異世界転生したい!

アルパカ

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まさかの再会 3章

2話 雅人への地獄の切符

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その後、俺はいつも通り、授業を受けた。
なぜか段々とスパルタっぽいなあと思うことが増えてきた。
でも、俺にとってはまだまだ大丈夫だ。
前に、「結構厳しくしてしまっているのですが、大丈夫ですか」と聞かれたことがある。そこで、「大丈夫ですよ?」というと、驚かれてしまったことがある。
まあそれはそれとして、最近、授業の内容がおかしくなってきているような気がする。
商売の基礎やら、物作りの基本やら、センスの磨き方やら…。
何故か聞くと、「これから必要になる事です」と、さらっと返された。
いつ必要になるのだか…。

…昼になった。

「はい、これで終わりですよ」

「ありがとうございました!」

ふう、やっと終わった。
今日はなかなか集中できなかった。
何故かって?

 雅人の教育プランを考えていたからだ。

フッフッフッフ…、まずは、この世界の言語を叩き込まなくちゃなあ!
中身は中学生なのだからこれくらいできるだろう。
でも、さっきみたいに泣かれると辛い。
だから、喋れないようにできる魔法を作ろうっと!

次は、この世界の歴史だ!
頑張って覚えさせるぞ!

最後は、この世界の常識だ。
少なくとも俺は困った。
いただきますと一人言って、恥かいたし。
まあ、困ることいろいろだ。

「さてと、いくか!」

俺はまず、書庫に向かった。
雅人の教材を手に入れるためだ。

「どれがいいかなあ?」

たくさんある中から、簡単な絵本を持っていくことにした。
これなら、基本字が全部のっているしな!

雅人の部屋に向かうと、母さんがいた。

「お母さん!」

「あらどうしたの?」

「終わったから見に来たんだよ!」

「フフッ!賢いわね、ハルクは!」

「えへへ…」

やっぱ褒められるのはいいなあ!

「お母さん、先に食べてきていいよ?」

「えぇ!そんなのだめよ!ハルクが行きなさい!」

「僕は大丈夫だよ!それよりも、お母さんの方が大変でしょ?」

そういうと、

「うぅっ!ありがとう!」

母さんが泣いてしまった。

「じゃあ行ってきなよ!それまで見とくからさ!」

「本当にありがとね!」

「うん!じゃあ!」

母さんが行った。

「よし!雅人。勉強するか!」

俺は日本語で喋った。
何か、俺たちだけの暗号みたいでいい!

「うえぇぇ!」

何でいやそうな顔なんだ?
せっかく俺が教えてやろうというのに…

「うぃっ!」

必殺として泣こうとした。
計画通りだ!
そこですかさず、魔法を発動させる。

無音ウオシャン

そうすると、雅人の声がまったく聞こえなくなった。

「よし!」

周りの声はきちんと聞こえる。

「成功だ!」

喜びに浸っていたら、雅人が口をパクパクさせているのが目に入った。

「あぁ!ごめんごめん!」

『これでいい?』

テレパシーに切り替えた。

『も~!何なんだよ~!颯ひどい!』

『はぁ?』

俺は黒いオーラをまとってみた。

『雅人が泣こうとしたからでしょ?』

『ごっ!ごめんなさい!!』

ん?すぐに謝ったなぁ?珍しいこともあるもんだ。

『じゃあ…勉強するぞ?』

『は!はいぃ』

そこで、基本字を叩き込んだ。
子供だからか、あまり泣こうとさせないうちに覚えてくれた。

「ハルク~!ごめんなさいね!雅人はどうだった?」

「あ!お母さん!」

俺はきずかれないうちに魔法を解除した。

「大丈夫だったよ?おとなしかったし!」

「あら?そうなの?私がいると、すぐ泣いていたのに…」

「まあ、とりあえずご飯食べてくるよ!」

「えぇ、行ってらっしゃい!」

『ガチャリ』

ふぅ~!雅人は後でお仕置きだ。
母さんを困らせるとは…。
それよりも、案外早く覚えさせることが出来そうだ!

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 最後までお読みいただきありがとうございます。
 期間が空いてしまいすみませんでした。
 前回同様、誤字・脱字などがあれば感想を通じてお知らせください。
 これからもよろしくお願いします。
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