21.北勢燃ゆ
22.骨肉の争い
23.宿命の対決
24.新たな時代
25.南勢の鳳凰
26.筑紫の国
27.伴天連禁制
28.揺らぐ天下
29.関東騒乱
30.陸奥(みちのく)へ
31.会津
32.会津若松
33.見果てぬ夢
34.大明征伐
35.帰らざる風
36.心短き春の山風
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