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第5章 侵犯
24: マルタイラーメン
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大きな地図で見るとあいりん地区は、東西は南海電鉄の高架と阪神高速の高架に、北は43号線の大通りに囲まれていて、この高架下や大通りを超えると当該区域という事になる。
最初、神無月は岩田の居場所を調べるのに、1泊1300円程度の宿泊施設へ一軒一軒当たりを付けていくのが一番確実だろうと思っていたのだが、その目論見は一軒目であっけなく崩れた。
フロントで対応した男性に、神無月はいかにも胡散臭い目で見られていた。
刑事でもない神無月に、彼らがやるような聞き込みが出来るはずもなかったのだ。
一応、昔、岩田に無理矢理撮らせた生徒手帳用の写真の予備があったので、それを拡大コピーして持ち歩いてはいたが、今の岩田は私服でわざと崩れた風体をしているはずだから、そんな写真も神無月の行き当たりばったりの聞き込みでは役に立たなかった。
地下鉄駅口近くの激安スーパーで有名な"玉出"は、食べ物の調達などで岩田の立ち回り先としてあり得ると思えたが、そこはあえて流した。
少なくとも自分がこの街に潜むなら、中学生でも悪ならその程度の事は考えると、神無月は考えたのだ。
それに店員さんも、客の人手が多すぎて一人ひとりの顔を憶えられないだろうと、このスーパーは見送る事にした。
不法住居のテント等がある三角公園にはもちろん行ったが、ここは岩田といえど潜り込むのは無理だと一目でわかった。
同じ理由で「職安」の周りも、簡単に流すだけにした。
更に言えば、今、神無月が放っている雰囲気で「職安」の周りをうろつくのは危険だった。
第一、岩田は生活する金にはさほど困っていない筈で、よせ場に近づくとは思えなかった。
結局、神無月はこのドヤ街の周辺で、日雇い労働者達が立ち寄りそうな店舗の主人に「これこれの風体をした人間を知らないか?」と聞いてまわるしかなかった。
自分の身元を喋らなければならない場面では、神無月は少し躊躇を憶えている。
ひと昔前や土地柄が違えば、自分が教師であり学校に来なくなった生徒を捜していると言えば、多くの協力を得られただろうが、今ここでは、その可能性は低いだろうと感じたのだ。
実際、学校の保護者の中でも、教員そのものに、元から不信感を抱いている大人達が大勢いるのだ。
教員になろうという人間は、少なくとも自分に関わった教師達に好き嫌いの感情があったとしても、憎しみまでは持っていない筈だ、、つまりそれなりに、教師から扱いやすい生徒だったからだ。
だが、そうではない人々も大勢いて、そんな彼らもやがては保護者の立場になるのだ。
神無月がその事実を思い知ったのは新任の頃だった。
ましてや荒れた学校では、それがもっと酷くなる。
現任校の生徒達は全体的に見ると意外に荒れてはいない、、自分の未来に対するある種の諦観があるからだ。
『あがいても仕方がない大人しく生きる』だがこれは実は心の平和を意味していない。
その証拠に一部の生徒の問題行動は突出している。
まさに地域性、いや校区性だった。
故にこの街では、ワケあってこの街に逃亡してきた中学生を、鬱陶しい教師から庇おうと考える人物に出会う可能性も大いにあった。
神無月は、多少の心苦しさを感じながら、家から飛び出した歳の離れた弟を探し回っている兄という触れ込みで、聞き込みをしてまわっている。
グルグルと街中を歩いていると、要塞と呼ばれる西成警察の偉容が時々、視野に入ってくる。
この要塞の姿は、件の釜ヶ崎暴動に対する対処の名残だった。
喉が渇くと、西成名物の自販機「おいなはれ」で30円のオレンジジュースを呑んだ。
別に毒など入っていない。利益率と需要の関係で安くなる。後はブランド。
別に安いものを選んだわけではない、高い方の缶コーヒーでも50円という信じられない価格だが、神無月は缶入りのコーヒーを飲むと胃がむかむかする質なのだ。
酒を売る店は除外した。
中学生でも酒を飲むものは少なからずいるが、岩田の場合は、飲酒をやっているという話を聞いたことがないからだ。
格安の食べ物を売る飲食店。
それに衣服雑貨店、、生活を送る上でどうしても避けて通れない店を選んだ。
