10 / 41
第1章 強くてカワイイ魔法使い
第9話 侵入、アミア家
しおりを挟む
夜の十一時。
空には満月が浮かんでいた。
馬車の出発予定時刻まで、残り一時間程度。
卒業式からかなり時間が経過したが、それでも私の結論は変わらない。
「…………」
王都へ行く準備は万端だ。
既に飲食店の方達との別れを済ませ、ドロシーさんの屋敷の近辺までやってきている。
黒い衣服に身を包み、帽子を目深に被った私は、木の影で今日の作戦を思い返していた。
まず。屋敷に入る方法だけど、入口が門しかないことを考えて正面突破になるだろう。
塀を越えれば庭には入れそうだが、おそらく扉も窓も鍵がかかっているはずだ。
となると鍵が必要になるが、門番が鍵を腰元にぶら下げていることは確認している。
最初は一応鍵を借りられないか聞き、話が通じそうに無ければその鍵を盗む。
そして屋敷の中へ忍び込み、ドロシーさんの部屋へと向かってから。最後に、ドロシーさんを連れ出す。
これが、私の作戦だ。
「…………」
木の影から門番の様子を窺う。
鉄の鎧を身に纏ったそれは、何となく力無い様子で門前にいた。
まるで今から犯罪者が忍び込む可能性なんて全く考慮していないようだった。
そもそも自分が門番をする屋敷の前で、見える場所に鍵をぶら下げることがまずおかしいが、それもそうだ。サニスの町は小さい故に犯罪もほぼ起こらない。
だから恐らく、門番も気が緩んでいるのだろう。
私は深呼吸をし、二属性の魔法をそれぞれ両手に溜める。
右手には闇属性。左手には風属性。魔力は確かに両手に注がれてゆく。
成功するかは分からない。でも、私ならきっと大丈夫なはずだ。
そんな根拠の無い自信を抱きながら両手をぎゅっと握り、私は木の影から飛び出す。
「だれだっ!」
一拍遅れで私に気付いた門番は、荒っぽい声を上げ腰の剣に手を添えた。
だがすぐに「君は……」と何かに気付いた風に緊張を解く。
「確か。ドロシー様の級友の?」
「はい。こんな夜遅くにすみません」
私は目深に被った帽子を上げ、声を返す。
その声は緊張からか、少し震えてしまっていた。
やっぱり私は、今からすることに怯えているのだと思う。
だってそれは、犯罪者になるっていうことなのだから。
失敗してしまったらどうなるのか分からない。
それでも私は、言葉を紡いで、手に力を込めた。
「あの。その腰の鍵を、貸して頂けませんか?」
「…………。それは、どうしてだ?」
門番は訝しんだ様子で問い返した。
私は門番を真剣な目で見つめる。
「必要なんです。その鍵が」
「理由は?」
「……ドロシーさんに、会うためです」
「そうか」
門番は一つ頷いた。
数秒何かを思案したのち、彼は二の句を継ぐ。
「私も昨日の件は把握している。そして今日、ドロシー様が王都へ向かわれる予定だったということも存じている。……大方あなたは、ドロシー様と逃亡劇でも始めようとしているのだろう」
心臓がドクリと鳴った。
「君とドロシー様には心から同情する。だが今日は、あなたが来たら追い返すようシアン様に言われているのだ。シアン様に逆らうわけにはいかない」
シアン様ってのは、恐らくドロシーさんの母さんだろう。
門番として雇われているのだろうから、当然の反論だ。
というか。私が来たら追い返すよう言われてたんだ。
ならもう、安全に入ることは不可能じゃないか。
私の思惑も、どうやらバレバレみたいだし。
「申し訳ないが、ここはお引き取り願いたい」
──だからといって、ここで引き返すわけにもいかない。
私は俯き、一つ溜息を吐く。
私の中の淀み、迷い、不安を全て込めて。
「それは、残念です……」
そして──魔力の込められた右手を、門番の顔に添えた。
「『ダークミスト』」
闇属性の初級魔法。
立ち込める黒いもやが、門番の目を覆い隠す。
「なっ! なんだこれはっ!」
虚を突かれた門番の腰辺りに、私はすかさず左手を添えると──。
「『エアカッター』」
風属性の初級魔法を放つ。
風の刃は鍵を繋ぐ金属を切断し、鎧に少しの傷を入れた。
地面に落ちた数個の鍵をポケットに仕舞うと、塀に沿って走り出す。
もう、迷ってなんかいられなかった。
「侵入者だ!」
背後からの怒号に、犯罪者になってしまったなと、何となく思う。
それでも私は一切も足を止めず、家の裏へと向かい走り続けた。
門から入るのは難しそうだが、鍵を手に入れた今、正面突破する必要は無い。
これって、強くてカワイイ?
