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深夜のコンビニバイト六十六日目 人魚姫再来店
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深夜のコンビニバイト六十六日目。
ピロリロピロリロ。
「いらっしゃ...あっ!お久しぶりです!」
「あら、覚えてくださっていたのですか?嬉しいですわっ!」
にっこり微笑む人魚姫さん。そして人魚姫さんの後ろで俺に向かって深くお辞儀をする海坊主さん。
二人とも久しぶりだ。この二人はこのコンビニにくるお客様の中でも群を抜いてとても良心的なお客様だった。
またこうして来てくれるのは大歓迎だし俺も嬉しい。
車椅子を押しながらゆっくり俺のレジに近づいてきて、人魚姫さんはにっこり微笑んだ。
「ここがあの勇者マック様の働きになられたおコンビニなのですよね...はぁっ感慨深いですわ。聖地巡礼ですわ...」
あ?今人魚姫さんうっとりしながらなんて言った?聞き間違いか?
「すぅーーーーーーっはぁ」
大きく息を吸い込み深呼吸をしながら、人魚姫さんはうっとりと上を見上げた。
「これがマック様のいらしたおコンビニの匂い...はぁっマック様の匂い...幸せですわ...」
俺は、無言で海坊主さんを見る。
海坊主さんは、俺を見てサングラスの中に隠した表情がぐにゃりと歪んだ。
いや海坊主さんどうしたの何その奇妙な表情。玉ねぎを食べたらケーキの味がしたみたいな表情何!?
「私、マック様がお働きになっていたコンビニに以前から来店していたという事実に今とても感動してますわ...」
驚愕する俺に、レジに身を乗り出して海坊主さんは俺に耳打ちした。
「最近人魚姫様は、ゆーちゅーぶというものにとてもとても熱中してらっしゃいまして。その中の勇者ゆーちゅーばーマックというチャラそうないかにも色んな女と遊び歩いているような臭そうなみじんこみたいな頭弱そうなよくわからない男に特に熱中してらっしゃいまして」
「海坊主さんマックに親でも殺されたの?」
「私は人魚姫様が赤ん坊の頃から人魚姫様をお守りしておりました。人魚姫様はこの通りお美しく麗らかでイルカのような愛らしさもありながら、真珠のような輝きを秘め、海より広い心の広さも用いながら寄せ打つ波のたくましさを合わせ持ち、更に」
「はい、はい。はい。わかりました。その人魚姫さんがチャラいマックなんかにうつつをぬかしてるから海坊主さん的に気分が良くないですね」
「毎日ストレスで吐きそうです。最近命の母を飲み始めました」
「大丈夫なんですかそれ」
海坊主さんも気苦労しているようだ。
マックいい奴っちゃぁ、いい奴なんだけど、女に対してだらしなさすぎるからな。
「人魚姫様は、その男が好きというか、もうその息域を超えて心酔しておりまして、ずっとマック様のお働きになったおコンビニにもう一回行きたいと何回も仰っておりましたので、私がその度に理由をつけてなんとか阻止していたのですが、そのネタも尽き、仕方なく今日このコンビニを訪れる事になってしまったのです。誠に遺憾ながら」
「いや働いてるコンビニ店員の前で誠に遺憾ながらとか言わないでください」
海坊主さん冷静な執事キャラだったのに完全におかしくなってる。
「死滅した毛根がストレスで生き返り、叫び声をあげてます」
「突然怖い事言わないでください」
「ねぇ、人間さん。マック様のサインとか、マック様のご試着になった制服とかは置いてないんですの?」
「ないですね。制服にサイン書いてあげるからそれ着て働きなよ!って言われたんで「死ぬほど恥ずかしいから頼むからやめてくんない?」って言ったら捨てられた子犬みたいな顔してましたからね」
「まぁ!人間さんはマック様と仲がいっ....あぁあ!!まさか!あなたが!?あなたがマック様のご友人のムラオ様ですの?」
「えっ...あっはい」
そうだった俺ムラオだった。マジでそのクソダサいあだ名から改名したいからあいつに改名届け出したい。
「まぁ!ムラオ巡礼まで....今日は私とてもいい日ですわ...」
感動に打ち震える人魚姫さん。
一言、一言だけ言わせて。
ムラオ巡礼って何。
何その聞くだけで寒気がしそうなワード。
ピロリロピロリロ。
「いらっしゃいま...あっ」
「あら」
ネグリジェ姿のクレアさんが来店してきた。いつものように白い髪を三つ編みにして、緑と黄色のオッドアイの瞳で俺を捉えて会釈する。
「珍しいですね今日は一人ですか?」
「えぇ、まぁ。たまにはあのうるさい二人から離れて深夜にプリンでも買いに来ようと思ったんですよ」
クレアさんはスイーツコーナーの所に向かった。
「プリンといえば、マック様が今日新発売のプリンを動画で紹介してましたが、あるかしら!」
