SM女王様とパパラッチ/どキンキーな仲間達の冒険物語 Paparazzi killing demons

二市アキラ(フタツシ アキラ)

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第1章 ビザールサーカス

#03 : 付喪神とフェティッシュ(前編)

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    これは今年の6月頃の話。
     例の新人カメラマン君、まあいつまでもこの呼び方も失礼なので新進気鋭のフォトグラファー塁君と呼び直すことにするけど、その彼と交わした雑談の中で特に印象に残ったものと、それに重なるアタシのプレイ内容を纏め直したものです。

   雑談をしてたのは朝方の人気のないクラブ事務所。 
   クラブステージを簡易バックにして、撮影を夜通しで敢行した後の一時でした。

 二人の話の切っ掛けになったのは、6月下旬に群馬県の35歳無職男が女子中学生監禁容疑で逮捕されたニュースが始まりなんです。
  
【  群馬県警太田署は23日、女子中学生(15)を車で連れ回したなどとして、監禁などの疑いで、群馬県太田市新田木崎町、無職、阿久沢誠容疑者(35)を逮捕した。
 逮捕容疑は、22日夜、太田市世良田町の自転車置き場近くで、帰宅途中の女子中学生に刃物を突きつけ乗用車に乗せて連れ回し、「着ているものをくれ」と脅してシャツや靴下を奪った疑い。
 太田署によると、阿久沢容疑者は少女を約1時間半、乗用車の後部座席に乗せて少女の口や両手に粘着テープを張り監禁した。
 群馬県警太田署は23日、女子中学生(15)を車で連れ回したなどとして、監禁などの疑いで、群馬県太田市新田木崎町、無職、阿久沢誠容疑者(35)を逮捕した。 】
 ・・というモノ。

 昨夜の撮影の反省点はあーだとかこーだとか、例によって二人の共通点であるラバーフェチ談義を中心にひとしきりした後、この話題を持ち出したのは塁君のほうでした。

「不謹慎な言い方なんだけど、中学生の女の子を拉致監禁して1時間半も車で連れ回しておいて最後は下着をくれなんですよ。普通ならレイプとか、そのまま連れ去って長期の監禁みたいなパターンになる事件ですよね。それが生下着くれ!みたいな結末になっちゃってる。でも最近こーゆー感じの性犯罪って増えてません?行為自他は凶悪なのに、その目的は単純な普通のフェチみたいな。昆虫みたいですよね。まあ同じようなフェチ道をひた走ってる自分としては、この手の事件の歪さがすごく気になるんですよね。」

「塁君の場合は高いお金出してラバー買ったり、フェチそのものを表現に高めようって思ってるんだから、そうゆーのとは同じじゃないよ。」
    アタシは塁君の口調が、案外と真剣なので少しフォローせざるを得なかった。

「Kさんも前に言ってたけど、自分の汚物を貯めておいて、それを女子学生とかにぶちまけて喜んでる男のニュースもありましたよね。そういうのって、ブルセラショップでウンスジの付いたパンティを買うみたいな嗜好が反転して攻撃性を帯びると、そうなるんじゃないかって思うんですよ。」
   えっ塁君?もしかして、自分が犯罪に走らないかって危惧してる?

「…例えばさ。さっきまであたし達ってゴムの服着て、オチンチン晒して、なんにもないのに感じた顔して写真撮ってたじゃない。でも次の瞬間には、こんな話してるし。一昨日なんかは恵、マネージャーに今度の撮影についてのギャラ話にいっちょがみしてるんだよ。極めて現実的だよね…。そんな感じで、生活とか思考には幅があって、その中のどっかの部分だけが重要で、ってことはないわけよ。ましてやエロだけが全てになって暴走するとかさ、普通は論外よ。だからさ、そーゆー揺れ幅が自分の心の中にちゃんとあるウチは大丈夫なんだよ。」
  色々な角度でフォローを入れてみるんだけど、塁君には馬の耳に念仏みたいな感じ。
 
 「…言っちゃいますけど、かなり前に、若い女装娘とつきあってた事があるんですよ。時々、僕のラバーとか貸してあげてました。彼はあくまで女装は趣味なんだと言い張ってて、こっちが悪戯心を起こしてアナルなんかを弄ってやっても反応がイマイチで、実際アナルいじると無言になっちゃってお互い萎えちゃうんです。だからアナルは本気で嫌なんだとばかり思っていたんですよね。」

「ふーん、、。塁君が付き合う積もりになったんだから相当、綺麗な子なんだ。」
     塁君自身もよく見ると相当な美男子だ。
     でも、その目を除いては、特に顔の彫りが深いとか鼻が高いとかではなく、まさに平均的な顔をしてるので目立たないだけだ。
     まぁ腐女子の頭の中に存在する安倍晴明辺りのコスプレをさせるとピッタリかも知れない。
     勿論、濃いメイクを施せば凄くゴージャスな美女に化けられそうだ。

