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8章
2 鳥かごの少女
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それから数十分たった頃だろうか?ドアをノックする音が聞こえてきた
ネリーは疲れたのか眠りかけていたがその音に意識を取り戻すと、部屋に響く誰かの足音にシーツから出た足をすぐさま引っ込めうずくまりながら体を硬直させた
「なんだ、おまえまだここに居たのか?」
声の主はダニエルだ
ナベリウスから聞いた話では彼は今日の夜まで戻らないということだったが、あれからもうそんなに経ってしまったのだろうか?
「随分早かったですね?次の仕事、もう決まったんですか?」
どうやらまだそんなに時間は流れていないらしい…ナベリウスは裸の自分と同じ部屋にいるのにも関わらず至って冷静そうだ
「ああ、神の教えに不満を持ってるやつが多いからな、おかげでこの仕事も暇がなくていいんだけど、たまにはひと月か二月くらいゆっくりくつろぎたいもんだよ」
ダニエルが深いため息とともにベットの端に腰かけた
彼はもう隠れている自分の存在には気付いていることだろう
昨日彼が自分にした仕打ちは許せるものではない
ネリーは裸の体をぎゅっと抱きしめ唇を噛みながら湧き出る怒りを必死に堪えた
「じゃあこの仕事が終わったら少し遠くに行きましょうか?ネリーも少し気持ちの整理をつけたいだろうし、それにあまり目立ちすぎるのもよくない」
「俺になんかあった時はおまえが助けてくれるんだろ?それより…」
ダニエルの手がシーツを掴んだので、ネリーは剥がされまいと内側から抑えようとしたが時すでに遅し、あられもない姿が二人の前に晒された
ダニエルは哀れむような顔つきで自分の体を見下ろし、ナベリウスは裸のまま意地悪そうに笑いこちらの挙動を観察しているようだ
「傷、痛そうだな?大丈夫か?」
何を今さら…元はこの男が嘘をついて自分をあんな下劣な儀式に巻き込んだんじゃないか…ふつふつと怒りがこみ上げてくる
そして何を思ったのか彼は足首の傷を憐れむように撫で始めたのでネリーは睨みつけながら足を引っ込め、シーツで再び裸の体を隠した
「やれやれ、心配して言ったっていうのに…嫌われたもんだね
大丈夫だよ、処女としての使い道は昨日で終わったんだ、昨日みたいな酷いやり方は二度としない」
処女としての使い道…?もはや自分の存在など彼らにとってはただの物でしかないといった感じか
この司祭のまねごとをする男の残忍さを改めて感じると同時に、男の口車にまんまと載せられた自分に恥ずかしくなった
「全く、処女でなくなったらからってそこらの売女と同じく扱うからあなたは一般の女性と長く続かないんですよ?
あなたが来る前までもっと素直でいい子だったのに…ねぇ、ネリー」
ナベリウスはそう言うとネリーを自身の方に引き寄せ、なだめるように頭を撫で下ろした
引き寄せられた際、不覚にも隠していた布が剥れ落ち傷だらけの肌が晒される
ナベリウスはきっとわざとやったに違いない、とっさに隠そうとするする手の自由を奪ってまでダニエルにこの体を見せつけているのだから
「そんなに恥じらうこともないだろ?今さら
こっちは君に客を取らせる前にじっくり見たし、女の体なんて今まで腐るほど見てるから君に特別欲情したりはしないよ?」
ダニエルはやれやれといった感じで睨めつけるネリーの顔を覗き込み言った
「いや!もう離して!!」
酷い言われように我慢できなくなった私は押さえつけるナベリウスの手を振り払おうともがいたが彼は放そうとすらしてくれない
そして、ため息をつくと耳元で小さく「私との約束、覚えていますよね?ここは従った方が賢明ですよ?」と私にとっての最大の弱みを使い脅すのだった
悔しいが従うしかない…
体にいれた力を抜くと彼は「いい子です」と口元を意地悪く上げた