「その動画俺も見ましたよ。あいつ食レポめちゃくちゃ上手いんですよね」
思わず声に出して反応してしまう。俺はちょくちょく動画の通知が来るからあいつの動画を見ている。今日も出勤前に見てきたプリンの動画。
海坊主さんが眼球がひっくり返るんじゃないかというくらい目を見開いてこっち見てくる。その目は、
「お前はあのクソ男の味方なのか?」
とでも言っているようだ、怖い、目で殺されそう。
「ですよね!食べてる姿もその、小動物のようで愛らしかったのですが、食べ終わった後のプリンの感想も素晴らしく例えも逸脱で思わずその日にプリンが食べたいと思っておコンビニに行きたいと今日はいつもより余計に駄々をこねてしまいましたわ。流石マック様という他ありません...格好よくてなんでも出来て面白くて優しくて完璧で本当に本当にお慕いして」
頰を染めながら話す人魚姫さんの言葉を、カンッとレジにプリンを置く音が遮る。
「く...クレアさん?」
無表情に、目をそらしながらプリンが4つ入ったカゴを勢いよくレジに置いたクレアさんに俺達は静まり返る。プリンが入っているのにそんな風にカゴを置いた為、プリンがことりと倒れる。
「このプリン.....」
今日マックが配信していたプリンの紹介動画の新作プリンだった。
「まぁ!それは今日マック様が紹介していらっしゃった新作プリンではないですか?」
「えぇ」
低く、尖った声で答えるクレアさん。
「奇遇ですね!私も今日そのプリンを買いに来たのです!まだ売ってました?」
「自分でお確かめになられたらどうですか」
トゲのある言い方だ。
「4個で全部ですよ。今日売れ行きがすごくてこのプリン。あいつの動画の影響だと思うんですけど、今日はこれで最後です。明日の朝とかにまた入荷すると思うんですけどね」
俺は帰りに買っていこうと思っていたので数を把握していた。
「まぁ、朝となると私は来れないですわね...そのよろしければなんですが、そのプリンおひとつ私に譲って下さらないですか?」
にっこりと愛想よく笑う人魚姫さんに、クレアさんは無慈悲に言い放つ。
「嫌です」
「ど、どうしてですか?4つもあるのだから一つくらい」
「嫌ったら嫌です」
いつも落ち着いていて穏やかなクレアさんが今日は様子がおかしい。
「レジを打ってください」
言われる通りにレジを打っていくが、人魚姫さんが頰をこれでもかと膨らませて顔を真っ赤にしていた。
「マック様のプリン食べたい!マック様のプリン食べたい!今日それを食べにきたの!食べたい!食べたい!」
「人魚姫様の駄々っ子が始まりました。蝶よ花よと育てられた人魚姫様はどうしても気に入らない事があると、いや本当に珍しい事なんですが、駄々っ子が始まるんです」
食べたい食べたいとジタバタする人魚姫さんに、最後の一個のプリンのレジを打つ手が止まる。
「クレアさん...」
「クレアも嫌です。食べたいです」
ぷんとそっぽを向くクレアさん。
二人共可愛い子供か。
「三人で分けて四つあるから一つあげればいいじゃないですか」
「嫌です。早いもの勝ちです。早くレジを打ってください」
仕方なく、本当に仕方なくレジを打つ。
クレアさんは、胸を押さえて泣きそうに目を潤ませる人魚姫さんに、
「なんか、あなたがマックの話をするとモヤモヤするんですよ。意地でもこのプリンをあなたに渡したくないって気持ちになったんですよ。だから、ごめんなさい。このプリンは渡せないわ」
さっきとは打って変わって切ない張り裂けそうな表情で、プリンを袋に入れてクレアさんは足早にコンビニを後にした。
海坊主さんは、悲しそうな人魚姫さんを見て悲しくなる気持ちと憎きマックの紹介したプリンを人魚姫さんが買わなくて安心してるような、複雑な表情をしていた。
「これが...少女漫画で見た「恋のライバル」というものの出現ですのね。やってやりますわ。次こそプリンを手に入れてやります...」
人魚姫さんは、カラメルが溶けて蒸発しそうなくらい燃えていた。
罪なやつだなマック。なんでお前そんなにモテるんだよ。
ピロリロピロリロ。
「いらっしゃ...あっ!お久しぶりです!」
「あら、覚えてくださっていたのですか?嬉しいですわっ!」
にっこり微笑む人魚姫さん。そして人魚姫さんの後ろで俺に向かって深くお辞儀をする海坊主さん。
二人とも久しぶりだ。この二人はこのコンビニにくるお客様の中でも群を抜いてとても良心的なお客様だった。
またこうして来てくれるのは大歓迎だし俺も嬉しい。
車椅子を押しながらゆっくり俺のレジに近づいてきて、人魚姫さんはにっこり微笑んだ。
「ここがあの勇者マック様の働きになられたおコンビニなのですよね...はぁっ感慨深いですわ。聖地巡礼ですわ...」
あ?今人魚姫さんうっとりしながらなんて言った?聞き間違いか?