「ははっ、まあ僕の場合、レンズ越しでOK出すと、ジェンダーレスってか、何でもフリーパスになっちゃいますかね。で付き合い始めて2ヵ月たったくらいかな?仕事の帰りに二人で軽くご飯食べてからラブホに行って、シャワーも浴びずに買い込んできた缶チューハイなんかを呑んでたらお酒に弱い彼が甘えた声になってきたんですよ。恋愛感情とかでいうと向こうは本気、こっちは悪いんだけど、これも経験の一つかな~程度ですからね。正直言って僕の感覚の中では男同士の恋愛なんて成立しないんですよ。ただ可愛い奴だなって気持ちはありましたけどね。」

「・・どこで勉強したかは聞かないけど、塁君ってアナルセックスのやりかたも充分知ってるもんね。」

「彼が口を尖らせてキスを求めてきたとき、偶然肘でテレビのリモコンを押してしまって、いきなりAVが映ったんですよ、音量もチョイ大きめ。丁度女優さんがフェラしてるシーンでね。彼もボーっと見つめていましたよ。だけど目がトロンとして、自分もフェラしたいのかな?って思ったんですけど、なんとなく違うみたい。」

「僕はカバンからいつもみたいにラバーのブラとパンツを取り出して、AV見ながら彼に着替えたらって言ったんですよ。あいてが『シャワー…』って言いかけたんだけど、その時、何となくムラっと来て、口封じに彼にキスをして、着替えろよって命令したんです。」
 ひょっとして塁君の話に登場する女装子ちゃんって彼自身のことなんじゃないかな?って思っちゃったんですが、、。

「僕に背を向けて、クネクネしながらラバーに着替え始めてそれで彼のスイッチが入ったみたいですね。ホテルに置いてあるピンクのガウンを羽織らせてベッドの縁に座らせてから後ろから抱きしめてやったんですよ。耳をかじって、彼の口に僕の人差し指を入れると彼、上手に舐め始めました。」

「その後、それなりのやりとりがあって、彼をテレビの前に立たせてガウン越しに下半身を愛撫してやったら足がガクガクしてました。『フェラしたいの?』と聞いた時にペニスが凄く反応したんですよ。でテレビ台に手を着かせ、お尻を突き出させました。」

「それでそのままやっちゃった。」

「その時の彼の堕ち方がね。羞恥心っていうのか、最後に残しておいた一線を越える時に、お前の汚いアナルをこれから犯してやるぞみたいな勢いでやったら、無茶苦茶興奮しちゃって、、。羞恥責めでごり押しやったら・・壊れるって言葉があるけど、正にそれ。彼とはその後、何だか気まずくなっちゃって別れましたけど。」

「えーっ塁君、まさかそのこと後悔してる?」

「いや後悔っていうんじゃないんですが、人間が変わっちゃう時って、あんな感じなのかな?ってそれがショックだったんですよ。」

「…恵らのプレイだと、そんなの普通だよ。」
    塁君が少し考え込む。

「Kさん、汚損愛好症って知ってます?僕、アレに現代人の心の病の本質を解き明かす鍵があるんじゃないかって思ってるんですよ。」
 深刻な話をしてたかと思うとすぐこれだ。
    思わず吹き出しそうになったけど、塁君のこんな感覚が彼の写真を支えてるのも確かなので黙って、続くご高説を拝聴することにした。
   それに「始めエロ話、終わり人間観察」ってゆーのがアタシのパターンだし(笑)。

「ラバーフェチの立場から言うと、ラバーって汗もかかない毛穴もない第二の皮膚って言われてますよね、そのくせその裏側は血みどろの肉袋だって事を意識させるから、ラバー好きは別に非人間的なものへの志向ってわけじゃないと思うんですよ。」

「そうそう。入り口は人間の物体化願望を叶えるグッズみたいに見えるけど、実際は逆だよね。」

「ラバーはある種の隔壁なんですよね。で汚損愛好症っていうのは、対象がウンチとかおしっこなんかの汚物で損なわれている状態に性的興奮を覚えるわけで、逆に清拭されると興奮が萎えちゃうんですね。ラバーが隔絶の快感なら、汚損愛好症は浸食の快感だと思うんですよ。」

「でもラバーで全身を覆ってからのフィストやスカトロとか相性がいいよ?」

「僕らの感覚だと、下着に残った汚れや、入浴していない人体の臭い、あるいは排泄物や分泌物、汗で汚れた人体・着衣を好む汚損愛好症と、ラバーがそれほど対極にあるとは思えないでしょ。これはなんてんだろう?汚損愛好症には純然たるスカトロと違う部分があって、あまりにその対象が汚れすぎていると興奮が醒めるんですよね。上手く言えないんだけど隔絶と浸食はペアになってて、人の心は、その人間のストレスのありようによってその間を行き来するんじゃないかと。」
   ・・・むむ難し過ぎる(笑)。

 汚損愛好症ねぇ、、隔絶と浸食かぁ、、とか色々考えているウチに「実はオレ、汚損愛好症の傾向もあるかな」という新会員さんとのプレイを思い出して、なんとなく塁君が言いたいことってゆーか、不安がってる事の中身が見えて来たような気がした。

