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不幸の訪れ 5章
10話 2 雅人からのヘルプ
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「ふぁ~」
今日は、何をしようか…。
颯は…学園に帰っちゃったし。
颯みたいに、剣術に打ち込む気もなく。
颯みたいに、家庭教師をもらって勉強に打ち込む気にもなれず。
颯みたいに…。
って、颯…どんだけしてるんだ?
始めは、颯に会えたっていう事で、うれしかった。
でも、最近、颯は忙しそうに、学園と家を行き来して、夏休みは、ダンジョンと家を行き来して…
う~む…颯が何だか冷たい。
そんなくだらない事を考えていると、来客が来たことを知らせるベルが鳴った。
『チリン チリン』
いってみよっ!
玄関は吹き抜けになっていて、二階から覗くことができる。
使用人が、相手をしているようだが、背が高く、来客が見えない。
「う〜ん…もう少しなのに…」
でも、それはすぐに解消された。
「キャーーーーーーーーーーーーーー!」
使用人が血を出して、倒れたのだ。
来客の顔が見えた。
知らない人だった。
目は…とても黒かった。
ご、強盗!お父さんに知らせなきゃ!
この家の中で一番強いのはお父さんだ。
そう思い、走ろうと意気込んだところで、ふと、後ろに誰かが居るような気がして、振り向いた。
後ろには、さっきの来客がいた。
「いつの間…うっ!」
ぶっ倒れた。
「ん、んあ?」
気がつくと、一番広いお父さんの部屋にいた。
助かった…のか?
そう思って、ちらりと横を見た。
すると、みんな縛られていた。
言語撤回いいいい!
お父さんまで縛られている。
あいつはお父さんよりも強いのか?
あ、あいつは?
薄目で、部屋を探すと…
「起きたのか?」
「ひいぃ!」
ばれた~~~~~!
やばいやばいやばいやばい…
「そんなに怖がるなよ」
「いやいや!怖いだろ!」
あっ!
ついついノリツッコミを…
ちらりとみると、
「お前…思ってることが分かり過ぎだ…」
「マジですかー…」
そう答えると、寝ているはずのお父さんやお母さんが冷や汗をかいているように見えた。
「面白いな…殺すのが惜しいくらいだ…」
「いやいや~。そこまで見てもらえるとは、光栄…ん?僕…殺されるの?」
しっとりと背中でいや~な汗が流れる。
「当たり前だ。冥途の土産に教えてやろう。どうしてお前らを襲ったのか」
ごくり。
俺しか起きていないはずなのに、ここにいる人数-1の音が聞こえた。
「一つはこれだ」
そう言って、手にしたのは…
「ああ~!それお兄ちゃんの!!!」
颯がめちゃくちゃ自慢していた『蘇りポーション』だった。
「生き返らせたい…人がいる、のか?」
「父さんと母さん…かな?」
え?
あいつの瞳が、漆黒の闇が、少し和らいだような気がした。
「そして、復讐…かな?」
あぁ~~!また言語撤回~~!
目が怖い~~~!
「でも、それって…」
『プルルルル…』
電話だぁ…(逃走中風に)
っじゃなくて…誰?
「お前、出ろ!…ばらすなよ?」
「ひゃ、ひゃい!」
かんだ…
「もしもし!」
_____________________________________________
最後までお読みいただきありがとうございます。
前回同様、誤字・脱字などがあれば感想を通じてお知らせください
これからもよろしくお願いします。
今日は、何をしようか…。
颯は…学園に帰っちゃったし。
颯みたいに、剣術に打ち込む気もなく。
颯みたいに、家庭教師をもらって勉強に打ち込む気にもなれず。
颯みたいに…。
って、颯…どんだけしてるんだ?
始めは、颯に会えたっていう事で、うれしかった。
でも、最近、颯は忙しそうに、学園と家を行き来して、夏休みは、ダンジョンと家を行き来して…
う~む…颯が何だか冷たい。
そんなくだらない事を考えていると、来客が来たことを知らせるベルが鳴った。
『チリン チリン』
いってみよっ!
玄関は吹き抜けになっていて、二階から覗くことができる。
使用人が、相手をしているようだが、背が高く、来客が見えない。
「う〜ん…もう少しなのに…」
でも、それはすぐに解消された。
「キャーーーーーーーーーーーーーー!」
使用人が血を出して、倒れたのだ。
来客の顔が見えた。
知らない人だった。
目は…とても黒かった。
ご、強盗!お父さんに知らせなきゃ!
この家の中で一番強いのはお父さんだ。
そう思い、走ろうと意気込んだところで、ふと、後ろに誰かが居るような気がして、振り向いた。
後ろには、さっきの来客がいた。
「いつの間…うっ!」
ぶっ倒れた。
「ん、んあ?」
気がつくと、一番広いお父さんの部屋にいた。
助かった…のか?
そう思って、ちらりと横を見た。
すると、みんな縛られていた。
言語撤回いいいい!
お父さんまで縛られている。
あいつはお父さんよりも強いのか?
あ、あいつは?
薄目で、部屋を探すと…
「起きたのか?」
「ひいぃ!」
ばれた~~~~~!
やばいやばいやばいやばい…
「そんなに怖がるなよ」
「いやいや!怖いだろ!」
あっ!
ついついノリツッコミを…
ちらりとみると、
「お前…思ってることが分かり過ぎだ…」
「マジですかー…」
そう答えると、寝ているはずのお父さんやお母さんが冷や汗をかいているように見えた。
「面白いな…殺すのが惜しいくらいだ…」
「いやいや~。そこまで見てもらえるとは、光栄…ん?僕…殺されるの?」
しっとりと背中でいや~な汗が流れる。
「当たり前だ。冥途の土産に教えてやろう。どうしてお前らを襲ったのか」
ごくり。
俺しか起きていないはずなのに、ここにいる人数-1の音が聞こえた。
「一つはこれだ」
そう言って、手にしたのは…
「ああ~!それお兄ちゃんの!!!」
颯がめちゃくちゃ自慢していた『蘇りポーション』だった。
「生き返らせたい…人がいる、のか?」
「父さんと母さん…かな?」
え?
あいつの瞳が、漆黒の闇が、少し和らいだような気がした。
「そして、復讐…かな?」
あぁ~~!また言語撤回~~!
目が怖い~~~!
「でも、それって…」
『プルルルル…』
電話だぁ…(逃走中風に)
っじゃなくて…誰?
「お前、出ろ!…ばらすなよ?」
「ひゃ、ひゃい!」
かんだ…
「もしもし!」
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最後までお読みいただきありがとうございます。
前回同様、誤字・脱字などがあれば感想を通じてお知らせください
これからもよろしくお願いします。
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