124 / 205
第三章 カモフ攻防戦
27 第三王子との会談
しおりを挟む
「まさかオリヤンに続いてザオラルも逝くとはな。王国にとって惜しい人材を亡くしたわ」
広間の上座に座したレオポルドは、その前で跪くトゥーレにそう声を掛けた。
王子は神経質そうな表情で、トゥーレたちサザンの首脳に鷹揚な態度で接していた。
歳はトゥーレより若く、まだ十八歳を迎えたばかりだ。橙色がかった金髪を緩やかに波打たせた長髪で、背はトゥーレより少し低く、白磁のような白い肌がより神経質さを際立たせていた。
第三王子であるが第一、第二王子と違って、正妃がようやく授かった男子だったため、三位という序列ながら血統の上では次の王にもっとも近いと言われていた。
ただ第一、第二王子がそれを甘んじて受け入れる訳はなく、水面下では激しい権力争いが繰り広げられていると噂されていた。
現在のところ第一、第二王子それぞれの派閥は非常に大きいため、レオポルドが王位を継承する可能性は低かった。
そのためレオポルドは、王都ではそれぞれの派閥の切り崩しを謀り、その合間にはこうして地方にも積極的に下向して己の勢力拡大に奔走していると、まことしやかに噂されていた。
通常ならサザンへは王都からひと月ほど掛かる距離だったが、レオポルドは先日のオリヤンの葬儀に出席し、その後サザンへの訪問を元々計画していた。だが途中でオリヤンの反乱や、それに呼応するようにネアンが敵の手に落ちたため、カモフとウンダルの中間の街で足止めに遭っていたのだった。
「レオポルド様にそう言っていただけて、父もヴァルハラで喜んでいることでしょう」
トゥーレはレオポルドに頭を下げながら礼を述べる。
正直なところ滅びに向かっている王家などどうでもよかったが、一応アルテミラ王国の臣下という建前上、臣下の礼をとらねばならない。
「我は覚えていないが、幼き頃にザオラルに抱かれたこともあったそうだ。それも何かの縁だ、困ったことがあれば頼ってくれ」
「はっ。勿体なきお言葉、感謝いたします」
権威以外の実権のないレオポルドの言葉に、トゥーレは感謝を示しながら内心では舌を出していた。
トゥーレだけではない。彼の後ろに並んでいたクラウスやシルベストルですら何のありがたみも感じていないような白けた表情で跪いている。
実際に王家に力があれば、ザオラルはサザンから遠い土地で命を散らすことはなかったし、ネアンを奪ったドーグラスの動きを抑えることもできた筈だった。しかしそれを言葉にしたところで、つまらぬ不興を買うだけのことだ。
ネアンを抑えられた中でも、ザオラルの葬儀には各地から参列者が後を絶たず、彼らは警備や宿の手配に追われ目の回るような忙しさだった。
レオポルドの相手をしている間にも対応すべきことは山のように積まれていっている。つまらぬ失言で王家の心証を悪くしている余裕はなかったのだ。
「ところで其方の婚約者がフォレス脱出時に倒れ、いまだ眠ったままだと聞いた。我からも腕のよい医者を手配させよう」
「ありがたきお言葉。殿下のお力添えをいただければ必ずやリーディアも目覚めることでしょう」
トゥーレは彼の言葉に感謝を表すが、レオポルドの言葉を信頼している訳ではない。
実権のない彼にそこまでの力があると思えなかったからだ。仮に実際に医者を手配したとしても、サザンに辿り着くまでに二ヶ月以上掛かるようでは役に立たないだろう。
「はぁ・・・・」
妙な疲れがどっと出た会談を終えるとトゥーレは執務室に戻った。
思わず大きな溜息が出てしまう。
予想していた通り内容の薄い会談だった。
葬儀を控えた中での会談は後回しにして欲しい。正直言って中央での勢力争いに巻き込まれている暇はないのだ。
もう一度大きく溜息を吐いたトゥーレは、側勤めの煎れてくれたお茶を飲む。
もやもやしたモノが、お茶の渋みに洗い流されていくようだ。多少すっきりした表情を浮かべてトゥーレは顔を上げた。
「それでどうしろと?」
視線の先には彼の溜息のもうひとつの理由が立っていた。
執務机の前に不機嫌を隠そうともしないエステルが頬を膨らませている。その後ろには疲れ果てた表情のユーリが、申し訳なさそうに控えていた。
「どうしろって先程から申し上げているじゃありませんか。わたくしもリーディアお姉様のお見舞いに行かせてくださいませ」
「それなら目覚めるまで待てと何度も言っているだろう?」
エステルはもっともらしい理由を述べているが、彼女がここに来た理由はリーディアの部屋の前で不寝番を務めるベルナルトを、どうしても突破できないからだ。
初めて部屋の前で彼に遭遇した際は、思わず悲鳴を上げそうになってしまった。
左腕を吊り、松葉杖姿の傷ついた髭もじゃの騎士が、瞳を爛々と輝かせてリーディアの部屋を守っていたのだ。
