64 / 96
深夜のコンビニバイト六十四日目 シンデレラ来店
しおりを挟む
ピロリロピロリロ。
「いらっしゃいませ」
綺麗なブロンドの髪をポニーテールにし、薄汚れたバンダナを巻いて布と布をつなぎ合わせたようなワンピースを着た青い目の美人が無表情で来店してきた。
まっすぐ俺のレジまで来ると、
「楽に死ねる薬ってないかしら」
「.....え?」
深夜のコンビニバイト六十四日目。
「そ、そういうのはドラッグストアに、っじゃなくてっ!何言ってんですか!突然!」
「ないんですか。じゃあいいです」
彼女は裸足だった。
「あの、考え直した方がいいですよ。まだ貴方は若いじゃないですか。まだまだ人生やり直せますよ」
彼女は、俺を振り返らず入り口まで来ると、
「若いから何ですか。やり直せるって何で貴方がわかるんですか」
彼女の足は傷だらけで汚れていた。
ガラスを踏んだのか、石を踏んだのか、今日だけ裸足だったというわけでは決してないような足だった。
振り返った彼女の目は体が凍りつく程に、目を合わせたら自分が殺されそうなそんな目をしていた。
普通に生きてる人が絶対にできないような目つきに俺は戦慄した。
この人は本当に誰に何をされて生きてきたんだ?
「貴方は幸せにぬくぬくと家族に愛されて生きてきたんでしょうね。目を見ればわかります。私とは違う」
確かに、俺は両親に愛されてなに不自由なく育ててもらった。
でも、だからって人生の中で苦労してないなんて事はないし、ただぽけーっと生きてきたわけじゃない。
「貴方が誰になにをされてそんな風になってしまったのかは俺はわかりませんが、俺は自分が間違っている事を言っているとは思ってません」
「普通の人はそう思うでしょうね。私は普通じゃないんです。不幸の連続で普通の人生を歩んでないので殺したい人もいれば神だって死ぬ程憎んでる。なんなら、私はこの世界で私より幸せな奴は皆死ねばいいと思っていますよ」
ピロリロピロリロ。
「やーん♡てんちょーいるー?」
くねくねしながら来店してきたのは久々金ちゃんこと金太郎さんだった。
相変わらずのムキムキの体に今日は透き通った青空のようなマーメイドドレスを着ていた。
体のラインがはっきり出ている為ピッチピチだ。スリットも入って固そうな足が見えている。ちゃんとすね毛は剃ってある。
「あら~先客がいたの」
「お久しぶりです金太郎さん」
にこぉっと笑って厚化粧の金太郎さんは俺のレジの方に近寄ってきた。
「あら、久しぶりねぇボウヤ。あら?なんか前にあった時よりいい男になったんじゃなぁい?ちょっとぉ、あの例の彼女と何かあったの?ぐふっ」
バンバン俺の肩を叩きながらの近所のおばちゃんみたいな絡みやめてくれますかね。痛いしっ割と本気で痛い。
でもなんか今はそれがとても安心するんだよなぁ。
「それに比べてそちらのお客さんは不幸のどん底みたいな顔してるわね。金ちゃんがオハナシ聞いてあげるわよ?オネエさんに話してみなさいよ?」
「.....」
金太郎さんを警戒するように、睨みつける彼女の様子はまるで威嚇をしているようだった。
「あら~なかなか可愛い子じゃない」
明らかに私に近づくなというオーラを放つ彼女に金太郎さんは臆することなくずんずん近づいていった。
「お嬢ちゃん可愛い顔が台無しよ。もっとニコニコってしなさいな。絶対笑った方が可愛いわよ」
彼女に触れようとした金太郎さんの手は勢いよく払われた。
バシッという強い音が空気を割く。
「気安く触らないでくれますか。もう帰ります」
「いやぁよ。金ちゃんはお節介な世話焼きオネエさんなんだから」
