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不幸の訪れ 5章
19話 テストを受けて!
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う〜ん…。
あのセンセー…許可してくれるかな…?
話してる最中に俺が凍らないといいんだけど…
あのセンセーとは、もちろん担任のイルスセンセーの事だ。
学園長センセーは、気軽に許してくれたけど…あのセンセーは一筋縄じゃ行かない気がする…。
「あの…すいません!イルス先生いますか?」
ここは、センセー達がいる部屋、まあ…前世でいう職員室みたいな感じだ。
この時間帯は、センセー達は授業の準備やらで忙しそうにしているが、確実にいるであろう。
センセーと交渉し、今すぐテストを受けられる用にしてもらおうとやってきた。
…しばらくして、
「あぁ…ハルク君か、どうしたんだい?」
イルスセンセーだ。
「…あの、言いづらいのですが…」
「?なんだい?」
「卒業用のテスト!受けさせてください!」
「…は?」
イルスセンセーは、目を丸くさせたが、すぐにニコニコしだした。
「…。ハルク君。もしかして今のって…卒業テストのこと言ってるの?」
「はい!…ダメですか?」
そう聞くと、センセーは、やれやれと言いたそうな顔をして言った。
「ハルク君。遊びじゃないんだよ?そりゃあ、あるにはあるし、すぐに用意もできるよ?でも、5歳で飛び級は、すごいとは思うんだけど…流石にそんな無謀なことはやめておいたほうが…」
ね?と、聞き分けの悪い子供をあやすように言った。
…あいにく俺は日本じゃ大学生くらいの年なんだけどね?
「無謀じゃないですよ?僕は、満点で通ってみせますよ」
澄ました口調で言った。
…センセー絶対俺の事信用してないよね?
「…!…なら、受けてみる?今すぐ」
「はい!満点だったら今すぐ卒業も有りでいいですよね?」
思いもよらない事だったが、間違いなく俺なら満点を取れる。
「もちろん…満点ならね?…でも、学園長の許可もいるよ?」
フッフッフ…俺が準備無しでこんなに来るとでも思ったのか?それとも…舐めてんの?
「…それならもう貰ってますよ!」
「…!そうか…なら、この鍵を持って教室へ行っててくれるかな?筆記テストからだ」
…ヤッホイ!骨抜きにしてやったぜ!
最後辺り、思いっきり挑発したのが良かったかな?
ルンッルル〜ン!
「さてと、始めようか」
教室にて。
復習もさせないで、いきなり卒業用の難問出してきやがった。
数学、歴史、地理、語学の順らしい。
数学は、もちろん簡単だから、ちょっと説明。
語学って言うのは、日本で言う英語。つまり、普段の言語以外の言語だ。
これについては、軽く書庫で本を読んだだけだが、『メモリー』と『言語理解』を使えば、楽勝だ。
ちなみに、この世界場合、他の語は人類に最も貿易が多い『獣人族』の使う語だ。
歴史や地理はそのまんま。
これは、カテキョにしごかれたし、全く問題がない。
「…はい、終わり」
終わった。
証明するため、今回はその場で見てくれるらしい。
…丸付けを待っていた。
「…。満点だ」
「ヤッタ!じゃあ、次ですね!」
歴史だ。
…満点。
地理。
…満点。
語学。
…ちょっと手こずったが、満点。
センセーは、苦虫を噛み潰したような顔で言った。
「…。おめでとう。だが、まだテストが残っている」
…?何かあったっけ…って、あ!
「魔法と剣術だ。練習場に来るように」
「…は〜い」
次は、違うセンセーかな?
…そういえば、魔法のセンセーってさ。
イルスセンセー…だったわ。完全的に忘れていた。
____________________________________________________________________________________________________
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
土日祝日は、お休みで、平日にちょくちょく書いていく…というのはダメですか?
これからそうして行きたいのですが…。
…本当に自分勝手ですみません。
部活or勉強or投稿って両立難しいですね…
前回同様、誤字•脱字などがあれば感想を通じてお知らせください。
どうか、本当に、これからもよろしくお願いします。
あのセンセー…許可してくれるかな…?
