悪役令嬢は国王陛下のモノ~蜜愛の中で淫らに啼く私~

一ノ瀬 彩音

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14.

「私も陛下の事が好きですよって」
そう言ってキスをした。
そして、再び陛下は私を愛で始めると、私はまた快楽の海へと沈められていくのであった。
翌日、目が覚めると、私の隣で陛下が寝息を立てていた。
私はそっと陛下の腕の中から抜け出し、ベッドから抜け出そうとすると、
「うーん、アリスティア行かないで……」
そう言いながら瞳に涙を貯められれば動くに動けなくなってしまう。
(本当は良くないんだけど……)
そっと頭を撫でてみる。
手のぬくもりを感じたのかそのまま手に甘える様に頬をすり寄せてきた。
(何このギャップはすごく、可愛い)
思わずキュンとなってしまう。
このままずっとこうして居たいが、そういう訳にはいかないので、私は陛下の額に軽く唇を当てる。
そして、ベッドを抜け出すと、服を着て部屋を後にした。
昨夜はあんな事をしたのに、朝になるといつもの陛下に戻っていた。
私はそんな陛下の態度に戸惑いを覚えながらも、自分の部屋に戻ろうとする。
すると、廊下でばったり陛下と遭遇してしまった。
「陛下、眠いの?」
「昨日張り切り過ぎた、まだ眠い」
そう言いながら私の腰を抱いてくる。
私は慌てて引きはがそうとしたが、力が入らない。
それどころか、体に力が入らない。
私はその場に座り込んでしまう。
すると、陛下が心配そうに声をかけてくる。
私は慌てて立ち上がろうとしたのだが、足にうまく力を入れられない。
すると、陛下が私を抱き上げてきた。
私は慌てて抗議する。
しかし、そんなのお構いなしに私の部屋まで連れて行ってくれた。
「大丈夫かい? 僕が見ていてあげるから一緒に寝ようね」
タダ寝るはずがない、私はそう思いつつも、抵抗する気になれずに、ベッドに入る。
陛下は私をベッドに寝かせると、私の隣に寝転びながら、私の頭を撫でる。
私はその心地良さに負けて眠りについてしまった。
次に目を覚ますと、既に昼を過ぎていて、陛下の姿は無かった。
私は着替えて、そっと頬を気合を入れる様に叩いてみる。
「よし!」
私はそう言うと、扉を開いた。
そして、部屋の外に出た瞬間目の前に陛下が現れた。
「うわぁ」
私は驚きのあまり叫んでしまった。
「おはよう、よく眠れたか?」
「はい、あの、ありがとうございます」
「気にすることはないよ」
そう言いながら私の手を握ってくる。
「さあ行こう」
私は手を引かれながら歩く。
向かう先は食堂ではなく、
何故か寝室の方に向かっている。
私は首を傾げていると、突然押し倒された。
驚いていると陛下の顔が迫ってきて、私は咄嵯に手を前に出してガードしようとする。
すると、その手を掴まれて頭の上で固定される。
私は必死に抵抗するが、陛下の力が強くて振りほどけない。
やがて、私は両手を押さえられたままキスされた。
それから、陛下は私に言った。
まるで私を逃がさないとばかりに私を見つめながら。
私はどうしたら良いかわからず戸惑っていると、陛下は言った。
どうやら私が逃げると思っていたようだ。
私は逃げませんと答えると、陛下は安心したような表情を浮かべる。
それから私を抱きしめて、言う。
どうやら寂しかったらしい。
私はそれを受け止める。
しばらくして、陛下は言った。
どうやらお腹が減って、何か食べに行こうと誘っているみたいだ。
私は陛下の手を引いて起き上がると、食堂に向かった。

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