石橋を叩いて渡れ、冒険者人生

tosa

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血染めの歯車は回転を増し、不穏な空気は色濃く影を落とす

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 湖水に浮かぶように佇む孤独な城にも秋の恵みは訪れていた。調理を司る者達は収穫したての小麦でパンを焼き、新鮮な秋野菜料理を城内で働く者達に振舞う。

  新しく議長に就任した男の執務室にもその恵みは届けられた。しかし真紅の髪の青年は食事する時間を惜しむように雑務に没頭し、机の上に置かれたスープは冷めていた。 

「兵を出し渋っているのはこの二カ国か?」

 青と魔の賢人。この組織の新議長になったアルバが秘書の女性に確認する。魔族の秘書は間違い無い事を上司に告げる。 国王が重病や国内で病が流行っていると言うのが理由とも付け加えた。 

「両国の大臣に伝えろ。この戦いが終わった後、我々賢人達が総力を上げて貴国を攻めるとな」

  青と魔の賢人の組織は、人間と魔族の国々の大臣達に連絡網を築いていた。元魔王ヒマルヤの配下であったサウザンドもその一人だった。

  大臣達を通じ、賢人達組織は今まで秘密裏に様々な命令を下していた。今回の各国の出兵もアルバの厳命だった。 戦う相手はバタフシャーン一族。長年、魔物に苦しめられた歴史に終止符を打つ。と言うのがアルバが伝えた大義名分だった。 

 命令に従わない二カ国には組織の武力をちらつかせる。連中は血相を変えて出兵の準備をするだろうとアルバは確信していた。

  タクボ達が住むあの小さな街の丘陵地帯に十二カ国の軍隊が集結する。相手はバタフシャーン一族。 一族は必死になって人間側の連合軍を屠るだろう。アルバ以下賢人達はその後に参戦する予定だった。 

 アルバは考える。この戦場に魔族の連合軍が加わればこの上ないが、ゴドレアの魔族統一はまだ時間がかかると思われた。 一応ゴドレアには会戦の日取りを伝えたが、アルバはさして期待はしていなかった。

  この戦いはアルバにとって只の前哨戦だった。この戦争の後、十二カ国は軍を再建するのに数年を要する。 その間にゴドレアが魔族の国々を統一する。

 その後は、人間と魔族の救いようが無い全面戦争をアルバは起こすつもりだった。 アルバは書類の山に視線を戻すと、秘書があと一つ報告があると言った。 

「サウザンドが戦死した?」

  報告によると、トレルギア国の王都を陥落させたゴドレアと言う男との戦いの末との事だった。 ゴドレアを野に放った張本人であるアルバは驚いた。なぜあの男がサウザンドと戦うに至ったのか。 

 アルバはあの流血王と呼ばれた男の思考を、机の上に置かれている書類の山を見つめながら分析する。 ゴドレアが最初にに攻めたのは、魔族の国々で最大の軍事国トレルギア国。

 何処かでサウザンドの噂を聞きつけ、彼に一騎打ちでも挑んだか。 真相はどうあれ、これでゴドレアは早々に魔族の世界で最強の名を獲得した事になる。それを望むアルバにとって、今回の事は吉報である筈だった。

  だが、新議長の表情は沈んでいた。アルバが創る新しい世界に生きる資格を持つ者達。その名簿にはサウザンドも名を連ねていた。 だが、真紅の長い前髪から覗かせるその両目は直ぐに落胆の色から回復した。

 いくら資格があっても死んでは意味が無い。 この凄惨な戦争で生き残った者達のみ、新しい世での生存が許される。アルバは山積みの書類に意識を戻した。 

『誰も彼も、その生存を賭けて全知全能を尽くすがいい』 

 アルバの突き付けた条件は、一時の怠惰も許されないかのように思われた。 




 黄色い髪の青年は、大欠伸を口で抑えながら牛肉が挟まれたパンをかじる。咀嚼も程々に胃の中に押し込む。食事の時間を惜しむように、宮殿内の長い廊下を足早に急ぐ。

  最近はろくに睡眠時間が取れていない。べロットはいつまでこの忙しさが続くのかとため息をつく。 べロットは宮殿内にある工房を訪れた。バタフシャーン一族の生み出す魔物達は、全てこの工房で造られていた。

  ここに一族が誇る専門職人達が、百人程詰めていた。彼等は貨幣に魔力を込め、魔物を造り出していく。 通常、職人が一日に造れる魔物は一体だが、今回は二日で三体の数を頭目から命じられていた。

