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47話 アーサーとの別れ
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私達は、慌ててウォステリアへ帰国した。
サラは、アーサーの左腕に触れる。
でも、魔法を消すことができない。
「どうして?どうして消えないの?どうすれば・・・.。」
アーサーは、どんどんグッタリとして、帰国して自室に向かう頃には、もう自分で歩くことができなかった。
「陛下はどうされたのだ?レオン団長!早く何とかしろ!」
ゴードンが叫ぶ。
レオン団長の顔色が、暗くなる。
バタバタと解呪専門の魔術師たちが集まって来る。
何人かがアーサーの様子を見るが、首を振る。
「これは、死の呪いです。普通なら受けた瞬間に息絶える・・・。」
「サラ様の力で何とかならないのか?!」
ゴードンさんが、取り乱して声を上げる。
何度も、サラがアーサーに触れるけれども、何も変化しない。レオン団長は、ダラダラと脂汗を流す。
ベッドに横たわるアーサーに、キスをして左手に触れてみる。
レオン団長の時と同じはずなのに、呪縛されない。
「・・・魔力を与えても、すぐに奪われる。魔力を吸われているのです。」
どうしたらいい?
アーサーが、どんどん衰弱していくのが解る。
何とかつなぎとめようと、キスを繰り返す。
握りしめていた真珠と、女神の指輪を見つめる。
・・・竜。
あの白い竜なら!!
「レオン団長!!」
傍にいた団長に掴みかかる。
「あの竜の所へ、竜の所に行ってくるから、なんとかアーサーをお願い!!」
そう言われて、レオン団長は魔術師たちに支持をする。そしてサラを抱えて瞬間移動した。
自室に戻って来たサラは、竜の鱗を取り出す。
龍に言われた通り、握りしめて、祈る。
「お願い!お願い!!白竜の居る場所に連れて行って!!」
祈り始めた瞬間に、竜の鱗から光がほとばしる。
レオン団長も、その光の中に包まれていく。
周囲が真っ白になる。
暫くしてから視界が開け始めて、レオン団長が周囲を見回す。
『私を呼んだか』
目の前に竜が現れた。
「白い竜!!お願い!アーサーが危険なの、どうしたらいいのか教えて!」
竜はサラを見て、表情は変わらない。構わずに、サラは話続ける。
「私には魔法を無効にする力があるでしょう?どうして呪いを呪縛できないの?レオン団長の時にはできたわ!」
白い竜は、サラに顔を近づける。
『・・・おまえ、子を宿しているな。』
「え?」
『おまえの腹の中に子が居るのだ。そのせいで力が奪われている。』
頭がクラリとした。
自然とおなかに手を当てる。
私に、赤ちゃん?
「それでは、陛下をお助けする方法は無いのか?」
レオン団長が竜に聞く。
白い竜は、レオン団長を見る。
『人間が死ぬことなど、私には関係の無いことだ。』
平然と答える。
「真珠を、女神の真珠を手に入れたわ!女神の指輪もある。お願い教えて!あなたは、女神がここにいる事を嫌ってた。そうよね?私の命と引き換えにどう?」
「サラ様!」
竜はぐわっと口を開けて、サラの目の前に近寄る。
『その腹の子、共々、おまえは消える覚悟なのか?』
そう言われて、言葉につまる。だけど・・・。
お腹に当てていた手を握りしめて、顔を上げる。
「・・・アーサーを助ける方法を教えて。なんでもするわ。」
一瞬迷ったけれど、私は、答えをすぐに出した。
竜の大きな目を見上げる。
『神は人間と関わってはならない。神の力を使ってはならない。』
竜は何かを唱えるようにそう言って、サラの手の中にある真珠を取り上げる。
竜の口から炎が出て、真珠が包まれる。
青い炎は一瞬で消えて、真珠がサラの前で浮く。
『これをアーサー王に飲ませるのだ。』
サラは真珠を手にとる。
『おまえの命と引き換えだ。』
その真珠を握りしめて、竜を見上げる。
サラは、お辞儀をした。
「ありがとうございます。」
その瞬間に、風が巻き上がり、光に包まれる。
◇◇◇◇
気が付くと、城内にある神殿の魔法陣の中だった。
少しだけ、放心状態になる。
我に返って走り出すと、レオン団長が腕を掴んで引き留める。
「サラ様。」
そのまま、サラも何も言えない。
レオン団長も、何も言わない。
なんて言っていいのか、何をするべきなのか、何がしたいのか、まだ混乱してる。
「・・・早く行かなきゃ。」
レオン団長の、顔を見ることができない。
「・・・・早くしなきゃ、アーサーが死んじゃうよ!」
