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それからしばらくの間、彼女の態度が冷たかったのは言うまでもない。
「さっきはよく我慢したよなお前」
と話しかける俺。
その相手というのはもちろん愛しき彼女のことである。
今は二人きりである上にベッドの上という事もあり、俺はかなり上機嫌になっていた。
なぜなら今日は何だかいつもより彼女の反応が良いのだ。
俺が軽くキスをしただけでも体をビクッと震わせて敏感に反応してくる。
まるで全身性感帯になったみたいだ。
俺はつい悪戯心が芽生えてしまい彼女に耳かきをしてあげようとした。
ところがその途端、悲鳴をあげられて拒否されてしまう。
「もう! びっくりさせないでよね! まったく……でも今の感じだと私の方が危ないかも」
その言葉を聞いてまさかと思いながらも恐る恐る尋ねてみると予想通りの答えが返ってきたため急いで対処することにした。
その方法というのがこちら、なんと睡眠魔法によるものだ!
「悪いが起きてくれ!」
俺は彼女に向かってそう呼びかける。
するとすぐに起きてくれた。
ただし眠そうではあったが……。
それでも俺は事情を説明しつつ先ほどの行為について謝ることにした。
すると彼女は別に気にしていないといってくれた。
だがやはり申し訳ないという気持ちがあったのだろう。
謝罪としてお返しをさせて欲しいと言われたので遠慮なくお願いすることにした。
するといきなり服を脱ぎ始めたかと思うと俺に跨ってきた。
「え、ちょっと待って……」
と言いかけた時には既に遅かったようでいつの間にか彼女のお尻でモノを挟み込まれてしまっていたのだった……。
俺の上に座った状態で上下に動く彼女。
その動きはとてもゆっくりだったのだが彼女の体重のせいで刺激が強いうえに柔らかい肉に
包まれているという状態が俺をさらに興奮させていたせいもあってあまり長く持ちそうもなかったのだが、
それを察してくれたのか彼女が一気に速度を上げたことで限界を迎えた俺は盛大に出してしまうことになる。
「ああ熱いのが沢山でてるぅ」
そう言って嬉しそうにしているのを見て満足してくれているなら良かったと思った。
だがそれと同時に彼女が俺の上で腰を動かし続けるのを見てまたムラっときた俺はもう一度相手をしてもらう事にしたのである。
「あのー大丈夫ですか?」
俺は今話しかけてきた女性に対して平静を取り繕いながら返事をする。
だが内心の動揺を隠しきれていないのか少しどもってしまったような気がするが気の所為ということにしておこう。
そもそも何が原因でこのようなことになっているのかといえば目の前にいるエルフの美女が原因だった。
彼女はこの森で狩りを行っている最中に運悪く魔物と遭遇してしまったらしい。
そしてその際に怪我を負ってしまったらしい。
だから回復術が得意な自分が治してあげたという話だ。
ただ、それが俺の不運の始まりだった。
「それじゃあ治療を始めますね」
そう言いながら手を伸ばして来るがここで俺にとって非常に不味い状況が発生する。
というのも傷口を診るためとはいえ俺の手が彼女の体に接触することになってしまうからだ。
もし触られれば当然その事がばれてしまう可能性がある。
なのでどうにかして阻止しなければならない。
だがどうやって?
「ん? どうかしました?」
そう問いかけて来る彼女はどう見ても不審な様子に気づいていないようだった。
なのでとりあえず誤魔化してみることにする。
だが当然のように失敗してあっさりと触れられてしまうことになった。
なので仕方なしに正直に話す事になってしまったのだ。
その結果がこれだった。
どうも俺は女性の乳房を見ると触れたくなってしまう体質だったらしく自分でも戸惑っていた。
すると女性は微笑みながらこう言って来た。
「まあまあお若いですし、そういう事もあるでしょうからそんなに落ち込まないでください」
慰めてくれるのは非常にありがたいことだったが俺はそれよりももっと大きな問題を抱えていた。
「それでこのあとどうしたらいいんだ……?」
思わずそんな言葉を漏らすと彼女は困り顔を浮かべる。
それもそうだこんな話をしたところで解決策などないのだから。
なのでとりあえず話を変える為に自己紹介を行う。
そして彼女の方からも名前を教えてもらった。
それによると彼女の名前はエルフィといい、歳は二十歳で身長は170cm程だという。
「さっきはよく我慢したよなお前」
と話しかける俺。
その相手というのはもちろん愛しき彼女のことである。
今は二人きりである上にベッドの上という事もあり、俺はかなり上機嫌になっていた。
なぜなら今日は何だかいつもより彼女の反応が良いのだ。
俺が軽くキスをしただけでも体をビクッと震わせて敏感に反応してくる。
まるで全身性感帯になったみたいだ。
俺はつい悪戯心が芽生えてしまい彼女に耳かきをしてあげようとした。
ところがその途端、悲鳴をあげられて拒否されてしまう。
「もう! びっくりさせないでよね! まったく……でも今の感じだと私の方が危ないかも」
その言葉を聞いてまさかと思いながらも恐る恐る尋ねてみると予想通りの答えが返ってきたため急いで対処することにした。
その方法というのがこちら、なんと睡眠魔法によるものだ!