話してる最中に俺が凍らないといいんだけど…
あのセンセーとは、もちろん担任のイルスセンセーの事だ。
学園長センセーは、気軽に許してくれたけど…あのセンセーは一筋縄じゃ行かない気がする…。
「あの…すいません!イルス先生いますか?」
ここは、センセー達がいる部屋、まあ…前世でいう職員室みたいな感じだ。
この時間帯は、センセー達は授業の準備やらで忙しそうにしているが、確実にいるであろう。
センセーと交渉し、今すぐテストを受けられる用にしてもらおうとやってきた。
…しばらくして、
「あぁ…ハルク君か、どうしたんだい?」
イルスセンセーだ。
「…あの、言いづらいのですが…」
「?なんだい?」
「卒業用のテスト!受けさせてください!」
「…は?」
イルスセンセーは、目を丸くさせたが、すぐにニコニコしだした。
「…。ハルク君。もしかして今のって…卒業テストのこと言ってるの?」
「はい!…ダメですか?」
そう聞くと、センセーは、やれやれと言いたそうな顔をして言った。
「ハルク君。遊びじゃないんだよ?そりゃあ、あるにはあるし、すぐに用意もできるよ?でも、5歳で飛び級は、すごいとは思うんだけど…流石にそんな無謀なことはやめておいたほうが…」
ね?と、聞き分けの悪い子供をあやすように言った。
…あいにく俺は日本じゃ大学生くらいの年なんだけどね?
「無謀じゃないですよ?僕は、満点で通ってみせますよ」
澄ました口調で言った。
…センセー絶対俺の事信用してないよね?
「…!…なら、受けてみる?今すぐ」
「はい!満点だったら今すぐ卒業も有りでいいですよね?」
思いもよらない事だったが、間違いなく俺なら満点を取れる。
「もちろん…満点ならね?…でも、学園長の許可もいるよ?」
フッフッフ…俺が準備無しでこんなに来るとでも思ったのか?それとも…舐めてんの?
「…それならもう貰ってますよ!」
「…!そうか…なら、この鍵を持って教室へ行っててくれるかな?筆記テストからだ」
…ヤッホイ!骨抜きにしてやったぜ!
最後辺り、思いっきり挑発したのが良かったかな?
ルンッルル〜ン!
「さてと、始めようか」
教室にて。
復習もさせないで、いきなり卒業用の難問出してきやがった。
数学、歴史、地理、語学の順らしい。
数学は、もちろん簡単だから、ちょっと説明。
語学って言うのは、日本で言う英語。つまり、普段の言語以外の言語だ。
これについては、軽く書庫で本を読んだだけだが、『メモリー』と『言語理解』を使えば、楽勝だ。
ちなみに、この世界場合、他の語は人類に最も貿易が多い『獣人族』の使う語だ。
歴史や地理はそのまんま。
これは、カテキョにしごかれたし、全く問題がない。
「…はい、終わり」
終わった。
証明するため、今回はその場で見てくれるらしい。
…丸付けを待っていた。
「…。満点だ」
「ヤッタ!じゃあ、次ですね!」
歴史だ。
…満点。
地理。
…満点。
語学。
…ちょっと手こずったが、満点。
センセーは、苦虫を噛み潰したような顔で言った。
「…。おめでとう。だが、まだテストが残っている」
…?何かあったっけ…って、あ!
「魔法と剣術だ。練習場に来るように」
「…は〜い」
次は、違うセンセーかな?
…そういえば、魔法のセンセーってさ。
イルスセンセー…だったわ。完全的に忘れていた。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
土日祝日は、お休みで、平日にちょくちょく書いていく…というのはダメですか?
これからそうして行きたいのですが…。
…本当に自分勝手ですみません。
部活or勉強or投稿って両立難しいですね…
前回同様、誤字•脱字などがあれば感想を通じてお知らせください。
どうか、本当に、これからもよろしくお願いします。
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