サラが言うと、団長がビクリとする。
そのまま、瞬間移動する。
アーサーの私室で、ベッドの周りに騎士団長と、ウィル、テルマさんに、ゴードンさんも皆居た。
「サラ様!!レオン団長!何か方法がわかりましたか?」
ゴードンの青ざめた顔と、声が響く。
アーサーの傍に行くと、青い顔のアーサーは静かに目を閉じている。
少し長めのキスをして、魔力を与える。与えられているのか、解らないけれど・・・。
それから、そっとアーサーの手を握る。
「・・・あのね。」
私の言葉に、みんなが集中する。
「・・・わたし・・・・。」
アーサーの顔を覗き込んで、冷たい大きな手をとる。
私、アーサーに聞いてほしい。
赤ちゃん、できたんだよって言いたい。
いつか、子供が欲しいって、貴方は言ってたよね。
アーサー・・・
あぁ、私は・・・
「私は、国の為とかやっぱり、解らない。」
アーサーの、手のひらにキスをする。愛おしい手を頬に当てる。
「私は・・・・私は、この人を愛してる。」
涙が溢れてくる。
この手を離さないと、ずっと一緒にいるんだと、何度も約束した。
それなのに。
「ごめんなさい。ごめんなさい・・・・本当に、身勝手でごめんなさい。」
何が正しいのかなんて、解らない。
正しい事をするのは、私には難しいよ。
「私、アーサーが居なきゃ生きていけないよ・・・。」
真珠を取り出す。
私は、自分の命だけじゃない。赤ちゃんまで・・・
だけど、だけど、だけど、だけど!1人は無理。
真珠を口に入れようとした瞬間だった。
「サラ様!!!」
レオン団長が、サラの手を掴んで止める。
団長は、眉間に皺を寄せて、苦渋の表情をしていた。
「陛下は、それを望まれない。きっと・・・」
聞きたくない、正論なんて聞きたくない!!
「そんなの、無理!!このままアーサーが居なくなっちゃったら、私は生きてなんか行けない!この人の居ない国で!!この人の居ない世界で!私は、生きていけないの!!」
レオン団長が、サラの両腕を掴む。そして真正面から叫んだ。
「私が居ます!!」
全員が、何事かと、行く末を見守る。
「サラ様。私が居ます!ウィルも!アモン団長も、ゴードンも!テルマも!」
サラが首を振る。
「ムリだよ。ムリ・・・・。」
「陛下が目を覚まされたとき、あなたの命と引き換えだなんて知ったら!」
「ひ!!」テルマが悲鳴を上げる。
ゴードンが、レオン団長の腕を掴む。
「サラ様の好きにさせてあげましょう。我々は・・・・陛下の命を優先するべきだ。」
「ゴードンさん!!そんな優先だなんて!」
ウィルが怒る。
ゴードンは、ウィルを睨みつける。
「何があっても!!!何があったとしても、どんなものを踏み台にしようとも!この国の為に、陛下は必要な方だ!!私はそのためだけに生きてきたのだ!」
ゴードンが、レオン団長を殴り飛ばす。
不意を突かれたレオンは、床に倒れこむ。
サラは、真珠を口に含むと、アーサーに口移しで飲ませる。
レオン団長は、慌てて起き上がりながら叫ぶ。
「ダメだ!ダメです!サラ様!!!」
ゴードンがレオン団長に掴みかかる。レオンは、抵抗してゴードンを押しのける。
「サラ様は、サラ様のおなかには、陛下のお子がいるんだ!!」
レオン団長の言葉に、ゴードンの目が見開く。
その場に居た、全員がサラを見る。
アーサーの喉がゴクリと動く。
同時に、サラは、アーサーの隣に倒れこむ。
サラの視界が薄れて、意識が遠くなっていく。
温かい。アーサーの温もりを感じる。
最後に、爽やかで少しだけ甘い、アーサーの香りを感じた。
サラは、アーサーの左腕に触れる。
でも、魔法を消すことができない。
「どうして?どうして消えないの?どうすれば・・・.。」
アーサーは、どんどんグッタリとして、帰国して自室に向かう頃には、もう自分で歩くことができなかった。
「陛下はどうされたのだ?レオン団長!早く何とかしろ!」
ゴードンが叫ぶ。
レオン団長の顔色が、暗くなる。
バタバタと解呪専門の魔術師たちが集まって来る。
何人かがアーサーの様子を見るが、首を振る。
「これは、死の呪いです。普通なら受けた瞬間に息絶える・・・。」
「サラ様の力で何とかならないのか?!」
ゴードンさんが、取り乱して声を上げる。
何度も、サラがアーサーに触れるけれども、何も変化しない。レオン団長は、ダラダラと脂汗を流す。
ベッドに横たわるアーサーに、キスをして左手に触れてみる。
レオン団長の時と同じはずなのに、呪縛されない。
「・・・魔力を与えても、すぐに奪われる。魔力を吸われているのです。」
どうしたらいい?
