悪役令嬢は国王陛下のモノ~蜜愛の中で淫らに啼く私~

一ノ瀬 彩音

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お屋敷から王宮までは歩いてもそれほど時間はかからないのですぐにたどり着くことができた。
私は門の前で立ち止まると、改めて自分の姿を見てみる。
髪は乱れており、体は汗だらけになっていた。
私は苦笑しながら中に入ろうとした時だった。
突然背後から誰かに抱きつかれる感触があった。
振り返ってみるとそこにはラピスさんの姿があり、私に向かって話しかけてきた。
どうやら彼女は私が出かけたことに気づいて追いかけてきてくれたみたいだった。
私は彼女に謝るともう一度謝罪の言葉を口にする。
それに対して彼女も同じように返してくれた。
そして、私達は一緒に屋敷の中に戻っていった。
「それで、一体どこに行ってたんですか? それにその姿、どうしたんですか!?」
「実は……」
私は昨日あったことを全て話した。
話を聞いた後、ラピスさんは大きなため息をつくと、私の手を握ってきた。
「これからは気をつけてくださいよ、本当に心配したんですよ」
そう言ってくれるが、私はある事を思い出して彼女に聞いてみた。
「そういえば、夫はどこにいるの?」
そう聞くと、ラピスは首を横に振った。
どうやら夫はまだ帰ってきてないらしい。
私は少し不安になってきてしまい、つい泣き出してしまった。
そんな私を見て、ラピスさんが慰めてくれる。
こうして私達の長い一日が終わった。
――翌朝、私はいつものように起き上がると夫の様子を見に行くことにしました。
昨日の夜も遅くまで帰ってこなかったのに朝になっても帰ってくる気配がなかったのです。
流石に何かおかしいと思い、私は着替えてから夫の寝室に向かいます。
扉を開けると、案の定誰もいなかったので、私は慌てて家中を探し回りました。
ですが結局見つかることはありませんでした。
仕方なく私は夫の部屋に戻ると、机の上に置き手紙があることに気づきました。
内容は私達に宛てたものでした。
「何々……」
「今日花園で待っている」
私はそれを読むと急いで支度をして家を飛び出しました。
外に出てみるとまだ雨が降り続いていました。
私は走りながら夫が待つという場所に向かう事にします。
途中、馬車にぶつかりそうになったり、泥水をかけられたりしましたが気にせずに進み続けました。
やがて目的地に着くと、すでに先客がいたようでした。
私と同じで全身ずぶ濡れになっている女性でした。
「貴方彼女は」
そう問いかけると彼が行き成り私を抱きしめると
そのまま深く口づけをしてきた。
「んー!!」
私は抵抗しようとしたが力が入らず、そのまま受け入れるしかなかった。
しばらくして唇を離すと彼はこういった。
「僕は君を愛している」
それを聞いて私は思わず顔を赤くしてしまう。
だが、すぐに冷静さを取り戻すと私は彼から離れた。
彼はそんな様子を微笑みながら見ていた。
私は彼に問い詰めようとしたが、彼は懐から一枚の写真を取り出した。
そこに写っていたのは――
――そう、あの時の写真だった。
私は思わず叫んでしまった。
どうしてこの男が持っているのか理解できなかったからだ。
私と彼は結婚しているのに、どうして他の女とそんな事をしてたのかわからなかった。
でも、彼は私に近づいてくると、再び口づけをしてくる。
そして、私を押し倒そうとする。
「嫌!!」
私はそう叫ぶと、渾身の力を振り絞って彼を突き飛ばした。
彼は驚いた表情を浮かべていたが、私は構わず叫んだ。
「貴方のことなんか大嫌いよ!!」
そう言い残し、私はその場から逃げ出した。
そして、私は俯いていた。
辛い、悲しい、夫のせいだと思って私は夫の所に向かうと優しく愛撫して貰うのてした。

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