ぷんと頬を膨らませながら、両手に腰を当てる金太郎さん。
「貴方には関係ない事じゃないですか。赤の他人じゃないですか」
「赤の他人じゃないわよ。今日今貴方と出会って金ちゃんは貴方とオハナシしてるでしょう?もう赤の他人じゃなくて立派な知り合いよ。関係あるわ」
「私に知り合いと呼べる人なんていませんし友人もいません。家族もいません。放っておいて下さい」
「嘘よ。貴方は誰かに助けを求めている!!そうでしょう?もう我慢の限界って顔してる。死にたいって思ってるでしょう?一目見て感じたわよ。この子は今苦しんでるって」
「違います...貴方の勝手な勘違いです」
「勘違いだったらどんだけいいかわからないわよ。何か抱えてるなら金ちゃんがオハナシ聞いてあげるわよ」
「話をしたって何か変わるわけじゃありませんし、貴方に何か出来ることがあるとは思えません」
「金ちゃんスナックのママなの。いろんなこの世界の人達の話を聞いてるうちに最初は金ちゃんの外見を馬鹿にしてくる人もいたけど今は皆に「聖母ゴールド」って呼ばれているわ」
すごくいい話なのに聖母ゴールドって全部持っていかれるんだけど。
「貴方もこの世界の人じゃないんでしょ?」
「...貴方もなの」
「えぇ、金ちゃんは金太郎の金ちゃん。貴方の名前を教えて?」
「教える程の名前なんてないわよ。灰かぶりのシンデレラってずっとずっと馬鹿にされてたんだもの」
「シンデレラ!?俺の知ってるシンデレラは彼女みたいにこの世の全てを憎んでいるみたいな感じじゃなくて、王子様とガラスの靴で幸せになって...みたいな感じだった気がするけど」
「この世界ではガラスの靴が魔法使いが、なんて言われてるみたいだけど魔法使いなんて来なかった。ガラスの靴なんてなかった。王子様は私の所には来なかった。ずっと継母に姉達にいじめられながら苦しんで苦しんでここまで生きてきたの。雑巾を投げつけられたり、その水を頭にかけられたり、ご飯を作ればまずいって皿を投げつけられるし、ちょっと気に入らなければ八つ当たりされる。あの物語は私がまだ心が綺麗だった時に思い描いていた夢物語。それが何故か現実になって出回ってるみたいね。本当に奇妙な事に」
この人は、魔法使いに出会わなかったシンデレラって事か?
なんだそれ、今までそんな事あったっけ。その物語のレールから外れた人物がこのコンビニに来る事なんて、あっただろうか?
変な人が来すぎて皆そうに思える。そもそも俺の目の前にいる金太郎さんかオカ...オネエな時点でもうおかしいからそういう人も来るって言われればそうなんだって思ってしまう。
「突然一人でこの世界に来たけど、私一人じゃ何もできないし、どうしていいかわからない。だから死のうって思ったの。でも、外の世界ってこんなにも明るいのね」
コンビニの光が眩しいというように目を細めた彼女の前で金太郎さんは顔を覆った。
「がえらなくていい!!!!!!」
「は?」
「がえらなくていい!!!!!!」
金太郎さんは、飛びつくように我が子を抱きしめるようにシンデレラさんを強く強く抱きしめた。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
ギリギリと締め付けられるシンデレラさん。まるで格闘技の絞め技。トドメの一撃。
「ちょ、何?なんなのよ!痛いんですけど」
「あだじの所にぎなざいよ!!貴方一人くらい手厚く世話してあげるわ!」
「は、はぁ?何ですか急に」
「死んじゃやーよ!!金ちゃんがあんたを幸せにしてあげるわよ!!だからあたしのところに来なさい!!」
「幸せに...なんて、私がなれるわけないじゃないですか」
