悪役令嬢は隣国へ嫁ぐようですよ！？～私は旦那様に愛されてそして生まれるRhapsody～

33.

「全く現金なものよね。じゃあさっそく焼くわ」
と言いながら準備をする。
バレッド様が戻ってきた時に驚くようにしてあげたいのだ。
私は張り切って厨房に向かいせっかくだから凝ったものを作ろうと考えた。
それでオーブンを使ってグラタンを作ることにしたのである。
といっても材料を用意して混ぜるだけで済むのだけれどその過程を楽しんでいるのだ。
そんなことをしていると玄関の方でバレッド様の声が聞こえて私は出迎えるために急ぐ。
そうするとすぐに姿を見せるとそのままハグされキスされる。
「おかえりなさいませバレッド様」
そう言うなり彼は私の身体をまさぐり始めてあちこち触れていく。
特に乳房を触られるとくすぐったくて思わず声が出てしまったのだけど構わず続けていった。
しばらくして離れると彼は私の服を脱がしていきそれから裸体にするのだけどじっと見つめられ恥ずかしくなる。
「マリアベルの乳房は大きくて柔らかいな。実に素晴らしい。揉むたびに反応して可愛いぞ」
彼はそう言いながら執拗に突起を刺激し続けるのである。
そうしていると下半身が疼くのを感じるのだが、そこでバレッドはお尻に指を挿入し始めた。
最初は痛みがあったものの、そのうち快楽を覚えて夢中になる。
私は彼に夢中になっていたのである。
そんな様子をバレッド様は微笑みながら眺めている。
そうして十分にほぐれたところへ彼は自らの剛直を突き入れたのである。
私は激しく貫かれる度に歓喜して、
「ああっ、貴方のが奥深くに届いているわ！  素敵！」
そんな事を叫び続けたのだった、それからしばらく揺すられているとついに彼は達してしまった。
脈打つと同時に白濁液を放出したのであるが、量がかなり多く、しかも濃いせいで結合部から漏れてしまっていた。
しかしそれでも収まらずに彼は続けて突き入れ、
「はははははは、まだまだ出るな。君の膣内に注ぎ込めることが俺は嬉しすぎるんだ。
これからは毎晩可愛がってくれ」
バレッド様がそう口にしたので私は何も考えずに何度も首を縦に振るしかないのだった。
「ふぇ、はひぃ。バレッドしゃまってください。こりゃだめですぅ。おかしくなっちゃいますよぉ」
私は舌足らずになりつつ必死になってバレッドを止めようとしていた。
これ以上されたらどうなるか分からないからだ。
しかしバレッド様はやめるどころか更に動きを強めて射精し続ける。
「君を孕ませたい」
彼はそんなとんでもない台詞を口にしたばかりか腰を振っている。
もはや完全に正気を失ってしまっているようで、
そんなバレッド様に対して抵抗など出来る訳もなく私はなすがままにされていると、
彼がいきなり体位を変えて来たではないか。
そうすると背面座位で犯される事になってしまい今までよりもさらに
密着してお互いが繋がり合った状態で激しく突かれて子宮口を亀頭で擦られてしまい、
強烈な刺激に耐え切れず私は果てる事になる。
「はげしすぎだよ、バレッド様」
私はそんな言葉しか口から発する事が出来なかったのだった。