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これから始まる冒険 6章
6話 買い物は難しい
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「……何でこんなのしか…」
ハア…という溜め息とともに溢れた言葉は、より二人の罪悪感を引き立てる。
反省はしているのか、決まり悪そうな顔をし、二人同時に言った。
「「ごめんなさい」」
本当に…何でこんなのしか…。
遡ること、数十分前…
「さてと、ジルたちどっこかな〜?」
ギルドをでてすぐ前の通り。
いわゆる商店街と言うやつだ。
ここは、ありとあらゆる食材から生活用品まで沢山のものが売っていて、奥の方へ行くに連れて高級感満載の建物に変化している。
つまり、奥に連れて貴族の家が多くなっていっている。
まあ、まさにメインストリート。
しかも、差別意識が少ないせいか平民でも頑張れば手が届くような値段だ。
商店街兼メインストリートといったなんでも揃っている凄い通り。
まあ、これだけ店があれば食料とかが無いなんてことはないだろう。
そう思いながら、連絡を取ろうと魔石に手を掛けた。
『ま〜っさと!今どこ?』
『あ!颯!今は、貴族街近くにある食料品店で…』
『は?』
貴族街近く=商品の値段が高い店
…。
手持ちってそんな多かったっけ?
『行くから、何も買わずに待っとけよ?』
『え?!…う、うん…』
声の調子(?)が変わったからか、怯えたような声(?)になっていた。
だが、ここは問題ではない。
旅用のお金が無くなる!!
魔法で身体強化をしながら食料品店を走りながら見て回った。
そして、10、11店目辺りで見つけた。
変な商売人に捕まっている。
「ジル!雅人!来い!」
怒りで顔がピクピクと震えそうになったから、取りあえず笑顔で言った。
すると、声が聞こえたのか急いで走ってきた。
そして、声を合わせて…
「「ごめんなさい」」
…?
「えっと…それって意味分かって言ってる?」
「「わからないです。すみません!」」
声を揃えて言った。
…わかんないのに何でかな?
「…で?買ったのは?」
取りあえず、買った物を見せてもらう。
…安いのだったらいいのだが…。
「はい…」
雅人がポーチから出した。
…それは
「食料でもないじゃん」
魔石だった。
それもかなり高級。
くすんだ色が全くなく、きれいな紫色。
きれいだが、今日ばかりは忌々しい色としかない。
「…さっきのお店の人が、仕入れたばっかりだからって…」
「そして、金持ちそうだからと漬け込まれて買っちゃったと…」
「ごめんなさい」
まあ、貴族街の近くで買うというだけでも金持ち扱いだからなぁ…。
こんなにいい魔石は滅多にお目にかかれない代物だ。
だが、
「残りのお金は?」
「…ないです」
「………。」
食、食料…
「食料どうするんだよ!」
「すいません。…いい人そうでしたので…」
ジルが申し訳なさそうに言う。
…ああいう顔はいい人じゃなくて運臭い顔っていうんだよ…。
「ハア…」
…カクガクシカジカで、今に至る。
「…もう、いっそ魔物とか動物…食うか」
その思考に辿り着いた。
「えぇ…」
「何か文句あるのか?雅人?」
「ないです」
即答だな!おい!
というツッコミを内心に収めて言った。
「…仕方ない。もう行くぞ!」
確か、料理スキルと言うのがあったはずだ。
馬を捕まえて、今持ってる剣ででも魔物なり何なり殺して食材としよう。
「こんな場所で何時までも見世物になってるつもりはないしな」
「「え?」」
周りを見回すと、道行く人々がこちらを見ている。
まあ、道のど真ん中で怒鳴り散らしてたからな〜…
って!