「金ちゃんが幸せにする!!!絶対に幸せにしてやっから!!黙ってオレについてこいや!!!!!」
声フェチの女性なら誰もが振り返ってしまうだろうイケメンボイスで筋肉でできた固そうな胸板をバァンッと叩くと、誰もがドキッとしてしまえような台詞を叫んだ金ちゃんに俺も不覚にもドキッとしてしまった。
金太郎さんこっちの方が店長を落とせると思うんだけどな。
「.....」
「今日からシンちゃんは金ちゃんの娘よ!金ちゃんの事はママって呼びなさい♡」
バチコンとバサバサまつげでウインクをして金太郎さんはシンデレラさんの頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
「...パパの間違いでしょ」
「パパはここのコンビニの店長だからね~♡今度会ったらそう呼びな」
圧がすごい。
店長いつのまにかパパにされとる。
「んーじゃパパによろしくぅ~ボウヤ♡」
「は、はぁ...」
シンデレラさんの肩をがしっと掴み、二人で出て行った。心なしかシンデレラさんの表情がフッと軽くなったような気がした。
「また来てくださいね。シンデレラさん!今度はママと一緒に」
「あら♡」
シンデレラさんは、俯いて初めてここで少しだけ、ほんの少しだけ笑顔を見せた。
「.....さぁね」
「いらっしゃいませ」
綺麗なブロンドの髪をポニーテールにし、薄汚れたバンダナを巻いて布と布をつなぎ合わせたようなワンピースを着た青い目の美人が無表情で来店してきた。
まっすぐ俺のレジまで来ると、
「楽に死ねる薬ってないかしら」
「.....え?」
深夜のコンビニバイト六十四日目。
「そ、そういうのはドラッグストアに、っじゃなくてっ!何言ってんですか!突然!」
「ないんですか。じゃあいいです」
彼女は裸足だった。
「あの、考え直した方がいいですよ。まだ貴方は若いじゃないですか。まだまだ人生やり直せますよ」
彼女は、俺を振り返らず入り口まで来ると、
「若いから何ですか。やり直せるって何で貴方がわかるんですか」
彼女の足は傷だらけで汚れていた。
ガラスを踏んだのか、石を踏んだのか、今日だけ裸足だったというわけでは決してないような足だった。
振り返った彼女の目は体が凍りつく程に、目を合わせたら自分が殺されそうなそんな目をしていた。
普通に生きてる人が絶対にできないような目つきに俺は戦慄した。
この人は本当に誰に何をされて生きてきたんだ?
「貴方は幸せにぬくぬくと家族に愛されて生きてきたんでしょうね。目を見ればわかります。私とは違う」
確かに、俺は両親に愛されてなに不自由なく育ててもらった。
でも、だからって人生の中で苦労してないなんて事はないし、ただぽけーっと生きてきたわけじゃない。
「貴方が誰になにをされてそんな風になってしまったのかは俺はわかりませんが、俺は自分が間違っている事を言っているとは思ってません」
「普通の人はそう思うでしょうね。私は普通じゃないんです。不幸の連続で普通の人生を歩んでないので殺したい人もいれば神だって死ぬ程憎んでる。なんなら、私はこの世界で私より幸せな奴は皆死ねばいいと思っていますよ」
ピロリロピロリロ。
「やーん♡てんちょーいるー?」
くねくねしながら来店してきたのは久々金ちゃんこと金太郎さんだった。
相変わらずのムキムキの体に今日は透き通った青空のようなマーメイドドレスを着ていた。
体のラインがはっきり出ている為ピッチピチだ。スリットも入って固そうな足が見えている。ちゃんとすね毛は剃ってある。
「あら~先客がいたの」
「お久しぶりです金太郎さん」
