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21話★
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砦の城壁から、遠ざかっていく援軍を見送った後。
暫くは、留学中の懐かしい思い出を思い出して、浸っていた。
すると、後ろから足音がして振り返る。
ヴィンセントだった。すぐ後ろにまで来ると、言った。
「心配するな。それなりに最強の軍を送ってやった。」
ヴィンセントの言い方が、可笑しくて笑う。それなりに最強って。
「ふふっ、ありがとうございます。陛下。」
「・・・」
「?」
何か言いたげにソフィアを見て、口を開けたけれども、ヴィンセントは口を閉じてしまった。
後ろに控えていた、ノアが言う。
「それでは、そろそろ、王都へ戻りましょう。」
「そうだな。行くぞ。ソフィア。」
陛下に促されたのに、・・・足が動かなくなる。
なんとなく、後ろ髪を引かれるように、援軍が消えた方向に目を移す。
「私・・・ここに居てはダメでしょうか?」
ポロっと出た言葉に、その場に居た全員が、私の方を見る。
アデルが焦ったように言う。
「何を仰っているのです?ここに居て、どうするんですか?」
なんとなく出た言葉だったので、自分でも慌てて言い訳をする。
「あ、そうですよね。懐かしい顔を見たら、なんか心配になってしまって。もし、ついて行けるなら、モンテカリブに行きたかったなとか、なんか考えてしまって。せめて、戦が終わるまでここに居られたら、なんて・・・・。」
無事でいて欲しい。ヨナスのあんな不安そうな顔を見てしまったら、出来る限り傍に居て、戦況を見守っていたくなってしまった。何かあればすぐに知りたい。ここに居たからと言って、私が何か出来るわけでもないのに。
突然、ツカツカとヴィンセントがソフィアの目の前まで歩み寄ると、ガシッと腕を掴んで引き寄せられた。
流れるような動作で、力任せにキスをされた。
しっかりと抱きしめられて、身動きがとれない。
「・・・んっ!」
少し開いた唇から舌が入ってきて、翻弄される。
30秒くらいだろうか、深いキスをしてから唇を離すと、陛下が少し怒った顔で言った。
「帰るぞ」
それから、王城に着くまで、陛下は私の手を離さなかった。
◇◇◇◇
ヴィンセントの中で、焦りと苛立ちが込み上げていた。
王家の紋章は現れなかった上に、ソフィアの心は、完全にモンテカリブの王子の方に傾いている。心も体も、私の手には入らないと言うのか?
あの青年王子の名前を呼び捨てにして、仲睦まじい様子を私に見せつけた。あげくに、あの国について行きたかった、ここに残りたいだと?
ソフィア。おまえは私のことを、どう思っているんだ?
おまえにとって、初めての男は私だ。あんなに抱いて愛して、精を注がれて、おまえは何も感じないのか?
伝わらない想いと、かけ離れて行く現状が、ヴィンセントを襲う。
「陛下?」
ソフィアがヴィンセントに話しかけても何の反応もしない。
砦から王都に帰って来て、ヴィンセントは無言のままでソフィアの手を引いて、自室に向かっていた。
その様子に、ノアもアデルも無言になる。そこへ、グレイ騎士団長が、バッタリ遭遇した。
「お帰りなさいませ。陛下。戦況はいかが・・で・・」
ズンズンと廊下を歩いていく、ヴィンセントの様子にグレイも気がつく。
「グレイ。何かあれば報告しろ。数時間だけ休ませてくれ。」
ヴィンセントの怒りのような低い声に、グレイは顔をひくつかせる。
「は、はい。かしこまりました。」
ヴィンセントの部屋の前まで来ると、ソフィアが慌てて言った。
「陛下!あのっ、私、ここで失礼いたします。」
手を引っ張ったけれども、離してはくれない。
ヴィンセントは部屋の扉を開けて、ノアに言った。
「数時間だけ休む。お前たちは下がっていろ。」
低い声で言われて、ノアとアデルは部屋の前で、立ち止まる。そのまま、ヴィンセントはソフィアを部屋に入れて、扉を閉めた。
ガチャリ。と鍵の掛けられた音がする。
「あの・・・何を、怒ってらっしゃるのか・・・」
怯えたような顔をするソフィアの腕を掴んで引き寄せ、抱きしめる。
「ソフィア。」
「は、はい?」
ギュウっと強く抱きしめて、仄暗い感情を押さえ込もうとしてみる。
なんとなく、解っている。
ソフィアは、いつも人として人を見ている。最初におまえは言っていた。
『対等な、ただの友人でいたい』
おまえにとって、人は男でも女でもない。同じ人なのだと思っている所がある。そうゆう付き合いをしたいという願望がある。教会で教師をしている同僚も、男として見ていなくて、人として接していたのだろう。しかしそれは、子どもの考えだ。
一瞬で分かるほどの親密さだった、2人の王子とも、そうやって3年間を暮らしていたのだろう。
その距離感で、美しく素直で一生懸命なおまえを、男なら愛しいと思うだろう。自国では、孤独で生き苦しさを感じていたおまえが、意気投合した王子たちを愛さなかったとは・・・とても思えない。
それでも1度は諦めて、愛人として私のところに落ちてきたんだろう?