「すぅーーーーーーっはぁ」
大きく息を吸い込み深呼吸をしながら、人魚姫さんはうっとりと上を見上げた。
「これがマック様のいらしたおコンビニの匂い...はぁっマック様の匂い...幸せですわ...」
俺は、無言で海坊主さんを見る。
海坊主さんは、俺を見てサングラスの中に隠した表情がぐにゃりと歪んだ。
いや海坊主さんどうしたの何その奇妙な表情。玉ねぎを食べたらケーキの味がしたみたいな表情何!?
「私、マック様がお働きになっていたコンビニに以前から来店していたという事実に今とても感動してますわ...」
驚愕する俺に、レジに身を乗り出して海坊主さんは俺に耳打ちした。
「最近人魚姫様は、ゆーちゅーぶというものにとてもとても熱中してらっしゃいまして。その中の勇者ゆーちゅーばーマックというチャラそうないかにも色んな女と遊び歩いているような臭そうなみじんこみたいな頭弱そうなよくわからない男に特に熱中してらっしゃいまして」
「海坊主さんマックに親でも殺されたの?」
「私は人魚姫様が赤ん坊の頃から人魚姫様をお守りしておりました。人魚姫様はこの通りお美しく麗らかでイルカのような愛らしさもありながら、真珠のような輝きを秘め、海より広い心の広さも用いながら寄せ打つ波のたくましさを合わせ持ち、更に」
「はい、はい。はい。わかりました。その人魚姫さんがチャラいマックなんかにうつつをぬかしてるから海坊主さん的に気分が良くないですね」
「毎日ストレスで吐きそうです。最近命の母を飲み始めました」
「大丈夫なんですかそれ」
海坊主さんも気苦労しているようだ。
マックいい奴っちゃぁ、いい奴なんだけど、女に対してだらしなさすぎるからな。
「人魚姫様は、その男が好きというか、もうその息域を超えて心酔しておりまして、ずっとマック様のお働きになったおコンビニにもう一回行きたいと何回も仰っておりましたので、私がその度に理由をつけてなんとか阻止していたのですが、そのネタも尽き、仕方なく今日このコンビニを訪れる事になってしまったのです。誠に遺憾ながら」
「いや働いてるコンビニ店員の前で誠に遺憾ながらとか言わないでください」
海坊主さん冷静な執事キャラだったのに完全におかしくなってる。
「死滅した毛根がストレスで生き返り、叫び声をあげてます」
「突然怖い事言わないでください」
「ねぇ、人間さん。マック様のサインとか、マック様のご試着になった制服とかは置いてないんですの?」
「ないですね。制服にサイン書いてあげるからそれ着て働きなよ!って言われたんで「死ぬほど恥ずかしいから頼むからやめてくんない?」って言ったら捨てられた子犬みたいな顔してましたからね」
「まぁ!人間さんはマック様と仲がいっ....あぁあ!!まさか!あなたが!?あなたがマック様のご友人のムラオ様ですの?」
「えっ...あっはい」
そうだった俺ムラオだった。マジでそのクソダサいあだ名から改名したいからあいつに改名届け出したい。
「まぁ!ムラオ巡礼まで....今日は私とてもいい日ですわ...」
感動に打ち震える人魚姫さん。
一言、一言だけ言わせて。
ムラオ巡礼って何。
何その聞くだけで寒気がしそうなワード。
ピロリロピロリロ。
「いらっしゃいま...あっ」
「あら」
ネグリジェ姿のクレアさんが来店してきた。いつものように白い髪を三つ編みにして、緑と黄色のオッドアイの瞳で俺を捉えて会釈する。
「珍しいですね今日は一人ですか?」
「えぇ、まぁ。たまにはあのうるさい二人から離れて深夜にプリンでも買いに来ようと思ったんですよ」
クレアさんはスイーツコーナーの所に向かった。
「プリンといえば、マック様が今日新発売のプリンを動画で紹介してましたが、あるかしら!」
「その動画俺も見ましたよ。あいつ食レポめちゃくちゃ上手いんですよね」
思わず声に出して反応してしまう。俺はちょくちょく動画の通知が来るからあいつの動画を見ている。今日も出勤前に見てきたプリンの動画。