その後ナベリウスは自身の膝に大人しくなったネリーを乗せると閉じられた足を大きく開き、まだ交わりの痕の残る赤く充血した箇所をダニエルに見せつけるように軽々と持ち上げた
ナベリウスの突拍子もない行動にダニエルも少し驚いたのだろう彼は目を丸くさせこちらを見ている
「あなたはもう気付いているでしょうが、さっき彼女と私は肉体的な契約をしました
勿論、あなたとした契約とは違う意味でのですがね
だからほら、少し言い聞かせただけでこんなに素直に従って…ここもほら、まだ蜜で濡れている…あれから一晩味見させていただきましたがいい感じにほぐれていてとても美味しかったですよ?あなたも少し試してみたらいかがです?」
嘘でしょ…なんでそんなこと…
こんなの嫌だ…恥かしさから目をつぶりかけた、しかしそれを悪魔は許してはくれなかった
「されることをよく見ていなさい」
さっきまで驚いていたダニエルだったが、その一言で素直に従う様子を見るや否や口元を上げ、彼女の大きく開かれた内太ももを指先で撫でまわすように触り始めた
冷えた指先が何度も往復し、くすぐったいような気持ちよさから意識が飛びそうになる
やがて蜜も溢れてきたのであろう、彼の息遣いが次第に荒くなりはじめた
彼は無毛の膨らみを手のひら全体で包むように数回揉むと服を緩め大きくなり始めた性器を露出させた
「おまえの女なのにいいのか?」
早く事におよびたいと言わんばかりに性器を徐々に大きくさせながらダニエルが尋ねる
「あなたは私の大事な契約者ですからね、私のものはあなたのものですよ」
それを聞くや否やダニエルはお構いなしにネリーの中めがけそれをねじ込んんだ
「っ…これは…確かにいい女になったじゃないか…」
「そうでしょ?よかったですね、ネリー」
自分をさらいあんな酷いことを平気でする男を受け入れているなんて屈辱だった
もしあの時一人で彼の後を追わなければ…もしルカと出会っていなければ…こんな風に悪魔意外とも関係を持たされ話が広がるみたいに、いつしかルカを殺さないという約束すら抹消されてしまうんじゃないか…
程なくして彼女の腹の上で果てた男は息を整えながら乱れた服を直すと、ネリーの顎を持ち上げまじまじと見つめた
「一晩のうちにこんな淫乱になるとはね…これなら今夜の儀式でも使えそうだ」
ダニエルの口からさらりと出た儀式という言葉に彼女は血の気が引いた
また昨日と同じように大勢の男に暴行され犯されるのか…
ナベリウスの方を振り返るも彼は全て知っているかのような怪しい笑みをたたえているだけだ
「また、あれですか?まあ、私の方は彼女とできるのだから別にいいですけれどね」
これから起こるおぞましい儀式を想像し震えるネリーの心情を知ってか知らずかナベリウスは彼女の足の自由をとくと抱きしめ頭を撫で下ろすのだが、その言葉からは彼女を労わる様子など微塵と感じられなかった
自分の意思などお構いなく勝手に話を進める彼ら、今度はどんな酷いことをさせるのか…
その時ダニエルのにやついた視線が自分に向けられ、ネリーはごくりと唾をのんだ
「何をされるのか不安か?さっきも言っただろ?昨日みたいなことはないから安心しろ
人前での性交であることは間違いないが、今日はそいつとだけだ
知った関係なんだ、何も恐れる事ではないだろう?」
ナベリウスとだけ…?安堵し胸を撫で下ろすネリーだったが、すぐさまこんな状況にも適応しつつある自分に恥ずかしくなり顔を赤らめた
ダニエルはそれを見逃さなかったのだろう、彼は彼女の体を舐めるように見たのち鼻で笑った
「どうやら、本当におまえにだけは従順みたいだな?あそこの性能は認めるがおまえがそんなお子様趣味だったとは少し驚きだ
さてと、俺は昨日からあまり寝てないからな少し休ませてもらうよ」
ダニエルは吐き捨てるようにそう言うとあくびをしながら部屋を後にした
「あんなこと言っちゃって…本当は彼もあなたに興味を持ってるんですよ?」
ナベリウスはそう言いながらベッドから下りると伏せてあった二つのグラスに葡萄酒を満たし、その片方をネリーに差し出した
しかし彼女は首を横に振ってそれを拒んだ、また変な薬を飲まされおかしくさせられるのではと思ったからだ
「薬なんか入ってませんよ」
悪魔は毒味に一口飲み込むと俯く彼女の顎を引き先ほどとは違う優しい眼差しでネリーを見つめた
「儀式であなたを見世物にするのは私だって乗り気じゃありませんよ、昨日あなたが他の男に弄ばれているのを見るのだって正直いたたまれなかった」
「…じゃあなんでさっきダニエルにあんなこと…」
ナベリウスはふふと小さく笑うと残りの葡萄酒を口に含み彼女を引き寄せ口移しでその口に注いだ
唇の端から漏れ出た葡萄酒が彼女の白い肌を伝い赤黒いシミを残す
「な…!何をするの!?」
突然のことに驚いたネリーはナベリウスを押し避けると口を拭い怯えるような目で彼を見た
彼は空のグラスをベッドの端に置きながらそんな彼女を鼻で笑うと勢いよくベッドに押し倒し組み敷いた
「ほら、それですよ、君は汚されている時が一番美しいから…私はどんな手を使ってでもネリーを汚したくなる」
ナベリウスはネリーの体に残る葡萄酒の跡を舐めるように舌を這わせた
また…犯される…そう思うと自然に体に力が入った
「大丈夫、綺麗にするだけですよ?疲れたでしょ?そんな緊張しないで、ほら力を抜いて
少し寝て下さい、私の事は構わづに…」
そんなことを言われたって刺激が体を駆け巡って休めるはずもない…
ナベリウスは自分の片足を落ち上げ腿の裏側まで伝った葡萄酒を舐めとっている
頭がぼーっとしわけもわからない疼きが全身を襲う
彼は舐めて綺麗にするだけと言っていた、それだけ…?
したい…そう思った…
堕ちるところまで堕ちた私を見て部屋の隅で血まみれの少女が笑ったような気がした
ネリーは疲れたのか眠りかけていたがその音に意識を取り戻すと、部屋に響く誰かの足音にシーツから出た足をすぐさま引っ込めうずくまりながら体を硬直させた
「なんだ、おまえまだここに居たのか?」
声の主はダニエルだ
ナベリウスから聞いた話では彼は今日の夜まで戻らないということだったが、あれからもうそんなに経ってしまったのだろうか?
「随分早かったですね?次の仕事、もう決まったんですか?」
どうやらまだそんなに時間は流れていないらしい…ナベリウスは裸の自分と同じ部屋にいるのにも関わらず至って冷静そうだ
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彼はもう隠れている自分の存在には気付いていることだろう
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「じゃあこの仕事が終わったら少し遠くに行きましょうか?ネリーも少し気持ちの整理をつけたいだろうし、それにあまり目立ちすぎるのもよくない」
「俺になんかあった時はおまえが助けてくれるんだろ?それより…」
ダニエルの手がシーツを掴んだので、ネリーは剥がされまいと内側から抑えようとしたが時すでに遅し、あられもない姿が二人の前に晒された
ダニエルは哀れむような顔つきで自分の体を見下ろし、ナベリウスは裸のまま意地悪そうに笑いこちらの挙動を観察しているようだ
「傷、痛そうだな?大丈夫か?」
何を今さら…元はこの男が嘘をついて自分をあんな下劣な儀式に巻き込んだんじゃないか…ふつふつと怒りがこみ上げてくる
そして何を思ったのか彼は足首の傷を憐れむように撫で始めたのでネリーは睨みつけながら足を引っ込め、シーツで再び裸の体を隠した
「やれやれ、心配して言ったっていうのに…嫌われたもんだね
大丈夫だよ、処女としての使い道は昨日で終わったんだ、昨日みたいな酷いやり方は二度としない」
処女としての使い道…?もはや自分の存在など彼らにとってはただの物でしかないといった感じか
この司祭のまねごとをする男の残忍さを改めて感じると同時に、男の口車にまんまと載せられた自分に恥ずかしくなった
「全く、処女でなくなったらからってそこらの売女と同じく扱うからあなたは一般の女性と長く続かないんですよ?