そんな問いを投げてみるけど、やっぱりこれは可愛くない。
強さなんてこれっぽちもないし、それどころか卑怯だ。
あとさ、こんなの私のキャラじゃないと思う。
今まで私は、真面目にやってきたはずだ。
学園でもいつも真剣に授業を受けて、友達もいない物静かな人で。
成績の悪い面には目を瞑るとしても、やっぱりこんなの私のキャラじゃない。
──そんな私は、どうして今、こんなことをしているのだろう?
なんて思ってしまうけど。
それは『大事な人が見つかったから』と、そんな簡単な理由で片付くのだと思う。
大事な人だなんて少し仰々しいけど、でも彼女は私にとって初めての友達で、私を初めて認めてくれた人で、私にもう一度、夢を抱かせてくれた人だった。
その人を救いたい。もっとその人と一緒にいたい。って、それって別におかしなことじゃないなって、そう思ったから。だから私は、こんなことをしているのだと思う。
「……はぁ。はぁ」
辿り着いた屋敷の裏で、私は呼吸を整えながら、白い塀を見上げる。
屋敷を囲うそれは、やはり高く、ジャンプしても届く距離では無い。
だが、これを超える手立てはとっくに考えている。
私は目を瞑ると、今度は両手に風属性の魔力を注いだ。
注いで、注いで、できるだけを注ぎ切ったところで。
私は両手を地面を張り付かせ、魔力を放った。
「──『エアーインパクト』」
これもまた風属性の初級魔法だ。
風の衝撃波を地面にぶつけることにより、己の身体を空へと飛ばす。
塀のてっぺんをギリギリで到達した私は、手を伸ばし、そのまま内側へと滑り込む。
体勢を崩しながらも地面に着地し、すかさず人がいないかと首を回す。
どうやら誰もいないようだが、代わりに私を探す複数の声が遠くから聞こえてきた。
「探せ! 侵入者だ!」
「どこだ! どこにいる!」
「家の裏に逃げたぞ!」
「シアン様がお怒りだ! 早く! 早く見つけるんだ!」
門番と、恐らく警備員か誰かの声だろう。
ドタバタと屋敷内がどうやら騒がしい。
「……ふぅ」
つまり、今の私は完璧な犯罪者。
心臓の鼓動は恐ろしく早く、呼吸も荒い。
けど、不思議と嫌な気分では無かった。
今日の私は、なんだってやれる気がしたから。
空には満月が浮かんでいた。
馬車の出発予定時刻まで、残り一時間程度。
卒業式からかなり時間が経過したが、それでも私の結論は変わらない。
「…………」
王都へ行く準備は万端だ。
既に飲食店の方達との別れを済ませ、ドロシーさんの屋敷の近辺までやってきている。
黒い衣服に身を包み、帽子を目深に被った私は、木の影で今日の作戦を思い返していた。
まず。屋敷に入る方法だけど、入口が門しかないことを考えて正面突破になるだろう。
塀を越えれば庭には入れそうだが、おそらく扉も窓も鍵がかかっているはずだ。
となると鍵が必要になるが、門番が鍵を腰元にぶら下げていることは確認している。
最初は一応鍵を借りられないか聞き、話が通じそうに無ければその鍵を盗む。
そして屋敷の中へ忍び込み、ドロシーさんの部屋へと向かってから。最後に、ドロシーさんを連れ出す。
これが、私の作戦だ。
「…………」
木の影から門番の様子を窺う。
鉄の鎧を身に纏ったそれは、何となく力無い様子で門前にいた。
まるで今から犯罪者が忍び込む可能性なんて全く考慮していないようだった。
そもそも自分が門番をする屋敷の前で、見える場所に鍵をぶら下げることがまずおかしいが、それもそうだ。サニスの町は小さい故に犯罪もほぼ起こらない。
だから恐らく、門番も気が緩んでいるのだろう。
私は深呼吸をし、二属性の魔法をそれぞれ両手に溜める。
右手には闇属性。左手には風属性。魔力は確かに両手に注がれてゆく。
成功するかは分からない。でも、私ならきっと大丈夫なはずだ。
そんな根拠の無い自信を抱きながら両手をぎゅっと握り、私は木の影から飛び出す。
「だれだっ!」
一拍遅れで私に気付いた門番は、荒っぽい声を上げ腰の剣に手を添えた。
だがすぐに「君は……」と何かに気付いた風に緊張を解く。
「確か。ドロシー様の級友の?」
「はい。こんな夜遅くにすみません」
私は目深に被った帽子を上げ、声を返す。
その声は緊張からか、少し震えてしまっていた。
やっぱり私は、今からすることに怯えているのだと思う。
だってそれは、犯罪者になるっていうことなのだから。
失敗してしまったらどうなるのか分からない。
それでも私は、言葉を紡いで、手に力を込めた。
「あの。その腰の鍵を、貸して頂けませんか?」
「…………。それは、どうしてだ?」
門番は訝しんだ様子で問い返した。
私は門番を真剣な目で見つめる。
「必要なんです。その鍵が」
「理由は?」
「……ドロシーさんに、会うためです」
