41 / 101
〜第三章〜
獣
しおりを挟む
魔獣とは、その名のとうり魔女を喰べる獣だ。
ただし、魔女は精神体。つまり、魔獣は精神を喰らう獣だと言うことだ。
それはえ、俺に関係ないことでもない。今の俺は、精神体だ。俺も、喰われれば本体が抜け殻となり、植物状態になってしまう。
でも、呪縛地と呪塔には魔獣は入ってこれない。だから、魔女はそれぞれの呪縛地に篭っている。そして、この件で魔女はあまり人と関わらなくなってしまった。
唯一友好的なのが、不老不死の魔女。カルテナは、女性の欲がない者にしか話をしていなかったらしい。でも、最近みんなが欲を持ってしまっているために、出てこなくなったらしい。
そういえば、魔獣は人間が作った獣だ。だから、人間には危害がない。
「おっと、出ましたね。魔獣。」
話術は、唯一術の中で武器を必要としない。でも、その代わりに呪いがあるということだ。能素を使い、呪文を言い魔法を行使する。
でも、それだと能素が溜めれる人全員が魔法を行使できる事になる。話術だと、普通の人には発音できない音が話せるようになる。それが呪文だ。
「▲□✖︎○Σ」
炎が出た。魔獣を倒したんだ。
魔獣は、倒すと能素を排出する。
俺は、倒しまくった。100体ほど・・・。
どうして、それほど倒したのかと言うと・・・。遠いのだ。
100km以上だった。まぁ、飛べれならもう少し早くいけるのだが俺は飛べない。魔法では、飛べないのだ。
あと、1時間以上かかるのか・・・。大変だ。
2時間以上、歩き続けた。
中心部に近づくにつれて、魔獣が強くなっていった。能素の供給律が、釣り合わなくなってきた。
「あと、使えて5回ってところか・・・。」
あっ、やっとみえてきた。これで帰れる!
そう思ったのも束の間。今まで以上に、でかい魔獣だ。
5・4・3・2・・・、まずい。あと1回しか使えない。
うわっ、終わった。ごめん、カルテナ。約束守れそうにないわ。
「だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
バッコーーーーーン!!!
土が舞い上がった。
魔獣は、消えた。
「颯ぇぇぇぇぇ、うえぇぇぇぇぇん~。」
「カルテナ、助けに来てくれたのか?」
「もちろんだよぉぉぉ~。うえぇぇぇぇぇ~。」
優しいし、可愛いな。
「ありがとう。敬語は、外すね。もう泣かなくてもいいよ。ほらっ、元気。」
カルテナは、心配になって後を追ってきたらしい。間一髪だった。俺が喰われていたら、カルテナは生きる目的を失ったも同然。魔獣を倒す気力も出ていなかっただろう。
「今度は、もう少し上手く扱えるようになってからくるね。それじゃあ。」
しゅっ、と音が鳴った。
「わたしも・・・、行くから。もう1人にしないでよ~。」
「分かったよ。呪塔まで行こうか。」
呪塔の中は、呪縛地と似たような感じだった。
カルテナが、どうにも手を離してくれそうになかった。まっ、いいか・・・。こっちで、魔獣を倒して練習するのも。
「カルテナ、君の勝ちだ。いいよ。1週間だけ、こっちにいてあげる。それで我慢ね。」
「うん。分かった。大好き~。」
抱きついてきた。俺は、押し倒されて身動きが取れなくなってしまった。
「くっ、くるし~。」
「あっ!ごめんなさい。つい・・・。」
「いいよ、気にすることじゃない。」
これから頑張るか。1週間で、どれだけ強くなれるか。楽しみだ。
ただし、魔女は精神体。つまり、魔獣は精神を喰らう獣だと言うことだ。
それはえ、俺に関係ないことでもない。今の俺は、精神体だ。俺も、喰われれば本体が抜け殻となり、植物状態になってしまう。
でも、呪縛地と呪塔には魔獣は入ってこれない。だから、魔女はそれぞれの呪縛地に篭っている。そして、この件で魔女はあまり人と関わらなくなってしまった。
