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真の実力Ⅰ
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「まさか――あれがLの正体なのか?」
「どうやらそうらしいな。ただ拙僧達では奴の本名は見えない。ただあの状態のカルディアなら鑑定士Ⅵになっているから正体は分かるだろう」
「そうだな」
スカーの通り、俺はこの姿になると鑑定士Ⅴから鑑定士Ⅵとなり、究極の阻害者を持っていようとも正体が分かる。
■名前:レガトゥス
■性別:♂
■種族:人族と森妖精
■称号:神の使者
■勲章:☆☆
■MP:68,000,000
■強さ又は危険度:S
■パッシブスキル
鑑定士Ⅵ:対象者のプロフィールやスキルを全て視ることができ、究極の阻害者の干渉を受けない。
状態異常無効Ⅴ:状態異常に関するあらゆる現象が無効となる。
解除Ⅴ:あらゆる状態異常を解除することができる。
耳栓:人体に及ぼす大きな音が聞こえた際、90%カットする。
異常聴覚Ⅴ:人族の10,000倍の聴覚を有する。
洗脳無効Ⅴ:洗脳に関するあらゆる現象が無効となる。
斬撃無効Ⅴ:あらゆる斬撃攻撃を無効化する。
念話Ⅴ:対象者を思い浮かべることで、思い浮かべた対象者と頭の中で話し合うことができる。
念波動Ⅴ:対象者の強さを数値化して測ることができる。
自動回復Ⅴ:体力が減少する度に自動回復を行う。回復速度は状況により異なる。
究極の阻害者:アクティブスキル、鑑定士の効果を完全に無効化する。
浮遊闊歩:空中を自由に移動することができる。
■アクティブスキル
身体向上:自身の身体能力を向上させる。尚、所有者の実力によって上昇率は異なる。
転移:訪れた事がある場所に瞬時に移動することができる。
燦爛の光線:掌から極大で美しく輝く光を放つことができる。
星光の聖壁:手から魔法陣を出現させて、物理攻撃、斬撃、アクティブスキルを防ぐことができる。
星光の聖域:光の魔法陣を出現させて光の壁を展開する。その陣内にいる者は、あらゆる攻撃から身を守ることができる。
星光の球体:浮遊する球体に対象者を閉じ込める。この球体はアクティブスキルとアルティメットスキルの攻撃を防ぐことができる。また、閉じ込められた対象は体力とMPが徐々に回復する。
十聖壁:このスキルの所有している10人の森妖精がいるときに発動可能。如何なる攻撃をも無力化することができる光の壁を出現させることができる。
爆風嵐舞:嵐を出現させる。また雷を落とすことができる。
破壊の滅殺光:黒い雷を纏っている赤い強力なエネルギー波を放つことができる。
神樹の忘却:光る樹を出現させて、対象者の記憶を消すことができる。
神樹の支配:対象者の数だけ光る樹を出現させて、その対象者を自身の配下にすることができる。
神樹の宝刀:光る樹の刀を再生して、使用することができる。また、この刀は森妖精しか扱う事ができない。
神樹の巨人:光る樹の巨人を創り出すことができる。
■ユニークスキル
透明な凶器:1つの武器を透明化させることができる。
■アルティメットスキル
光粒子の浄化:光粒子を半径5kmに出現させ。また、その場に一定の時間いた者の魂を奪う。
新生神樹降誕:世界樹のような大きさの光る樹を出現させて、大地のMPと半径5km以内全ての生命のMPを一時的に自分のものできる。
「お前、もしかして人間と森妖精のハーフだったのか? それに神樹っていう知らない攻撃もある」
「神樹は森妖精なら誰も習得できる。ただ力に目覚めないと使えないスキルだよ」
「成程な。じゃあお前は森妖精を極めているって事か?」
「そういう事だね。まあそれもこれもあの方のお陰だ」
「あの方とは?」
「それは秘密だよ。さあここからが本番だ。少し本気を出すから僕を楽しませてくれ」