「ヤバイ!父さん達が来る!」
「あ!それれもそうだ!」
「急ぎましょう!」
そう言って三人で駆け出した。
____________________________________________________________________________________________________
最後までお読み頂きありがとうございました。
いやぁ…やっと、学力推移調査(テスト)が終わりましたよ〜…。
前回同様、誤字•脱字などがあれば感想などを通じてお知らせください。
これからもよろしくお願いします。
ハア…という溜め息とともに溢れた言葉は、より二人の罪悪感を引き立てる。
反省はしているのか、決まり悪そうな顔をし、二人同時に言った。
「「ごめんなさい」」
本当に…何でこんなのしか…。
遡ること、数十分前…
「さてと、ジルたちどっこかな〜?」
ギルドをでてすぐ前の通り。
いわゆる商店街と言うやつだ。
ここは、ありとあらゆる食材から生活用品まで沢山のものが売っていて、奥の方へ行くに連れて高級感満載の建物に変化している。
つまり、奥に連れて貴族の家が多くなっていっている。
まあ、まさにメインストリート。
しかも、差別意識が少ないせいか平民でも頑張れば手が届くような値段だ。
商店街兼メインストリートといったなんでも揃っている凄い通り。
まあ、これだけ店があれば食料とかが無いなんてことはないだろう。
そう思いながら、連絡を取ろうと魔石に手を掛けた。
『ま〜っさと!今どこ?』
『あ!颯!今は、貴族街近くにある食料品店で…』
『は?』
貴族街近く=商品の値段が高い店
…。
手持ちってそんな多かったっけ?
『行くから、何も買わずに待っとけよ?』
『え?!…う、うん…』
声の調子(?)が変わったからか、怯えたような声(?)になっていた。
だが、ここは問題ではない。
旅用のお金が無くなる!!
魔法で身体強化をしながら食料品店を走りながら見て回った。
そして、10、11店目辺りで見つけた。
変な商売人に捕まっている。
「ジル!雅人!来い!」
怒りで顔がピクピクと震えそうになったから、取りあえず笑顔で言った。
すると、声が聞こえたのか急いで走ってきた。
そして、声を合わせて…
「「ごめんなさい」」
…?
「えっと…それって意味分かって言ってる?」
「「わからないです。すみません!」」
声を揃えて言った。
…わかんないのに何でかな?
「…で?買ったのは?」
取りあえず、買った物を見せてもらう。
…安いのだったらいいのだが…。
「はい…」
雅人がポーチから出した。
…それは
「食料でもないじゃん」
魔石だった。
それもかなり高級。
くすんだ色が全くなく、きれいな紫色。
きれいだが、今日ばかりは忌々しい色としかない。
「…さっきのお店の人が、仕入れたばっかりだからって…」
「そして、金持ちそうだからと漬け込まれて買っちゃったと…」
「ごめんなさい」
まあ、貴族街の近くで買うというだけでも金持ち扱いだからなぁ…。
こんなにいい魔石は滅多にお目にかかれない代物だ。
だが、
「残りのお金は?」
「…ないです」
「………。」
食、食料…
「食料どうするんだよ!」
「すいません。…いい人そうでしたので…」
ジルが申し訳なさそうに言う。
…ああいう顔はいい人じゃなくて運臭い顔っていうんだよ…。
「ハア…」
…カクガクシカジカで、今に至る。
「…もう、いっそ魔物とか動物…食うか」
その思考に辿り着いた。
「えぇ…」
「何か文句あるのか?雅人?」
「ないです」
即答だな!おい!
というツッコミを内心に収めて言った。
「…仕方ない。もう行くぞ!」
確か、料理スキルと言うのがあったはずだ。
馬を捕まえて、今持ってる剣ででも魔物なり何なり殺して食材としよう。
「こんな場所で何時までも見世物になってるつもりはないしな」
「「え?」」
周りを見回すと、道行く人々がこちらを見ている。
まあ、道のど真ん中で怒鳴り散らしてたからな〜…
って!
「ヤバイ!父さん達が来る!」
「あ!それれもそうだ!」
「急ぎましょう!」
そう言って三人で駆け出した。
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最後までお読み頂きありがとうございました。
いやぁ…やっと、学力推移調査(テスト)が終わりましたよ〜…。
前回同様、誤字•脱字などがあれば感想などを通じてお知らせください。
これからもよろしくお願いします。
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