海坊主さんが眼球がひっくり返るんじゃないかというくらい目を見開いてこっち見てくる。その目は、
「お前はあのクソ男の味方なのか?」
とでも言っているようだ、怖い、目で殺されそう。
「ですよね!食べてる姿もその、小動物のようで愛らしかったのですが、食べ終わった後のプリンの感想も素晴らしく例えも逸脱で思わずその日にプリンが食べたいと思っておコンビニに行きたいと今日はいつもより余計に駄々をこねてしまいましたわ。流石マック様という他ありません...格好よくてなんでも出来て面白くて優しくて完璧で本当に本当にお慕いして」
頰を染めながら話す人魚姫さんの言葉を、カンッとレジにプリンを置く音が遮る。
「く...クレアさん?」
無表情に、目をそらしながらプリンが4つ入ったカゴを勢いよくレジに置いたクレアさんに俺達は静まり返る。プリンが入っているのにそんな風にカゴを置いた為、プリンがことりと倒れる。
「このプリン.....」
今日マックが配信していたプリンの紹介動画の新作プリンだった。
「まぁ!それは今日マック様が紹介していらっしゃった新作プリンではないですか?」
「えぇ」
低く、尖った声で答えるクレアさん。
「奇遇ですね!私も今日そのプリンを買いに来たのです!まだ売ってました?」
「自分でお確かめになられたらどうですか」
トゲのある言い方だ。
「4個で全部ですよ。今日売れ行きがすごくてこのプリン。あいつの動画の影響だと思うんですけど、今日はこれで最後です。明日の朝とかにまた入荷すると思うんですけどね」
俺は帰りに買っていこうと思っていたので数を把握していた。
「まぁ、朝となると私は来れないですわね...そのよろしければなんですが、そのプリンおひとつ私に譲って下さらないですか?」
にっこりと愛想よく笑う人魚姫さんに、クレアさんは無慈悲に言い放つ。
「嫌です」
「ど、どうしてですか?4つもあるのだから一つくらい」
「嫌ったら嫌です」
いつも落ち着いていて穏やかなクレアさんが今日は様子がおかしい。
「レジを打ってください」
言われる通りにレジを打っていくが、人魚姫さんが頰をこれでもかと膨らませて顔を真っ赤にしていた。
「マック様のプリン食べたい!マック様のプリン食べたい!今日それを食べにきたの!食べたい!食べたい!」
「人魚姫様の駄々っ子が始まりました。蝶よ花よと育てられた人魚姫様はどうしても気に入らない事があると、いや本当に珍しい事なんですが、駄々っ子が始まるんです」
食べたい食べたいとジタバタする人魚姫さんに、最後の一個のプリンのレジを打つ手が止まる。
「クレアさん...」
「クレアも嫌です。食べたいです」
ぷんとそっぽを向くクレアさん。
二人共可愛い子供か。
「三人で分けて四つあるから一つあげればいいじゃないですか」
「嫌です。早いもの勝ちです。早くレジを打ってください」
仕方なく、本当に仕方なくレジを打つ。
クレアさんは、胸を押さえて泣きそうに目を潤ませる人魚姫さんに、
「なんか、あなたがマックの話をするとモヤモヤするんですよ。意地でもこのプリンをあなたに渡したくないって気持ちになったんですよ。だから、ごめんなさい。このプリンは渡せないわ」
さっきとは打って変わって切ない張り裂けそうな表情で、プリンを袋に入れてクレアさんは足早にコンビニを後にした。
海坊主さんは、悲しそうな人魚姫さんを見て悲しくなる気持ちと憎きマックの紹介したプリンを人魚姫さんが買わなくて安心してるような、複雑な表情をしていた。
「これが...少女漫画で見た「恋のライバル」というものの出現ですのね。やってやりますわ。次こそプリンを手に入れてやります...」
人魚姫さんは、カラメルが溶けて蒸発しそうなくらい燃えていた。
罪なやつだなマック。なんでお前そんなにモテるんだよ。
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