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1 kyuーbi VS 音叉剣
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リィィィィイイイイイイン🎶
薄暗い部屋の中に、小さな鈴の音が聞こえる
その鈴は、小さな音を絶え間なく鳴らし続けているようだ
その小さな音に聞き耳を立てた瞬間、銃撃音が部屋の中に響いた
ブライドのCZ75だ
CZ75の銃口から牙を剥いて襲いかかるkyuーbi
kyuーbiが火花を散らし、床や壁に突き刺さる
ブライドの放つkyuーbiが迎撃された⁉️
ブライドの正面に黒い服、白い肌の男が無言で立っている
「生意気ね」
冷たく言葉を吐き捨てるブライド
その男はただ黙って立っていた
感情も、殺気もない男だ
その男は、左手に音叉のような短剣を持っている
ブライドの必殺の3連射を、この男が防いだのか❓
ブライドが男に向かって至近距離で発砲する
音叉のような剣を使って、男がkyuーbiを捌く
火花を散らしkyuーbiが弾かれる
2人の立ち位置が入れ替わる
互いの必殺の一撃が放たれる
男の頬を掠めるkyuーbi
ブライドのプラチナブロンドの髪が空を舞っている
床や壁を使った跳弾と組み合わせても、その男はブライドの射つkyuーbi をいなしてしまう
残弾は1
マガジンを入れ替える隙を、男は与えることはないだろう
だがブライドは、ためらわずマガジンを落とした
そのタイミングに合わせて、男が前に出る
空になって落としたボックスマガジンを、ブライドが爪先で蹴って男の顔を狙う
男が飛来したマガジンを捌く間に、ブライドは新しくマガジンを挿入した
更に、もう1挺のCz75を抜くブライド
「許さない」
静かな怒りが、男に向けられる
踏み込むブライド
男も間合いを一気に詰める
お互いに必殺の間合いだ❗️
「待て‼️」
九郎が2人の間に割って入る
九郎....内閣調査室の対妖物班の班長をしているアイアン・クロウが2人の手首を掴んで止めた
「💢.....」
2人の攻撃の意思は揺るがない
九郎が、さらに力を込めて2人の手首を掴む
少し躊躇い、男が先に剣を引いた
ブライドは、まだCZ75を男に向けようとする
「もうよせ、アリス」
アリスとは、ブライドの本名だ
九郎が、ゆっくりとブライドの手を下げる
ブライドも、戦う意志が薄れて行く
「ルカが、うさぎの髪を切ったんです💦」
目に涙を浮かべるブライド
「姉さんだって、おれを本気で撃ってきただろう」
男は、アリスの弟のルカだった
ルカは贅肉のないスリムな体型をしている
アリスと同じようにアルビノであった
肌は透き通るように白い
髪はプラチナブロンド
瞳は薄い茶色だが、サイボーグの義眼では赤く見える
あまり、感情を表に出さない性格だ
部屋の照明が明るくなった
ここは、内閣調査室本部の練習場だ
音叉剣が出来上がったところで、姉弟で模擬戦をやっていたはずだった
しかし途中から、本気の殺し合いになってしまった
宇佐妓アリス《ブライド》が電撃を得意とするように
宇佐妓ルカ《バルキリー》は振動を得意とする
ルカの振動を剣に伝えることで、その剣は超振動ブレードになる
だから、ルカの剣は音叉のような形をしていた
ルカの音叉剣は、金属でも切断する威力がある
内閣調査室のエージェントになった鋼鉄のガルバルディの発明した金属を使って、音叉剣が完成したところだった
「姉さんに言っておきたいことがある」
珍しく、感情を表に出すルカ
「自分のことをうさぎって言うのやめてくれ💢
オレだって、宇佐妓ルカなんだ❗️
紛らわしいから、アリスって言えよ💦」
ブライドは口を尖らせた
「あんたはオレって言うから関係ないでしょ」
「.....💢」
「ハイハイ💕そこまで❣️」
可愛いらしい女性の声が、2人の言い争いに終止符を打った
ブルーグレーのスーツに身を包んだたまもだった
たまもは膝上のスカートを履いていた
たまもの言う事を聞かないと....あのスカートから9本の尾が伸びてくる
ブライドもバルキリーも、たまもに頭が上がらない
本能的に、自分より上と認識しているからだ
たまもが、ブライドに来客を告げた
「お客様⁉️」
内閣調査室の場所は、一般には公開していない
だから、来客があることはないはず
「.....❓」
誰だろう❓
ブライドは、たまもと一緒に練習場を後にした
【登場人物紹介】
宇佐妓 ルカ(うさぎ るか)
コードネーム:バルキリー
一人称:オレ
所属:内閣調査室 対サイボーグ班
性別:男性
身長:173cm
年齢:不明
サイボーグ比率:0%
特徴:アルビノ
特記事項:宇佐妓アリス(ブライド)の弟。姉が自分の事を「うさぎ」と呼ぶので、ルカは自分の苗字を名乗れないと不満を持っている。
特技:短刀の超振動ブレード使い
拳銃の弾でも切ったり弾いたりできる。