  貨幣に魔力を込める作業は、集中力と時間を要する。白い前掛けを着けた職人達は、隣と鉄の板で仕切られた半個室のような場所で作業していた。

  べロットは工房長に進捗状況を尋ねる。工房長は目の下にクマを指で撫で、怒気を含んだ声で返答する。 

「こんなキツイ納期は初めての事なんでね。間に合うかどうかは職人の体力次第ですかね」

  工房長の怒りは最もだった。既に一割の職人が過労で倒れている。今回の納期は、あまりにも無茶な数字だった。 職人達の怒りと不満に自己の寝不足の辛さを少し足して、べロットは頭目に報告をした。 

「べロット。我々が造り出す魔物は、言わば戦争の兵器じゃ。その兵器に一番大切な事は何じゃ?」

  二十歳前後としか思えない風貌と声で、バタフシャーン一族の頭目は孫に質問してきた。 頭目自身は装飾過美な長いテーブルに青と魔の賢人アルバと同様に報告書の山を築き、世界中の情報収集に必死だった。 

「······はあ。品質と納期を守る信用でしょうか?」 

 孫の答えに頭目は失望した表情で報告書をテーブルに叩きつける。 

「兵器は在庫を一掃する事が大切なんじゃ。今回の戦いで、我々一族の在庫を全て投入する」 

 在庫が空になれば、魔族の国々からの注文に応じられない。必然的に魔物の値は高騰し、こちらの言い値で高く売れる。 在庫不足の言い訳は決まっている。

 青と魔の賢人達の命令でこうなったと。そうすれば一族の信用も損なわれない。 べロットは唖然とした。一族の存亡がかかっているこの状況すら、頭目には儲ける機会でしかないのか。 

 頭目が集めた情報によると、アルバが指定した辺境の丘陵地帯に人間達の軍隊が集結する予定らしい。 戦う相手は、各国の連合軍に青と魔の賢人達。

 我々一族の勝算は一体どれくらいあるのか。べロットは絶望感に浸る。 

「べロット。賢人達とて神では無い。切れば血を流す。そしてその流す量が多ければ、地に付す。必ずな」

  一族の命運を賭けたこの大博打に、頭目は微塵の恐れも不安も抱いていない様子だった。べロットは憂鬱になる。当分この寝不足が続きそうだった。





  発育途上にある少年には、十分な睡眠時間が必要だった。モンブラはベットの上で朝を迎えた。安全な宿屋の快眠で、少年の頭は冴え渡っていた。 

 黒いローブの四兄弟と旅を共にし、目的地のカリフェースについに目と鼻の先に迫っていた。ふと隣のベットを見ると、四兄弟の末っ子ターラの姿が無かった。

  快眠の後には自然に空腹になる。モンブラが寝室を出ようとした時、扉が開きターラが姿を見せた。両手に持ったお盆には、温かい牛乳。スープ。パンが置かれていた。 ターラはモンブラに微笑み、唇をゆっくり動かす。モンブラはその動きを読み、ターラが「朝食よ」と言ってくれた事を理解する。 

 モンブラは有り難く空腹を満たした。その後に残りの兄弟も部屋に入ってきた。モンブラは改めて四兄弟を見る。 出会った当初は得体の知れない四人だったが、少しずつモンブラにはわかってきた。

 長男のザンドラは無愛想だが、細かい所に気を配る性格だ。 モンブラが夜にロウソクの火を明かりに本を読んでいると、ザンドラは眼に悪いから長くは読むなと注意してくれた。 次男のモグルフはよく小鳥に餌をやる姿を見かけた。大柄な身体の割に繊細な内面を持っている。

  三男のラフトはいつも冷酷そうに見えたが、モンブラの鞄の紐の金具が外れた時、黙って直してくれた。 末っ子のターラは、最初から現在に至るまで温和で優しかった。 

 モンブラは四人に感謝していた。盗賊から救ってくれた上、目的地の近くまで同行してくれたのだ。 四兄弟はテーブルに座り、食事を終えたモンブラに重要な事を告げた。 

「カリフェースに行くのは危険? どう言う事ですか?」 

 モンブラは動揺した。目的地を目の前にして何事が起きたと言うのか。 ザンドラの話では、カリフェースでは今、大司教派と聖騎士団派が武力衝突寸前との事だった。

  先日、聖騎士団全軍がどこかに向けて出立した。それと同時に、大司教側が私兵をかき集め、まるで戦争準備のような状況らしい。 カリフェースでいつ戦争が起きても不思議では無い。

 それが四兄弟の結論だった。そんな危険な所で、人探し所ではないから行かない方がいい。モンブラはそう説得された。

  ネグリットの遺言を果たす機会を目の前にして、モンブラは納得出来なかった。四兄弟は南の国に赴くが、同行するかと少年は問われた。 

「僕はこの街の留まり、カリフェースの動向を見守ります。今まで、本当にお世話になりました」 

 モンブラは四兄弟に心からお礼を伝え、この街で別れた。その別れ際、ターラが小袋を少年に渡す。 ターラはモンブラに優しく微笑み、去って行った。袋の中には金貨が入っていた。 四兄弟はモンブラと別れた後、街の外に出た。 