逃げるようにして戻ったエステルは、ユーリを連れて再びリーディアの部屋を訪れ、見舞いさせて貰えるよう交渉したが『姫様は眠っておられる』の一点張りで部屋に入れて貰えなかったのだった。
「お兄様ばかりお見舞いしてずるいです!」
「お前はお喋りをしたいのだろうが、今行ったところでリーディアの寝顔を見るだけだぞ」
もう何度目になるか分からないが、トゥーレは根気強く説得を繰り返す。エステルとて頭では分かっているのだろうが、如何せんこうと決めれば我慢ができない質だ。どうしても行動が先行してしまう。
それは後ろに控えるユーリの疲れ果てた表情を見れば分かる。彼も何度も説得をおこなったという顔をしていた。
ユーリは今後のドーグラスとの戦いで重要な役目を与えている。今回は葬儀のためサザンに戻ってきているが、本来このような些事に関わっている暇はないのだ。
「わかった、わかった。それならリーディアが目覚めたら一番に見舞いさせてやる」
「本当ですね! 約束ですよ!」
「ああ、だからそれまで大人しく待っていてくれ」
トゥーレから言質をとって満足したのか、エステルは『きっとですよ』と何度も念を押しながら晴れやかな表情で退室していった。
「申し訳ございません。助かりました」
エステルが退室するとユーリが疲れた表情で頭を下げた。
彼もサザンに戻ってくるなり、エステルに振り回されていた。事情が分かってからはずっと彼女を説得していたようだが、全く聞き入れて貰えなかったようだ。
これでも以前よりは聞き分けがよくなったようだが、今回は自分ひとりが留守番の中、ウンダルの政争に巻き込まれて父ザオラルが帰らぬ人となってしまった。
その父が命を賭け脱出させたリーディアは眠ったままという有様。テオドーラとトゥーレは無事に戻ってきたものの、母は憔悴したように床に伏せることが多くなり多くを語らない。
心細い中で頼みの婚約者であるユーリも、戻ってからは領内を飛び回って殆どサザンに戻ってこないのだ。
その間気丈に振る舞っていたようだが、心細かったのだろう。ユーリが戻ってきたことで、それまでの我慢していたものが爆発したのだろう。
「ああ、しばらく傍にいてやってくれ。間違っても返品はゆるさんからな、しっかり面倒見てくれよ」
ユーリの苦労が手に取るように分かるトゥーレは冗談めかしてそう言うと、二人で苦笑を浮かべるのだった。
広間の上座に座したレオポルドは、その前で跪くトゥーレにそう声を掛けた。
王子は神経質そうな表情で、トゥーレたちサザンの首脳に鷹揚な態度で接していた。
歳はトゥーレより若く、まだ十八歳を迎えたばかりだ。橙色がかった金髪を緩やかに波打たせた長髪で、背はトゥーレより少し低く、白磁のような白い肌がより神経質さを際立たせていた。
第三王子であるが第一、第二王子と違って、正妃がようやく授かった男子だったため、三位という序列ながら血統の上では次の王にもっとも近いと言われていた。
ただ第一、第二王子がそれを甘んじて受け入れる訳はなく、水面下では激しい権力争いが繰り広げられていると噂されていた。
現在のところ第一、第二王子それぞれの派閥は非常に大きいため、レオポルドが王位を継承する可能性は低かった。
そのためレオポルドは、王都ではそれぞれの派閥の切り崩しを謀り、その合間にはこうして地方にも積極的に下向して己の勢力拡大に奔走していると、まことしやかに噂されていた。
通常ならサザンへは王都からひと月ほど掛かる距離だったが、レオポルドは先日のオリヤンの葬儀に出席し、その後サザンへの訪問を元々計画していた。だが途中でオリヤンの反乱や、それに呼応するようにネアンが敵の手に落ちたため、カモフとウンダルの中間の街で足止めに遭っていたのだった。
「レオポルド様にそう言っていただけて、父もヴァルハラで喜んでいることでしょう」
トゥーレはレオポルドに頭を下げながら礼を述べる。
正直なところ滅びに向かっている王家などどうでもよかったが、一応アルテミラ王国の臣下という建前上、臣下の礼をとらねばならない。
「我は覚えていないが、幼き頃にザオラルに抱かれたこともあったそうだ。それも何かの縁だ、困ったことがあれば頼ってくれ」
「はっ。勿体なきお言葉、感謝いたします」
権威以外の実権のないレオポルドの言葉に、トゥーレは感謝を示しながら内心では舌を出していた。
トゥーレだけではない。彼の後ろに並んでいたクラウスやシルベストルですら何のありがたみも感じていないような白けた表情で跪いている。
実際に王家に力があれば、ザオラルはサザンから遠い土地で命を散らすことはなかったし、ネアンを奪ったドーグラスの動きを抑えることもできた筈だった。しかしそれを言葉にしたところで、つまらぬ不興を買うだけのことだ。
ネアンを抑えられた中でも、ザオラルの葬儀には各地から参列者が後を絶たず、彼らは警備や宿の手配に追われ目の回るような忙しさだった。
レオポルドの相手をしている間にも対応すべきことは山のように積まれていっている。つまらぬ失言で王家の心証を悪くしている余裕はなかったのだ。
「ところで其方の婚約者がフォレス脱出時に倒れ、いまだ眠ったままだと聞いた。我からも腕のよい医者を手配させよう」
「ありがたきお言葉。殿下のお力添えをいただければ必ずやリーディアも目覚めることでしょう」
トゥーレは彼の言葉に感謝を表すが、レオポルドの言葉を信頼している訳ではない。
実権のない彼にそこまでの力があると思えなかったからだ。仮に実際に医者を手配したとしても、サザンに辿り着くまでに二ヶ月以上掛かるようでは役に立たないだろう。
「はぁ・・・・」
妙な疲れがどっと出た会談を終えるとトゥーレは執務室に戻った。
思わず大きな溜息が出てしまう。
予想していた通り内容の薄い会談だった。
葬儀を控えた中での会談は後回しにして欲しい。正直言って中央での勢力争いに巻き込まれている暇はないのだ。
もう一度大きく溜息を吐いたトゥーレは、側勤めの煎れてくれたお茶を飲む。
もやもやしたモノが、お茶の渋みに洗い流されていくようだ。多少すっきりした表情を浮かべてトゥーレは顔を上げた。
「それでどうしろと?」
視線の先には彼の溜息のもうひとつの理由が立っていた。
執務机の前に不機嫌を隠そうともしないエステルが頬を膨らませている。その後ろには疲れ果てた表情のユーリが、申し訳なさそうに控えていた。
「どうしろって先程から申し上げているじゃありませんか。わたくしもリーディアお姉様のお見舞いに行かせてくださいませ」
「それなら目覚めるまで待てと何度も言っているだろう?」
エステルはもっともらしい理由を述べているが、彼女がここに来た理由はリーディアの部屋の前で不寝番を務めるベルナルトを、どうしても突破できないからだ。
初めて部屋の前で彼に遭遇した際は、思わず悲鳴を上げそうになってしまった。
左腕を吊り、松葉杖姿の傷ついた髭もじゃの騎士が、瞳を爛々と輝かせてリーディアの部屋を守っていたのだ。
逃げるようにして戻ったエステルは、ユーリを連れて再びリーディアの部屋を訪れ、見舞いさせて貰えるよう交渉したが『姫様は眠っておられる』の一点張りで部屋に入れて貰えなかったのだった。
「お兄様ばかりお見舞いしてずるいです!」
「お前はお喋りをしたいのだろうが、今行ったところでリーディアの寝顔を見るだけだぞ」
もう何度目になるか分からないが、トゥーレは根気強く説得を繰り返す。エステルとて頭では分かっているのだろうが、如何せんこうと決めれば我慢ができない質だ。どうしても行動が先行してしまう。
それは後ろに控えるユーリの疲れ果てた表情を見れば分かる。彼も何度も説得をおこなったという顔をしていた。
ユーリは今後のドーグラスとの戦いで重要な役目を与えている。今回は葬儀のためサザンに戻ってきているが、本来このような些事に関わっている暇はないのだ。
「わかった、わかった。それならリーディアが目覚めたら一番に見舞いさせてやる」
「本当ですね! 約束ですよ!」
「ああ、だからそれまで大人しく待っていてくれ」
トゥーレから言質をとって満足したのか、エステルは『きっとですよ』と何度も念を押しながら晴れやかな表情で退室していった。
「申し訳ございません。助かりました」
エステルが退室するとユーリが疲れた表情で頭を下げた。
彼もサザンに戻ってくるなり、エステルに振り回されていた。事情が分かってからはずっと彼女を説得していたようだが、全く聞き入れて貰えなかったようだ。
これでも以前よりは聞き分けがよくなったようだが、今回は自分ひとりが留守番の中、ウンダルの政争に巻き込まれて父ザオラルが帰らぬ人となってしまった。
その父が命を賭け脱出させたリーディアは眠ったままという有様。テオドーラとトゥーレは無事に戻ってきたものの、母は憔悴したように床に伏せることが多くなり多くを語らない。
心細い中で頼みの婚約者であるユーリも、戻ってからは領内を飛び回って殆どサザンに戻ってこないのだ。
その間気丈に振る舞っていたようだが、心細かったのだろう。ユーリが戻ってきたことで、それまでの我慢していたものが爆発したのだろう。
「ああ、しばらく傍にいてやってくれ。間違っても返品はゆるさんからな、しっかり面倒見てくれよ」
ユーリの苦労が手に取るように分かるトゥーレは冗談めかしてそう言うと、二人で苦笑を浮かべるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる