異世界転生したい!

アルパカ

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不幸の訪れ 5章

20話 なるべく本気

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…うわ〜マジカー…。
もうやだな〜…。このセンセー。

剣術は、違うセンセー(カリロンセンセーという)だけど…俺、授業の時バリバリ本気出しちゃってたし…、この夏でもっと強くなったし…合格させてくれると嬉しいかな?

問題は魔法。なるべく抑えればいいと思うんだけど…抑えすぎてもだめだろうし…何より、普通の基準が全く分からん。こういうときって聞いたほうがいいよね。あとで聞いとこう。


「よし、初めは剣術からだ。訓練用の剣で私と対戦して、勝つか好戦だと判断した場合合格とする」

あ…授業とかは関係ないわけ?

「…。この場合、私が審判をする」

…めちゃくちゃいやそーだな〜。
そういやセンセーって俺が戦ってるとことか見たことないしな…
よし。

「…あの、魔法って無しですよね」

「…?それは…「使ってもいいぞ?」…はあ?」

カリロンセンセーだ。

「実力を見て合格かどうかを決めたほうがいい。一度本気で戦ってみたいと思ってた」

…そっちが本音だよね。
まあいいけどさ!


「じゃあ、初め!」

武器は片手剣。
勝つというのは、殺しては駄目だから、降参と言わせるか戦闘不能にしたらこっちの勝ちだ。

まだセンセーは動かない。
取り敢えず、無詠唱&瞬間移動&不意打ち…だよね?(テンプレ的に?)

でも…注目されすぎてたらすぐにバレちゃうかも。
まあ、当たって砕けて上等!カンでなんとかするさ!

瞬間移動…

後ろへ回ると、センセーは、意外にも反応は遅く、はっと気づいて後ろを向いた。
まあ、その瞬間にはもう俺の刃はセンセーの首筋へとピタリとハマっていた。

…。ちょっとやり過ぎたね。
センセーがどのくらいの強さかわかっていなかったのと、一般人の基準さえよく分かっていない俺が抑えるなんてこと出来る訳がなかった。

「……。ハッ!しょ、勝者!ハルク!」

ぽけっとしていたがイルスセンセーは、急に復活した。
…。カリロンセンセーがヤバイ。

「………………。わ…私が生徒に、しかも五歳に遅れを取るとは…」

お?放心してたのが嘘みたいに喋りだしたけど…?
ネガティブだね…。
まあ、取り敢えず合格だよね。


「じゃあ、次は魔法ですね。ハルク君。君は一度も適正などを測ったことがないから、一度測ってからだ」

そう言って、魔法の水晶らしき玉を持ってきた。
そして、手を置くように言われた。

う〜む…ムムムムム…
こういうのって、ちゃんと操作しなくちゃだめだよな。
父さんに言ったのは、水属性と光属性だよな。
頑張ろう!

そうかた〜く決心した俺は、魔力操作をしながら、ほんの少し(感覚だけどね?)光と水の魔力を流した。

「おぉ!水属性…と、光属性が少し?!凄いな」

「ありがとうございます!」

ふう…ちゃんと出来たようで良かった…

「じゃあ、あの的に、最大限で魔法を当ててみてくれ」

え〜?!なんで?せっかく頑張ったのに!っていうかあれも魔法道具だよねっ?!
それに、最大限って…街吹っ飛ぶけどいいの?って駄目だよねー!
頑張ろう。もうそれしかない。

センセーの指差した的に向けて、水魔法をぶっ放す。

『ペキッ』

お、折れた〜〜〜〜?!

「…。まあ、普通の魔法は合格だ。次に、複合魔法。何でもいいから打ってみなさい」

スルーしてくれ…?あ!メガシンデル…
弁償は出世払いでっ!
複合魔法って…まあ、自分で頑張ればいいか。

「はい…」

次はもうちょっと弱めに…
えいっ!

水を変形させ、渦巻状にし綺麗さもかねて、ど真ん中を狙った。

『ポスッ』

あ…穴あいた…。

「………。まあ、いい。合格だ」

「ヤッタ〜!」

ってことでもう帰っていいよね?学校でてってもいいよね?
期待を向けた眼差しで先生を凝視した。

「…ハア、まあいい。明日でいいから、部屋を出る準備を…」

そこまで言って、センセーが硬直した。

…?カリロンセンセーはまだ落ち込んでるし…弁償はスルーしてくれたし…他に…?
恐る恐る後ろを振り向くと…やはりいた。

「ハルク…。やっぱりここに居たかー!!!!」

寮へと走る。
オットソノマエニ…

「学園長にはよろしく!イルスセンセー!」

そう叫んで、父の静止を振り切り、部屋へと瞬間移動した。

間に合ってよかった〜!

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 最後まで読んでいただいてありがとうございました。
 正直に言うと、三連休楽しみたかっただけです。
 すいません。
 前回同様、誤字•脱字などがあれば感想を通じてお知らせください。
 これからもよろしくお願いします。

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