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Episode 10
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お屋敷に帰って来てから、すぐに婆やが来て、メイドさんも来る。
登城する装いから、普段着のドレスに着替えた。
着替えが終わってみると、バルコニーに簡単な昼食が用意されていた。
「本日は、天気も良いですし、バルコニーからお花も見えますよ」
そう言われて、用意されたテーブルを見ると、1人分だけの昼食だったので首をかしげる。
「ジャンは?」
執事のポールが、紅茶を入れてくれながら答える。
「先ほど、午後から軍のお偉いさんが来訪されると連絡がありましたので。お先に簡単な昼食を自室でとられました。」
「そっか・・・」
なんか、結婚式をしてからは、ずっと一緒に寝起きして、一緒に食事してたから、1人って始めてかも。
少し寂しさを感じつつも、外の爽やかな空気を吸いながら昼食をとる。
おなかが満腹になってから、ポールに話しかける。
「ねぇ、ポール。教えて欲しいんだけど。」
「なんでしょうか?」
「第2王子のフルネームと、ルナベルのことを詳しく知りたいんだけど。」
第2王子。
アンドリュー・エルバーン 21歳。
幼馴染でもある、ルナベルとの婚約は10代の頃に決められていた。
ルナベルは「アンドリュー様」と子供の頃から呼んでいたらしい。
「第1王子である、兄の皇太子は、軍の指揮などには不向きな方でして、アンドリュー王子の優れた指揮や強さが際立っていたので、将軍と呼ばれて軍を任されているそうです。」
確かに、見た目もすっごい強そうな人だった。
「優れた指揮と強さがあるから、翼麟を託されたってことよね。」
「まぁ、そうですね。」
「ポールは、翼麟は王子の部屋の中にあると思う?」
「・・・何をお考えです?まさか。」
「そのまさかだよ?恋人同士だったなら、部屋に潜り込めるかもしれないじゃない?」
ポールは、うーーーん。と考え込む。
私の必死の睨みに、降参してポールが続けて教えてくれる。
「王子の部屋の前には、常に見張りが居ます。前回は、窓から侵入して部屋を捜索したんですよ。そして、壁の絵画の裏にある隠し扉を見つけました。」
隠し扉?!
「そこにあるの?!」
「解りません。おそらくは、その中だと思うのですが、鍵がかかっていたのと、そこで見つかってしまいまして。」
うーーーん。
「鍵かぁ~。」
やっぱり、アンドリュー王子が持っているんだろうなぁ。戦争にも持って行っちゃうかな?
「おそらくですが、鍵はアンドリュー王子だけが持っているとは思えないです。」
「と言うと?」
私はつい、目を輝かせてしまう。
「人間てすぐ死にますし、どこかにスペアキーがあるのではないかと。」
なるほど。
第2王子が、誰かに託すとしたら・・部下?ううん。もしかして
「第1王子とか?」
私の言葉に、ポールが首をかしげる。
「さぁ、どうなんでしょうね。微妙な感じがします。あの兄弟は仲が悪そうだったので。」
「でも、この国のトップは国王で、次が皇太子なんでしょう?」
私の何気ない質問に、ポールは頷く。
「アンドリュー王子の評判が良すぎるんですよ。皇太子の立場が無いというか。そうゆうのって、争い事の種になりがちでしょう?争う間柄で、鍵を託すかどうか。」
うーーん。
「じゃぁ、国王が持ってる?」
「まぁ、無きにしも非ず」
うーーーん。
国王様に、直接「鍵持ってる?」なんて聞けたらなぁ~。
頭を抱えていると、婆やが部屋に入ってきて言った。
「このお屋敷は、お花も飾られていないので、どこか寂しいですね。花瓶を探すのに苦労しました。」
そう言いながら、持ってきた花瓶を部屋に置く。
そう言えば、花の1つも無いし、殺風景な屋敷ではある。
すると、ポールが言う。
「申し訳ありません。旦那様は人間が嫌いですから、今までは屋敷の掃除をする者を入れておりましたが、そのほかの事は、誰にもやらせていなかったものでして。」
そっか。ちょっと気分転換しようかな?
こう、考えが行き詰った時は、気分転換が良い。
私は、婆やとメイドさんたちを連れて、庭の花畑に行くことにした。
たくさんの花瓶を用意させて、たくさんの花を館に飾る様に言うと、みんな楽しそうに花を摘み始めた。
元の世界では見た事の無いような花が沢山あって、私は、その花の匂いを嗅いだ。
夢中になって花を摘んでいたら、1人で、いつの間にか、みんなから離れた場所にいた。
空を見上げると、太陽は傾き始めていた。
なんとなく、想像してみた。
静かに、夕方の風は吹いて来る。
ジャンは、毎日、どんなふうに夕日を見ていたんだろう?