あいつに会って、好きな男の所に、戻りたくなったか?
そうだとしても・・。
「好きだ」
そう伝えると、彼女は顔を上げて、私の目を見た。
少し困ったように、眉を下げて、唇を噛んでから意を決したように、言った。
「陛下。私、言わなきゃいけないことがあるんです。」
瞬間に聞きたくないと思った。
好きな男がいると、お前の口から聞きたくない!
彼女の口を覆うように、唇で抑えた。
「んんっ!」
口内に舌をねじ入れて、彼女の舌を舐め回し、吸い上げて深くキスをする。何度も何度も執拗にキスを繰り返して、息切れして、フラつく体を抱きかかえて、ベッドへ運ぼうとすると、抵抗された。
寝室の前で、両手で腕を押しやられる。
「ま、待って!待ってください!今は、そんな気分じゃなくてっ!」
「私は、そうゆう気分だ。」
「な、何故ですか?こんな午前中から、どうかしてます!」
ドサッとベッドの上に下ろすと、ソフィアは慌てて逃げ出そうとした。四つん這いで、ベッドから降りようとしたところ、足を掴まれて腰も掴まれる。
「あっ!放して!」
ヴィンセントは、後ろから覆いかぶさり、胸を鷲掴みして襟足にキスをする。いやらしく舌を這わせて舐め、服の上から乳首を摘まんだ。
「んっ!あっ、やめて!お願い!陛下、私、あなたに言わなきゃいけないことがあるの!あっ!・・・やめ、て。聞いてよ!」
必死で抵抗するソフィアを、抑えつけて、スカートをめくりショーツを脱がせる。
片方の手でソフィアの両手を抑え、片手でベルトを外した。
「陛下、ちょっと待って!私、あなたに嘘を・・・」
「聞きたくない!!」
ヴィンセントは、後ろから勢いよく乱暴に挿入した。
「きゃぁ!!んっあ!!」
ソフィアは悲鳴を上げて、シーツを握りしめ、身を震わせた。激しく、力任せの挿抜で責め立てる。
「あっ!うっ!んっ!」
ズン!ズン!と、深く深く奥を突くと、ソフィアは声を上げ、身体がビクッビクッと反応した。互いに服を着たままで、軍服の装飾がジャラジャラと鳴る。
何度も何度も腰を打ち付け、奥を突いているうちに、抵抗をやめ、少しづつ濡れてきているのが解る。犯されながらも、体は感じ始めている。
「あっ、はぁっ、んっ!んっ!あぁっ!」
シーツを握りしめて、顔をベッドに押し付け、お尻を高く突き上げるようにして掴まれ、バックで激しく貫かれている様は卑猥で、彼女の体を支配していることに充足感を得ていた。
奥を突き上げながら、ソフィアが泣き叫ぶように悲鳴を上げる場所を探し、執拗に責めた。同時に、クリトリスを、こね回し、乳首も可愛がって気持ち良くなるようにする。
彼女を服従させて、めちゃくちゃにして壊してやりたい。
己の中に、沸き上がる凶悪な感情が抑えきれない。
それと同時に、もう、彼女の心は二度と手に入らないと絶望した。
暫くは、留学中の懐かしい思い出を思い出して、浸っていた。
すると、後ろから足音がして振り返る。
ヴィンセントだった。すぐ後ろにまで来ると、言った。
「心配するな。それなりに最強の軍を送ってやった。」
ヴィンセントの言い方が、可笑しくて笑う。それなりに最強って。
「ふふっ、ありがとうございます。陛下。」
「・・・」
「?」
何か言いたげにソフィアを見て、口を開けたけれども、ヴィンセントは口を閉じてしまった。
後ろに控えていた、ノアが言う。
「それでは、そろそろ、王都へ戻りましょう。」
「そうだな。行くぞ。ソフィア。」
陛下に促されたのに、・・・足が動かなくなる。
なんとなく、後ろ髪を引かれるように、援軍が消えた方向に目を移す。
「私・・・ここに居てはダメでしょうか?」
ポロっと出た言葉に、その場に居た全員が、私の方を見る。
アデルが焦ったように言う。
「何を仰っているのです?ここに居て、どうするんですか?」
なんとなく出た言葉だったので、自分でも慌てて言い訳をする。
「あ、そうですよね。懐かしい顔を見たら、なんか心配になってしまって。もし、ついて行けるなら、モンテカリブに行きたかったなとか、なんか考えてしまって。せめて、戦が終わるまでここに居られたら、なんて・・・・。」
無事でいて欲しい。ヨナスのあんな不安そうな顔を見てしまったら、出来る限り傍に居て、戦況を見守っていたくなってしまった。何かあればすぐに知りたい。ここに居たからと言って、私が何か出来るわけでもないのに。
突然、ツカツカとヴィンセントがソフィアの目の前まで歩み寄ると、ガシッと腕を掴んで引き寄せられた。
流れるような動作で、力任せにキスをされた。
しっかりと抱きしめられて、身動きがとれない。
「・・・んっ!」
少し開いた唇から舌が入ってきて、翻弄される。
30秒くらいだろうか、深いキスをしてから唇を離すと、陛下が少し怒った顔で言った。
「帰るぞ」
それから、王城に着くまで、陛下は私の手を離さなかった。
◇◇◇◇
ヴィンセントの中で、焦りと苛立ちが込み上げていた。
王家の紋章は現れなかった上に、ソフィアの心は、完全にモンテカリブの王子の方に傾いている。心も体も、私の手には入らないと言うのか?
あの青年王子の名前を呼び捨てにして、仲睦まじい様子を私に見せつけた。あげくに、あの国について行きたかった、ここに残りたいだと?
ソフィア。おまえは私のことを、どう思っているんだ?
おまえにとって、初めての男は私だ。あんなに抱いて愛して、精を注がれて、おまえは何も感じないのか?
伝わらない想いと、かけ離れて行く現状が、ヴィンセントを襲う。
「陛下?」
ソフィアがヴィンセントに話しかけても何の反応もしない。
砦から王都に帰って来て、ヴィンセントは無言のままでソフィアの手を引いて、自室に向かっていた。
その様子に、ノアもアデルも無言になる。そこへ、グレイ騎士団長が、バッタリ遭遇した。
「お帰りなさいませ。陛下。戦況はいかが・・で・・」
ズンズンと廊下を歩いていく、ヴィンセントの様子にグレイも気がつく。
「グレイ。何かあれば報告しろ。数時間だけ休ませてくれ。」
ヴィンセントの怒りのような低い声に、グレイは顔をひくつかせる。
「は、はい。かしこまりました。」
ヴィンセントの部屋の前まで来ると、ソフィアが慌てて言った。
「陛下!あのっ、私、ここで失礼いたします。」
手を引っ張ったけれども、離してはくれない。
ヴィンセントは部屋の扉を開けて、ノアに言った。
「数時間だけ休む。お前たちは下がっていろ。」
低い声で言われて、ノアとアデルは部屋の前で、立ち止まる。そのまま、ヴィンセントはソフィアを部屋に入れて、扉を閉めた。
ガチャリ。と鍵の掛けられた音がする。
「あの・・・何を、怒ってらっしゃるのか・・・」
怯えたような顔をするソフィアの腕を掴んで引き寄せ、抱きしめる。
「ソフィア。」
「は、はい?」
ギュウっと強く抱きしめて、仄暗い感情を押さえ込もうとしてみる。
なんとなく、解っている。
ソフィアは、いつも人として人を見ている。最初におまえは言っていた。
『対等な、ただの友人でいたい』
おまえにとって、人は男でも女でもない。同じ人なのだと思っている所がある。そうゆう付き合いをしたいという願望がある。教会で教師をしている同僚も、男として見ていなくて、人として接していたのだろう。しかしそれは、子どもの考えだ。
一瞬で分かるほどの親密さだった、2人の王子とも、そうやって3年間を暮らしていたのだろう。
その距離感で、美しく素直で一生懸命なおまえを、男なら愛しいと思うだろう。自国では、孤独で生き苦しさを感じていたおまえが、意気投合した王子たちを愛さなかったとは・・・とても思えない。
それでも1度は諦めて、愛人として私のところに落ちてきたんだろう?
