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2話 彼女の日常
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学校の帰り道。
「紗良、進路決めた?」
友人のリコが、スマホから目を離さずに話しかけてくる。
「ん~。やるだけやって行ける大学を探すって感じかな。」
「堅実的・・・。夢とか好きな事とか、私みたいに好きな男子と同じ所!とか無いの?」
リコは急に、ニヤリと笑った。
「ふふふ。颯太君と同じ大学とか♪」
「・・・・ん?何で颯太君?」
「何って何よ?好きなんじゃないの?」
「え?!そんなこと言ってないじゃん!!」
顔が火のように熱くなるのがわかる。リコはニヤニヤが止まらない様子だ。
「淡い恋も良いけどさぁ、あんた、卒業までには告白しといたほうがいいよ?」
・・・リコには叶わないなぁ。
1年生の頃から気になっていたのは確かだ。
でも、なかなか・・・・。
「あれ?颯太君!優吾!!」
リコが大声を上げて手を振った先には、男の子2人が居た。
優吾君は、リコの幼馴染で同じクラスだ。
「おう、おまえら今帰り?カフェでもよってかない?」
人懐っこい顔の優吾君は、すぐに私たちに駆け寄ってきた。
「あ~、私は行けるんだけど、紗良がバイトなんだよね?」
ゆっくり追いついてきた、颯太君が少し顔を傾ける。
「バイトしてるんだ?どこで?」
颯太君の声は、軽やかで澄んだ声。音楽を聴くようで気持ちいい。
「家の近くの古い喫茶店。」
「そうだ!!紗良のバイト先にみんなで行こう!!」
と、リコが言い出して、あれよあれよと、電車にのって最寄り駅へ。
「浅野さんは、週に何回バイトしてるの?」
優吾君の問いかけに、リコが答える。
「この子ね、週5よ!紗良の所は離婚してて、ママと2人暮らしだしさ、家の為に頑張って働いてんのよね?」
わ~お。リコったら、それサラッと言っちゃうのね~。
「ん~。まぁ、自分の自由になるお金も欲しいしね。」
「紗良ちゃん、苦労してたんだね!」優吾君に手を握られる。
「あ~でも、バイト楽しいのよ?パスタとかビーフシチューの作り方とかも覚えられるし♪料理のレパートリー増えるしね~♬」
「紗良ちゃんの手料理食べたいわぁ~♬」
優吾君が、茶化すように言って、ふいに颯太君が聞いてきた。
「浅野さんは、成績が学年10位以内だよね?バイト終わってから勉強してるの?」
その問いに、他の2人も確かにとこちらを見る。
知っていてくれてることに、少し照れる。
「ん~。そんなガリ勉じゃないけどね。ちょくちょく勉強はしてるかなぁって感じ?」
何故か3人から尊敬の目を向けられる。
「そんなに勉強できるならさ、やっぱり将来は医者とか弁護士?」
優吾君が、つけてもいない眼鏡を掛けなおすような仕草をして笑う。
「あんたみたいに、将来の夢がゲーマーではないでしょうよ。」
リコが優吾君をつつく。
まぁ、勉強が嫌いじゃないから、常に勉強していて成績が良いだけだ。
勉強はできる。自慢でもなんでもない。だけど、夢も希望もない。
時々だけど、バカみたいな夢とかでも、無いより有る方がいいなって、羨ましいなって思う時がある。
淡い夢すら無い私よりは、青春を楽しめるはずだ。
程なくして、バイト先に到着し、3人とも晩御飯を食べて行ってくれた。
なんかいつもよりも楽しいバイトの時間だった。
家に帰宅すると、その30分後に母親が帰宅してきた。
「ただいま。・・・あ、仕事の電話だわ。ちょっと外に出るわね。」
そう言って外に出たきり、なかなか母親が帰ってこない。心配してマンションの下まで降りる。