私は、今、立っているだけでもやっとだよ。でも、一人じゃない。あなたがいる。
ジャンは、この地上で帰る事も出来ずに。たった1人で、どうやって生きてきたの?
人を恨んだだろう。
帰れない現実は、寂しかったはずで・・・やっぱり、辛かったよね。故郷には、親が居る?兄弟はいる?
私は、あなたのことを何も知らない。
だけど、1つだけ解る。
あなたは、誇りを捨てなかった。
何度か言ってた。“竜は”って。
凄く優しいけど、それだけじゃない。
良いように使われながらも、屈しない、自分を見失わない強さも、彼にはあって。
そんなことを考えて、ボーーッと夕日を見ていたら、婆やが大きい声で呼びかける。
「お嬢様ー!そろそろ、お屋敷に戻りましょう!」
そう言われて、みんなで屋敷の中に戻った。
ワイワイと、花を活けて、それぞれ好きな場所に花を飾った。
それから、夕食の時間になって、食堂に現れたジャンが仁王立ちで言った。
「屋敷中から、花の匂いがするぞ?」
ウンザリといった顔で言うから、少し不安になる。
「花の匂いは嫌いだった?」
席について、ワインをそそいて貰いながら、私の方を見る。
「いや、構わないが。竜は人間よりも嗅覚が鋭いんだ。突然、こんなにたくさん飾られるとな・・・・。まぁ、そのうち慣れるが。」
「ごめん、少し減らすね。」
「構わないよ。それより、楽しかったか?」
「うん!」
私は、この前、ジャンがとってくれた木の実が美味しかったから、たくさん収穫してきた話とか、薔薇という私の世界にもある花を見つけたことを話した。
どうでも良いような、そんな話を、彼は微笑みながら聞いてくれた。
「今度は、ジャンも一緒に行こう?すっごく天気よくて気持ち良かったんだ。明日は一緒に外でピクニックしようよ!」
そう言うと、ジャンの表情がピクリと反応する。
「?」
ジャンの傍で給仕していたポールが、眉を下げて視線を逸らす。
メイドが、ジャンのお皿を下げて、デザートを出して来たところで、ジェスチャーで要らないことを伝える。
私の目の前にも、いちごのスイーツが置かれて、心惹かれる・・・けど、ジャンの方を見る。
「ルナ。私は、早朝に戦場に行くことになった。」
「え?」
登城する装いから、普段着のドレスに着替えた。
着替えが終わってみると、バルコニーに簡単な昼食が用意されていた。
「本日は、天気も良いですし、バルコニーからお花も見えますよ」
そう言われて、用意されたテーブルを見ると、1人分だけの昼食だったので首をかしげる。
「ジャンは?」
執事のポールが、紅茶を入れてくれながら答える。
「先ほど、午後から軍のお偉いさんが来訪されると連絡がありましたので。お先に簡単な昼食を自室でとられました。」
「そっか・・・」
なんか、結婚式をしてからは、ずっと一緒に寝起きして、一緒に食事してたから、1人って始めてかも。
少し寂しさを感じつつも、外の爽やかな空気を吸いながら昼食をとる。
おなかが満腹になってから、ポールに話しかける。
「ねぇ、ポール。教えて欲しいんだけど。」
「なんでしょうか?」
「第2王子のフルネームと、ルナベルのことを詳しく知りたいんだけど。」
第2王子。
アンドリュー・エルバーン 21歳。
幼馴染でもある、ルナベルとの婚約は10代の頃に決められていた。
ルナベルは「アンドリュー様」と子供の頃から呼んでいたらしい。
「第1王子である、兄の皇太子は、軍の指揮などには不向きな方でして、アンドリュー王子の優れた指揮や強さが際立っていたので、将軍と呼ばれて軍を任されているそうです。」
確かに、見た目もすっごい強そうな人だった。
「優れた指揮と強さがあるから、翼麟を託されたってことよね。」
「まぁ、そうですね。」
「ポールは、翼麟は王子の部屋の中にあると思う?」
「・・・何をお考えです?まさか。」
「そのまさかだよ?恋人同士だったなら、部屋に潜り込めるかもしれないじゃない?」
ポールは、うーーーん。と考え込む。
私の必死の睨みに、降参してポールが続けて教えてくれる。
「王子の部屋の前には、常に見張りが居ます。前回は、窓から侵入して部屋を捜索したんですよ。そして、壁の絵画の裏にある隠し扉を見つけました。」
隠し扉?!
