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ちなみに、今回の件だが、事前に計画しているわけではなくて行き当たりバッタリに近い状況のためどうしても行動が遅れることになるが仕方ないと考えて行動を開始しようとすれば、
いきなり、セレシアから話かけられ 俺はドキッとしながらも何とか平静を装いながら話をする。
「あっちはもう、そろったよ」
「そうか。ありがとう」
と言った後、
「まだ、こいつに慣れてないし疲れてしまったんで 今日は休む事にするわ。すまん」
そう言い残しながら逃げるように自分の寝室へと向かった。
それからリーザロッテは自室に戻るとそのまま眠りについた。
そして俺は一人で行動することになるのであった。
といってもリーザが心配ではあったのは事実であり様子を見ておこうと俺の部屋へ 向かい、
「おはよう、もう、起きても問題はないのか?」
と言いながら扉を開けると既に起きている状態でこちらを向くと 何故か驚いた表情をしていた。
俺はどうして驚いていたりしたのか 疑問に思っていた。
何か驚く要素がどこにあったのかなと……まぁいいや、と、割り切ってしまい。
リーザと挨拶をかわしてから今後のことについて相談をすることとした。
それから朝食を終えるまでの間二人で情報を整理したりして過ごしていたのだった
(その際、リーラにお腹を見せてもらって癒されたりしたが)
それから食事を終えてしまいいよいよやる事がなくなった訳であるが、
俺は特にすることもないため そのまま食堂でのんびりとしているのであった。
俺は久々の一人も飽きてくるなと感じながらもたまにはこういう時間を過ごすのもいいなと思いながらも俺は、リーファと二人きりの時間を過ごしながら過ごしていると急に背後の茂みが激しく動き出した音がした。
俺が何だろうと見ている間に 突然目の前に人影が現れそこから姿を現したのは、 何とエルフの美女の姿が現れたので俺は 驚きながら凝視してしまう。
彼女はいったい誰なのかと不思議に思っていると 俺は彼女の名前を思い出すことが出来た。
彼女は確かミーシャと呼ばれていたっけと思ったのである。
そうして俺がミーシャを見つめ続けていると 彼女は、ゆっくりと近づいてきた。
そうして俺の前で立ち止まるなり 彼女は俺に質問を投げかけて来た。
それはどういうものかというとこの世界の住人として 生きる決意があるかどうかというものである。
当然、俺の答えは既に決まっているのである。
俺がこの世界で生き残る為にはまずは、情報を集めなければならないのだと思っているのである。
その点に関して言えば彼女は、最適な存在とも言える存在である。
何故ならば彼女は森に住んでいるエルフであるため、様々な場所に足を運ぶことが可能となっているからだった。
そういった事情もあって俺は彼女に同行することを提案する。彼女はその事に喜んで承諾してくれた。
それからしばらく会話をしていると 彼女が自分から、実は私って子供じゃないのよねと説明してくれた。
確かによく見てみればその容姿は大人っぽい感じも しているため納得できたのである。
それに胸の方はかなりの大きさだなとか思ったが流石に初対面で聞くことでは無いだろうと判断して俺は自重することにしたのだ。
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