そこには、知らない男性が居て、母と話をしていた。
「紗良、進路決めた?」
友人のリコが、スマホから目を離さずに話しかけてくる。
「ん~。やるだけやって行ける大学を探すって感じかな。」
「堅実的・・・。夢とか好きな事とか、私みたいに好きな男子と同じ所!とか無いの?」
リコは急に、ニヤリと笑った。
「ふふふ。颯太君と同じ大学とか♪」
「・・・・ん?何で颯太君?」
「何って何よ?好きなんじゃないの?」
「え?!そんなこと言ってないじゃん!!」
顔が火のように熱くなるのがわかる。リコはニヤニヤが止まらない様子だ。
「淡い恋も良いけどさぁ、あんた、卒業までには告白しといたほうがいいよ?」
・・・リコには叶わないなぁ。
1年生の頃から気になっていたのは確かだ。
でも、なかなか・・・・。
「あれ?颯太君!優吾!!」
リコが大声を上げて手を振った先には、男の子2人が居た。
優吾君は、リコの幼馴染で同じクラスだ。
「おう、おまえら今帰り?カフェでもよってかない?」
人懐っこい顔の優吾君は、すぐに私たちに駆け寄ってきた。
「あ~、私は行けるんだけど、紗良がバイトなんだよね?」
ゆっくり追いついてきた、颯太君が少し顔を傾ける。
「バイトしてるんだ?どこで?」
颯太君の声は、軽やかで澄んだ声。音楽を聴くようで気持ちいい。
「家の近くの古い喫茶店。」
「そうだ!!紗良のバイト先にみんなで行こう!!」
と、リコが言い出して、あれよあれよと、電車にのって最寄り駅へ。
「浅野さんは、週に何回バイトしてるの?」
優吾君の問いかけに、リコが答える。
「この子ね、週5よ!紗良の所は離婚してて、ママと2人暮らしだしさ、家の為に頑張って働いてんのよね?」
わ~お。リコったら、それサラッと言っちゃうのね~。
「ん~。まぁ、自分の自由になるお金も欲しいしね。」
「紗良ちゃん、苦労してたんだね!」優吾君に手を握られる。
「あ~でも、バイト楽しいのよ?パスタとかビーフシチューの作り方とかも覚えられるし♪料理のレパートリー増えるしね~♬」
「紗良ちゃんの手料理食べたいわぁ~♬」
優吾君が、茶化すように言って、ふいに颯太君が聞いてきた。
「浅野さんは、成績が学年10位以内だよね?バイト終わってから勉強してるの?」
その問いに、他の2人も確かにとこちらを見る。
知っていてくれてることに、少し照れる。
「ん~。そんなガリ勉じゃないけどね。ちょくちょく勉強はしてるかなぁって感じ?」
何故か3人から尊敬の目を向けられる。
「そんなに勉強できるならさ、やっぱり将来は医者とか弁護士?」
優吾君が、つけてもいない眼鏡を掛けなおすような仕草をして笑う。
「あんたみたいに、将来の夢がゲーマーではないでしょうよ。」
リコが優吾君をつつく。
まぁ、勉強が嫌いじゃないから、常に勉強していて成績が良いだけだ。
勉強はできる。自慢でもなんでもない。だけど、夢も希望もない。
時々だけど、バカみたいな夢とかでも、無いより有る方がいいなって、羨ましいなって思う時がある。
淡い夢すら無い私よりは、青春を楽しめるはずだ。
程なくして、バイト先に到着し、3人とも晩御飯を食べて行ってくれた。
なんかいつもよりも楽しいバイトの時間だった。
家に帰宅すると、その30分後に母親が帰宅してきた。
「ただいま。・・・あ、仕事の電話だわ。ちょっと外に出るわね。」
そう言って外に出たきり、なかなか母親が帰ってこない。心配してマンションの下まで降りる。
そこには、知らない男性が居て、母と話をしていた。
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