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6章 変な石とその後の話
第272話 姉相手にはブレーキ役
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「~~~~♪」
「ご機嫌だね?」
ヒカリ姉はご機嫌に鼻歌を歌っている。
「お使いなんて初めてだもん♪」
返事も浮かれている、まあ良いか、実際お使いを頼まれるのは初めてだし、浮かれるのもわかる。
ちなみに、ぬーさんはやれやれといった様子で私達の後をついてきていた。
EXに寂れた小屋を案内され、思わず首をひねるが、ヒカ姉は気にした様子もなく突撃した、戸をたたいたが、反応が無く、一瞬息をひそめる気配を感じたが、深く考えずに戸を開けたのだ、小屋の中には子供ばかりが集まっていて、こちらに対して怯えたような、訝しげな視線を向けていた。
(なるほど、子供の相手は子供で?)
納得したが、怯えられても困るなあと内心でため息をつく。
そして、ヒカ姉が得意気に踏み出し、食卓の上に背負っていた食料を広げる、食事中であったようだが、小さな木皿に少しだけの麦粥だけが乗せられた食卓には、置く場所はしっかり開いていたというか、深く考えずに問答無用で広げたところで、空気を察して自分の器を抱え込むように避難させていた。
「毒じゃ?!」
「お父様はそんなのじゃない!」
ヒカ姉がいきなり怒り出した。
「はい、落ち着く」
小さく肩をたたいて落ち着かせる。
ちょっとお願いと、少し後ろで様子を見ていたぬーさんを呼ぶ、わかってたとばかりに、勢いよくヒカ姉の頭の上にのしかかった、ヒカ姉が威嚇したせいで呼吸が止まっていた年長者らしいのが崩れ落ちるようにして荒い呼吸をしだす。
「仏のかおも?」
「さんどまめ……」
ぬーさんの毛皮に埋もれたヒカ姉の耳元で小さくささやくと、間違えてるけど、まあ良いかという感じの答えが返ってきた。
「それだけ気が抜けてりゃ大丈夫ね?」
変な体勢で手がぬーさんのお腹のぷよぷよ部分をもみもみしている、なるほど、それでか。
ヒカ姉に混ざって一緒にぷよぷよもみもみする、これ気持ち良いよね?
ぬーさんは何をしてるんだこいつらはという感じの目線を向けてきていた。
まあそれは置いといて。
「毒ねえ?」
気を取り直して出番だと前に出た。
姉が食卓に広げたパンを一つ手に取って、小さくちぎって姉の口に放り込む、ついでに私の口にもちぎって放り込み、残ったかけらを油断していたぬーさんの口にも放り込んだ。
口の中に、焼けた香ばしいパンの味が広がる。
(なんでこっちに?)
ぬーさんが少し首をかしげて微妙な目を向けるが、大人しく呑み込んでくれた。
目の前で食べて見せるってこれかと、お父様の言葉を思い出した。
「ただでモノは貰えない」
毒とは言わなくなったが、それでも変な遠慮をしている、他の面々も目線はパンに釘着けだが、まだ手を出していない、あと一息欲しいらしい。えっと、コレはどう返すんだっけ?
「じゃあ、貴方達は私たちの子分ってことにしなさい!」
これで解決! と言う感じにヒカ姉がどや顔の笑顔を浮かべていた。
周囲の雰囲気、緊張感は途切れた様子で、皆ポカンと口を開けていた。
「ヒカ姉、なんでそうなるのさ?」
思わず小声で突っ込んだ。
「何もしないで貰うのは悪いんでしょ?」
ひそひそと答えが返ってくる
「それはわかってるんだ?」
「なら後で仕事を貰えばいいんでしょ?」
「うん」
多分、お父様に言えば何とでもしてくれる。 そもそも、今回仕込んだのお父様だし。
「なら、私たちの子分にした方が話はスムーズ」
どやあとヒカ姉が胸を張る。
「私も入るんだ?」
少しだけ首を傾げる。態度のでかさでヒカ姉は断トツである。
「多分、 あの子達からしたら、 私らは同じようなもんじゃない?」
多分間違ってない、領主の娘なのだから、 あの子達からは多分目上も目上だと思う。
「そりゃそうだ?」
お父様からもお母様達からも、 悪用禁止だが自覚は持てと言われている。
「自己紹介は?」
「恐縮されても面倒」
バッサリだ、思ったより考えてた、お姉賢い?
どうだろう? お父様達に笑われそうな気もするけど、まあ良いか。
「「「?」」」
目線がこっちに集中していた、未だ許可が足りないらしい、本当に面倒、思わず二人でため息をついた。
良いから食べてろという感じに、二人揃って割と雑に手を振った。
これ以上は何も出てこないと納得したのか、しばらく迷った様子で食べ始めた、食べ始めると早かった。
なんだかぬーさんの狩りと同じ感じがする、見てるのもダメなのか。
子供達が不承不承、おそるおそるといった様子で此方をチラチラ見ながら手を伸ばし始めた。
野生動物の動きを観察するノリで見守る、最初からパンだけ見ていた一番小さいのがかじりついた、目線が集中する、ただでさえ大きく見開かれていた目が、さらに大きく開かれる、無言で残りのパンを押し込むように口の中に詰め込み、飲み下す時間も惜しいと次に手を伸ばした。
それを呼び水にして、他の面々も手を伸ばし、そろって無言で口の中に詰め込み始めた。
その光景は何というか必至で、私たちがソレに混ざって一緒に食べる程お腹は減ってないなあと、少し距離をとっていた。
と言うか、足りるのかな?
結構山盛り持たせてくれたのだけど、どうみても一人一個で足りそうな勢いではなかった。
落ち着いてみると、子供たちは見た感じ私より年下だったり年上だったりするのがわらわらといっぱい、そろって痩せていた、そもそも親も誰もいないの?
すこし目線を泳がして、部屋全体を見回す、くすんで埃まみれの小屋、壁の板には隙間があり、光の加減で外が透けて見えるぐらいのひどいつくりだった、冬は寒そうだ。
寝台らしい所にはぼろぼろの布と、枯れ草が山になっていた、数が合わないけど、皆でまとめて寝るのだろうか?
こほっこほっ
小さく咳き込む声が奥のほうから響いた。
無言でパンを詰め込んでいた子供達が動きを止める、奥の部屋に向かう子供達の後ろをちゃっかり付いていくと、顔色が悪く、痩せた女の子が一人で寝ていた。
「これおいしいんだよ?」
一番小さい子が手に持ったパンを差し出す、応える元気はないのか、困った様子で寝た体制のまま小さく首を振った。
追伸
姉のヒカリは深く考えずにそのまま突っ込みますが、妹のイリスは常にそれ観察してついて歩く感じです、自分ではあんまり動かない。姉とセットだと基本どんどん進んで行く姉についてくだけでいつの間にか最前線、何かあった時だけ手を出します。
対してウルザは多少ぶつかるけど、結局そのまま負けがち。
というか、思った以上にイリスの精神年齢が高くなりすぎた感があります。もっとひらがなで考えるべきだった気がします。これだけ考えられたら大人顔負け。
ヒカリは直観で正解するけど、理屈をこねると脱線するか間違える系。
そもそも歳のせいもあって真っ直ぐ突撃して失敗した事が無いので、深く考えない。
ブレーキと微調整は妹のイリスか弟っぽいウルザで良いと言う、割り切った役割分担。
「ご機嫌だね?」
ヒカリ姉はご機嫌に鼻歌を歌っている。
「お使いなんて初めてだもん♪」
返事も浮かれている、まあ良いか、実際お使いを頼まれるのは初めてだし、浮かれるのもわかる。
ちなみに、ぬーさんはやれやれといった様子で私達の後をついてきていた。
EXに寂れた小屋を案内され、思わず首をひねるが、ヒカ姉は気にした様子もなく突撃した、戸をたたいたが、反応が無く、一瞬息をひそめる気配を感じたが、深く考えずに戸を開けたのだ、小屋の中には子供ばかりが集まっていて、こちらに対して怯えたような、訝しげな視線を向けていた。
(なるほど、子供の相手は子供で?)
納得したが、怯えられても困るなあと内心でため息をつく。
そして、ヒカ姉が得意気に踏み出し、食卓の上に背負っていた食料を広げる、食事中であったようだが、小さな木皿に少しだけの麦粥だけが乗せられた食卓には、置く場所はしっかり開いていたというか、深く考えずに問答無用で広げたところで、空気を察して自分の器を抱え込むように避難させていた。
「毒じゃ?!」
「お父様はそんなのじゃない!」
ヒカ姉がいきなり怒り出した。
「はい、落ち着く」
小さく肩をたたいて落ち着かせる。
ちょっとお願いと、少し後ろで様子を見ていたぬーさんを呼ぶ、わかってたとばかりに、勢いよくヒカ姉の頭の上にのしかかった、ヒカ姉が威嚇したせいで呼吸が止まっていた年長者らしいのが崩れ落ちるようにして荒い呼吸をしだす。
「仏のかおも?」
「さんどまめ……」
ぬーさんの毛皮に埋もれたヒカ姉の耳元で小さくささやくと、間違えてるけど、まあ良いかという感じの答えが返ってきた。
「それだけ気が抜けてりゃ大丈夫ね?」
変な体勢で手がぬーさんのお腹のぷよぷよ部分をもみもみしている、なるほど、それでか。
ヒカ姉に混ざって一緒にぷよぷよもみもみする、これ気持ち良いよね?
ぬーさんは何をしてるんだこいつらはという感じの目線を向けてきていた。
まあそれは置いといて。
「毒ねえ?」
気を取り直して出番だと前に出た。
姉が食卓に広げたパンを一つ手に取って、小さくちぎって姉の口に放り込む、ついでに私の口にもちぎって放り込み、残ったかけらを油断していたぬーさんの口にも放り込んだ。
口の中に、焼けた香ばしいパンの味が広がる。
(なんでこっちに?)
