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マハティスは、ミミリィの言葉を聞いて、ミミリィは独占欲の強い女の子なんだなと思ったのです。
ミミリィは、マハティスの言葉を聞いて、だって、
マハティスはカッコいいからモテちゃいそうなんですもん。
私のマハティスを取らないで欲しいです。
マハティスさんは、私だけを見ていて欲しいですもの。
それを聞いて、マハティスは、ミミリィの気持ちを知って嬉しく思うのでした。
ミミリィは、マハティスに、はいこれと日除けの帽子を渡すのだった。
マハティスは、ミミリィから渡された麦わら帽を被ると、ミミリィは、早速、
マハティスの身体に海水をかけるのだった。
ミミリィは、マハティスの体に塩水をかけ終えて、今度は、マハティスに水を掬うように言って、
マハティスが言われた通りにすると、そこに、マハティスの両手を入れてかき混ぜるように動かすと、
マハティスは、その感触に驚いていた。
ミミリィは、マハティスに、どうですか。冷たいでしょうと言って、
マハティスも、 ああ、冷たくて良い気分だよと言ってくれたのでミミリィは、
マハティスに抱きつくと、マハティスもミミリィを抱きしめてキスをするのだった。
マハティスは、ミミリィの耳元に口を近づけて囁いた。
ミミリィ。愛しているよ。
マハティスは、ミミリィの耳に軽く口づけをするのだった。
ミミリィは、マハティスに、耳を舐められて思わず変な声を出してしまった。
ミミリィは、恥ずかしくて、マハティスから離れて耳を押さえて真っ赤になるのだった。
マハティスは、ミミィリの様子が可愛かったからもう一度抱きしめて唇に軽いキスをするのだった。
ミミリィは、マハティスに、いきなり抱きつかれて驚いたもののすぐに落ち着いてきたのです。
……そして、マハティスの背中に腕を回したのです。
……私も好き。……大好き。……私もマハティスを愛しています。
……ずっと、側に居てくださいね。……はい。約束する。
……絶対に私から離れないと誓ってくれるなら、私は幸せになれるはず……。
……ミミリィ。君を決して離さないと誓う。
ミミリィは、マハティスに抱きついて泣き出してしまったのです。
マハティスは、ミミリィを優しく慰めていると、しばらくしてミミリィは落ち着きを取り戻したのでした。
ミミリィは、マハティスから離れると、ごめんなさいと言いながらマハティスから離れた。
ミミリィは、涙を拭いて深呼吸をしました。
大丈夫だよ。ミミリィ。
マハティスは、ミミリィの頭を撫でて落ち着かせるのだった。
ミミリィは、落ち着いたのか、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
マハティスは大丈夫だよって言いながら、ミミリィを抱き寄せるとミミリィの背中を優しくさすりながら、
大丈夫だよと言うのだった。
ミミリィは、マハティスの優しさを感じて、ありがとうございます。
と感謝を述べた。
しばらく経ち、ミミリィは涙が止まり笑顔でこう言った。
よしっ! 元気が出てきたわ。
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