唯一友好的なのが、不老不死の魔女。カルテナは、女性の欲がない者にしか話をしていなかったらしい。でも、最近みんなが欲を持ってしまっているために、出てこなくなったらしい。
そういえば、魔獣は人間が作った獣だ。だから、人間には危害がない。
「おっと、出ましたね。魔獣。」
話術は、唯一術の中で武器を必要としない。でも、その代わりに呪いがあるということだ。能素を使い、呪文を言い魔法を行使する。
でも、それだと能素が溜めれる人全員が魔法を行使できる事になる。話術だと、普通の人には発音できない音が話せるようになる。それが呪文だ。
「▲□✖︎○Σ」
炎が出た。魔獣を倒したんだ。
魔獣は、倒すと能素を排出する。
俺は、倒しまくった。100体ほど・・・。
どうして、それほど倒したのかと言うと・・・。遠いのだ。
100km以上だった。まぁ、飛べれならもう少し早くいけるのだが俺は飛べない。魔法では、飛べないのだ。
あと、1時間以上かかるのか・・・。大変だ。
2時間以上、歩き続けた。
中心部に近づくにつれて、魔獣が強くなっていった。能素の供給律が、釣り合わなくなってきた。
「あと、使えて5回ってところか・・・。」
あっ、やっとみえてきた。これで帰れる!
そう思ったのも束の間。今まで以上に、でかい魔獣だ。
5・4・3・2・・・、まずい。あと1回しか使えない。
うわっ、終わった。ごめん、カルテナ。約束守れそうにないわ。
「だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
バッコーーーーーン!!!
土が舞い上がった。
魔獣は、消えた。
「颯ぇぇぇぇぇ、うえぇぇぇぇぇん~。」
「カルテナ、助けに来てくれたのか?」
「もちろんだよぉぉぉ~。うえぇぇぇぇぇ~。」
優しいし、可愛いな。
「ありがとう。敬語は、外すね。もう泣かなくてもいいよ。ほらっ、元気。」
カルテナは、心配になって後を追ってきたらしい。間一髪だった。俺が喰われていたら、カルテナは生きる目的を失ったも同然。魔獣を倒す気力も出ていなかっただろう。
「今度は、もう少し上手く扱えるようになってからくるね。それじゃあ。」
しゅっ、と音が鳴った。
「わたしも・・・、行くから。もう1人にしないでよ~。」
「分かったよ。呪塔まで行こうか。」
呪塔の中は、呪縛地と似たような感じだった。
カルテナが、どうにも手を離してくれそうになかった。まっ、いいか・・・。こっちで、魔獣を倒して練習するのも。
「カルテナ、君の勝ちだ。いいよ。1週間だけ、こっちにいてあげる。それで我慢ね。」
「うん。分かった。大好き~。」
抱きついてきた。俺は、押し倒されて身動きが取れなくなってしまった。
「くっ、くるし~。」
「あっ!ごめんなさい。つい・・・。」
「いいよ、気にすることじゃない。」
これから頑張るか。1週間で、どれだけ強くなれるか。楽しみだ。
0
あなたにおすすめの小説
『紅茶の香りが消えた午後に』
柴田はつみ
恋愛
穏やかで控えめな公爵令嬢リディアの唯一の楽しみは、幼なじみの公爵アーヴィンと過ごす午後の茶会だった。
けれど、近隣に越してきた伯爵令嬢ミレーユが明るく距離を詰めてくるたび、二人の時間は少しずつ失われていく。
誤解と沈黙、そして抑えた想いの裏で、すれ違う恋の行方は——。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
私は、夫にも子供にも選ばれなかった。
その事実だけを抱え、離縁を突きつけ、家を出た。
そこで待っていたのは、最悪の出来事――
けれど同時に、人生の扉がひらく瞬間でもあった。