あいつに会って、好きな男の所に、戻りたくなったか?
そうだとしても・・。
「好きだ」
そう伝えると、彼女は顔を上げて、私の目を見た。
少し困ったように、眉を下げて、唇を噛んでから意を決したように、言った。
「陛下。私、言わなきゃいけないことがあるんです。」
瞬間に聞きたくないと思った。
好きな男がいると、お前の口から聞きたくない!
彼女の口を覆うように、唇で抑えた。
「んんっ!」
口内に舌をねじ入れて、彼女の舌を舐め回し、吸い上げて深くキスをする。何度も何度も執拗にキスを繰り返して、息切れして、フラつく体を抱きかかえて、ベッドへ運ぼうとすると、抵抗された。
寝室の前で、両手で腕を押しやられる。
「ま、待って!待ってください!今は、そんな気分じゃなくてっ!」
「私は、そうゆう気分だ。」
「な、何故ですか?こんな午前中から、どうかしてます!」
ドサッとベッドの上に下ろすと、ソフィアは慌てて逃げ出そうとした。四つん這いで、ベッドから降りようとしたところ、足を掴まれて腰も掴まれる。
「あっ!放して!」
ヴィンセントは、後ろから覆いかぶさり、胸を鷲掴みして襟足にキスをする。いやらしく舌を這わせて舐め、服の上から乳首を摘まんだ。
「んっ!あっ、やめて!お願い!陛下、私、あなたに言わなきゃいけないことがあるの!あっ!・・・やめ、て。聞いてよ!」
必死で抵抗するソフィアを、抑えつけて、スカートをめくりショーツを脱がせる。
片方の手でソフィアの両手を抑え、片手でベルトを外した。
「陛下、ちょっと待って!私、あなたに嘘を・・・」
「聞きたくない!!」
ヴィンセントは、後ろから勢いよく乱暴に挿入した。
「きゃぁ!!んっあ!!」
ソフィアは悲鳴を上げて、シーツを握りしめ、身を震わせた。激しく、力任せの挿抜で責め立てる。
「あっ!うっ!んっ!」
ズン!ズン!と、深く深く奥を突くと、ソフィアは声を上げ、身体がビクッビクッと反応した。互いに服を着たままで、軍服の装飾がジャラジャラと鳴る。
何度も何度も腰を打ち付け、奥を突いているうちに、抵抗をやめ、少しづつ濡れてきているのが解る。犯されながらも、体は感じ始めている。
「あっ、はぁっ、んっ!んっ!あぁっ!」
シーツを握りしめて、顔をベッドに押し付け、お尻を高く突き上げるようにして掴まれ、バックで激しく貫かれている様は卑猥で、彼女の体を支配していることに充足感を得ていた。
奥を突き上げながら、ソフィアが泣き叫ぶように悲鳴を上げる場所を探し、執拗に責めた。同時に、クリトリスを、こね回し、乳首も可愛がって気持ち良くなるようにする。
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