悪役令嬢は国王陛下のモノ~蜜愛の中で淫らに啼く私~

一ノ瀬 彩音

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それからというもの、 私は彼との時間が楽しくなっていき、 私は彼との幸せな日々を過ごしていくのであった。
「デートしないか、久々に」
「え、いいの?」
「あぁ」
「やったー」
「でも、どこに行こうか」
「う~ん」
「そうだ、前に約束してた場所に行ってみないか?」
「え?」
「ほら、君と初めて会った時の」
「あぁ」
「懐かしいなぁ」
「うん」
「じゃあ、早速行くか」
そう言いながら二人とも準備をするのです。
そして、私は赤いカーディガンを着ると夫と共に出かけたのでした。
それからというもの、私と夫は二人で楽しい時を過ごすと、 夜になり、城に帰ることになりました。
「あなた」
「何だい?」
「私、貴方の事が大好き」
「そうかい」
「だからね、お願いがあるの」
「何?」
「私を貴方だけのものにして欲しいの」
「それは無理だよ。僕には妻がいるからね。それに、僕には他にも愛人が沢山いるしね」
「そんな……」
「ごめんよ」
そう言って夫は私から離れていった。
「待って」
私はそう言って追いかけようとするが、足が思うように動かなかった。
「あれ?」
おかしいと思いながら、何とか歩こうとするのだが、やはり動かない。
戸惑えば、そのまま夫が戻って来ると
「ごめん、ジョークだよ」
そう言って笑っていた。
「もう、やめてよね!」
そう言うと私は頬を膨らませた。
「あはははは」
そんな様子を見て、私も笑うと、
「じゃあ、また」そう言うと去って行った。
「あ、ちょっと」
私は慌てて後を追いかけようとしたのだが、途中で見失ってしまった。
「どこに行ったのかな」
周りを見渡しても見つからないので、諦めることにした。
そして、城の王妃の部屋で過ごしていると、誰かの声が聞こえてきた。
「ねぇ、聞いた?」
「何が?」
「何でも最近、王都の方で奇妙な事件が起きてるらしいわよ」
「何それ?」
「なんでも、急に人が倒れたりする事件が起きているらしくて、その被害者が皆、心臓麻痺で
亡くなっているらしいのよ。
しかも、全員女性で、全員が同じ死に方らしいのよ。その女性達の共通点は誰もいないみたいだけど、
何かしら関係があるんじゃないかって噂されているらしいのよ。だから、今は外出禁止令が
出てるらしいけど、
そんなこと守っている人なんていないだろうし」
「怖いね」
何て言いながら歩く声が聞こえた。
「貴方」
そう呟くと扉がノックされる。
「はい?」
と返事をしながら開けてみると、そこには夫が立っていた。
「どうしたの?」
私がそう聞くと、
「やぁ」
と言って入ってきた。
「何か用なの?」
私がそう聞いてみると
「いや、別に大したことじゃないんだけどさ」
と言葉を濁しながら言ってくると、
「実はさ、明日、街へ行かないか?」
と言ってきた。
「え?」
と私が驚いていると、夫が言葉を続けた。
「いやさ、僕もそろそろ仕事ばかりじゃなくて息抜きも必要だと思うんだよね。
たまには妻と遊ぶのも悪くないと
思うんだよね、どうかな」
そう言われて少し考えたが、確かに夫の言う通りかもしれないと思って了承することにした。
それからというもの、私は明日が楽しみで仕方がなかった。
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