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目が覚めたらそこは見慣れない部屋だった。
確か私は馬車に乗っていてそれで…… そうだ!
馬車が突然横転してそこから落ちたんだ!
じゃあここは診療所!?
いやでもこんな豪華な部屋があるなんて聞いたことないし、
そもそも私のお父様はそんなお金無いはずなのにどうして!?
まさか誰かに助けられたのかしら?
それならお礼をしないといけないわね。
そう思いベッドから起き上がろうとした時、自分の格好に気がついた。
あれ?
なんで私裸なの?
それにここどこの部屋なのかしら?
辺りを見回すと見覚えのない部屋の中だと分かった。
どう見てもお城の中みたいだけど、一体誰が助けてくれたのだろう。
不思議に思っていると扉が開かれて一人の男性が入ってきた。
黒い髪に青い瞳をした背の高い男性は優しい笑みを浮かべながらこちらに向かってきた。
服装を見る限り王族だと思うけど、どこかで会ったことがあるような気がする。
「目が覚めてよかったよ」
彼はそういうと優しく抱きしめてきた。
なんだか胸の奥が温かくなってきた。
彼の顔を見ているだけでドキドキしてくるし、
まるで恋人同士みたいな感じがした。
「あのっ! あなたは誰ですか?」
恐る恐る聞いてみると、彼は驚いたように目を大きく見開いた後悲しげな顔になった。
何か悪いことを言ってしまったのだろうか?
不安になってくる。
すると彼は申し訳なさそうな声で答えた。
自分が誰であるかということについて。
彼の名前はアルヴィン・グランディアというらしい。
年齢は今年で二十七歳になるらしくとても大人びているように見える。
しかし、私が聞きたいのは彼の年齢ではない。
何故彼がここにいるのかということを聞きたかったのだけれど、
どうやらそれは聞けないようなので仕方なく諦めることにした。
彼は私を助けてくれてここまで運んでくれたのだという。
だから私は彼に精一杯のお礼を言うことにした。
だって命の恩人なのだもの。
そして、改めて自己紹介をする。名前を教えていなかったことに気が付いたからだ。
もちろん本名を名乗るわけにはいかないので偽名を使うことにする。
といってもこの世界で知っている名前は自分の名前しかないんだけどね。
それからしばらく彼と話をしているうちに色々なことが分かった。
まず、今の私の状況について。
どうやらここは王宮の中にある一室だということ。
私の名前はアリスティア・フォン・マルドゥークといい、
この国の王妃になる予定の女性だという。つまりは未来の国王の妻ということになる。
そして、隣にいる彼はこの国の国王陛下であり、
私の婚約者でもあるという。
正直信じられなかった。
でも、さっきからずっと抱きしめられたままだし、
それに何よりこの人のことが好きな気持ちが強くなっているのは事実だった。
きっとこれは夢に違いない。
そう思うことにする。
でも、このまま何もしないというのも勿体ないと思う。
せっかくのチャンスだ。利用させてもらおう。
「陛下、一つお願いがあるのですがよろしいでしょうか?」
「何だい? 何でも言ってごらん」
彼は優しい笑顔でそう言った。
「実は少しだけ体調が悪いのです。ですので、もしよろしければお薬を頂けないでしょうか?」
「ああ、いいとも。すぐに用意させるからちょっと待っておいで」
彼はそういうと部屋を出て行った。
これで邪魔者はいなくなった。
後は既成事実を作るだけだ。
しばらくして彼が戻ってきた。
手には小瓶に入った液体を持っている。
これがお目当ての物だろう。
「これを飲めば元気になれるはずだよ。ほら、口を開けて」
「はい、ありがとうございます」
素直に口を開ける。
彼は微笑むとそっと口に含ませてくれた。
甘い味が口の中に広がっていく。
これなら全部飲み干せそうだ。
全てを飲み干し、空っぽになったコップをテーブルの上に置く。
「ふう、とても美味しかったですわ。陛下、本当にありがとうございました」
「喜んでもらえたようで何よりだよ」
彼は嬉しそうにしている。
その表情を見て思わず笑みがこぼれてしまう。
すると、急に体が熱くなってきた。
なんだか頭がぼーっとして、目の前が真っ暗になっているような感覚に陥る。
一体どういうことだろうと思っていると、いつの間にかベッドに押し倒されていた。
「アリスティア……君が欲しい……君の全てが……僕のものに……」
彼はそういうと服を脱ぎ捨て裸になった。
彼の身体はとてもたくましく、それでいてとても魅力的に見えた。
私の上に覆いかぶさり、キスをして舌を入れてくる。
私の舌に絡みつき、何度も何度も求めてきた。
確か私は馬車に乗っていてそれで…… そうだ!
