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〜第七章〜
助
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「やっぱりか。だから言っただろ?無理するなって。」
「どう・・・して・・・。」
「心を読めるんだ。お前の気持ちなんて、聞かずともわかる。」
え!?てことは、あの気持ちも筒抜けだったってこと!?
「ほら、しっかりつかまってろよ。」
あれ?自然と痛みが消えてる。これも昴君の、能力の一つなのかな?
そして、私は寮まで連れてきてもらった。
「もう大丈夫だな。それじゃぁ、まだパーティーは終わってないと思うから。」
「その・・・、あ・・・ありがとう。」
「別に、困ったことがあったらいつでも頼れよ。」
そうだ、昴君は誰にでも優しい。助けられる人がいたら、必ず助けるんだろう。
『そうだよね。』
!?
「誰!誰なの?」
『私は八雲 狛紀。君は多分、私の兄に会ったことがあるよ。』
「兄?」
『札律次神社にいた、人のことだよ。』
「あっ、あの時の。」
『実は、私も昴君に助けられてね。でも、お礼が言えなかったから“ありがとう”だけ、代わりに伝えておいてくれないかな。よろしくね。』
「え、ちょっと。ちょっと待って!」
はっ、夢?ていうか、なんで部屋にいるの?
前にも、似たようなことはあったけど・・・。
あっ!時間に遅れる。早く行かなきゃ。
走るのは良くないけど、多少の無理は承知だ。
はぁはぁはぁ、なんとか間に合ったって、誰もいない!?
私は、裏口から部室に向かって急いだ。
「あぁ、やっぱりきたか。」
昴君?
「ごめん、莉愛には伝えてないと思って。実は、あの後・・・」
_______________________________________
「あ~、これは明日は無理かな。よし!明日は休みだ!」
「ちょっと待て!だから言ったのに~。はぁ、しょうがない。そのかわり、ちゃんと休ませろよ?」
_______________________________________
「て、ことがあって。」
「そうだったんですか。どうりで誰もいないわけですか。」
ん?ならどうして、昴君はここにいるんだろう。
「あぁ、それね。いや、知らないのは莉愛だけだと思って。」
「それだけで、待っててくれたんですか!」
たったそれだけのために、朝早くからいてくれていただなんて。
「昨日、辛そうだったから。今日は、また無理するかもと思って。」
「そんな・・・、別に携帯で連絡してくれれば・・・」
しまった、アドレス交換していないんだった。
「そうだね。いざというときに、連絡が取れないのはきついからね。ほら、これが俺のアドレス。」
初めてだ。異性の人と、交換したのは。でも、嬉しいな。
「あっ、そうだ。昴君に、伝言があります。“ありがとう”と。」
「そうか、分かった。ありがとう、莉愛。」
「いえ、こんなの、ただ伝えただけなので。」
「それも、君ができることの一つだ。そうやって、見つけていけばいいと思うよ。」
このあとは、病院に行くことにした。治る手は、もう無くなった。だったら、少しでも生きる確率を高くするしかない。それが、私の今出来ることだ。
こんな病気、治ればいいのに。
「どう・・・して・・・。」
「心を読めるんだ。お前の気持ちなんて、聞かずともわかる。」
え!?てことは、あの気持ちも筒抜けだったってこと!?
「ほら、しっかりつかまってろよ。」
あれ?自然と痛みが消えてる。これも昴君の、能力の一つなのかな?
そして、私は寮まで連れてきてもらった。
「もう大丈夫だな。それじゃぁ、まだパーティーは終わってないと思うから。」
「その・・・、あ・・・ありがとう。」
「別に、困ったことがあったらいつでも頼れよ。」
そうだ、昴君は誰にでも優しい。助けられる人がいたら、必ず助けるんだろう。
『そうだよね。』
!?
「誰!誰なの?」
『私は八雲 狛紀。君は多分、私の兄に会ったことがあるよ。』
「兄?」
『札律次神社にいた、人のことだよ。』
「あっ、あの時の。」
『実は、私も昴君に助けられてね。でも、お礼が言えなかったから“ありがとう”だけ、代わりに伝えておいてくれないかな。よろしくね。』
「え、ちょっと。ちょっと待って!」
はっ、夢?ていうか、なんで部屋にいるの?
前にも、似たようなことはあったけど・・・。
あっ!時間に遅れる。早く行かなきゃ。
走るのは良くないけど、多少の無理は承知だ。
はぁはぁはぁ、なんとか間に合ったって、誰もいない!?
私は、裏口から部室に向かって急いだ。
「あぁ、やっぱりきたか。」
昴君?
「ごめん、莉愛には伝えてないと思って。実は、あの後・・・」
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「あ~、これは明日は無理かな。よし!明日は休みだ!」
「ちょっと待て!だから言ったのに~。はぁ、しょうがない。そのかわり、ちゃんと休ませろよ?」
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「て、ことがあって。」
「そうだったんですか。どうりで誰もいないわけですか。」
ん?ならどうして、昴君はここにいるんだろう。
「あぁ、それね。いや、知らないのは莉愛だけだと思って。」
「それだけで、待っててくれたんですか!」
たったそれだけのために、朝早くからいてくれていただなんて。
「昨日、辛そうだったから。今日は、また無理するかもと思って。」
「そんな・・・、別に携帯で連絡してくれれば・・・」
しまった、アドレス交換していないんだった。
「そうだね。いざというときに、連絡が取れないのはきついからね。ほら、これが俺のアドレス。」
初めてだ。異性の人と、交換したのは。でも、嬉しいな。
「あっ、そうだ。昴君に、伝言があります。“ありがとう”と。」
「そうか、分かった。ありがとう、莉愛。」
「いえ、こんなの、ただ伝えただけなので。」
「それも、君ができることの一つだ。そうやって、見つけていけばいいと思うよ。」
このあとは、病院に行くことにした。治る手は、もう無くなった。だったら、少しでも生きる確率を高くするしかない。それが、私の今出来ることだ。
こんな病気、治ればいいのに。
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