夫は愛人と共に好きに生きればいい。
今さら「本当に愛していたのは君だ」と言われても、裏切ったあなたを許すことはできない。
でも、子供たちの心だけは、必ず取り戻す。
妻にも母にもなれなかった伯爵夫人イネス。
過去を悔いながらも、愛を手に入れることを決めた彼女が辿り着いた先には――
根暗令嬢の華麗なる転身
しろねこ。
恋愛
「来なきゃよかったな」
ミューズは茶会が嫌いだった。
茶会デビューを果たしたものの、人から不細工と言われたショックから笑顔になれず、しまいには根暗令嬢と陰で呼ばれるようになった。
公爵家の次女に産まれ、キレイな母と実直な父、優しい姉に囲まれ幸せに暮らしていた。
何不自由なく、暮らしていた。
家族からも愛されて育った。
それを壊したのは悪意ある言葉。
「あんな不細工な令嬢見たことない」
それなのに今回の茶会だけは断れなかった。
父から絶対に参加してほしいという言われた茶会は特別で、第一王子と第二王子が来るものだ。
婚約者選びのものとして。
国王直々の声掛けに娘思いの父も断れず…
応援して頂けると嬉しいです(*´ω`*)
ハピエン大好き、完全自己満、ご都合主義の作者による作品です。
同名主人公にてアナザーワールド的に別な作品も書いています。
立場や環境が違えども、幸せになって欲しいという思いで作品を書いています。
一部リンクしてるところもあり、他作品を見て頂ければよりキャラへの理解が深まって楽しいかと思います。
描写的なものに不安があるため、お気をつけ下さい。
ゆるりとお楽しみください。
こちら小説家になろうさん、カクヨムさんにも投稿させてもらっています。
勝手にしろと言われたので、勝手にさせていただきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
子爵家の私は自分よりも身分の高い婚約者に、いつもいいように顎でこき使われていた。ある日、突然婚約者に呼び出されて一方的に婚約破棄を告げられてしまう。二人の婚約は家同士が決めたこと。当然受け入れられるはずもないので拒絶すると「婚約破棄は絶対する。後のことなどしるものか。お前の方で勝手にしろ」と言い切られてしまう。
いいでしょう……そこまで言うのなら、勝手にさせていただきます。
ただし、後のことはどうなっても知りませんよ?
* 他サイトでも投稿
* ショートショートです。あっさり終わります
婚約破棄されたスナギツネ令嬢、実は呪いで醜くなっていただけでした
宮之みやこ
恋愛
細すぎる一重の目に、小さすぎる瞳の三百眼。あまりの目つきの悪さに、リュシエルが婚約者のハージェス王子に付けられたあだ名は『スナギツネ令嬢』だった。
「一族は皆美形なのにどうして私だけ?」
辛く思いながらも自分にできる努力をしようと頑張る中、ある日ついに公の場で婚約解消を言い渡されてしまう。どうやら、ハージェス王子は弟のクロード王子の婚約者であるモルガナ侯爵令嬢と「真実の愛」とやらに目覚めてしまったらしい。
(この人たち、本当に頭がおかしいんじゃないのかしら!?)
幼馴染みの婚約者が「学生時代は愛する恋人と過ごさせてくれ」と言ってきたので、秒で婚約解消を宣言した令嬢の前世が、社畜のおっさんだった件。
灯乃
ファンタジー
子爵家の総領娘である令嬢の前に、巨乳美少女と腕を組んだ婚約者がやってきた。
曰く、「学生時代くらいは、心から愛する恋人と自由に過ごしたい。それくらい、黙って許容しろ」と。
婚約者を甘やかし過ぎていたことに気付いた彼女は、その場で婚約解消を宣言する。
前半はたぶん普通の令嬢もの、後半はおっさんコメディーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる