魔術師の仕事

阿部うりえる

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8章

1 鳥かごの少女

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あれ…?私なにしてるんだっけ…
目覚めた私の隣にはナベリウスがいて、彼は微笑みながら私の頭を撫で下ろしていて…
意識がはっきりしていくにつれて体の痛みと昨日の記憶が蘇って震えと涙が止まらなくて…
彼に楽になれると勧められた薬を拒んだら無理矢理飲まされて、頭痛も体に生々しく残る傷の痛みも恐怖すら今では何も感じない
ただぼんやりした感覚があるだけ…

「さあもう泣かないでください」
ナベリウスに抱きかかえられる形で彼女は浴槽に浸かっていた
彼は声もなく泣き続ける彼女に柔らかな口調でそう言い頬に軽く口づける
「昨日言った事…ルカを殺すって本当なの…?」
湯の中で体を撫でられながら、昨日彼が交わりの中で言っていた事をぼそりと尋ねると彼はふふと耳元で笑い胸を嫌らしく揉み始めた
「私の目的は魔術師と契約した悪魔の方で魔術師には何の恨みもありませんよ
でもあなたにこんなに愛されてる男なんて…正直妬けますね…
そう言えば、この事はまだあなたには話していなかったですかね?彼がなぜルカという青年に近づいたのか…」
ゲルハルトがルカに近づいた理由?
悪魔の口から出た興味をそそる内容にネリーは伏していた顔を上げ、ナベリウスの方に振り向いた
「ダリウスという名、あなたも知っているでしょう?」
ダリウス…その名を聞いた瞬間一瞬胸のあたりが締め付けられるような感覚が走った
彼は前に夢に出てきた少女、ゾフィアの義理の父の名だ
ゲルハルトそっくりの…でもダリウスは人間で娘のゾフィアに殺されとっくにこの世にはいない
似ているというだけで悪魔であるゲルハルトとは何の関係もないはずだ…そんな風に自分の中では消化していただけに、今悪魔の口からその名を聞かされるとは思ってもみなかった
既に死んだはずの男がなぜルカと関係があるのだろうか?
ナベリウスの口から出た意外な人物の名にネリーは困惑したように眉間にしわを寄せた
そんな彼女の反応に悪魔は鼻で笑いながら湯船の中彼女の手に指を絡め、その耳元で囁くように語り始めた
「本当、面白いくらい何も知らされていなかったんですね
ダリウスは人間だった頃のゲルハルトの名なのですよ」
彼の口からさらりと出た言葉に一瞬耳を疑った
人間だった頃?混乱すると同時に頭の中いつか夢で見た両手を血に染め恐怖に顔を強張らせるゾフィアの姿が浮かんだ
そしてあの夢の中、自分を押し倒したダリウスの狂気に満ちた表情も…
この時、夢を見た日からゲルハルトに感じていた不信感が彼の言葉で繋がり、私の中では知らないはずの少女ゾフィアの記憶が溢れるように蘇り始めていた
「おや?前世の記憶が出てきてしまいましたか?きっかけを与えると思い出せるっていうのは聞いていたが、こんなにあっさりと目覚めさせられるとは…ゾフィア、確かあなたの名はそんなでしたね?
髪の色は違えど背格好から顔つきまでそっくりな
悪魔(ゲルハルト)について調査をした時、ついでに調べたんです
あなたの前世の事もね…普通、人は生まれ変わるときその形を変えてしまうもの、魂からも前の体の記憶は綺麗に取り除かれてね、まっさらな状態で生まれ変わるんですよ
でもあなたは違った、悪魔である私ですら驚くほどこんなに忠実に再現されて…実に珍しいこともあるものだ」
顎を引かれ、まじまじと見つめられたのち唇を重ねられる
ゾフィア…彼女は私の前世の姿…今の私と同じ哀れな少女…
「あのルカという青年だって、あなたの前世に無関係ではない、ここまで思い出したなら分かるでしょう?あなたがなぜ彼を愛したのか?
繰り返さないためにも彼を愛するのは止めておきなさい、彼は今回もあなたを裏切るだけです」
アロイス…私の、いやゾフィアが愛した人…
彼女は彼を愛していた
あの後、ダリウスを刺殺した彼女は彼の元へと向かった
黒い空からは昼から降り出した雨がいまだに降り続いていて、血で汚れた体に冷たく落ちるたびにシミを広げていった
こんな大罪を犯してしまった私を彼は今までのように愛してくれるわけもないのに…でも私には彼しかいなかった
父に汚され汚い体になり果てた私を彼は好きだと言って、優しく愛撫してくれて、一人の人間のように扱ってくれた
そんな彼の優しさに私は期待していた、甘えていた
甘ったれの馬鹿な女だったとをこの後気付かされるまで

彼の家の前まで来る頃には東の空が白み始めていた
こんな姿で、しかも大罪を犯しておいて彼に会えるはずもなく、私は屋敷を囲う柵に手をかけ彼の部屋の窓を見上げていた
もしかしたら彼が窓を開け、ここに居る自分に気付いてくれるかもしれない
そんな期待を持ち私は待ち続けた
日の光の暖かさを頬に受け始めようとしていた時、彼が部屋の窓を開けた
「アロイス…」
自分の存在を知らせようと片手を上げかけた
しかし、窓辺に立つ彼の背後には人影が…その人はブルネットの艶のある巻き毛にくりっとした瞳の可愛らしい自分と同い年くらいの女性で、何かを語らう二人はとても親密そうで彼もなんだか楽しそうに見えた
次第に彼との距離を縮め始める彼女…ダメ、やめて、小さく訴えるも虚しく彼と彼女の唇が重なった
彼にはすでに新しい恋人がいたのだ
無理はない、自分が彼と会わなくなってもう四月くらいになる
新しい恋が発展していたっておかしくない
ましてや、こんな私になんかはなから本気だったはずもない
全てを知り落胆し、その場から静かに離れた私はあてどなく森の中を彷徨い続けた
お腹には父の子がいる、その父を私は殺した
このことが明るみになればこの子供だって私もろとも殺されるだろう
絶望に打ちひしがれた私の目前に映り込む断崖絶壁
その時、悲しい決断を下した一人の哀れな少女の一生が幕を閉じた
蘇る記憶にネリーの目からはまた大粒の涙がぽろぽろと流れ落ちる
「人は前世の過ちを辿るものです
あなたたちみたいに姿まで再現してしまった人間は特にね、だからあなたは今回もあの青年には愛されない
悪魔の方にしたって…人間としてのダリウスは何ら変わっていない
地獄に落ちた彼はある罪深い悪魔との禁断の契約を交わし、ゲルハルトという悪魔になりアロイスの生まれ変わりであるルカに近づいた
あなたを再び自分のものにするためにね」
彼に諭されている間にもゾフィアだった頃の記憶が鮮明によみがえり私の中では最早自分と彼女との線引きがつけられなくなっていた
「可哀そうに…私があなたを前世の呪縛から解放してあげますよ」
ナベリウスがこちらを覗き込み意地悪く笑っている
「それでも…ルカの事はほっといて…」
ネリーは自身の体に回されたナベリウスの手を強く握り閉め、今にも前世の記憶に押しつぶされそうになりながらも悲願した
そんな彼女にナベリウスはため息をつくもそっと抱きしめ「じゃあこうしましょうか?悪魔をを殺さないでおく代わりにあなたが私の慰み者になる…どうです?」と誘惑するように目を細めた
「私が…?」
悪魔の性のはけ口になるということ…?
「そう、決して悪い条件ではないでしょう?」
ナベリウスは耳元に唇を触れさせながらそのように言うと、胸に置かれた手を陰部へと滑らせ二本の指を中へと入れ嫌らしく動かしはじめた
中に入ってくるお湯の感覚と耳元にかかる湿った吐息にのぼせそうになる
「それにしても、一夜のうちにこんなに嫌らしい体になって…さあ、選んでください魔術師の死か?私との契約か?」
言葉巧みに悪魔は今にも絶頂してしまいそうなネリーに問う
悪魔を選ばなければルカが殺されてしまう…
押し上げるような刺激に耐えきれなくなった彼女は頭をがくがくとさせ吐息と共に絶頂に達した
「いったんですね、可愛い人だ」
水面ぎりぎりの所でナベリウスの腕に抱きかかえられ意識を取り戻したネリーはあまりの恥ずかしさに顔をみるみる赤らめ、彼の腕を払いのけ浴槽の端へと逃れた
薬の効き目が既に切れている今、素面で刺激を受け入れてしまった自分が恥かしくて許せなかったからだ
「どうしたんですか?なにも恥ずかしがることではないでしょう?当然の反応ですよ?
さあ、こっちはまだ答えを聞いていない、あなたの答えは?」
意地悪く笑いながら詰め寄り答えを求める悪魔に彼女は少し考えるようにどこともなくぼんやりと見つめるも諦めたように首を垂れると「…あなたの言う通りにします…」と一言言い押し黙った
そんな彼女の脳裏にはいまだにルカと一緒に過ごした日々が思い起こされ涙をあふれさせた
「賢い選択です」
ナベリウスはそう言い彼女を抱き上げ浴槽から出ると昨日の交わりの痕が残るベッドにネリーをそっと横たえ唇を重ねた
「ネリー…これからはそう呼ばせてもらいますよ」
悪魔の舌が首筋から下へと這う、皮膚には花びらのような赤い痕を一つまた一つと残しながら
その生暖かい舌先が胸の突起を転がすように舐めあげた瞬間、びくりと体が反応し甘い声が漏れた
しまったと言うようにネリーは口元を両手で覆い顔を赤らめながら体を硬直させる
体は許せど心まで許してしまったら…自分が自分でなくなってしまいそうで怖かった
「気持ちいいんでしょ?声、無理しなくていいんですよ?全て任せて溺れてしまいなさい」
自分の考えなど全てお見通しと言わんばかりの悪魔の甘い声が耳元をくすぐる
「嫌…もう今日は…」
口から出る拒絶の言葉とは相反して割れ目からあふれ出る蜜を悪魔は自身の先端にまんべんなく塗りたくるように動かすと、ねじ込みながら中へと押し入ってきた
ベットのきしむ音に交じり卑猥な音と、あり得ないほどの快感に耐えきれなくなって漏れだす耳を塞ぎたくなるような声が無音の部屋に響き渡った
少しの変化も逃しまいと凝視し続ける悪魔の視線に逃れられないという絶望を感じると同時に、心のどこかで捕らわれ恥辱の限りを尽くされている自分に酔うような快楽が目覚め始めようとしていた
「ね?今はまだ愛していない男に抱かれるのもそんなに悪い事ではないでしょう?」
繋がりながら優しく髪を撫で下ろしナベリウスが言う
思えばゾフィアの時もこんな葛藤の中アロイスを愛していた
純粋に人を愛することすら罪に感じてしまうくらいの苦しみが再び襲う中、悪魔の与える刺激で再び私は体を激しく痙攣させながら絶頂を迎え、彼もまた私の腹に生暖かい液を勢いよく放出させた
終わった…そう思い息を整える私の口に何かが当たった
目を見開きそこにあるものを確認する
口元に触れていたのはまだ力を失ってない彼のそれだった
「ほら、ネリー、君の中でこんなに汚れてしまった、綺麗にしてくれますよね?」
充血し、まとわりついた愛液で怪しく光る巨大なそれはさっき見たのとはかなり形状が違っていたのでネリーは口を押えながらベットの上を後ずさった
「そんなに驚くことないでしょ?人間のものでは少し物足りないだろと思って形を変えてあげたのに、つい声が出てしまうくらい気持ちよかったでしょう?」
ナベリウスの手に握られたそれは先端を取り囲むように飛び出た無数の触手のようなものが付け根までびっしりと生え赤黒く光っていた
触手にはそれぞれに意思があるように蠢きながら指の間から顔をのぞかせる
おまけにペニスの上の方にはまた違うミミズのような細長い触手が二本付き、先端が吸盤のようになった体をうねうねと動かしている
こんなものがさっきまで自分の中に入っていたなんて…
ただただおぞましくて凝視するしかできなかった
「なにも全部を変えたわけでもないんだから、これくらい許してくださいよ
さあ、早く奉仕してください?」
あまりのおぞましさに私は先ほど彼と交わした約束も忘れ首を横に振った
そのことで不機嫌になったのかナベリウスの顔から笑みが消えた
まずい…そう思ってベッドから逃げ出そうとした私の腕を彼は強引にひっぱり引き寄せると頬を何度も平手打ちし髪を引っ張って自身のそれへと無理矢理口を押し付けた
「本当馬鹿な子ですね、拒否権はないって、こんな風に教えなければわかりませんか?」
物凄い力で頭を抑えられ抜けるんじゃないかって思うくらい髪を強く掴まれる
「痛い!!や、やめて、乱暴しないで!ちゃんと言われた通りするから!しますから!!」
ナベリウスの豹変ぶりに恐怖を感じたネリーは痛みをこらえながら硬さを帯び口先に当たるそれらをぺろぺろと舐め始めた
機嫌を取り戻したのだろう、髪を放され上から押さえつけるような力はもうない
舐める舌をこじ開け喉の奥まで入ってこようとする触手によって上手く舐めることが出来ない
このままでは彼を再び怒らせてしまうのでは?と舐めながら見上げた彼の顔はそれなりに満足しているようだったのでネリーは内心ほっとした
しかし「ぎこちなく舐められるのも初々しくていいんですがね、もっと深く加えてもらわないとなかなかいけませんよ」
それからは押し寄せる吐き気と恐怖でよく覚えていない
自分の思い通りに私の頭を前後させる悪魔…ほどなくして口の中脈打ちあふれ出る精液…
「ちゃんと飲み込むまで抜いてあげませんからね、もう一度同じ目にあいたくなければ言われた通りにしなさい」
この仕打ちは何なんだろう…でも私は彼と約束してしまったんだ
むせ返りそうな臭いをこらえ一口、また一口と喉を通過させる
最後の一飲みで喉がごくりと音をたてたのを確認したかのように悪魔は彼女の頭をまるで小動物か何かのようになでると性器をゆっくりと外に出した
出す際、喉の奥にまで侵入していた数本の触手が更なる吐き気を与え飲み込んだそれを吐き出してしまいそうになったがうずくまり堪えた
「昨日あれだけしましたからね、今日はこれくらいにしましょう
勿論、私はまだまだ足りないんですがね、こんな可愛がりがいのある女を前にしては」
ナベリウスはそう言いながら震えるネリーをベッドに横たえると愛おしそうな目で見つめ彼女の傷だらけの体にシーツをかけてやった
ネリーは見つめ続ける悪魔に背を向け、かけられたシーツを頭までかぶり目をきつくつぶった
昨日からの事が全て悪い夢であってほしい…
こんなことを自分はこれからも耐えきれるだろうか?この体はあんな化け物相手に耐えきれるのだろうか?そんな途方もない恐怖に苛まれた
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