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第三章 カモフ攻防戦
5 救援に向けて(2)
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決戦に向けて気勢を上げた彼らが退室していった後、トゥーレは溜息を吐きつつ彼を睨み付けているひとりの老騎士に静かに声を掛けた。
「さて、シルベストル。どうした?」
「どうしたもこうしたもございません! 私はまだ何も命じられておりませぬ!」
シルベストルは髪を逆立て眦を吊り上げながらトゥーレに詰め寄った。
先の会議では珍しく口数多く指示をおこなったトゥーレだったが、シルベストルにだけは何の指示も与えなかったのだ。
当然自分も重要な任務が与えられると考えていたシルベストルは、その反動からかこうして直談判するに至ったのである。
「わかったわかった。それで貴様は何がしたい? 何でもいいぞ言ってみろ」
「若様! 巫山戯ないでいただきたい!」
軽い調子のトゥーレに、思わず彼の幼少期の呼び方に戻ってしまうほど激高したシルベストルが、顔を真っ赤にしながら更に詰め寄ってくる。
「分かったから、冗談だから・・・・」
余りの剣幕にたじたじになったトゥーレは、シルベストルを落ち着かせると向かい合ってテーブルに着き、改めて目の据わった老騎士に向けて口を開いた。
「さて、シルベストル」
「はい」
「俺は今回はフラフラするので流石に忙しい」
「はい?」
「なので貴様にはサザンを任せたい」
「はい!?」
口調からは先ほどと違ってトゥーレが巫山戯てないことは分かる。しかしシルベストルは言われた意味を理解できず、思いがけず意味の違う同じ言葉を三度繰り返していた。
「どういう事でしょうか?」
シルベストルは感情を飲み込んで静かに尋ねる。
「サザンを任せる」
「いえ、その前です」
「忙しい」
「もう少し」
「フラフラす・・・・」
「それです!」
珍しく食い気味に反応したことがシルベストルの動揺を現していた。
「何を企んでおられるのかお教え願えますでしょうか?」
口調は丁寧だがまるで犯罪者を問い質すような口調だ。もちろんトゥーレにはそれだけの前科があるため、ある意味間違いではないのだが。
「企むとは人聞きが悪いな。別に領地内を色々動こうと思っているだけだ」
「それを企むと言うのです。サザンについては承知いたしましたが、それはいつも通りの事でしょう?」
これまでもトゥーレは執務をシルベストルに丸投げして領内をウロウロすることが多かった。それぐらいならば彼の通常運転と認識しているシルベストルは、ジトッとした目を向ける。
「まぁそうなんだが、今回はお墨付きだ」
そう言って執務机から羊皮紙を取り出し、シルベストルに手渡した。
「これは?」
シルベストルは羊皮紙を手に疑問の顔をトゥーレに向けた。
くるくると丸められた羊皮紙はトルスター家の紋章で蝋封されている。領主が命令を下す際に手渡す正式な命令書だった。
「まずは読め」
トゥーレに促され嫌な予感がしつつも命令書の封を切ると、片眼鏡を右の眼窩に嵌めると、じっくり吟味するように読み進めていく。
最後まで読み終えたシルベストルは、目を大きく見開きながら顔を上げる。その拍子に片眼鏡がずり落ち、テーブルの上をカラカラと転がった。
「これは!?」
「貴様はここまでしないと受け入れないだろう?」
絶句するシルベストルを見て悪そうな笑みを浮かべるトゥーレ。
命令書にはトゥーレの名ではなく、わざわざザオラルの署名でシルベストルを『サザン市長に任ずる』とあった。
これまでもザオラル不在時に代理を務めることはあったシルベストルだが、今回は名実共にサザン市長への正式な任命書だったのだ。
「流石に領主にする訳にはいかないんだが、父上には了承を貰っている。今回はサザンにまで気を配る余裕は俺にはない。なのでサザンは貴様に任せる」
「しかし、これは受け取れません!」