「そこにあるの?!」
「解りません。おそらくは、その中だと思うのですが、鍵がかかっていたのと、そこで見つかってしまいまして。」
うーーーん。
「鍵かぁ~。」
やっぱり、アンドリュー王子が持っているんだろうなぁ。戦争にも持って行っちゃうかな?
「おそらくですが、鍵はアンドリュー王子だけが持っているとは思えないです。」
「と言うと?」
私はつい、目を輝かせてしまう。
「人間てすぐ死にますし、どこかにスペアキーがあるのではないかと。」
なるほど。
第2王子が、誰かに託すとしたら・・部下?ううん。もしかして
「第1王子とか?」
私の言葉に、ポールが首をかしげる。
「さぁ、どうなんでしょうね。微妙な感じがします。あの兄弟は仲が悪そうだったので。」
「でも、この国のトップは国王で、次が皇太子なんでしょう?」
私の何気ない質問に、ポールは頷く。
「アンドリュー王子の評判が良すぎるんですよ。皇太子の立場が無いというか。そうゆうのって、争い事の種になりがちでしょう?争う間柄で、鍵を託すかどうか。」
うーーん。
「じゃぁ、国王が持ってる?」
「まぁ、無きにしも非ず」
うーーーん。
国王様に、直接「鍵持ってる?」なんて聞けたらなぁ~。
頭を抱えていると、婆やが部屋に入ってきて言った。
「このお屋敷は、お花も飾られていないので、どこか寂しいですね。花瓶を探すのに苦労しました。」
そう言いながら、持ってきた花瓶を部屋に置く。
そう言えば、花の1つも無いし、殺風景な屋敷ではある。
すると、ポールが言う。
「申し訳ありません。旦那様は人間が嫌いですから、今までは屋敷の掃除をする者を入れておりましたが、そのほかの事は、誰にもやらせていなかったものでして。」
そっか。ちょっと気分転換しようかな?
こう、考えが行き詰った時は、気分転換が良い。
私は、婆やとメイドさんたちを連れて、庭の花畑に行くことにした。
たくさんの花瓶を用意させて、たくさんの花を館に飾る様に言うと、みんな楽しそうに花を摘み始めた。
元の世界では見た事の無いような花が沢山あって、私は、その花の匂いを嗅いだ。
夢中になって花を摘んでいたら、1人で、いつの間にか、みんなから離れた場所にいた。
空を見上げると、太陽は傾き始めていた。
なんとなく、想像してみた。
静かに、夕方の風は吹いて来る。
ジャンは、毎日、どんなふうに夕日を見ていたんだろう?
私は、今、立っているだけでもやっとだよ。でも、一人じゃない。あなたがいる。
ジャンは、この地上で帰る事も出来ずに。たった1人で、どうやって生きてきたの?
人を恨んだだろう。
帰れない現実は、寂しかったはずで・・・やっぱり、辛かったよね。故郷には、親が居る?兄弟はいる?
私は、あなたのことを何も知らない。
だけど、1つだけ解る。
あなたは、誇りを捨てなかった。
何度か言ってた。“竜は”って。
凄く優しいけど、それだけじゃない。
良いように使われながらも、屈しない、自分を見失わない強さも、彼にはあって。
そんなことを考えて、ボーーッと夕日を見ていたら、婆やが大きい声で呼びかける。
「お嬢様ー!そろそろ、お屋敷に戻りましょう!」
そう言われて、みんなで屋敷の中に戻った。
ワイワイと、花を活けて、それぞれ好きな場所に花を飾った。
それから、夕食の時間になって、食堂に現れたジャンが仁王立ちで言った。
「屋敷中から、花の匂いがするぞ?」
ウンザリといった顔で言うから、少し不安になる。
「花の匂いは嫌いだった?」
席について、ワインをそそいて貰いながら、私の方を見る。
「いや、構わないが。竜は人間よりも嗅覚が鋭いんだ。突然、こんなにたくさん飾られるとな・・・・。まぁ、そのうち慣れるが。」
「ごめん、少し減らすね。」
「構わないよ。それより、楽しかったか?」
「うん!」
私は、この前、ジャンがとってくれた木の実が美味しかったから、たくさん収穫してきた話とか、薔薇という私の世界にもある花を見つけたことを話した。
どうでも良いような、そんな話を、彼は微笑みながら聞いてくれた。
「今度は、ジャンも一緒に行こう?すっごく天気よくて気持ち良かったんだ。明日は一緒に外でピクニックしようよ!」
そう言うと、ジャンの表情がピクリと反応する。
「?」
ジャンの傍で給仕していたポールが、眉を下げて視線を逸らす。
メイドが、ジャンのお皿を下げて、デザートを出して来たところで、ジェスチャーで要らないことを伝える。
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