「ザンドラ兄貴。頭目の話は本当なのか?」

  モグルフは子供の様な声を出し、長兄に質問する。 

「ああ。昨日本人に確認して来た。半月後、あの小さな街で賢人達と一戦するらしい」 

 ザンドラの返答に、三男のラフトが質問を重ねる。 

「僕達四人にも参戦するよう言われたんでしょう? どうするんですか?」 

「ターラ。お前はどうしたい?」

 長兄からの質問に、灰色の髪の美女は何も語らなかった。その代わりに、殺気がこもった両目を隻眼の男に向ける。 

「モグルフ。ラフト。お前らもターラと同意見か?」 

 二人の弟の目を見れば、聞くまでもなかった質問だった。両親の復讐を遂げる。その機会を逡巡する理由は四人には無かった。 




 少年モンブラは街を出て行路に出ていた。このまま三日程歩けば念願のカリフェースだった。 四兄弟には街に留まると言ったが、モンブラにはとても我慢出来なかった。

 とにかくカリフェースに辿り着く。少年の頭にはそれしか無かった。 行路を道なりに二時間程歩くと、少年の目に砂塵が映った。商人の小隊かとモンブラはさして警戒しなかった。

 その砂塵は一秒ごとに大きくなって行く。 それは軍隊だった。しかも小隊どころでは無く大軍勢だ。モンブラは道の橋に寄る。どこかで戦争でも始まるのか。

  モンブラはカリフェースで戦争が起こると言うザンドラの言葉を思い出した。軍隊の先頭集団がモンブラの眼前を横切っていく。

  何かがおかしかった。兵士達の統一性の無い装備。見た事もない軍旗。一体どこの国の軍旗なのか。 少年の疑問は程なく解消した。兵士のあの尖った耳。あれは魔族の軍隊だった。

 なぜ魔族の軍隊が人間の領土内の行路を堂々と行軍しているのか。 少年はこの時、警戒心より好奇心が勝った。軍旗をよく見ようとし行路に飛び出してしまったのだ。 

「小僧! 邪魔だどけ!」

  一人の歩兵にモンブラは手で払われた。バランスを崩し少年は倒れる。その拍子に鞄の中身が外に出てしまった。 慌ててモンブラは荷物を鞄の中にしまおうとする。

 一番大切なネグリットの左手首に手を伸ばす。 だが、その手首は兵士の一人に拾われた。運が悪い事に袋から手首が出てしまったのだ。

  兵士は拾ったネグリットの左手首を、怪訝そうな表情で見る。その時、閉じていた手掌眼が開いた。兵士は驚きのけぞった。 

「小僧。これは魔族の手首だな? なぜ人間のお前がこのような物を持っている?」 

 兵士は明らかに、モンブラを不審に思っているようだった。恐怖と焦りから、少年は何も言えなかった。 

「怪しい奴だ。ゴドレア様の前に付き出す」 

 二人の兵士に腕を掴まれ、モンブラは軍列の後方へ連れて行かれた。少年の目に、一際大きい天蓋付きの馬車が見えた。 

 モンブラはその馬車の中に入れられた。馬車の中は薄暗かった。奥に誰かが座っている。大柄な男だ。黒い布を両目に巻き、腕組みをしている。左腕に比べ、右腕が異常に太い。 

「ゴドレア様。この小僧がこのような物を所持していました」 

 ゴドレアと呼ぼれた男が、兵士からネグリットの手首を受け取る。その瞬間、男が立ち上がった。 モンブラは反射的に後ずさる。男は立ち上がると一層に大きく見えた。 

「······小僧。この手掌眼をどこで手に入れた?」

  ゴドレアと呼ばれた男は手掌眼を知っていた。同じ魔族なら知っていて不思議は無かった。モンブラは死を覚悟した。 青と魔の賢人の情報を外部に漏らす訳には行かない。

 ネグリットを殺害したアルバは許せないが、少年の忠誠はまだ組織にあった。 モンブラは死の恐怖に震えながら、歯を食いしばる。ゴドレアは少年の目に強い決意の色を感じた。 

「喋る気は無いか。この小僧を軟禁しておけ。見張りもつけろ」 

 モンブラは再び兵士に拘束される。馬車を出る際、ゴドレアは付け加えた。 

「小僧。猶予は我々が目的地に着くまでだ。それまでに話さなければお前を殺す」

  モンブラに死刑宣告が下された。少年は震えながらも、一縷の望みに全てを賭ける事を考えていた。 ネグリットの左手首を奪還し、この魔族の軍隊から脱出する。そしてネグリットの遺言を必ず果たす。その強い意志が、少年を覆う死の恐怖を凌駕した。




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