Lことレガトゥスはそう言って星光の球体にIを閉じ込めた。Iは完全に気絶しているがレガトゥスに関しては俺の攻撃を受けたのにも関わらずさほどダメージを喰らっていないように思える。
「気に食わない事が多いが、この状態の俺と対等に戦える奴がいるのは楽しみだな」
「それは僕も同じさ。まあ手の内がバレているのであれば仕方ない。神樹の宝刀」
そう言って出現させたのは、白く光る樹の剣だった。形としてはビームサーベルと似ている。
「次は僕から行くよ」
そう言ってレガトゥスは俺に襲い掛かって来た。さっきとは比べ物にならないほど速い――。
「甘いな」
俺はそう吐き捨て、奴の神樹の宝刀とやら素手で受け止めた。が――。
俺の右手は容赦なく斬り落とされた。
「この神樹の宝刀の威力を侮ってはいけないよ」
そう爽やかな笑みを浮かべるレガトゥス。
「そうだな」
俺はこの状態になると、スライムの如く自動再生のスキルが使えるようになる。まあ、通常の状態だったら斬り落とされたままだったがな。少し油断した。
「破壊の滅殺光!」
レガトゥスの掌から黒い雷を纏っている赤いエネルギー波が放たれた。いつもならこのアクティブスキルは怖いところだが――。
俺はそれを手で空中に弾き返す。
同時に後ろから殺意がした。レガトゥスが俺の背後に回り込んでいるのだ。
俺はレガトゥス縦薙ぎを体を左に反らして避けた。そしてそのまま奴の腹部に蹴りを浴びせる。
レガトゥスが怯んだかと思いきや、俺は左の脇腹に強烈な痛みを覚え。そのまま吹き飛ばされていた。
っつ――痛ぇな。俺は近くにあった岩山に体が埋まったようだ。岩の破片が落ちてくる上に体が抜けない。
それにしても、あれほどアクティブスキルがあるのに近距離戦闘も強いのか。森妖精って近距離戦闘苦手なイメージあるんだけどな。まあ――奴は人間と森妖精のハーフだからか。
「特別な血は君だけじゃない。僕は神に選ばれた存在だからね」
「ほう――それは面白い」
俺は肘打ちで埋まった岩山を破壊した。
「どうやらそうらしいな。ただ拙僧達では奴の本名は見えない。ただあの状態のカルディアなら鑑定士Ⅵになっているから正体は分かるだろう」
「そうだな」
スカーの通り、俺はこの姿になると鑑定士Ⅴから鑑定士Ⅵとなり、究極の阻害者を持っていようとも正体が分かる。
■名前:レガトゥス
■性別:♂
■種族:人族と森妖精
■称号:神の使者
■勲章:☆☆
■MP:68,000,000
■強さ又は危険度:S
■パッシブスキル
鑑定士Ⅵ:対象者のプロフィールやスキルを全て視ることができ、究極の阻害者の干渉を受けない。
状態異常無効Ⅴ:状態異常に関するあらゆる現象が無効となる。
解除Ⅴ:あらゆる状態異常を解除することができる。
耳栓:人体に及ぼす大きな音が聞こえた際、90%カットする。
異常聴覚Ⅴ:人族の10,000倍の聴覚を有する。
洗脳無効Ⅴ:洗脳に関するあらゆる現象が無効となる。
斬撃無効Ⅴ:あらゆる斬撃攻撃を無効化する。
念話Ⅴ:対象者を思い浮かべることで、思い浮かべた対象者と頭の中で話し合うことができる。
念波動Ⅴ:対象者の強さを数値化して測ることができる。
自動回復Ⅴ:体力が減少する度に自動回復を行う。回復速度は状況により異なる。
究極の阻害者:アクティブスキル、鑑定士の効果を完全に無効化する。
浮遊闊歩:空中を自由に移動することができる。
■アクティブスキル
身体向上:自身の身体能力を向上させる。尚、所有者の実力によって上昇率は異なる。
転移:訪れた事がある場所に瞬時に移動することができる。
燦爛の光線:掌から極大で美しく輝く光を放つことができる。
星光の聖壁:手から魔法陣を出現させて、物理攻撃、斬撃、アクティブスキルを防ぐことができる。
星光の聖域:光の魔法陣を出現させて光の壁を展開する。その陣内にいる者は、あらゆる攻撃から身を守ることができる。