あなたが来る前までもっと素直でいい子だったのに…ねぇ、ネリー」
ナベリウスはそう言うとネリーを自身の方に引き寄せ、なだめるように頭を撫で下ろした
引き寄せられた際、不覚にも隠していた布が剥れ落ち傷だらけの肌が晒される
ナベリウスはきっとわざとやったに違いない、とっさに隠そうとするする手の自由を奪ってまでダニエルにこの体を見せつけているのだから
「そんなに恥じらうこともないだろ?今さら
こっちは君に客を取らせる前にじっくり見たし、女の体なんて今まで腐るほど見てるから君に特別欲情したりはしないよ?」
ダニエルはやれやれといった感じで睨めつけるネリーの顔を覗き込み言った
「いや!もう離して!!」
酷い言われように我慢できなくなった私は押さえつけるナベリウスの手を振り払おうともがいたが彼は放そうとすらしてくれない
そして、ため息をつくと耳元で小さく「私との約束、覚えていますよね?ここは従った方が賢明ですよ?」と私にとっての最大の弱みを使い脅すのだった
悔しいが従うしかない…
体にいれた力を抜くと彼は「いい子です」と口元を意地悪く上げた
その後ナベリウスは自身の膝に大人しくなったネリーを乗せると閉じられた足を大きく開き、まだ交わりの痕の残る赤く充血した箇所をダニエルに見せつけるように軽々と持ち上げた
ナベリウスの突拍子もない行動にダニエルも少し驚いたのだろう彼は目を丸くさせこちらを見ている
「あなたはもう気付いているでしょうが、さっき彼女と私は肉体的な契約をしました
勿論、あなたとした契約とは違う意味でのですがね
だからほら、少し言い聞かせただけでこんなに素直に従って…ここもほら、まだ蜜で濡れている…あれから一晩味見させていただきましたがいい感じにほぐれていてとても美味しかったですよ?あなたも少し試してみたらいかがです?」
嘘でしょ…なんでそんなこと…
こんなの嫌だ…恥かしさから目をつぶりかけた、しかしそれを悪魔は許してはくれなかった
「されることをよく見ていなさい」
さっきまで驚いていたダニエルだったが、その一言で素直に従う様子を見るや否や口元を上げ、彼女の大きく開かれた内太ももを指先で撫でまわすように触り始めた
冷えた指先が何度も往復し、くすぐったいような気持ちよさから意識が飛びそうになる
やがて蜜も溢れてきたのであろう、彼の息遣いが次第に荒くなりはじめた
彼は無毛の膨らみを手のひら全体で包むように数回揉むと服を緩め大きくなり始めた性器を露出させた
「おまえの女なのにいいのか?」
早く事におよびたいと言わんばかりに性器を徐々に大きくさせながらダニエルが尋ねる
「あなたは私の大事な契約者ですからね、私のものはあなたのものですよ」
それを聞くや否やダニエルはお構いなしにネリーの中めがけそれをねじ込んんだ
「っ…これは…確かにいい女になったじゃないか…」
「そうでしょ?よかったですね、ネリー」
自分をさらいあんな酷いことを平気でする男を受け入れているなんて屈辱だった
もしあの時一人で彼の後を追わなければ…もしルカと出会っていなければ…こんな風に悪魔意外とも関係を持たされ話が広がるみたいに、いつしかルカを殺さないという約束すら抹消されてしまうんじゃないか…
程なくして彼女の腹の上で果てた男は息を整えながら乱れた服を直すと、ネリーの顎を持ち上げまじまじと見つめた
「一晩のうちにこんな淫乱になるとはね…これなら今夜の儀式でも使えそうだ」
ダニエルの口からさらりと出た儀式という言葉に彼女は血の気が引いた
また昨日と同じように大勢の男に暴行され犯されるのか…
ナベリウスの方を振り返るも彼は全て知っているかのような怪しい笑みをたたえているだけだ
「また、あれですか?まあ、私の方は彼女とできるのだから別にいいですけれどね」
これから起こるおぞましい儀式を想像し震えるネリーの心情を知ってか知らずかナベリウスは彼女の足の自由をとくと抱きしめ頭を撫で下ろすのだが、その言葉からは彼女を労わる様子など微塵と感じられなかった
自分の意思などお構いなく勝手に話を進める彼ら、今度はどんな酷いことをさせるのか…
その時ダニエルのにやついた視線が自分に向けられ、ネリーはごくりと唾をのんだ
「何をされるのか不安か?さっきも言っただろ?昨日みたいなことはないから安心しろ
人前での性交であることは間違いないが、今日はそいつとだけだ
知った関係なんだ、何も恐れる事ではないだろう?」
ナベリウスとだけ…?安堵し胸を撫で下ろすネリーだったが、すぐさまこんな状況にも適応しつつある自分に恥ずかしくなり顔を赤らめた
ダニエルはそれを見逃さなかったのだろう、彼は彼女の体を舐めるように見たのち鼻で笑った
「どうやら、本当におまえにだけは従順みたいだな?あそこの性能は認めるがおまえがそんなお子様趣味だったとは少し驚きだ
さてと、俺は昨日からあまり寝てないからな少し休ませてもらうよ」
ダニエルは吐き捨てるようにそう言うとあくびをしながら部屋を後にした
「あんなこと言っちゃって…本当は彼もあなたに興味を持ってるんですよ?」
ナベリウスはそう言いながらベッドから下りると伏せてあった二つのグラスに葡萄酒を満たし、その片方をネリーに差し出した
しかし彼女は首を横に振ってそれを拒んだ、また変な薬を飲まされおかしくさせられるのではと思ったからだ
「薬なんか入ってませんよ」
悪魔は毒味に一口飲み込むと俯く彼女の顎を引き先ほどとは違う優しい眼差しでネリーを見つめた
「儀式であなたを見世物にするのは私だって乗り気じゃありませんよ、昨日あなたが他の男に弄ばれているのを見るのだって正直いたたまれなかった」
「…じゃあなんでさっきダニエルにあんなこと…」
ナベリウスはふふと小さく笑うと残りの葡萄酒を口に含み彼女を引き寄せ口移しでその口に注いだ
唇の端から漏れ出た葡萄酒が彼女の白い肌を伝い赤黒いシミを残す
「な…!何をするの!?」
突然のことに驚いたネリーはナベリウスを押し避けると口を拭い怯えるような目で彼を見た
彼は空のグラスをベッドの端に置きながらそんな彼女を鼻で笑うと勢いよくベッドに押し倒し組み敷いた
「ほら、それですよ、君は汚されている時が一番美しいから…私はどんな手を使ってでもネリーを汚したくなる」
ナベリウスはネリーの体に残る葡萄酒の跡を舐めるように舌を這わせた
また…犯される…そう思うと自然に体に力が入った
「大丈夫、綺麗にするだけですよ?疲れたでしょ?そんな緊張しないで、ほら力を抜いて
少し寝て下さい、私の事は構わづに…」
そんなことを言われたって刺激が体を駆け巡って休めるはずもない…
ナベリウスは自分の片足を落ち上げ腿の裏側まで伝った葡萄酒を舐めとっている
頭がぼーっとしわけもわからない疼きが全身を襲う
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