・・・・
「しかし兄ちゃんも大変やな。会社休んでるんやろ?」
「しゃあないねん。親がどうしても言うてな。そやったら自分で探せやと、言うたりたいんやけどな。、、、あいつがもし、そんな自分の親のまほろばみたら、きっと帰ってきよるでってな。…けど、色々事情があるんや。ほんで、俺もそんなに会社休んでられへん。ホンマ、おっちゃん、そういうやつ、シランか?」
本当に適当なデタラメが口からすらすらでるが、ネタ元は職業柄知り得た話ばかりだ。
「うーーん。」
おっちゃんが唸る。
「あんた、あの子とちゃうのん?ほれ二三日前にウチへ、このマルタイラーメンなんぼやとか聞いてた子おったやろ。俺、これ好きやねんって言うてたやんか。今日日珍しい子やなぁって思て、よう覚えてるわ。」
横から小太りのオバチャンが口を挟む。
神無月は一人暮らしを始めてから、時々、食べたことのある棒状の即席ラーメンを思い出した。
確かに、あれは色々な種類のあるカップ麺や即席の袋麺の中でも独自なもので、神無月が食べても懐かしいような味見があり、それを最近の中学生が好むというのは珍しい気がした。
岩田には、それを美味しいと思わせるような体験なり記憶があるのだろう。
「確かにおったけど、あれ高校生くらいやで、中学生とちゃうで。」
「あほやなあんた。今日日、あれくらいの中学生なんぼでもおるんやで、あんたの頭の中では、中学生いうたら未だに丸坊主で詰め襟なんやろ。」
神無月は試しにと思って、ポケットにしまっていたコピー写真を取り出しオバチャンに差し出して見せた。
普通は、自分の弟なら、もっとまともな写真なり、スマホの画面なりがある筈で、この時点で怪しまれる可能性があったが、このオバチャンなら大丈夫だろうという気がした。
神無月も教師の端くれだから、それなりに人間の数だけは沢山観察している。
「ごめんな、うちには弟のマトモに写った写真がないんや。これで判るかな?」
「そやそや、この子ちゃうかな。もっと髪の毛長かったし、髭もうっすらはえとったけど、あんたも、これ見てみ、マルタイラーメンの子やろ、」
オバチャンがコピー写真をおっちゃんにまわす。
おっちゃんが眼鏡を額に上げて、写真に自分の顔を近づけた。
「そやなー、そうかもしれへんなー。でもこいつやたら、時々やけど、この通り歩いてるで。そやな、なんかビクビクしとったけど、そういう訳やったんか。」
「おっちゃん、ありがと!ホンマ助かったで!」
神無月はようやく正解を探し当てた。
「いや、見たということだけやで、、、それ以上は知らん。本気でこの街の中に潜り込んでしもたら、あんたら見たいな外の人間は、この子、探すのちょっと難しいんちゃうか、、。」
「判ってる、判ってるけどな。この話、親が聞いたら一安心するやろ。今までは、なんもワカラヘンかったんやで。」
「そういうたらお兄ちゃん、なんでここら辺で弟さん探してるんや。それ誰かに聞いたんやろ、そやったら、そこからもっと詳しいこと聞かんかいな?」
おばちゃんは、ようやく神無月の怪しさに気がつき始めたようだ。
「いや、弟の姿を見たって話は、テンノジのあたりやねん、そやけどアベノやテンノジは昼間フラフラ出来ても、晩は無理やろ。ここは俺がひょっとしてと思てきたんや。おばちゃん、今度、もし弟の姿を見るような事があったら、家のモンが探してたと言うてくれへんか。俺、神無月 勇太っていうねん。」
岩田が神無月の名前を、いや顔さえ知っているかどうかは怪しいのだが、もしこのオバチャンが、岩田にこの話を伝える事があれば事細かにそれを伝えるはずだろうから、加賀美のフクタン・カムイが、この街に来た事だけは伝わるだろうと思った。
腕時計を見た。
勤務時間は終わっている。
それでもいつもなら、職場には殆どの人間が残っているだろうが、今日は定期考査のど真ん中だ。
あの加賀美でさえ「もうお婆ちゃんが帰っちゃうから、たまには早く家に帰らないと娘に顔を忘れられてしまうし。」と言っていたくらいだから、学校に顔を見せても人はいないだろう。
岩田の居場所の辺りが付いた今、少年課との連携が必要だったが、生徒指導の柏崎をすっ飛ばして、それは出来なかったし、その柏崎は研修が入っていて出張中だ。
帰ってくるのは明日になる。
・・・今日は、もう引き上げだな。
