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当然の如くこちらも素直に応じたが、それを終えたら俺の元へ来た全員が興奮してかなり危なかったため慌てて魔法で眠らせる羽目になったのはいうまでもない。
そのため俺はこうして寝る事にしたのだ。
だが、明日もまた同じようなことがあるのではないかと思い考えると今から憂鬱になってしまったが、もうしばらくはこの状況を受け入れる事にするとしようかな。
俺はそう思うと今日はこのまま眠る事にしたのだ。
次の日 朝起きてみると、そこはいつもと変わらない風景がありほっとするがすぐに切り替えを行い今日の予定を立てる。
それから俺は風呂に入って汗を流した後で着替えを終えて、広間へと入っていった。
するとそこでは先に待っていた仲間たちが俺のことを待ってくれていたようだ。
それから、俺はそれぞれに挨拶を行っていく。
「おはようルインにアイネ。それから他のみんなの皆さんもそれと俺がいない間の管理と雑務を担当してくれていたようでありがとうな。」
「いえ、私たちは旦那様の指示に従うだけですので礼には及びません。ですが、今後は何かあれば事前に言ってくだされば私たちで処理出来ますのであまり無理をなさらないようにしてください」
そう告げると彼は俺に頭を下げてくれた。
俺はそれに戸惑っていた。正直言えば彼の行動が不思議でしょうがないのだ。
確かに今は俺の配下にはなっているがそこまで忠誠を誓う意味など果たして存在するのかという疑問を抱いていた。
それに今まで出会った者達の中でも極めて忠誠心が高い部類だと思う。
だからこそここまでしてくれる気持ちが本当に嬉しいのだ。
とはいえそんなことを考えていては何も出来ないので言うまでもないが俺自身が何か特別な存在だからとか特殊な能力を持っているだとかそんなことは一切無いのに
「あなたが私の主であることは確かなんです。あなたの側に居ることができれば私にとってこれ以上に幸せだという事はありません! 私の身体をお好きなだけ使って頂きたいのです! どうかお望みを仰って下さい。その全てが私の幸福になると思うので遠慮する必要はいりませんよ」
こんなふうにして何度も伝えてくれる姿を見ると本当にありがたいという感想しか出て来ないが同時に申し訳なくもなる。
俺はこれまでたくさんの女と関係を持っていた。
その大半は俺が好き勝手やったために結果として捨てられた結果となっているが中には愛していた者だって少なくない。
ただ当時はその時の状況も状況だったため、もしその時のまま生きていればおそらくだが関係はもっと良好なまま続いていたんじゃなかろうかという予感があった。
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