「異議は認めんからな。俺がいない間はどうせ貴様が代わりを務めるのだ。やることは今までとそうは変わらんだろう?」
市長就任を渋るシルベストルに、どうせやることになるのだから受けておけと軽い調子でトゥーレが言う。
カモフ領主は領都であるサザン市長を兼務しているが、ザオラルが不在の今はトゥーレが代理を務めていた。どっしりと構え雑務は部下に任せることの多いザオラルと違って、トゥーレは部下に任せた案件でも自ら確認するために出掛けることが多く、サザンに不在となる事が多かった。
普段より滞り気味のトゥーレの執務はシルベストルが代わりにおこなっていたが、その中にはトゥーレの決済が必要な書類も少なからず存在するのだ。そのため、完全に代わりを務めるという訳にはいかないのだ。
シルベストルが市長となれば、サザンに関する全ての決済がトゥーレを通さずに下すことができるようになる。現状でもそれほど差し支えはないのだが、効率だけで言えば雲泥の差だ。
領主と市長が別の人物が務めるのは、この当時からすればかなり思い切った采配だった。実際にトゥーレから提案を受けたザオラルでさえ当初は難色を示していたくらいだ。
それでもトゥーレはこの提案を父に認めさせた。これは長年ザオラルを支えて来たシルベストルに報いる意味もあり、騎士や住民からの信頼の厚いシルベストルだからこそできたことだ。
「・・・・わかりました。サザンを一時預からせていただきます」
長い熟考の末、シルベストルは命令書を受け取った。預かると言ったのはシルベストルなりの矜持なのだろう。あくまでトゥーレの代理として預かるつもりの様だ。
「街を頼む。万が一俺たちが敗れれば、その時は仇を討とうなどとせず白旗を掲げ街を開放すればいい。流石にドーグラス公といえども住民を無下にはしないだろう」
ほっとしたように眉尻を下げたトゥーレが息を吐く。
「それは現時点では保留とさせていただきます。それで、私に市長を押しつけたトゥーレ様はいかがなさるおつもりですか?」
「ドーグラス公が動くまでそれほど時間がある訳ではない。まずはダニエル殿への援軍が一番だが、ネアンへの牽制、決戦の準備に加えサトルトの様子も見なければならぬ。ドーグラス公がやって来るまでは精々じたばたしてみるさ」
冗談めかしてそう言ったトゥーレだったが、既に覚悟が決まっているのかその表情は迷いがなかった。
夜の闇に抗うように煌々と篝火が焚かれていた。
固く閉ざされた城門にも篝火とともに数名の歩哨が立ち、城門の上に設けられている櫓にも同様に兵が詰めていた。
街道へと続く城門だけではない。湖とセラーナ川の間に造られた港口も同様、いやそれ以上に篝火の炎が船や倉庫群を闇夜に浮かび上がらせ、更に多くの兵が警戒に当たっている。
そんな彼らの頭上を一本の帚星がオレンジの尾を引きながら静かに飛んでいく。
「あれは何だ!?」
それに気付いた兵士が頭上を見上げ指差した。その声に気付いた兵が何人か見上げるが、音もせず飛ぶ帚星の正体は誰にも分からない。
「警戒しろ! 敵襲かも知れんぞ!」
隊長らしき人物が警戒するように叫ぶ。
やがて一棟の倉庫の屋根へとゆっくりと着弾した帚星は、飛んできた時と同様に音も無く大輪の火球を咲かせた。
一瞬の閃光。
それは瞬く間に消えてしまったが、火が消えた箇所には炎が立ち上っていた。
「て、敵襲だ!」
蜘蛛の子を散らしたように慌てた兵たちが駆けていく。
「何処からだ!?」
指揮官は戸惑う兵を叱咤しながら辺りを警戒する。しかし敵の姿が見えないことで彼らの顔にも戸惑いが浮かんでいた。
「来たぞ! 湖だ!!」
城門の上で警戒に当たっていた兵が湖を指差す。その声に振り向いた兵は一瞬呆気にとられた。
「何だあれは!?」
見れば先の帚星を圧倒する数十本の帚星が夜空を染めながら飛来していた。
古くから不吉の前触れとされている帚星だ。彼らの顔に恐怖が浮かび上がる。
音も無く飛翔する帚星は、船、倉庫、桟橋、城門など彼らが守ろうとするものに悉く着弾すると無音のまま大きな火球を広げた。
