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「私に近づかないで頂戴」
ミミリィの言葉を聞いて落ち込む素振を見せるサインデルドだが、すぐに立ち直ってミミリィを見つめる。
ミミリィは何度目だろうかと思いつつも再び近づくサインデルドに対して警戒心を強める。
すると今度は両手を広げて抱きしめようとしてくるのだけれども、当然の如く避けるミミリィである。
何度も避けられてしまう為に落ち込んでしまうサインデルドであるが、諦めずに近づいていく。
それを繰り返すこと数回程繰り返すと流石に慣れてきたのか、少しだけなら触らせてあげようかな?
と思ってしまった自分が居たことに気づいてしまい恥ずかしくなると同時に怒りを覚えるミミリィであった。
それから数日後のお昼頃の出来事です。
今日もまたいつものようにサインデルドがミミリィの部屋を訪れています。
サインデルドが来たことに嫌気がさしてきたミミリィはまた追い返そうとします。
「今すぐここから出て行って下さいませ」
「何故だ?」
「迷惑だと分からないのかしら?」
「俺はお前に会いたいだけだぞ」
「それが困っていると言っていますよね?」
「じゃあ結婚してくれないか?」
「それとこれとは話が別ですよ」
「なんなんだ一体……」
そんなやりとりを続けている二人の元に一人の女性がやってきた。
女性はサインデルドの姿を見つけると話しかけてきました。
「あら~こんにちはー」
女性の姿を見た途端、慌てる様子を見せたサインデルド。
そんな様子を見ていたミミリィは女性の姿を見て驚いたような顔をしています。
女性は綺麗なドレスを着ていてとても美しく見えておりまして、髪の色は銀色であり、
瞳の色も同じ色をしていました。
そんな美しい容姿をした女を前にしてサインデルドは焦ったように対応していた。
その光景を見ていたミミリィは不思議そうな顔をしながら二人の会話を聞き耳を立てていたのですが、
どうにも怪しい感じしかしない。
そんな雰囲気を感じ取ったミミリィはこの場から離れようとした時だった。
突然後ろを振り向いたらそこには先程の銀髪をした美女がいた。「うふっ」
「え?」
いきなり現れた美人さんに驚くミミリィであったが、 目の前に現れた人はミミリィの頬に触れてきて、
そのままキスをされてしまいました。
「んぐぅ!?」
「チュッ」
「ぷぁ!」
「まあまあお嬢様」
「誰ですか貴女!」
「申し遅れました私はアメリア・アルストレアと申しております」
「私はミミリィと申します」
「はい知っておりますよ」
「何者でしょうか?」
「私はただの通りすがりの女とでも思っておいてください」
「通りすがりとは?」
「細かいことは気にしない方がいいと思いますよ」
「ではそういうことで」
ミミリィは納得いかないという態度を取りつつ、その場を離れようとしたが、
そんなミミリィの前に回り込んだのはサインデルドでした。
サインデルドはミミリィの行く道を塞ぎ、ミミリィの前に立ちふさがってきた。
そんなサインデルドの行動を見て、ミミリィの額には青筋が立ち始めていく。
サインデルドはそのままミミリィの手を掴むと自分の元に引き寄せる。
引き寄せられたミミリィは抵抗するが、中々離れない。
そんな時に助け船を出してくれたのはアメリアと名乗る人物で、
二人は何とも言えない表情でお互いの顔を交互に見る。
ミミリィの言葉を聞いて落ち込む素振を見せるサインデルドだが、すぐに立ち直ってミミリィを見つめる。
ミミリィは何度目だろうかと思いつつも再び近づくサインデルドに対して警戒心を強める。
すると今度は両手を広げて抱きしめようとしてくるのだけれども、当然の如く避けるミミリィである。
何度も避けられてしまう為に落ち込んでしまうサインデルドであるが、諦めずに近づいていく。
それを繰り返すこと数回程繰り返すと流石に慣れてきたのか、少しだけなら触らせてあげようかな?
と思ってしまった自分が居たことに気づいてしまい恥ずかしくなると同時に怒りを覚えるミミリィであった。
それから数日後のお昼頃の出来事です。
今日もまたいつものようにサインデルドがミミリィの部屋を訪れています。
サインデルドが来たことに嫌気がさしてきたミミリィはまた追い返そうとします。
「今すぐここから出て行って下さいませ」
「何故だ?」
「迷惑だと分からないのかしら?」
「俺はお前に会いたいだけだぞ」
「それが困っていると言っていますよね?」
「じゃあ結婚してくれないか?」
「それとこれとは話が別ですよ」
「なんなんだ一体……」
そんなやりとりを続けている二人の元に一人の女性がやってきた。
女性はサインデルドの姿を見つけると話しかけてきました。
「あら~こんにちはー」
女性の姿を見た途端、慌てる様子を見せたサインデルド。
そんな様子を見ていたミミリィは女性の姿を見て驚いたような顔をしています。
女性は綺麗なドレスを着ていてとても美しく見えておりまして、髪の色は銀色であり、
瞳の色も同じ色をしていました。
そんな美しい容姿をした女を前にしてサインデルドは焦ったように対応していた。
その光景を見ていたミミリィは不思議そうな顔をしながら二人の会話を聞き耳を立てていたのですが、
どうにも怪しい感じしかしない。
そんな雰囲気を感じ取ったミミリィはこの場から離れようとした時だった。
突然後ろを振り向いたらそこには先程の銀髪をした美女がいた。「うふっ」
「え?」
いきなり現れた美人さんに驚くミミリィであったが、 目の前に現れた人はミミリィの頬に触れてきて、
そのままキスをされてしまいました。
「んぐぅ!?」
「チュッ」
「ぷぁ!」
「まあまあお嬢様」
「誰ですか貴女!」
「申し遅れました私はアメリア・アルストレアと申しております」
「私はミミリィと申します」
「はい知っておりますよ」
「何者でしょうか?」
「私はただの通りすがりの女とでも思っておいてください」
「通りすがりとは?」
「細かいことは気にしない方がいいと思いますよ」
「ではそういうことで」
ミミリィは納得いかないという態度を取りつつ、その場を離れようとしたが、
そんなミミリィの前に回り込んだのはサインデルドでした。
サインデルドはミミリィの行く道を塞ぎ、ミミリィの前に立ちふさがってきた。
そんなサインデルドの行動を見て、ミミリィの額には青筋が立ち始めていく。
サインデルドはそのままミミリィの手を掴むと自分の元に引き寄せる。
引き寄せられたミミリィは抵抗するが、中々離れない。
そんな時に助け船を出してくれたのはアメリアと名乗る人物で、
二人は何とも言えない表情でお互いの顔を交互に見る。
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