神無月の頭にまほろば食堂が浮かんだが、二日連続で早く行くわけにも行かないし、キチの顔が浮かんだ。
・・・ならこれから、噂の中国人達の店に行ってみようかと、神無月は考えた。
それにその場所は、岩田が本来通っていた校区内であり、岩田の元の住居のすぐ側だった。
最初、神無月は岩田の居場所を調べるのに、1泊1300円程度の宿泊施設へ一軒一軒当たりを付けていくのが一番確実だろうと思っていたのだが、その目論見は一軒目であっけなく崩れた。
フロントで対応した男性に、神無月はいかにも胡散臭い目で見られていた。
刑事でもない神無月に、彼らがやるような聞き込みが出来るはずもなかったのだ。
一応、昔、岩田に無理矢理撮らせた生徒手帳用の写真の予備があったので、それを拡大コピーして持ち歩いてはいたが、今の岩田は私服でわざと崩れた風体をしているはずだから、そんな写真も神無月の行き当たりばったりの聞き込みでは役に立たなかった。
地下鉄駅口近くの激安スーパーで有名な"玉出"は、食べ物の調達などで岩田の立ち回り先としてあり得ると思えたが、そこはあえて流した。
少なくとも自分がこの街に潜むなら、中学生でも悪ならその程度の事は考えると、神無月は考えたのだ。
それに店員さんも、客の人手が多すぎて一人ひとりの顔を憶えられないだろうと、このスーパーは見送る事にした。
不法住居のテント等がある三角公園にはもちろん行ったが、ここは岩田といえど潜り込むのは無理だと一目でわかった。
同じ理由で「職安」の周りも、簡単に流すだけにした。
更に言えば、今、神無月が放っている雰囲気で「職安」の周りをうろつくのは危険だった。
第一、岩田は生活する金にはさほど困っていない筈で、よせ場に近づくとは思えなかった。
結局、神無月はこのドヤ街の周辺で、日雇い労働者達が立ち寄りそうな店舗の主人に「これこれの風体をした人間を知らないか?」と聞いてまわるしかなかった。
自分の身元を喋らなければならない場面では、神無月は少し躊躇を憶えている。
ひと昔前や土地柄が違えば、自分が教師であり学校に来なくなった生徒を捜していると言えば、多くの協力を得られただろうが、今ここでは、その可能性は低いだろうと感じたのだ。
実際、学校の保護者の中でも、教員そのものに、元から不信感を抱いている大人達が大勢いるのだ。
教員になろうという人間は、少なくとも自分に関わった教師達に好き嫌いの感情があったとしても、憎しみまでは持っていない筈だ、、つまりそれなりに、教師から扱いやすい生徒だったからだ。
だが、そうではない人々も大勢いて、そんな彼らもやがては保護者の立場になるのだ。
神無月がその事実を思い知ったのは新任の頃だった。
ましてや荒れた学校では、それがもっと酷くなる。
現任校の生徒達は全体的に見ると意外に荒れてはいない、、自分の未来に対するある種の諦観があるからだ。
『あがいても仕方がない大人しく生きる』だがこれは実は心の平和を意味していない。
その証拠に一部の生徒の問題行動は突出している。
まさに地域性、いや校区性だった。
故にこの街では、ワケあってこの街に逃亡してきた中学生を、鬱陶しい教師から庇おうと考える人物に出会う可能性も大いにあった。
神無月は、多少の心苦しさを感じながら、家から飛び出した歳の離れた弟を探し回っている兄という触れ込みで、聞き込みをしてまわっている。
グルグルと街中を歩いていると、要塞と呼ばれる西成警察の偉容が時々、視野に入ってくる。
この要塞の姿は、件の釜ヶ崎暴動に対する対処の名残だった。
喉が渇くと、西成名物の自販機「おいなはれ」で30円のオレンジジュースを呑んだ。
別に毒など入っていない。利益率と需要の関係で安くなる。後はブランド。
別に安いものを選んだわけではない、高い方の缶コーヒーでも50円という信じられない価格だが、神無月は缶入りのコーヒーを飲むと胃がむかむかする質なのだ。
酒を売る店は除外した。
中学生でも酒を飲むものは少なからずいるが、岩田の場合は、飲酒をやっているという話を聞いたことがないからだ。
格安の食べ物を売る飲食店。
それに衣服雑貨店、、生活を送る上でどうしても避けて通れない店を選んだ。
・・・・
「しかし兄ちゃんも大変やな。会社休んでるんやろ?」
