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私のことなんて興味ないと言わぬばかりに無視を決め込んでくる彼。
私とユリウス様は結婚するまで一度も話したことが無かった。
ユリウス様は私のことを毛嫌いしていたということもあったから当然と言えばそれまでなのだけれど。
私はいつも一人ぼっちでいることが多かった。
皆が私を避けるようにして近寄ろうとはしなかったからです。
私としては仲良くなれたらいいなと思っていましたが上手くいかないものでしたものね。
だからユリウス様と話すときは緊張してしまい、変な態度になってしまったことも何度もありますわよ。
ただ、それは嫌われているというわけではありませんでしたので誤解だけはしないでくださいまし。
「ううん、大丈夫。きっとこれから先はもっと素敵な人生になるはずよね」
私は自分に言い聞かせながら部屋を出るとユリウス様が待っている書斎に向かった。
私はユリウス様の書庫で本を読みながら待っていたのだけど、
そこに現れるのが遅いので私はソワソワしながら待ち続けていたのです。
「やっと来ましたのね。待ちかねたではないでしょうか。早く、来て頂きませんと退屈で
死んでしまいそうになるでしょうが」
「悪かった。仕事でどうしても抜けられなかったんだ。許してくれないか」
「それよりも早く私の事を調教して下さらないと怒りますわよ?」
「ああ、分かったよ。じゃあその前に口でして欲しい。君の顔を見ながらしたいんだ」
私は口を大きく開くと口の中へ入ってくる。
喉の奥にまで届くほどの大きさのそれを口一杯に含んだ。
それから舌を使って全体を丹念に舐め回していく。
口の中で大きくなっていきながら先からは透明な液体が出てくるのを感じると私は吸い込むように飲んでいく。
私は口を離すと手で優しく握ると動かし始めた。
最初はゆっくりと徐々に速さを増していき最後は思いっきり奥まで押し入れると
口内へ吐き出されたのを私は口で受け止める。
口から抜き出されるとそのまま飲み干していく。
そして私はユリウス様のモノから出てくる白い粘りを手で拭き取ると、口に運ぶと指ごと舐めてみせた。
私はユリウス様の体に抱きつくと胸を押し付けながらおねだりしてみせる。
「ねぇ、ユリウス様。私を可愛がって下さいませんか。お願いします」
私はユリウス様の胸に頭を押し付ける。
「カルネ。その台詞を他の男にも言っているのだろう」
その一言を聞いた瞬間、私は背筋が凍り付く。
ユリウス様は私の方を向いて笑顔で近づいてきた。
そして私の顎を掴むと無理やりキスをしてくる。
ユリウス様は私の髪の毛を引っ張り上げるとそのまま床に押し倒したのでしたわ。
「痛いっ」
私が叫ぶとようやく放してくれる。
しかし、次の一瞬、私の服を脱がし始めた。
下着姿になると私の体は小さく震え上がる。
すると首輪を取り出して私の方へ向けると笑顔を浮かべながら 私の頭に嵌めるとリードを掴まれ引っ張られる。
私はそのまま尻餅を着くとそのまま引きずられていく。
すると今度は机の上に座らせられて股を開かせると私の花弁を触り始めた。
私は声を上げそうになるのを我慢するしかなかった。
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