馬車が突然横転してそこから落ちたんだ!
じゃあここは診療所!?
いやでもこんな豪華な部屋があるなんて聞いたことないし、
そもそも私のお父様はそんなお金無いはずなのにどうして!?
まさか誰かに助けられたのかしら?
それならお礼をしないといけないわね。
そう思いベッドから起き上がろうとした時、自分の格好に気がついた。
あれ?
なんで私裸なの?
それにここどこの部屋なのかしら?
辺りを見回すと見覚えのない部屋の中だと分かった。
どう見てもお城の中みたいだけど、一体誰が助けてくれたのだろう。
不思議に思っていると扉が開かれて一人の男性が入ってきた。
黒い髪に青い瞳をした背の高い男性は優しい笑みを浮かべながらこちらに向かってきた。
服装を見る限り王族だと思うけど、どこかで会ったことがあるような気がする。
「目が覚めてよかったよ」
彼はそういうと優しく抱きしめてきた。
なんだか胸の奥が温かくなってきた。
彼の顔を見ているだけでドキドキしてくるし、
まるで恋人同士みたいな感じがした。
「あのっ! あなたは誰ですか?」
恐る恐る聞いてみると、彼は驚いたように目を大きく見開いた後悲しげな顔になった。
何か悪いことを言ってしまったのだろうか?
不安になってくる。
すると彼は申し訳なさそうな声で答えた。
自分が誰であるかということについて。
彼の名前はアルヴィン・グランディアというらしい。
年齢は今年で二十七歳になるらしくとても大人びているように見える。
しかし、私が聞きたいのは彼の年齢ではない。
何故彼がここにいるのかということを聞きたかったのだけれど、
どうやらそれは聞けないようなので仕方なく諦めることにした。
彼は私を助けてくれてここまで運んでくれたのだという。
だから私は彼に精一杯のお礼を言うことにした。
だって命の恩人なのだもの。
そして、改めて自己紹介をする。名前を教えていなかったことに気が付いたからだ。
もちろん本名を名乗るわけにはいかないので偽名を使うことにする。
といってもこの世界で知っている名前は自分の名前しかないんだけどね。
それからしばらく彼と話をしているうちに色々なことが分かった。
まず、今の私の状況について。
どうやらここは王宮の中にある一室だということ。
私の名前はアリスティア・フォン・マルドゥークといい、
この国の王妃になる予定の女性だという。つまりは未来の国王の妻ということになる。
そして、隣にいる彼はこの国の国王陛下であり、
私の婚約者でもあるという。
正直信じられなかった。
でも、さっきからずっと抱きしめられたままだし、
それに何よりこの人のことが好きな気持ちが強くなっているのは事実だった。
きっとこれは夢に違いない。
そう思うことにする。
でも、このまま何もしないというのも勿体ないと思う。
せっかくのチャンスだ。利用させてもらおう。
「陛下、一つお願いがあるのですがよろしいでしょうか?」
「何だい? 何でも言ってごらん」
彼は優しい笑顔でそう言った。
「実は少しだけ体調が悪いのです。ですので、もしよろしければお薬を頂けないでしょうか?」
「ああ、いいとも。すぐに用意させるからちょっと待っておいで」
彼はそういうと部屋を出て行った。
これで邪魔者はいなくなった。
後は既成事実を作るだけだ。
しばらくして彼が戻ってきた。
手には小瓶に入った液体を持っている。
これがお目当ての物だろう。
「これを飲めば元気になれるはずだよ。ほら、口を開けて」
「はい、ありがとうございます」
素直に口を開ける。
彼は微笑むとそっと口に含ませてくれた。
甘い味が口の中に広がっていく。
これなら全部飲み干せそうだ。
全てを飲み干し、空っぽになったコップをテーブルの上に置く。
「ふう、とても美味しかったですわ。陛下、本当にありがとうございました」
「喜んでもらえたようで何よりだよ」
彼は嬉しそうにしている。
その表情を見て思わず笑みがこぼれてしまう。
すると、急に体が熱くなってきた。
なんだか頭がぼーっとして、目の前が真っ暗になっているような感覚に陥る。
一体どういうことだろうと思っていると、いつの間にかベッドに押し倒されていた。
「アリスティア……君が欲しい……君の全てが……僕のものに……」
彼はそういうと服を脱ぎ捨て裸になった。
彼の身体はとてもたくましく、それでいてとても魅力的に見えた。
私の上に覆いかぶさり、キスをして舌を入れてくる。
私の舌に絡みつき、何度も何度も求めてきた。
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