星光の球体:浮遊する球体に対象者を閉じ込める。この球体はアクティブスキルとアルティメットスキルの攻撃を防ぐことができる。また、閉じ込められた対象は体力とMPが徐々に回復する。
十聖壁:このスキルの所有している10人の森妖精がいるときに発動可能。如何なる攻撃をも無力化することができる光の壁を出現させることができる。
爆風嵐舞:嵐を出現させる。また雷を落とすことができる。
破壊の滅殺光:黒い雷を纏っている赤い強力なエネルギー波を放つことができる。
神樹の忘却:光る樹を出現させて、対象者の記憶を消すことができる。
神樹の支配:対象者の数だけ光る樹を出現させて、その対象者を自身の配下にすることができる。
神樹の宝刀:光る樹の刀を再生して、使用することができる。また、この刀は森妖精しか扱う事ができない。
神樹の巨人:光る樹の巨人を創り出すことができる。
■ユニークスキル
透明な凶器:1つの武器を透明化させることができる。
■アルティメットスキル
光粒子の浄化:光粒子を半径5kmに出現させ。また、その場に一定の時間いた者の魂を奪う。
新生神樹降誕:世界樹のような大きさの光る樹を出現させて、大地のMPと半径5km以内全ての生命のMPを一時的に自分のものできる。
「お前、もしかして人間と森妖精のハーフだったのか? それに神樹っていう知らない攻撃もある」
「神樹は森妖精なら誰も習得できる。ただ力に目覚めないと使えないスキルだよ」
「成程な。じゃあお前は森妖精を極めているって事か?」
「そういう事だね。まあそれもこれもあの方のお陰だ」
「あの方とは?」
「それは秘密だよ。さあここからが本番だ。少し本気を出すから僕を楽しませてくれ」
Lことレガトゥスはそう言って星光の球体にIを閉じ込めた。Iは完全に気絶しているがレガトゥスに関しては俺の攻撃を受けたのにも関わらずさほどダメージを喰らっていないように思える。
「気に食わない事が多いが、この状態の俺と対等に戦える奴がいるのは楽しみだな」
「それは僕も同じさ。まあ手の内がバレているのであれば仕方ない。神樹の宝刀」
そう言って出現させたのは、白く光る樹の剣だった。形としてはビームサーベルと似ている。
「次は僕から行くよ」
そう言ってレガトゥスは俺に襲い掛かって来た。さっきとは比べ物にならないほど速い――。
「甘いな」
俺はそう吐き捨て、奴の神樹の宝刀とやら素手で受け止めた。が――。
俺の右手は容赦なく斬り落とされた。
「この神樹の宝刀の威力を侮ってはいけないよ」
そう爽やかな笑みを浮かべるレガトゥス。
「そうだな」
俺はこの状態になると、スライムの如く自動再生のスキルが使えるようになる。まあ、通常の状態だったら斬り落とされたままだったがな。少し油断した。
「破壊の滅殺光!」
レガトゥスの掌から黒い雷を纏っている赤いエネルギー波が放たれた。いつもならこのアクティブスキルは怖いところだが――。
俺はそれを手で空中に弾き返す。
同時に後ろから殺意がした。レガトゥスが俺の背後に回り込んでいるのだ。
俺はレガトゥス縦薙ぎを体を左に反らして避けた。そしてそのまま奴の腹部に蹴りを浴びせる。
レガトゥスが怯んだかと思いきや、俺は左の脇腹に強烈な痛みを覚え。そのまま吹き飛ばされていた。
っつ――痛ぇな。俺は近くにあった岩山に体が埋まったようだ。岩の破片が落ちてくる上に体が抜けない。
それにしても、あれほどアクティブスキルがあるのに近距離戦闘も強いのか。森妖精って近距離戦闘苦手なイメージあるんだけどな。まあ――奴は人間と森妖精のハーフだからか。
「特別な血は君だけじゃない。僕は神に選ばれた存在だからね」
「ほう――それは面白い」
俺は肘打ちで埋まった岩山を破壊した。
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