アーサーが、どんどん衰弱していくのが解る。
何とかつなぎとめようと、キスを繰り返す。
握りしめていた真珠と、女神の指輪を見つめる。
・・・竜。
あの白い竜なら!!
「レオン団長!!」
傍にいた団長に掴みかかる。
「あの竜の所へ、竜の所に行ってくるから、なんとかアーサーをお願い!!」
そう言われて、レオン団長は魔術師たちに支持をする。そしてサラを抱えて瞬間移動した。
自室に戻って来たサラは、竜の鱗を取り出す。
龍に言われた通り、握りしめて、祈る。
「お願い!お願い!!白竜の居る場所に連れて行って!!」
祈り始めた瞬間に、竜の鱗から光がほとばしる。
レオン団長も、その光の中に包まれていく。
周囲が真っ白になる。
暫くしてから視界が開け始めて、レオン団長が周囲を見回す。
『私を呼んだか』
目の前に竜が現れた。
「白い竜!!お願い!アーサーが危険なの、どうしたらいいのか教えて!」
竜はサラを見て、表情は変わらない。構わずに、サラは話続ける。
「私には魔法を無効にする力があるでしょう?どうして呪いを呪縛できないの?レオン団長の時にはできたわ!」
白い竜は、サラに顔を近づける。
『・・・おまえ、子を宿しているな。』
「え?」
『おまえの腹の中に子が居るのだ。そのせいで力が奪われている。』
頭がクラリとした。
自然とおなかに手を当てる。
私に、赤ちゃん?
「それでは、陛下をお助けする方法は無いのか?」
レオン団長が竜に聞く。
白い竜は、レオン団長を見る。
『人間が死ぬことなど、私には関係の無いことだ。』
平然と答える。
「真珠を、女神の真珠を手に入れたわ!女神の指輪もある。お願い教えて!あなたは、女神がここにいる事を嫌ってた。そうよね?私の命と引き換えにどう?」
「サラ様!」
竜はぐわっと口を開けて、サラの目の前に近寄る。
『その腹の子、共々、おまえは消える覚悟なのか?』
そう言われて、言葉につまる。だけど・・・。
お腹に当てていた手を握りしめて、顔を上げる。
「・・・アーサーを助ける方法を教えて。なんでもするわ。」
一瞬迷ったけれど、私は、答えをすぐに出した。
竜の大きな目を見上げる。
『神は人間と関わってはならない。神の力を使ってはならない。』
竜は何かを唱えるようにそう言って、サラの手の中にある真珠を取り上げる。
竜の口から炎が出て、真珠が包まれる。
青い炎は一瞬で消えて、真珠がサラの前で浮く。
『これをアーサー王に飲ませるのだ。』
サラは真珠を手にとる。
『おまえの命と引き換えだ。』
その真珠を握りしめて、竜を見上げる。
サラは、お辞儀をした。
「ありがとうございます。」
その瞬間に、風が巻き上がり、光に包まれる。
◇◇◇◇
気が付くと、城内にある神殿の魔法陣の中だった。
少しだけ、放心状態になる。
我に返って走り出すと、レオン団長が腕を掴んで引き留める。
「サラ様。」
そのまま、サラも何も言えない。
レオン団長も、何も言わない。
なんて言っていいのか、何をするべきなのか、何がしたいのか、まだ混乱してる。
「・・・早く行かなきゃ。」
レオン団長の、顔を見ることができない。
「・・・・早くしなきゃ、アーサーが死んじゃうよ!」
サラが言うと、団長がビクリとする。
そのまま、瞬間移動する。
アーサーの私室で、ベッドの周りに騎士団長と、ウィル、テルマさんに、ゴードンさんも皆居た。
「サラ様!!レオン団長!何か方法がわかりましたか?」