ぬーさんが少し首をかしげて微妙な目を向けるが、大人しく呑み込んでくれた。
目の前で食べて見せるってこれかと、お父様の言葉を思い出した。
「ただでモノは貰えない」
毒とは言わなくなったが、それでも変な遠慮をしている、他の面々も目線はパンに釘着けだが、まだ手を出していない、あと一息欲しいらしい。えっと、コレはどう返すんだっけ?
「じゃあ、貴方達は私たちの子分ってことにしなさい!」
これで解決! と言う感じにヒカ姉がどや顔の笑顔を浮かべていた。
周囲の雰囲気、緊張感は途切れた様子で、皆ポカンと口を開けていた。
「ヒカ姉、なんでそうなるのさ?」
思わず小声で突っ込んだ。
「何もしないで貰うのは悪いんでしょ?」
ひそひそと答えが返ってくる
「それはわかってるんだ?」
「なら後で仕事を貰えばいいんでしょ?」
「うん」
多分、お父様に言えば何とでもしてくれる。 そもそも、今回仕込んだのお父様だし。
「なら、私たちの子分にした方が話はスムーズ」
どやあとヒカ姉が胸を張る。
「私も入るんだ?」
少しだけ首を傾げる。態度のでかさでヒカ姉は断トツである。
「多分、 あの子達からしたら、 私らは同じようなもんじゃない?」
多分間違ってない、領主の娘なのだから、 あの子達からは多分目上も目上だと思う。
「そりゃそうだ?」
お父様からもお母様達からも、 悪用禁止だが自覚は持てと言われている。
「自己紹介は?」
「恐縮されても面倒」
バッサリだ、思ったより考えてた、お姉賢い?
どうだろう? お父様達に笑われそうな気もするけど、まあ良いか。
「「「?」」」
目線がこっちに集中していた、未だ許可が足りないらしい、本当に面倒、思わず二人でため息をついた。
良いから食べてろという感じに、二人揃って割と雑に手を振った。
これ以上は何も出てこないと納得したのか、しばらく迷った様子で食べ始めた、食べ始めると早かった。
なんだかぬーさんの狩りと同じ感じがする、見てるのもダメなのか。
子供達が不承不承、おそるおそるといった様子で此方をチラチラ見ながら手を伸ばし始めた。
野生動物の動きを観察するノリで見守る、最初からパンだけ見ていた一番小さいのがかじりついた、目線が集中する、ただでさえ大きく見開かれていた目が、さらに大きく開かれる、無言で残りのパンを押し込むように口の中に詰め込み、飲み下す時間も惜しいと次に手を伸ばした。
それを呼び水にして、他の面々も手を伸ばし、そろって無言で口の中に詰め込み始めた。
その光景は何というか必至で、私たちがソレに混ざって一緒に食べる程お腹は減ってないなあと、少し距離をとっていた。
と言うか、足りるのかな?
結構山盛り持たせてくれたのだけど、どうみても一人一個で足りそうな勢いではなかった。
落ち着いてみると、子供たちは見た感じ私より年下だったり年上だったりするのがわらわらといっぱい、そろって痩せていた、そもそも親も誰もいないの?
すこし目線を泳がして、部屋全体を見回す、くすんで埃まみれの小屋、壁の板には隙間があり、光の加減で外が透けて見えるぐらいのひどいつくりだった、冬は寒そうだ。
寝台らしい所にはぼろぼろの布と、枯れ草が山になっていた、数が合わないけど、皆でまとめて寝るのだろうか?
こほっこほっ
小さく咳き込む声が奥のほうから響いた。
無言でパンを詰め込んでいた子供達が動きを止める、奥の部屋に向かう子供達の後ろをちゃっかり付いていくと、顔色が悪く、痩せた女の子が一人で寝ていた。
「これおいしいんだよ?」
一番小さい子が手に持ったパンを差し出す、応える元気はないのか、困った様子で寝た体制のまま小さく首を振った。
追伸
姉のヒカリは深く考えずにそのまま突っ込みますが、妹のイリスは常にそれ観察してついて歩く感じです、自分ではあんまり動かない。姉とセットだと基本どんどん進んで行く姉についてくだけでいつの間にか最前線、何かあった時だけ手を出します。
対してウルザは多少ぶつかるけど、結局そのまま負けがち。
というか、思った以上にイリスの精神年齢が高くなりすぎた感があります。もっとひらがなで考えるべきだった気がします。これだけ考えられたら大人顔負け。
ヒカリは直観で正解するけど、理屈をこねると脱線するか間違える系。
そもそも歳のせいもあって真っ直ぐ突撃して失敗した事が無いので、深く考えない。
ブレーキと微調整は妹のイリスか弟っぽいウルザで良いと言う、割り切った役割分担。
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