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気になる存在
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私には気になる人がいる。
近所に住んでいる人で私よりとても背が高く道に迷い困ってた私を助けてくれたとても優しい素敵な人だった。
それから私とその人は仲良くなった。
私は毎日のようにその人の家に行っていた。
合図のように扉を少し叩きその人に私が来たことを知らせる。
すぐに温かい言葉と笑顔で扉を開け、出迎えてくれる。
私はその笑顔が嬉しくてありがとう、と返事をする。
温かい部屋でその人と一緒に食べるご飯。
とても幸せな時間。私の大好きな時間。
ずっと続いて欲しい大切な時間。
僕には気になる子がいる。
この近所に住んでるようで最近は毎日ように僕の家に遊びに来てくれる。
トトト、と歩く音が聞こえる。
どうやら今日も来てくれたみたいだ。
僕は急いでご飯をお皿に移して準備をする。
少しすると扉のほうから音が聞こえてきた。
あの子が来た時の合図だ。
僕は嬉しくなって満面の笑みを浮かべながら窓を開けて「いらっしゃい」と出迎えた。
この子も喜んでくれているのか尻尾を振りながら僕に近づいてきてこう言った。
「にゃあ」
近所に住んでいる人で私よりとても背が高く道に迷い困ってた私を助けてくれたとても優しい素敵な人だった。
それから私とその人は仲良くなった。
私は毎日のようにその人の家に行っていた。
合図のように扉を少し叩きその人に私が来たことを知らせる。
すぐに温かい言葉と笑顔で扉を開け、出迎えてくれる。
私はその笑顔が嬉しくてありがとう、と返事をする。
温かい部屋でその人と一緒に食べるご飯。
とても幸せな時間。私の大好きな時間。
ずっと続いて欲しい大切な時間。
僕には気になる子がいる。
この近所に住んでるようで最近は毎日ように僕の家に遊びに来てくれる。
トトト、と歩く音が聞こえる。
どうやら今日も来てくれたみたいだ。
僕は急いでご飯をお皿に移して準備をする。
少しすると扉のほうから音が聞こえてきた。
あの子が来た時の合図だ。
僕は嬉しくなって満面の笑みを浮かべながら窓を開けて「いらっしゃい」と出迎えた。
この子も喜んでくれているのか尻尾を振りながら僕に近づいてきてこう言った。
「にゃあ」
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