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19話★
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ラウラ嬢の膣内に、3本の指を突き入れる。
指だけでガクガクと腰をふるわせて、達した。
体の痙攣が治まり始めると、体を起こしてヴィンセントに抱きついてくる。
「はぁ~っ、陛下ぁ。もっとぉ。もっとしてぇ~。」
ベッドの上に腰掛けて座っていたヴィンセントに抱きついて、座位でセックスするかのように、指を膣内で締め付けたまま、自分から腰を振り出した。
「きもちぃ~。きもちぃのぉ~。」
グチュングチュンと卑猥な水音が鳴り響き、ラウラは涎を垂らしながら、ベッドの上でジャンプするように動き、指が出し入れするように動く。
「あ゛~っ!あ゛~っ!イクゥ~クゥ~んっ!イグゥ!!」
ギシギシとベッドが激しく鳴り、とんでもない獣のような声や、子犬のように甘えるような嬌声が、交互に響き渡る。
おそらく、脳が壊れてしまう寸前なのだろう。声量が半端なく、廊下にまで、その声は響いていた。
「へいかぁ~、キス、キスしてくださいませぇ!はぁぁぁぁん。」
自分の乳首をコリコリと摘まんで、キスをしようと、涎と舌を出したまま迫って来る。仕方ないので、左手でラウラの口の中に指を入れてやる。右手をGスポットに当たるように指を曲げ、そのまま、クリトリスと同時に、執拗に刺激しまくった。
「あ゛~っ!あ゛~っ!イグゥあ゛~っ!!あ゛~っ!!」
酷いイキかたで、ラウラはベッドに倒れた。
ふぅ、と息を吐いて、ベッドから立ち上がる。
ラウラは気絶してしまったようで、静かになりホッとする。
清潔な布で、ドロドロの手を拭き、解毒薬はまだかと、扉の方を見た時だった。
亜麻色の髪が、少し開いた扉の隙間に、見えた。
「ソフィア?」
恐る恐る、声をかけると、長い髪が揺れた。走り去る足音が響く。
慌てて、ヴィンセントは部屋を飛び出す。
部屋の外には、ノアが3メートル先で固まっていた。
アワアワと青い顔でこちらを見る。
右を振り向くと、ソフィアが廊下を走って行き、その先には、城で待っているはずのアデルがいた。
「アデル?!」
アデルは、眉間に皺を寄せて青い顔で「あちゃー」という表情で立っていた。
「ソフィア!ソフィア待て!」
ヒールで廊下を走るソフィアに簡単に追いついて、腕を掴んだ。その瞬間に、振り払われた。
振り返った、ソフィアの目からは、はらはらと涙が零れ落ちていた。
「・・・ソフィア・・・どうしてココに?」
ソフィアの目が、汚いものを見る眼で、私を責めているのだと感じる。
「放っておいてください!どうぞ、陛下は部屋に戻って!」
・・・泣いているおまえを、放っておけるわけがない。
「ソフィア・・・・」
涙をぬぐいながら、アデルの方に行こうとする、ソフィアの肩に触れた瞬間だった。
バシッ!!という音と共に手を振り払われ、ピリッと痛みを感じる。
「その手で触らないで!!」
そこへ、医師たちが到着して、慌ただしくなる。
ラウラの母親も現れて、劇薬に近い媚薬を飲んでいたことや、解毒薬を注射することなどの説明を受ける。そんな会話を、ソフィアは静かに聞いていた。
「陛下、今夜は申し訳ございませんでした。新しい部屋をご用意いたしましたので、こちらをお使い下さいませ。」
そう、ラウラの母親に案内され、新しく用意された部屋に移動する。
ヴィンセントもソフィアも、一定の距離を保ったまま、重い空気が流れた。
部屋に通されて入ったものの、扉の前から動かずにいたソフィアが言った。
「私、もうお城に帰ります。」
アデルが、頭を掻きながら言う。
「あ~、しかし、まだ大事なお話が・・・」
「話したくありません!」
「え~と、それは・・・せっかくココまで来たわけですから。」
必死にアデルが説得しようとする。
黙っていたヴィンセントが口を開いた。
「なんだ?重要な話しか?」
ソフィアの目が、ヴィンセントを睨みつける。それを見て、アデルが言う。
「陛下に、大事な話しがあるんですよね?ソフィア嬢。」
「ありません!」
一瞬、全員が静かになる。
「・・・そうか。わかった。戦が始まったばかりだ。明日も忙しいからな。もう休もう。」
「えぇ、お忙しい所を、お邪魔して申し訳ありませんでした!せっかくの良い所でしたものね!お邪魔してしまって申し訳ありませんわ!」
くるりと踵を返して、扉の方に向いたソフィアに、ヴィンセントは言った。
「あれは!仕方のない事態だったのだ!さっき説明を聞いていただろう?!」
ソフィアは、振り返って再度、言い返す。
「えぇ、聞いておりました。仕方がないから、愛人を抱いたんですよね?!ええ、解っています!陛下は、可哀そうな女を愛人にして!仕方のない女も放っておけず!!慈悲深いお方ですものね!」
「私は、ラウラを抱いてなどいない!!」
「そんなこと、私は知りません!私に言い訳する必要もありません!」
「では、なぜここに来た?!なぜ、そんなに怒っている?」
「お、怒ってなんかいません!!」
「怒っているだろう?!ネチネチと言い返してくるし。」
「ねっ、ネチネチ?!陛下の心が曲がっているから、そのように聞こえるのではないですか?!」
「曲が・・?!~~~!!もういい!」
ソフィアは、勢いよく扉を開けると、出て行った。
アデルはソフィアの向かった方向を確認しながら、扉の前で、ヴィンセントの方を見る。
「陛下。追いかけないんですか?」
ヴィンセントは頭をかかえて言う。
「・・・どんなに言い訳しても無駄だろう?」
触れる事さえも、嫌がられたのだから。
ノアが溜め息をついてから、アデルに質問する。
「それで、なぜ、こんな時間に来たんです?話とは?」
アデルは、ガシガシと頭をかいて、どうしようかなぁ~と少し考える。
「陛下に伝えたい事があったんですが・・・。ソフィア嬢から伝えたいと思うので、私の方からは控えます。」
ヴィンセントが顔を上げる。
「・・・そうか。わかった。」
愛人関係をやめたい、とか、かもしれないな・・・。と頭を過る。
いや、そうではない、かもしれない。会いにきてくれたんだ。淡い期待の方に、思考を変えてみる。
ソフィアも私と同じ想いだったら、などと考えてみる。
王家の紋章が無かったとしても、運命の女が他にいたとしても愛している…と。そう、言うために、会いに来てくれたのなら、良かったのにな。
そうであったなら、私は、運命など断ち切ってやるのに。
指だけでガクガクと腰をふるわせて、達した。
体の痙攣が治まり始めると、体を起こしてヴィンセントに抱きついてくる。
「はぁ~っ、陛下ぁ。もっとぉ。もっとしてぇ~。」
ベッドの上に腰掛けて座っていたヴィンセントに抱きついて、座位でセックスするかのように、指を膣内で締め付けたまま、自分から腰を振り出した。
「きもちぃ~。きもちぃのぉ~。」
グチュングチュンと卑猥な水音が鳴り響き、ラウラは涎を垂らしながら、ベッドの上でジャンプするように動き、指が出し入れするように動く。
「あ゛~っ!あ゛~っ!イクゥ~クゥ~んっ!イグゥ!!」
ギシギシとベッドが激しく鳴り、とんでもない獣のような声や、子犬のように甘えるような嬌声が、交互に響き渡る。
おそらく、脳が壊れてしまう寸前なのだろう。声量が半端なく、廊下にまで、その声は響いていた。
「へいかぁ~、キス、キスしてくださいませぇ!はぁぁぁぁん。」
自分の乳首をコリコリと摘まんで、キスをしようと、涎と舌を出したまま迫って来る。仕方ないので、左手でラウラの口の中に指を入れてやる。右手をGスポットに当たるように指を曲げ、そのまま、クリトリスと同時に、執拗に刺激しまくった。
「あ゛~っ!あ゛~っ!イグゥあ゛~っ!!あ゛~っ!!」
酷いイキかたで、ラウラはベッドに倒れた。
ふぅ、と息を吐いて、ベッドから立ち上がる。
ラウラは気絶してしまったようで、静かになりホッとする。
清潔な布で、ドロドロの手を拭き、解毒薬はまだかと、扉の方を見た時だった。
亜麻色の髪が、少し開いた扉の隙間に、見えた。
「ソフィア?」
恐る恐る、声をかけると、長い髪が揺れた。走り去る足音が響く。
慌てて、ヴィンセントは部屋を飛び出す。
部屋の外には、ノアが3メートル先で固まっていた。
アワアワと青い顔でこちらを見る。
右を振り向くと、ソフィアが廊下を走って行き、その先には、城で待っているはずのアデルがいた。
