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①平成初期にうまれたJK初めての恋愛?!
しおりを挟む平成初期
わたしはうまれた。
顔立ちはよくフランス人形みたいだと言われていた
長いまつ毛にほんわりピンクの唇、腰まであるサラサラの長い髪
幼少期からバレエ・習字・体操・塾と習い事ばかりの日々。
つまらない人生は恋愛が始まってから一変した。
リアルでは謙遜して認めないが…まぁまぁモテてきた。
機能不全家族で育った私のただ一つの夢は幸せな結婚をすること。
恋愛体質なおませ少女だった。
さて、わたしが人生で1番モテたのは高校生。
JKの時。
地元の友達が1人か2人くらいいるような実家からは遠い私立の高校
入学式の日
「おはよ、可愛いね」
女の子たちが話しかけにきてくれる
友達がいなかったので、素直に嬉しかった。
女の子はよく「可愛い」で会話をする
「そのヘアゴム可愛い」
「そのハンカチ可愛い」
なんでも可愛いなんて言うので、
女の子はみんな同性から褒められても嬉しくない。…ちょっとは嬉しいけど
わたしの通う高校は運動部が強くて、
サッカー部やバスケ部野球部バレー部…
スポーティーでかっこいい女の子たちが多かった。
わたしは、バレエをやっていたのでそれを活かして…と思いチアリーディング部に入った。
「え?男子これだけ?」
まさかの8人しかクラスに男子がいない。
「なーんだ。全然楽しくなさそう。せっかく共学にしたのに。ちょっと期待した」
「ねー、男子微妙だし笑」
女子トイレではそんな声がところどころから漏れている。
みんな運動しにきているので恋愛禁止の部活も少なくなかった。
これで良いのかも。みんなそう言い聞かせていた。
季節は進んで、夏
夏休みに勉強合宿がある。
だいたいクラスメイトの名前と顔、部活は一致してきた。
泊まり込みの勉強合宿。朝から夕方までみっちりと勉強する。
同じ部屋の女の子が
「わたし男子いないと頑張れない」
と言い出して、男子を部屋に呼びつけた。
「えぇ…?!明日の朝までに終わらせないといけないのに、人呼んで大丈夫?
終わる?」
「今読んだ奴、頭いいから教えてもらお」
男子が2人部屋に来た
もちろんバレたら大問題。。。
部屋にきてもちろん勉強せずにぐだぐだ喋って時間は過ぎていく。
「2人は何部?」
「俺ら野球部。ケイキ、めっちゃ有望でさ
次の試合一年生なのに出れるんだぜ」
「そうなんだ、頑張ってね!」
ケイキの第一印象は
童顔の可愛い顔で頭も良くてスポーツができる、良いなぁ
と
思った。
こう思うと、もう私は止まらない
「さっきはありがと!!連絡先聞いちゃったー、また喋ろうね」
こっそり何通かメールのやりとりをして、
夏休みの勉強合宿は終わった。
夏休み明け、
ケイキはいなかった。
試合で公休、だそう。
なんだつまらないなぁ~
同じ野球部の子たちが授業中に騒ぎ出す
「ケイキ代打で出て一点取ったって!」
「うぉー!やるなアイツ!!」
…ケイキはすごいやつだった。
その日また連絡してみた。
「試合お疲れ様!
打ったんだって?聞いたよー!みんな喜んでたね!おめでとう!」
「ありがとー、次も頑張るから応援に来て」
他愛もない話が何ラリーか続いて、
試合にチア部が応援に行く日がやってきた。無事に予選を勝ち抜いていた。
「今日の試合勝ったら、付き合ってほしい」
初めてのちゃんとした告白だった。
メールで告白、すぐ好きになるのは高校生らしいなと今なら思う笑
その当時は跳ね上がって喜んでいた。
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