「悪いが起きてくれ!」
俺は彼女に向かってそう呼びかける。
するとすぐに起きてくれた。
ただし眠そうではあったが……。
それでも俺は事情を説明しつつ先ほどの行為について謝ることにした。
すると彼女は別に気にしていないといってくれた。
だがやはり申し訳ないという気持ちがあったのだろう。
謝罪としてお返しをさせて欲しいと言われたので遠慮なくお願いすることにした。
するといきなり服を脱ぎ始めたかと思うと俺に跨ってきた。
「え、ちょっと待って……」
と言いかけた時には既に遅かったようでいつの間にか彼女のお尻でモノを挟み込まれてしまっていたのだった……。
俺の上に座った状態で上下に動く彼女。
その動きはとてもゆっくりだったのだが彼女の体重のせいで刺激が強いうえに柔らかい肉に
包まれているという状態が俺をさらに興奮させていたせいもあってあまり長く持ちそうもなかったのだが、
それを察してくれたのか彼女が一気に速度を上げたことで限界を迎えた俺は盛大に出してしまうことになる。
「ああ熱いのが沢山でてるぅ」
そう言って嬉しそうにしているのを見て満足してくれているなら良かったと思った。
だがそれと同時に彼女が俺の上で腰を動かし続けるのを見てまたムラっときた俺はもう一度相手をしてもらう事にしたのである。
「あのー大丈夫ですか?」
俺は今話しかけてきた女性に対して平静を取り繕いながら返事をする。
だが内心の動揺を隠しきれていないのか少しどもってしまったような気がするが気の所為ということにしておこう。
そもそも何が原因でこのようなことになっているのかといえば目の前にいるエルフの美女が原因だった。
彼女はこの森で狩りを行っている最中に運悪く魔物と遭遇してしまったらしい。
そしてその際に怪我を負ってしまったらしい。
だから回復術が得意な自分が治してあげたという話だ。
ただ、それが俺の不運の始まりだった。
「それじゃあ治療を始めますね」
そう言いながら手を伸ばして来るがここで俺にとって非常に不味い状況が発生する。
というのも傷口を診るためとはいえ俺の手が彼女の体に接触することになってしまうからだ。
もし触られれば当然その事がばれてしまう可能性がある。
なのでどうにかして阻止しなければならない。
だがどうやって?
「ん? どうかしました?」
そう問いかけて来る彼女はどう見ても不審な様子に気づいていないようだった。
なのでとりあえず誤魔化してみることにする。
だが当然のように失敗してあっさりと触れられてしまうことになった。
なので仕方なしに正直に話す事になってしまったのだ。
その結果がこれだった。
どうも俺は女性の乳房を見ると触れたくなってしまう体質だったらしく自分でも戸惑っていた。
すると女性は微笑みながらこう言って来た。
「まあまあお若いですし、そういう事もあるでしょうからそんなに落ち込まないでください」
慰めてくれるのは非常にありがたいことだったが俺はそれよりももっと大きな問題を抱えていた。
「それでこのあとどうしたらいいんだ……?」
思わずそんな言葉を漏らすと彼女は困り顔を浮かべる。
それもそうだこんな話をしたところで解決策などないのだから。
なのでとりあえず話を変える為に自己紹介を行う。
そして彼女の方からも名前を教えてもらった。
それによると彼女の名前はエルフィといい、歳は二十歳で身長は170cm程だという。
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