「そうか」
門番は一つ頷いた。
数秒何かを思案したのち、彼は二の句を継ぐ。
「私も昨日の件は把握している。そして今日、ドロシー様が王都へ向かわれる予定だったということも存じている。……大方あなたは、ドロシー様と逃亡劇でも始めようとしているのだろう」
心臓がドクリと鳴った。
「君とドロシー様には心から同情する。だが今日は、あなたが来たら追い返すようシアン様に言われているのだ。シアン様に逆らうわけにはいかない」
シアン様ってのは、恐らくドロシーさんの母さんだろう。
門番として雇われているのだろうから、当然の反論だ。
というか。私が来たら追い返すよう言われてたんだ。
ならもう、安全に入ることは不可能じゃないか。
私の思惑も、どうやらバレバレみたいだし。
「申し訳ないが、ここはお引き取り願いたい」
──だからといって、ここで引き返すわけにもいかない。
私は俯き、一つ溜息を吐く。
私の中の淀み、迷い、不安を全て込めて。
「それは、残念です……」
そして──魔力の込められた右手を、門番の顔に添えた。
「『ダークミスト』」
闇属性の初級魔法。
立ち込める黒いもやが、門番の目を覆い隠す。
「なっ! なんだこれはっ!」
虚を突かれた門番の腰辺りに、私はすかさず左手を添えると──。
「『エアカッター』」
風属性の初級魔法を放つ。
風の刃は鍵を繋ぐ金属を切断し、鎧に少しの傷を入れた。
地面に落ちた数個の鍵をポケットに仕舞うと、塀に沿って走り出す。
もう、迷ってなんかいられなかった。
「侵入者だ!」
背後からの怒号に、犯罪者になってしまったなと、何となく思う。
それでも私は一切も足を止めず、家の裏へと向かい走り続けた。
門から入るのは難しそうだが、鍵を手に入れた今、正面突破する必要は無い。
これって、強くてカワイイ?
そんな問いを投げてみるけど、やっぱりこれは可愛くない。
強さなんてこれっぽちもないし、それどころか卑怯だ。
あとさ、こんなの私のキャラじゃないと思う。
今まで私は、真面目にやってきたはずだ。
学園でもいつも真剣に授業を受けて、友達もいない物静かな人で。
成績の悪い面には目を瞑るとしても、やっぱりこんなの私のキャラじゃない。
──そんな私は、どうして今、こんなことをしているのだろう?
なんて思ってしまうけど。
それは『大事な人が見つかったから』と、そんな簡単な理由で片付くのだと思う。
大事な人だなんて少し仰々しいけど、でも彼女は私にとって初めての友達で、私を初めて認めてくれた人で、私にもう一度、夢を抱かせてくれた人だった。
その人を救いたい。もっとその人と一緒にいたい。って、それって別におかしなことじゃないなって、そう思ったから。だから私は、こんなことをしているのだと思う。
「……はぁ。はぁ」
辿り着いた屋敷の裏で、私は呼吸を整えながら、白い塀を見上げる。
屋敷を囲うそれは、やはり高く、ジャンプしても届く距離では無い。
だが、これを超える手立てはとっくに考えている。
私は目を瞑ると、今度は両手に風属性の魔力を注いだ。
注いで、注いで、できるだけを注ぎ切ったところで。
私は両手を地面を張り付かせ、魔力を放った。
「──『エアーインパクト』」
これもまた風属性の初級魔法だ。
風の衝撃波を地面にぶつけることにより、己の身体を空へと飛ばす。
塀のてっぺんをギリギリで到達した私は、手を伸ばし、そのまま内側へと滑り込む。
体勢を崩しながらも地面に着地し、すかさず人がいないかと首を回す。
どうやら誰もいないようだが、代わりに私を探す複数の声が遠くから聞こえてきた。
「探せ! 侵入者だ!」
「どこだ! どこにいる!」
「家の裏に逃げたぞ!」
「シアン様がお怒りだ! 早く! 早く見つけるんだ!」
門番と、恐らく警備員か誰かの声だろう。
ドタバタと屋敷内がどうやら騒がしい。
「……ふぅ」
つまり、今の私は完璧な犯罪者。
心臓の鼓動は恐ろしく早く、呼吸も荒い。
けど、不思議と嫌な気分では無かった。
今日の私は、なんだってやれる気がしたから。
0
あなたにおすすめの小説
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
凶器は透明な優しさ
楓
恋愛
入社5年目の岩倉紗希は、新卒の女の子である姫野香代の教育担当に選ばれる。
初めての後輩に戸惑いつつも、姫野さんとは良好な先輩後輩の関係を築いていけている
・・・そう思っていたのは岩倉紗希だけであった。
姫野の思いは岩倉の思いとは全く異なり
2人の思いの違いが徐々に大きくなり・・・
そして心を殺された
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる