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夜の診察①
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彩葉side
九条先生に処置室へと連行され、怒られたあと眠っちゃって気がついたら自分の部屋にいた
んぅ…なんか人影があるような…
チクッ
痛いッ!!
右腕に痛みが走りつい腕を動かしてしまった
「おっと…ごめんね、起こしちゃったよね、もう終わるからね」
と古川先生が少しテンパった雰囲気で言った。古川先生は最近来た新しい先生で今は修行中。だからあんまり注射とか診察が上手ではないかな、
でもすっごく優しい先生で、年も近いしみんなのお兄さんって存在!小さい子達というか小児科の子達からはかなり舐められてわがまま言い放題で少しかわいそうなところもあるけどみんな先生のことが大好きだし、先生自身も子どもが大好きみたい
それよりもさっきから腕が痛すぎるッ…
私がびっくりして動いちゃったせいか針が上手く入らなくて何度もグリグリしたり、刺し直しをしている
「…んッ…いッ…」
痛すぎてもう我慢の限界が…
怖くて針を刺している右腕の方は見れずに反対側を見て目をつぶってひたすら痛みに耐えていた
「いろちゃん、ごめんね、痛いよね、本当にごめんね」
古川先生は私に痛い思いさせて申し訳ない、早く終わらせたいがすごく伝わってくる、
「……から………たほうがいいよ」
もう1人いるの…?誰だろ…
それより痛いんだけど
「いろちゃん偉いぞ、ごめんな、反対の手で頑張れるか?無理そうだったら先生が変わるから」
この声…加藤先生?
加藤先生が古川先生の採血指導中ってこと?
最悪…すっごく嫌だけど小さい子達が泣くより私が我慢した方がまし…
そう思うと頑張らなきゃって思いが少しだけ湧いてくるんだよね
私が反対側を向いて小さく頷くと加藤先生は頭を撫でてくれた。
先生達は反対側に移動して、加藤先生は私の腕を押さえて、古川先生が針を刺すみたい
サッと消毒がされた
この消毒された後が1番怖くてドキドキする…
「ごめんね、チクッとするよ、頑張れ」
古川先生がそう言うとチクッと針が刺された
あ"ぁ…痛い痛い痛いッ
決して声には出さないように頑張るけど声が少しだけ漏れてしまう
「んッ…いッ…んッ…」
「痛いな、もう少し頑張るぞ、もうちょっと針を寝かせて奥まで進めてみて」
加藤先生は私を抑え、声をかけながら古川先生に指示を出す
すっごい奥まで入ってくる…痛い痛すぎる
「よし、いろちゃん頑張った!あとはそのまま点滴繋げるからな」
加藤先生はそう言って私の頭をよしよしと撫でてくれた
古川先生が針を固定し、点滴につなげてくれている間に少し加藤先生とお話をした
「よく我慢したな、今日の針はいつもより太くて長かったからかなり痛かったよな?よく頑張った」
失礼だけど古川先生が下手なせいでいつもの倍痛いのかと思った…苦笑
私は針の刺さっていない右側の腕で涙が溜まった目を拭いた
「隣のベットに今日から入院のるりちゃんっていう7歳の女の子がいる。初めての入院で元々病院が苦手みたいだから少し相手してあげてくれる?」
「女の子…?本当に?嬉しい!ずっと1人で寂しかったから…私が絶対面倒見るからね!」
「いろちゃん、顔色が一気に明るくなったな笑、さっきまでは泣いてたのに…笑」
加藤先生は私の方を見てニヤッと笑って言ってきた
「泣いてない!バカにしないで!私泣いてないから!」
「ふふ笑、頑張ったもんな、偉いぞ~」って加藤先生は私を少しバカにしながら頭をわしゃわしゃと撫でてくれた。
そしてすぐに古川先生も終わったみたいで、古川先生にはすっごく謝られて2人はその後すぐに部屋を出て行った
九条先生に処置室へと連行され、怒られたあと眠っちゃって気がついたら自分の部屋にいた
んぅ…なんか人影があるような…
チクッ
痛いッ!!
右腕に痛みが走りつい腕を動かしてしまった
「おっと…ごめんね、起こしちゃったよね、もう終わるからね」
と古川先生が少しテンパった雰囲気で言った。古川先生は最近来た新しい先生で今は修行中。だからあんまり注射とか診察が上手ではないかな、
でもすっごく優しい先生で、年も近いしみんなのお兄さんって存在!小さい子達というか小児科の子達からはかなり舐められてわがまま言い放題で少しかわいそうなところもあるけどみんな先生のことが大好きだし、先生自身も子どもが大好きみたい
それよりもさっきから腕が痛すぎるッ…
私がびっくりして動いちゃったせいか針が上手く入らなくて何度もグリグリしたり、刺し直しをしている
「…んッ…いッ…」
痛すぎてもう我慢の限界が…
怖くて針を刺している右腕の方は見れずに反対側を見て目をつぶってひたすら痛みに耐えていた
「いろちゃん、ごめんね、痛いよね、本当にごめんね」
古川先生は私に痛い思いさせて申し訳ない、早く終わらせたいがすごく伝わってくる、
「……から………たほうがいいよ」
もう1人いるの…?誰だろ…
それより痛いんだけど
「いろちゃん偉いぞ、ごめんな、反対の手で頑張れるか?無理そうだったら先生が変わるから」
この声…加藤先生?
加藤先生が古川先生の採血指導中ってこと?
最悪…すっごく嫌だけど小さい子達が泣くより私が我慢した方がまし…
そう思うと頑張らなきゃって思いが少しだけ湧いてくるんだよね
私が反対側を向いて小さく頷くと加藤先生は頭を撫でてくれた。
先生達は反対側に移動して、加藤先生は私の腕を押さえて、古川先生が針を刺すみたい
サッと消毒がされた
この消毒された後が1番怖くてドキドキする…
「ごめんね、チクッとするよ、頑張れ」
古川先生がそう言うとチクッと針が刺された
あ"ぁ…痛い痛い痛いッ
決して声には出さないように頑張るけど声が少しだけ漏れてしまう
「んッ…いッ…んッ…」
「痛いな、もう少し頑張るぞ、もうちょっと針を寝かせて奥まで進めてみて」
加藤先生は私を抑え、声をかけながら古川先生に指示を出す
すっごい奥まで入ってくる…痛い痛すぎる
「よし、いろちゃん頑張った!あとはそのまま点滴繋げるからな」
加藤先生はそう言って私の頭をよしよしと撫でてくれた
古川先生が針を固定し、点滴につなげてくれている間に少し加藤先生とお話をした
「よく我慢したな、今日の針はいつもより太くて長かったからかなり痛かったよな?よく頑張った」
失礼だけど古川先生が下手なせいでいつもの倍痛いのかと思った…苦笑
私は針の刺さっていない右側の腕で涙が溜まった目を拭いた
「隣のベットに今日から入院のるりちゃんっていう7歳の女の子がいる。初めての入院で元々病院が苦手みたいだから少し相手してあげてくれる?」
「女の子…?本当に?嬉しい!ずっと1人で寂しかったから…私が絶対面倒見るからね!」
「いろちゃん、顔色が一気に明るくなったな笑、さっきまでは泣いてたのに…笑」
加藤先生は私の方を見てニヤッと笑って言ってきた
「泣いてない!バカにしないで!私泣いてないから!」
「ふふ笑、頑張ったもんな、偉いぞ~」って加藤先生は私を少しバカにしながら頭をわしゃわしゃと撫でてくれた。
そしてすぐに古川先生も終わったみたいで、古川先生にはすっごく謝られて2人はその後すぐに部屋を出て行った
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