「しゃあないねん。親がどうしても言うてな。そやったら自分で探せやと、言うたりたいんやけどな。、、、あいつがもし、そんな自分の親のまほろばみたら、きっと帰ってきよるでってな。…けど、色々事情があるんや。ほんで、俺もそんなに会社休んでられへん。ホンマ、おっちゃん、そういうやつ、シランか?」
本当に適当なデタラメが口からすらすらでるが、ネタ元は職業柄知り得た話ばかりだ。
「うーーん。」
おっちゃんが唸る。
「あんた、あの子とちゃうのん?ほれ二三日前にウチへ、このマルタイラーメンなんぼやとか聞いてた子おったやろ。俺、これ好きやねんって言うてたやんか。今日日珍しい子やなぁって思て、よう覚えてるわ。」
横から小太りのオバチャンが口を挟む。
神無月は一人暮らしを始めてから、時々、食べたことのある棒状の即席ラーメンを思い出した。
確かに、あれは色々な種類のあるカップ麺や即席の袋麺の中でも独自なもので、神無月が食べても懐かしいような味見があり、それを最近の中学生が好むというのは珍しい気がした。
岩田には、それを美味しいと思わせるような体験なり記憶があるのだろう。
「確かにおったけど、あれ高校生くらいやで、中学生とちゃうで。」
「あほやなあんた。今日日、あれくらいの中学生なんぼでもおるんやで、あんたの頭の中では、中学生いうたら未だに丸坊主で詰め襟なんやろ。」
神無月は試しにと思って、ポケットにしまっていたコピー写真を取り出しオバチャンに差し出して見せた。
普通は、自分の弟なら、もっとまともな写真なり、スマホの画面なりがある筈で、この時点で怪しまれる可能性があったが、このオバチャンなら大丈夫だろうという気がした。
神無月も教師の端くれだから、それなりに人間の数だけは沢山観察している。
「ごめんな、うちには弟のマトモに写った写真がないんや。これで判るかな?」
「そやそや、この子ちゃうかな。もっと髪の毛長かったし、髭もうっすらはえとったけど、あんたも、これ見てみ、マルタイラーメンの子やろ、」
オバチャンがコピー写真をおっちゃんにまわす。
おっちゃんが眼鏡を額に上げて、写真に自分の顔を近づけた。
「そやなー、そうかもしれへんなー。でもこいつやたら、時々やけど、この通り歩いてるで。そやな、なんかビクビクしとったけど、そういう訳やったんか。」
「おっちゃん、ありがと!ホンマ助かったで!」
神無月はようやく正解を探し当てた。
「いや、見たということだけやで、、、それ以上は知らん。本気でこの街の中に潜り込んでしもたら、あんたら見たいな外の人間は、この子、探すのちょっと難しいんちゃうか、、。」
「判ってる、判ってるけどな。この話、親が聞いたら一安心するやろ。今までは、なんもワカラヘンかったんやで。」
「そういうたらお兄ちゃん、なんでここら辺で弟さん探してるんや。それ誰かに聞いたんやろ、そやったら、そこからもっと詳しいこと聞かんかいな?」
おばちゃんは、ようやく神無月の怪しさに気がつき始めたようだ。
「いや、弟の姿を見たって話は、テンノジのあたりやねん、そやけどアベノやテンノジは昼間フラフラ出来ても、晩は無理やろ。ここは俺がひょっとしてと思てきたんや。おばちゃん、今度、もし弟の姿を見るような事があったら、家のモンが探してたと言うてくれへんか。俺、神無月 勇太っていうねん。」
岩田が神無月の名前を、いや顔さえ知っているかどうかは怪しいのだが、もしこのオバチャンが、岩田にこの話を伝える事があれば事細かにそれを伝えるはずだろうから、加賀美のフクタン・カムイが、この街に来た事だけは伝わるだろうと思った。
腕時計を見た。
勤務時間は終わっている。
それでもいつもなら、職場には殆どの人間が残っているだろうが、今日は定期考査のど真ん中だ。
あの加賀美でさえ「もうお婆ちゃんが帰っちゃうから、たまには早く家に帰らないと娘に顔を忘れられてしまうし。」と言っていたくらいだから、学校に顔を見せても人はいないだろう。
岩田の居場所の辺りが付いた今、少年課との連携が必要だったが、生徒指導の柏崎をすっ飛ばして、それは出来なかったし、その柏崎は研修が入っていて出張中だ。
帰ってくるのは明日になる。
・・・今日は、もう引き上げだな。
神無月の頭にまほろば食堂が浮かんだが、二日連続で早く行くわけにも行かないし、キチの顔が浮かんだ。
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