にこぉっと笑って厚化粧の金太郎さんは俺のレジの方に近寄ってきた。
「あら、久しぶりねぇボウヤ。あら?なんか前にあった時よりいい男になったんじゃなぁい?ちょっとぉ、あの例の彼女と何かあったの?ぐふっ」
バンバン俺の肩を叩きながらの近所のおばちゃんみたいな絡みやめてくれますかね。痛いしっ割と本気で痛い。
でもなんか今はそれがとても安心するんだよなぁ。
「それに比べてそちらのお客さんは不幸のどん底みたいな顔してるわね。金ちゃんがオハナシ聞いてあげるわよ?オネエさんに話してみなさいよ?」
「.....」
金太郎さんを警戒するように、睨みつける彼女の様子はまるで威嚇をしているようだった。
「あら~なかなか可愛い子じゃない」
明らかに私に近づくなというオーラを放つ彼女に金太郎さんは臆することなくずんずん近づいていった。
「お嬢ちゃん可愛い顔が台無しよ。もっとニコニコってしなさいな。絶対笑った方が可愛いわよ」
彼女に触れようとした金太郎さんの手は勢いよく払われた。
バシッという強い音が空気を割く。
「気安く触らないでくれますか。もう帰ります」
「いやぁよ。金ちゃんはお節介な世話焼きオネエさんなんだから」
ぷんと頬を膨らませながら、両手に腰を当てる金太郎さん。
「貴方には関係ない事じゃないですか。赤の他人じゃないですか」
「赤の他人じゃないわよ。今日今貴方と出会って金ちゃんは貴方とオハナシしてるでしょう?もう赤の他人じゃなくて立派な知り合いよ。関係あるわ」
「私に知り合いと呼べる人なんていませんし友人もいません。家族もいません。放っておいて下さい」
「嘘よ。貴方は誰かに助けを求めている!!そうでしょう?もう我慢の限界って顔してる。死にたいって思ってるでしょう?一目見て感じたわよ。この子は今苦しんでるって」
「違います...貴方の勝手な勘違いです」
「勘違いだったらどんだけいいかわからないわよ。何か抱えてるなら金ちゃんがオハナシ聞いてあげるわよ」
「話をしたって何か変わるわけじゃありませんし、貴方に何か出来ることがあるとは思えません」
「金ちゃんスナックのママなの。いろんなこの世界の人達の話を聞いてるうちに最初は金ちゃんの外見を馬鹿にしてくる人もいたけど今は皆に「聖母ゴールド」って呼ばれているわ」
すごくいい話なのに聖母ゴールドって全部持っていかれるんだけど。
「貴方もこの世界の人じゃないんでしょ?」
「...貴方もなの」
「えぇ、金ちゃんは金太郎の金ちゃん。貴方の名前を教えて?」
「教える程の名前なんてないわよ。灰かぶりのシンデレラってずっとずっと馬鹿にされてたんだもの」
「シンデレラ!?俺の知ってるシンデレラは彼女みたいにこの世の全てを憎んでいるみたいな感じじゃなくて、王子様とガラスの靴で幸せになって...みたいな感じだった気がするけど」
「この世界ではガラスの靴が魔法使いが、なんて言われてるみたいだけど魔法使いなんて来なかった。ガラスの靴なんてなかった。王子様は私の所には来なかった。ずっと継母に姉達にいじめられながら苦しんで苦しんでここまで生きてきたの。雑巾を投げつけられたり、その水を頭にかけられたり、ご飯を作ればまずいって皿を投げつけられるし、ちょっと気に入らなければ八つ当たりされる。あの物語は私がまだ心が綺麗だった時に思い描いていた夢物語。それが何故か現実になって出回ってるみたいね。本当に奇妙な事に」
この人は、魔法使いに出会わなかったシンデレラって事か?
なんだそれ、今までそんな事あったっけ。その物語のレールから外れた人物がこのコンビニに来る事なんて、あっただろうか?
