悪役令嬢は隣国へ嫁ぐようですよ!?~私は旦那様に愛されてそして生まれるRhapsody~

一ノ瀬 彩音

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そのことにいち早く気づいたのは婚約者であり、私の姉でもあるミルフィアであった。
彼女はバレッド様が私のことを好いているということにすぐに気づくと、色々とアドバイスをしてきた
というのだ。
バレッド様は最初はあまり乗り気にならなかったそうだが、次第にその話を聞くようになり、ついには
私と結ばれるために努力することにしたのだという。
それからはバレッド様は積極的に私と会う機会を増やしていき、私と仲良くなると同時に私と親密になることで
バレッドは私と結ばれようとしていた。
しかし、そのことを知ったバレッド様の姉は黙っていなかった。
私とバレッド様が結婚することをよく思わなかったのか、ある日突然バレッド様の屋敷に乗り込んできた。
その行動には流石にバレッド様も驚き、彼女に一体何がしたいんだと問いかける。
すると、バレッド様のお母様が彼女に向かってお前のせいでバレッドは不幸になったんだと言い出した。
「いい加減にしなさい、マリアベル。あなたは自分が何をしたか分かっているのですか!?」
「お義理父様こそ、バレッドがどんな想いをして私と結婚したと思っているのよ!」
とマリアベルとマリアの父親の間で口論が始まる。
バレッドはその会話を聞いているうちに段々と怒りを募らせていくと、母親と妻の両方を止めようとする。
だがその声は届くことなく、バレッドの母親はマリアベルを連れて屋敷から出て行った。
残されたバレッドは一人取り残されるが、それでもなおバレッドはマリアベルと話し合いたかった。
「俺はマリアベルを追いかける。だから、俺の両親によろしく伝えてくれ」
とバレッドの父親は言い残してから、マリアベルの後を追った。
そして馬車に乗る直前で追いつくことができたバレッドはマリアベルに話しかけようとするのだが、
マリアベルは彼のことを拒絶してしまった。
それはバレッドにとってショックなことだったが、マリアベルはそれ以上にバレッドの母親が怖くて
たまらなくて、思わず逃げてしまったことを後悔している。
だからこそ、バレッドとはもう関わらないと決めたのだと、涙ながらに語る。バレッドはそんな彼女の言葉を
聞き、ますます惚れ直したという。
そしてバレッドは決心した。
絶対に彼女を幸せにしようと――!
私はそんなバレッド様の決意に感動して涙を流していると、バレッド様はそんな私を抱きしめてくれる。
彼の温もりを全身で感じながら彼の胸元に頬擦りしている私はまるで猫みたいだと思う。
だけど、それも悪くはないと思う。だって、こんなにもバレッド様のことが好きなのだから、
その後でバレッド様の口から私への想いが語られる。それは私も同じように思っていたことで、バレッド様も
同じ気持ちだったことが分かり、
お互いに想いが通じ合っていることを知り幸せを感じていた。
そしてバレッドは私にプロポーズをしてくれる。私はそれに対して答えを出そうとするが中々上手くまとまらない。
でも、ようやく私は自分の気持ちを整理できたので、はっきりと自分の意思を伝えることが出来た。
私はバレッド様と一緒になりたい。
ずっと傍にいたい。
離れたくない。バレッド様の全てを受け入れて、一緒に生きていきたい。
私はそう答えると、バレッド様は私を優しく抱き締めてくれた。
そしてそのままキスをしてくれる。
舌を絡ませあいながら、お互いの愛情を確かめ合う。
「これからも、愛し続けるからね。一生かけて愛していくから、覚悟していてくれ」
バレッド様は私にそう言ってから、私をベッドに押し倒す。
私はバレッド様の言葉に嬉しさで泣きそうになる。
バレッド様は私にキスをしてくれると、そのまま行為に及んでいった。
翌日 私はバレッド様と手を繋いで街を散策していた。
私達は今現在恋人繋ぎをしながら歩いている。
私はバレッド様の手の感触を味わうように指を絡ませている。
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