   以下はその話。と云うか、塁君と二人きりで話をしてると、何故か気持ちがふわふわして来て幽体離脱したような状態になるのだ。


     ………………………………………………………………

『この指、恵のファロスだと思って舐めなさい』
「はぁぁ…。」
 どんどん激しく、涎まみれで恵のラバーで覆われた指を舐めていく会員さん。
    プレイルームに置いてあるテレビ台の上に両手を突かされての大股開き、背後から犯される感じで恵に抱かれながら、すっかり女になりきってる。

『あら上手じゃなぁい。ほら、口が犯されてるみたいでしょ』
 指を更に3本に増やすと、音を立ててジュポジュポと舐め始めました。
    会員さんの体には軽くしか触れていないのに、あふっ…んんっ…と濃い声が漏れます。

『お前のクリペニはどうなっているの?見せなさい』と言うと「ダメッ!!ダメです」と、太いくせに可愛い声で抵抗します。
    男モードの普段の姿とは大違いで、女性化どころではなくまるで別人。

『どうしてダメなの?言ってごらんなさい』
「あたしのク…クリペニがお汁だらけだからです」
『まだ何もしてないのに?』
「そうです。ごめんなさい。恵様に戴いた可愛い下着がもう汚れてしまいました…」

 ラバーの半透明のガウンをはだけさせるとカチカチのクリペニがパンティからはみ出て、透明な液がドクドク流れてました。
 会員さんをテレビの前に立たせ痴漢のように、ガウン越しに手を入れて、クリペニの裏筋をなで上げます。
 ヌルヌルの先っぽは相当感じるらしく、足がガクガクしてました。

『恵にフェラされたいの?』
 恵はわざと聞きます。
 「あ…あぁ…ッ」
『それともフェラ…したいの?』
 「あーん…ッ」
 おちんちんがビクンと動きました。
 この会員さんは、ほんとは男の人から荒々しくレイプまがいに女にしてもらった方がいいのかもしれない。そう思いました。

    テレビ台に手を着かせお尻を突き出させ荒々しくガウンをまくりゆっくりとパンティをめくっていきます。
『汚いおしりねー』
    皮肉っぽく言うと会員さんの身体全体が瞬時に火照り、反応します。

『足を開いて、全部みせなさい』
「いやぁ…ッ」
 テレビからは恵お気に入りのフェテッシュAVのハイライトシーンが。女性の喘ぎ声に混ざって、男優さんの声というか吐息がッアー、ハ、ッアー、、と規則的に聞こえる男優さんの感じてる吐息。

 会員さんはオデコを手の上に乗せ、それを聞いているみたいでした。そうやって今、自分が本物の男性に犯されている状態を想像しているのでしょう。

「見ちゃダメッ…汚いから…」
 今にも泣きだしそうな声で言う会員さんを無視して、わざとお尻を開いたり閉じたりチョコレート色のそこを見て遊びます。
 親指につばをつけ、蟻の戸渡りから菊紋をいったりきたりさせるとやっぱり無言になっちゃう会員さん…。
 ダメッ…汚いからを連呼する以外は反応をみせてくれません。

 思い切って舌を伸ばしました。
 耐えてる?
 優しく舌を柔らかめにして、唾液をタップリにしてレロレロしました。
 足とお尻に力が入って、恵の顔ごとお尻に埋もれてしまいそう。

 クリペニはだらんとしてますが、さっきにも増してエッチな液がすごい。今度は舌を硬くして縁を描くようにグリグリと菊紋の奥までせめるみたいに舐めあげます。

「あーんダメー!!ダメッ!!本当にダメなの…ッ、許して、もう…あぁ…」
 ビックリするくらいの大きな声でした。
    恵は意地悪な言葉を忘れて、唾液をアナルにプチュプチュと流し込みました。
 そして人差し指を、会員さんのクリペニ側に向けながら固く閉じたアナルに入れます。

「いたッ…やー…やめ」
 痛がってましたが…アナルは恵の指をゆっくりゆっくり飲み込みました。前立腺を刺激すると背中を仰け反らせて感じてました。
 ペニクリは最後までだらんとしてましたが…
プレイの後、会員さん曰く、もう何度もイッた感じって言ってました。

「ここに来るまで随分、彷徨ってたって感じかな。の○ピーじゃないけど『気持ち良すぎて止められない』んだ。俺の場合は薬物じゃなくて「汚れ」。いや自分が脱落していく感じが気持ちよかったのかな。実際がた、そういう性癖が他人にばれた時のリスクとか、興奮から覚めた時の自己嫌悪なんか凄いんだよ。」というのが会員さんの言葉でした…。
    オジギしてるのに、内部では煮えたぎってるファロス…ソレが、アタシにとってのフェティッシュ…。

    そしてふと気が付くと、やや青みがかった黒い瞳と切れ長の目をもつ塁君がアタシを真正面から見つめています。
『えっ何これ、アタシ、塁君に催眠術かけられちゃった?なんか時間が飛んだ様な気がするんだけど。』
      、、、、、、、。


………………………………………………………………………………………


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