火球が消えた後には例外なく炎が立ち上り、舐めるように燃え広がっていく。
彼らにとって幸いだったのは無風だったことで広い範囲への延焼を防ぐ事ができたことだ。だが、およそ十五分間に渡って降り注いだ帚星によって、ネアンの港は完全に機能を停止するのだった。
「さて、シルベストル。どうした?」
「どうしたもこうしたもございません! 私はまだ何も命じられておりませぬ!」
シルベストルは髪を逆立て眦を吊り上げながらトゥーレに詰め寄った。
先の会議では珍しく口数多く指示をおこなったトゥーレだったが、シルベストルにだけは何の指示も与えなかったのだ。
当然自分も重要な任務が与えられると考えていたシルベストルは、その反動からかこうして直談判するに至ったのである。
「わかったわかった。それで貴様は何がしたい? 何でもいいぞ言ってみろ」
「若様! 巫山戯ないでいただきたい!」
軽い調子のトゥーレに、思わず彼の幼少期の呼び方に戻ってしまうほど激高したシルベストルが、顔を真っ赤にしながら更に詰め寄ってくる。
「分かったから、冗談だから・・・・」
余りの剣幕にたじたじになったトゥーレは、シルベストルを落ち着かせると向かい合ってテーブルに着き、改めて目の据わった老騎士に向けて口を開いた。
「さて、シルベストル」
「はい」
「俺は今回はフラフラするので流石に忙しい」
「はい?」
「なので貴様にはサザンを任せたい」
「はい!?」
口調からは先ほどと違ってトゥーレが巫山戯てないことは分かる。しかしシルベストルは言われた意味を理解できず、思いがけず意味の違う同じ言葉を三度繰り返していた。
「どういう事でしょうか?」
シルベストルは感情を飲み込んで静かに尋ねる。
「サザンを任せる」
「いえ、その前です」
「忙しい」
「もう少し」
「フラフラす・・・・」
「それです!」
珍しく食い気味に反応したことがシルベストルの動揺を現していた。
「何を企んでおられるのかお教え願えますでしょうか?」
口調は丁寧だがまるで犯罪者を問い質すような口調だ。もちろんトゥーレにはそれだけの前科があるため、ある意味間違いではないのだが。
「企むとは人聞きが悪いな。別に領地内を色々動こうと思っているだけだ」
「それを企むと言うのです。サザンについては承知いたしましたが、それはいつも通りの事でしょう?」
これまでもトゥーレは執務をシルベストルに丸投げして領内をウロウロすることが多かった。それぐらいならば彼の通常運転と認識しているシルベストルは、ジトッとした目を向ける。
「まぁそうなんだが、今回はお墨付きだ」
そう言って執務机から羊皮紙を取り出し、シルベストルに手渡した。
「これは?」
シルベストルは羊皮紙を手に疑問の顔をトゥーレに向けた。
くるくると丸められた羊皮紙はトルスター家の紋章で蝋封されている。領主が命令を下す際に手渡す正式な命令書だった。
「まずは読め」
トゥーレに促され嫌な予感がしつつも命令書の封を切ると、片眼鏡を右の眼窩に嵌めると、じっくり吟味するように読み進めていく。
最後まで読み終えたシルベストルは、目を大きく見開きながら顔を上げる。その拍子に片眼鏡がずり落ち、テーブルの上をカラカラと転がった。
「これは!?」
「貴様はここまでしないと受け入れないだろう?」
絶句するシルベストルを見て悪そうな笑みを浮かべるトゥーレ。
命令書にはトゥーレの名ではなく、わざわざザオラルの署名でシルベストルを『サザン市長に任ずる』とあった。
これまでもザオラル不在時に代理を務めることはあったシルベストルだが、今回は名実共にサザン市長への正式な任命書だったのだ。
「流石に領主にする訳にはいかないんだが、父上には了承を貰っている。今回はサザンにまで気を配る余裕は俺にはない。なのでサザンは貴様に任せる」
「しかし、これは受け取れません!」
「異議は認めんからな。俺がいない間はどうせ貴様が代わりを務めるのだ。やることは今までとそうは変わらんだろう?」
市長就任を渋るシルベストルに、どうせやることになるのだから受けておけと軽い調子でトゥーレが言う。