変な人が来すぎて皆そうに思える。そもそも俺の目の前にいる金太郎さんかオカ...オネエな時点でもうおかしいからそういう人も来るって言われればそうなんだって思ってしまう。
「突然一人でこの世界に来たけど、私一人じゃ何もできないし、どうしていいかわからない。だから死のうって思ったの。でも、外の世界ってこんなにも明るいのね」
コンビニの光が眩しいというように目を細めた彼女の前で金太郎さんは顔を覆った。
「がえらなくていい!!!!!!」
「は?」
「がえらなくていい!!!!!!」
金太郎さんは、飛びつくように我が子を抱きしめるようにシンデレラさんを強く強く抱きしめた。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
ギリギリと締め付けられるシンデレラさん。まるで格闘技の絞め技。トドメの一撃。
「ちょ、何?なんなのよ!痛いんですけど」
「あだじの所にぎなざいよ!!貴方一人くらい手厚く世話してあげるわ!」
「は、はぁ?何ですか急に」
「死んじゃやーよ!!金ちゃんがあんたを幸せにしてあげるわよ!!だからあたしのところに来なさい!!」
「幸せに...なんて、私がなれるわけないじゃないですか」
「金ちゃんが幸せにする!!!絶対に幸せにしてやっから!!黙ってオレについてこいや!!!!!」
声フェチの女性なら誰もが振り返ってしまうだろうイケメンボイスで筋肉でできた固そうな胸板をバァンッと叩くと、誰もがドキッとしてしまえような台詞を叫んだ金ちゃんに俺も不覚にもドキッとしてしまった。
金太郎さんこっちの方が店長を落とせると思うんだけどな。
「.....」
「今日からシンちゃんは金ちゃんの娘よ!金ちゃんの事はママって呼びなさい♡」
バチコンとバサバサまつげでウインクをして金太郎さんはシンデレラさんの頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
「...パパの間違いでしょ」
「パパはここのコンビニの店長だからね~♡今度会ったらそう呼びな」
圧がすごい。
店長いつのまにかパパにされとる。
「んーじゃパパによろしくぅ~ボウヤ♡」
「は、はぁ...」
シンデレラさんの肩をがしっと掴み、二人で出て行った。心なしかシンデレラさんの表情がフッと軽くなったような気がした。
「また来てくださいね。シンデレラさん!今度はママと一緒に」
「あら♡」
シンデレラさんは、俯いて初めてここで少しだけ、ほんの少しだけ笑顔を見せた。
「.....さぁね」
0
あなたにおすすめの小説
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
白苑後宮の薬膳女官
絹乃
キャラ文芸
白苑(はくえん)後宮には、先代の薬膳女官が侍女に毒を盛ったという疑惑が今も残っていた。先代は瑞雪(ルイシュエ)の叔母である。叔母の濡れ衣を晴らすため、瑞雪は偽名を使い新たな薬膳女官として働いていた。
ある日、幼帝は瑞雪に勅命を下した。「病弱な皇后候補の少女を薬膳で救え」と。瑞雪の相棒となるのは、幼帝の護衛である寡黙な武官、星宇(シンユィ)。だが、元気を取り戻しはじめた少女が毒に倒れる。再び薬膳女官への疑いが向けられる中、瑞雪は星宇の揺るぎない信頼を支えに、後宮に渦巻く陰謀へ踏み込んでいく。
薬膳と毒が導く真相、叔母にかけられた冤罪の影。
静かに心を近づける薬膳女官と武官が紡ぐ、後宮ミステリー。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
後宮の手かざし皇后〜盲目のお飾り皇后が持つ波動の力〜
二位関りをん
キャラ文芸
龍の国の若き皇帝・浩明に5大名家の娘である美華が皇后として嫁いできた。しかし美華は病により目が見えなくなっていた。
そんな美華を冷たくあしらう浩明。婚儀の夜、美華の目の前で彼女付きの女官が心臓発作に倒れてしまう。
その時。美華は慌てること無く駆け寄り、女官に手をかざすと女官は元気になる。
どうも美華には不思議な力があるようで…?
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる