素人シューレ

俣彦

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筋肉を売りにした漫画に登場した再起不能の超人が籠った山のような存在

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仕事帰りの特に夏の暑い時期になりますと

(……今日はいいや……。)

とそのまま家に帰りたくなることがよくあるのでありますが

(……でも明日の仕事のことを思うと動かしておいたほうが良いよな……。)

でジムの駐車場に辿り着くも

(……やっぱ今日は……。)

と思いながらも

(……とりあえず入ってみよう……。)

とジムの入口へと歩く私。

で。入口の自動ドアが開くと同時に、建物全体に空調が効いていることもありましてか少し元気になりまして。でもその段階ではまだ

(……ストレッチして帰ろう。)

なのでありますが、ロッカールームに入り、着替えを済ませ。トレーニングルームに向かう階段を一段一段踏みしめていきますと

(……何故か元気になっている……。)

昔、筋肉を売りにした漫画に登場した再起不能となった超人が籠った山のような存在として私はジムを活用しています。これは暑いときや寒いときのみならず。精神的に病んでいるときにも助けて頂いておりまして、3年ぐらいですか。通っているのでありますが。これにもう一項目書き加えられることになったモノがあります。それは何かと言いますと



「花粉症」



花粉症とは20年以上の付き合いになりますが、年々その対象が増えているようでありまして、今まで無かった杉の時期にも反応するようになりまして、身体は元気なんだけれども。

(……心が折られる……。)

そんな日々を過ごしております。

……て言うか花粉症って

(……もはや公害の域に達していますよね……。)

そんな状態でありますので、気候は良いのに

(外で活動なんか……。)

鬱々とした気持ちでジムに入りますと

(……気にならなくなるのが不思議。)

勿論建物の中。と言うのもありますが、でも建物の中だからと言っても反応する建物はありますので。某かの対策が為されているのかな?

と思いながらトレーニングをしています。

で。トレーニングを終え、外に出ますと先程の超人のように

(……また元の姿に戻ってしまうのであります……。)
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