カモフ領主は領都であるサザン市長を兼務しているが、ザオラルが不在の今はトゥーレが代理を務めていた。どっしりと構え雑務は部下に任せることの多いザオラルと違って、トゥーレは部下に任せた案件でも自ら確認するために出掛けることが多く、サザンに不在となる事が多かった。
普段より滞り気味のトゥーレの執務はシルベストルが代わりにおこなっていたが、その中にはトゥーレの決済が必要な書類も少なからず存在するのだ。そのため、完全に代わりを務めるという訳にはいかないのだ。
シルベストルが市長となれば、サザンに関する全ての決済がトゥーレを通さずに下すことができるようになる。現状でもそれほど差し支えはないのだが、効率だけで言えば雲泥の差だ。
領主と市長が別の人物が務めるのは、この当時からすればかなり思い切った采配だった。実際にトゥーレから提案を受けたザオラルでさえ当初は難色を示していたくらいだ。
それでもトゥーレはこの提案を父に認めさせた。これは長年ザオラルを支えて来たシルベストルに報いる意味もあり、騎士や住民からの信頼の厚いシルベストルだからこそできたことだ。
「・・・・わかりました。サザンを一時預からせていただきます」
長い熟考の末、シルベストルは命令書を受け取った。預かると言ったのはシルベストルなりの矜持なのだろう。あくまでトゥーレの代理として預かるつもりの様だ。
「街を頼む。万が一俺たちが敗れれば、その時は仇を討とうなどとせず白旗を掲げ街を開放すればいい。流石にドーグラス公といえども住民を無下にはしないだろう」
ほっとしたように眉尻を下げたトゥーレが息を吐く。
「それは現時点では保留とさせていただきます。それで、私に市長を押しつけたトゥーレ様はいかがなさるおつもりですか?」
「ドーグラス公が動くまでそれほど時間がある訳ではない。まずはダニエル殿への援軍が一番だが、ネアンへの牽制、決戦の準備に加えサトルトの様子も見なければならぬ。ドーグラス公がやって来るまでは精々じたばたしてみるさ」
冗談めかしてそう言ったトゥーレだったが、既に覚悟が決まっているのかその表情は迷いがなかった。
夜の闇に抗うように煌々と篝火が焚かれていた。
固く閉ざされた城門にも篝火とともに数名の歩哨が立ち、城門の上に設けられている櫓にも同様に兵が詰めていた。
街道へと続く城門だけではない。湖とセラーナ川の間に造られた港口も同様、いやそれ以上に篝火の炎が船や倉庫群を闇夜に浮かび上がらせ、更に多くの兵が警戒に当たっている。
そんな彼らの頭上を一本の帚星がオレンジの尾を引きながら静かに飛んでいく。
「あれは何だ!?」
それに気付いた兵士が頭上を見上げ指差した。その声に気付いた兵が何人か見上げるが、音もせず飛ぶ帚星の正体は誰にも分からない。
「警戒しろ! 敵襲かも知れんぞ!」
隊長らしき人物が警戒するように叫ぶ。
やがて一棟の倉庫の屋根へとゆっくりと着弾した帚星は、飛んできた時と同様に音も無く大輪の火球を咲かせた。
一瞬の閃光。
それは瞬く間に消えてしまったが、火が消えた箇所には炎が立ち上っていた。
「て、敵襲だ!」
蜘蛛の子を散らしたように慌てた兵たちが駆けていく。
「何処からだ!?」
指揮官は戸惑う兵を叱咤しながら辺りを警戒する。しかし敵の姿が見えないことで彼らの顔にも戸惑いが浮かんでいた。
「来たぞ! 湖だ!!」
城門の上で警戒に当たっていた兵が湖を指差す。その声に振り向いた兵は一瞬呆気にとられた。
「何だあれは!?」
見れば先の帚星を圧倒する数十本の帚星が夜空を染めながら飛来していた。
古くから不吉の前触れとされている帚星だ。彼らの顔に恐怖が浮かび上がる。
音も無く飛翔する帚星は、船、倉庫、桟橋、城門など彼らが守ろうとするものに悉く着弾すると無音のまま大きな火球を広げた。
火球が消えた後には例外なく炎が立ち上り、舐めるように燃え広がっていく。
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