ゴードンの青ざめた顔と、声が響く。
アーサーの傍に行くと、青い顔のアーサーは静かに目を閉じている。
少し長めのキスをして、魔力を与える。与えられているのか、解らないけれど・・・。
それから、そっとアーサーの手を握る。
「・・・あのね。」
私の言葉に、みんなが集中する。
「・・・わたし・・・・。」
アーサーの顔を覗き込んで、冷たい大きな手をとる。
私、アーサーに聞いてほしい。
赤ちゃん、できたんだよって言いたい。
いつか、子供が欲しいって、貴方は言ってたよね。
アーサー・・・
あぁ、私は・・・
「私は、国の為とかやっぱり、解らない。」
アーサーの、手のひらにキスをする。愛おしい手を頬に当てる。
「私は・・・・私は、この人を愛してる。」
涙が溢れてくる。
この手を離さないと、ずっと一緒にいるんだと、何度も約束した。
それなのに。
「ごめんなさい。ごめんなさい・・・・本当に、身勝手でごめんなさい。」
何が正しいのかなんて、解らない。
正しい事をするのは、私には難しいよ。
「私、アーサーが居なきゃ生きていけないよ・・・。」
真珠を取り出す。
私は、自分の命だけじゃない。赤ちゃんまで・・・
だけど、だけど、だけど、だけど!1人は無理。
真珠を口に入れようとした瞬間だった。
「サラ様!!!」
レオン団長が、サラの手を掴んで止める。
団長は、眉間に皺を寄せて、苦渋の表情をしていた。
「陛下は、それを望まれない。きっと・・・」
聞きたくない、正論なんて聞きたくない!!
「そんなの、無理!!このままアーサーが居なくなっちゃったら、私は生きてなんか行けない!この人の居ない国で!!この人の居ない世界で!私は、生きていけないの!!」
レオン団長が、サラの両腕を掴む。そして真正面から叫んだ。
「私が居ます!!」
全員が、何事かと、行く末を見守る。
「サラ様。私が居ます!ウィルも!アモン団長も、ゴードンも!テルマも!」
サラが首を振る。
「ムリだよ。ムリ・・・・。」
「陛下が目を覚まされたとき、あなたの命と引き換えだなんて知ったら!」
「ひ!!」テルマが悲鳴を上げる。
ゴードンが、レオン団長の腕を掴む。
「サラ様の好きにさせてあげましょう。我々は・・・・陛下の命を優先するべきだ。」
「ゴードンさん!!そんな優先だなんて!」
ウィルが怒る。
ゴードンは、ウィルを睨みつける。
「何があっても!!!何があったとしても、どんなものを踏み台にしようとも!この国の為に、陛下は必要な方だ!!私はそのためだけに生きてきたのだ!」
ゴードンが、レオン団長を殴り飛ばす。
不意を突かれたレオンは、床に倒れこむ。
サラは、真珠を口に含むと、アーサーに口移しで飲ませる。
レオン団長は、慌てて起き上がりながら叫ぶ。
「ダメだ!ダメです!サラ様!!!」
ゴードンがレオン団長に掴みかかる。レオンは、抵抗してゴードンを押しのける。
「サラ様は、サラ様のおなかには、陛下のお子がいるんだ!!」
レオン団長の言葉に、ゴードンの目が見開く。
その場に居た、全員がサラを見る。
アーサーの喉がゴクリと動く。
同時に、サラは、アーサーの隣に倒れこむ。
サラの視界が薄れて、意識が遠くなっていく。
温かい。アーサーの温もりを感じる。
最後に、爽やかで少しだけ甘い、アーサーの香りを感じた。
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