「アデル?!」
アデルは、眉間に皺を寄せて青い顔で「あちゃー」という表情で立っていた。
「ソフィア!ソフィア待て!」
ヒールで廊下を走るソフィアに簡単に追いついて、腕を掴んだ。その瞬間に、振り払われた。
振り返った、ソフィアの目からは、はらはらと涙が零れ落ちていた。
「・・・ソフィア・・・どうしてココに?」
ソフィアの目が、汚いものを見る眼で、私を責めているのだと感じる。
「放っておいてください!どうぞ、陛下は部屋に戻って!」
・・・泣いているおまえを、放っておけるわけがない。
「ソフィア・・・・」
涙をぬぐいながら、アデルの方に行こうとする、ソフィアの肩に触れた瞬間だった。
バシッ!!という音と共に手を振り払われ、ピリッと痛みを感じる。
「その手で触らないで!!」
そこへ、医師たちが到着して、慌ただしくなる。
ラウラの母親も現れて、劇薬に近い媚薬を飲んでいたことや、解毒薬を注射することなどの説明を受ける。そんな会話を、ソフィアは静かに聞いていた。
「陛下、今夜は申し訳ございませんでした。新しい部屋をご用意いたしましたので、こちらをお使い下さいませ。」
そう、ラウラの母親に案内され、新しく用意された部屋に移動する。
ヴィンセントもソフィアも、一定の距離を保ったまま、重い空気が流れた。
部屋に通されて入ったものの、扉の前から動かずにいたソフィアが言った。
「私、もうお城に帰ります。」
アデルが、頭を掻きながら言う。
「あ~、しかし、まだ大事なお話が・・・」
「話したくありません!」
「え~と、それは・・・せっかくココまで来たわけですから。」
必死にアデルが説得しようとする。
黙っていたヴィンセントが口を開いた。
「なんだ?重要な話しか?」
ソフィアの目が、ヴィンセントを睨みつける。それを見て、アデルが言う。
「陛下に、大事な話しがあるんですよね?ソフィア嬢。」
「ありません!」
一瞬、全員が静かになる。
「・・・そうか。わかった。戦が始まったばかりだ。明日も忙しいからな。もう休もう。」
「えぇ、お忙しい所を、お邪魔して申し訳ありませんでした!せっかくの良い所でしたものね!お邪魔してしまって申し訳ありませんわ!」
くるりと踵を返して、扉の方に向いたソフィアに、ヴィンセントは言った。
「あれは!仕方のない事態だったのだ!さっき説明を聞いていただろう?!」
ソフィアは、振り返って再度、言い返す。
「えぇ、聞いておりました。仕方がないから、愛人を抱いたんですよね?!ええ、解っています!陛下は、可哀そうな女を愛人にして!仕方のない女も放っておけず!!慈悲深いお方ですものね!」
「私は、ラウラを抱いてなどいない!!」
「そんなこと、私は知りません!私に言い訳する必要もありません!」
「では、なぜここに来た?!なぜ、そんなに怒っている?」
「お、怒ってなんかいません!!」
「怒っているだろう?!ネチネチと言い返してくるし。」
「ねっ、ネチネチ?!陛下の心が曲がっているから、そのように聞こえるのではないですか?!」
「曲が・・?!~~~!!もういい!」
ソフィアは、勢いよく扉を開けると、出て行った。
アデルはソフィアの向かった方向を確認しながら、扉の前で、ヴィンセントの方を見る。
「陛下。追いかけないんですか?」
ヴィンセントは頭をかかえて言う。
「・・・どんなに言い訳しても無駄だろう?」
触れる事さえも、嫌がられたのだから。
ノアが溜め息をついてから、アデルに質問する。
「それで、なぜ、こんな時間に来たんです?話とは?」
アデルは、ガシガシと頭をかいて、どうしようかなぁ~と少し考える。
「陛下に伝えたい事があったんですが・・・。ソフィア嬢から伝えたいと思うので、私の方からは控えます。」
ヴィンセントが顔を上げる。
「・・・そうか。わかった。」
愛人関係をやめたい、とか、かもしれないな・・・。と頭を過る。
いや、そうではない、かもしれない。会いにきてくれたんだ。淡い期待の方に、思考を変えてみる。
ソフィアも私と同じ想いだったら、などと考えてみる。
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