性格:無口、無表情、エロに興味ない。姉のアリスを女性と見ていない。
薄暗い部屋の中に、小さな鈴の音が聞こえる
その鈴は、小さな音を絶え間なく鳴らし続けているようだ
その小さな音に聞き耳を立てた瞬間、銃撃音が部屋の中に響いた
ブライドのCZ75だ
CZ75の銃口から牙を剥いて襲いかかるkyuーbi
kyuーbiが火花を散らし、床や壁に突き刺さる
ブライドの放つkyuーbiが迎撃された⁉️
ブライドの正面に黒い服、白い肌の男が無言で立っている
「生意気ね」
冷たく言葉を吐き捨てるブライド
その男はただ黙って立っていた
感情も、殺気もない男だ
その男は、左手に音叉のような短剣を持っている
ブライドの必殺の3連射を、この男が防いだのか❓
ブライドが男に向かって至近距離で発砲する
音叉のような剣を使って、男がkyuーbiを捌く
火花を散らしkyuーbiが弾かれる
2人の立ち位置が入れ替わる
互いの必殺の一撃が放たれる
男の頬を掠めるkyuーbi
ブライドのプラチナブロンドの髪が空を舞っている
床や壁を使った跳弾と組み合わせても、その男はブライドの射つkyuーbi をいなしてしまう
残弾は1
マガジンを入れ替える隙を、男は与えることはないだろう
だがブライドは、ためらわずマガジンを落とした
そのタイミングに合わせて、男が前に出る
空になって落としたボックスマガジンを、ブライドが爪先で蹴って男の顔を狙う
男が飛来したマガジンを捌く間に、ブライドは新しくマガジンを挿入した
更に、もう1挺のCz75を抜くブライド
「許さない」
静かな怒りが、男に向けられる
踏み込むブライド
男も間合いを一気に詰める
お互いに必殺の間合いだ❗️
「待て‼️」
九郎が2人の間に割って入る
九郎....内閣調査室の対妖物班の班長をしているアイアン・クロウが2人の手首を掴んで止めた
「💢.....」
2人の攻撃の意思は揺るがない
九郎が、さらに力を込めて2人の手首を掴む
少し躊躇い、男が先に剣を引いた
ブライドは、まだCZ75を男に向けようとする
「もうよせ、アリス」
アリスとは、ブライドの本名だ
九郎が、ゆっくりとブライドの手を下げる
ブライドも、戦う意志が薄れて行く
「ルカが、うさぎの髪を切ったんです💦」
目に涙を浮かべるブライド
「姉さんだって、おれを本気で撃ってきただろう」
男は、アリスの弟のルカだった
ルカは贅肉のないスリムな体型をしている
アリスと同じようにアルビノであった
肌は透き通るように白い
髪はプラチナブロンド
瞳は薄い茶色だが、サイボーグの義眼では赤く見える
あまり、感情を表に出さない性格だ
部屋の照明が明るくなった
ここは、内閣調査室本部の練習場だ
音叉剣が出来上がったところで、姉弟で模擬戦をやっていたはずだった
しかし途中から、本気の殺し合いになってしまった
宇佐妓アリス《ブライド》が電撃を得意とするように
宇佐妓ルカ《バルキリー》は振動を得意とする
ルカの振動を剣に伝えることで、その剣は超振動ブレードになる
だから、ルカの剣は音叉のような形をしていた
ルカの音叉剣は、金属でも切断する威力がある
内閣調査室のエージェントになった鋼鉄のガルバルディの発明した金属を使って、音叉剣が完成したところだった
「姉さんに言っておきたいことがある」
珍しく、感情を表に出すルカ
「自分のことをうさぎって言うのやめてくれ💢
オレだって、宇佐妓ルカなんだ❗️
紛らわしいから、アリスって言えよ💦」
ブライドは口を尖らせた
「あんたはオレって言うから関係ないでしょ」
「.....💢」
「ハイハイ💕そこまで❣️」
可愛いらしい女性の声が、2人の言い争いに終止符を打った
ブルーグレーのスーツに身を包んだたまもだった
たまもは膝上のスカートを履いていた
たまもの言う事を聞かないと....あのスカートから9本の尾が伸びてくる
ブライドもバルキリーも、たまもに頭が上がらない
本能的に、自分より上と認識しているからだ
たまもが、ブライドに来客を告げた
「お客様⁉️」
内閣調査室の場所は、一般には公開していない
だから、来客があることはないはず
「.....❓」
誰だろう❓
ブライドは、たまもと一緒に練習場を後にした
【登場人物紹介】
宇佐妓 ルカ(うさぎ るか)
コードネーム:バルキリー
一人称:オレ
所属:内閣調査室 対サイボーグ班
性別:男性
身長:173cm
年齢:不明
サイボーグ比率:0%
特徴:アルビノ
特記事項:宇佐妓アリス(ブライド)の弟。姉が自分の事を「うさぎ」と呼ぶので、ルカは自分の苗字を名乗れないと不満を持っている。
特技:短刀の超振動ブレード使い
拳銃の弾でも切ったり弾いたりできる。
性格:無口、無表情、エロに興味ない。姉のアリスを女性と見ていない。
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